ニュージランド南島ドライブ旅行も後半戦に突入。Wanakaに到着した翌日は、快晴で、絶好のトレッキング日和となった。いくつか選んでおいたトレッキングコースのうち、迷わずRob Roy 氷河トラックを歩くことに決定。<br />　途中の風景撮影の時間を見越して、日が昇る前の早朝にWanakaのモーテルを出発。目指すはWanakaから55Km離れたRob Roy氷河トラックの出発点のRaspberry Flat Car Parkへ。Wanakaから10Kmほど走ると、両側に牧草地が広がるダート道になる。走り始めてすぐに、鮮やかなサザンアルプスのモルゲンロートが出現。途中、橋が無いいく筋もの小川を車ごと突っ切って進むアドベンチャラスな気分を味わいながらのワイルドなドライブを楽しんだ朝のひと時の記録である。

Kia ora! 秋のニュージランド南島ドライブ旅行（１１）　Rob Roy氷河トラック出発地までの美しい風景とワイルドなドライブを楽しむ

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2018/04/18 - 2018/04/18

14位(同エリア63件中)

玄白さん

　ニュージランド南島ドライブ旅行も後半戦に突入。Wanakaに到着した翌日は、快晴で、絶好のトレッキング日和となった。いくつか選んでおいたトレッキングコースのうち、迷わずRob Roy 氷河トラックを歩くことに決定。
　途中の風景撮影の時間を見越して、日が昇る前の早朝にWanakaのモーテルを出発。目指すはWanakaから55Km離れたRob Roy氷河トラックの出発点のRaspberry Flat Car Parkへ。Wanakaから10Kmほど走ると、両側に牧草地が広がるダート道になる。走り始めてすぐに、鮮やかなサザンアルプスのモルゲンロートが出現。途中、橋が無いいく筋もの小川を車ごと突っ切って進むアドベンチャラスな気分を味わいながらのワイルドなドライブを楽しんだ朝のひと時の記録である。

エリア

ワナカ(ニュージーランド)

旅行の満足度: 5.0

同行者: カップル・夫婦（シニア）

交通手段: レンタカー

旅行の手配内容: 個別手配

地図を見る

午前7時前にWanakaのモーテルを立ち、Rob Roy氷河トラックのトレッキングに向かう。Wanaka湖の西側、Glendhu Bay付近を走っていると前方の雲が朝焼けしてきた。

グレンドゥーベイ滝・河川・湖
さっそく路肩に車を止めて、朝焼けの撮影開始。
イチオシ

Wanaka湖が一部切れ込んでGlendhu Bayという入江を形づくっている。方角は日の出の方向。日の出直前に東の雲が朱色に色づき始めた。
イチオシ

やがて西側のAspiring国立公園内のサザンアルプスの山並みの頂が朝日で赤く染まるモルゲンロートが出現。
朱に染まった雲をバックに一羽の鳥がゆうゆうと飛び去って行く。
サザンアルプスのモルゲンロート
少しづつ、白と朱色の境が山の裾野に降りてくる。先に進むことを忘れ、夢中でシャッターを切り続ける。
　牛たちも目覚めたようだ。道に出て朝の散歩？
ニュージーランドの道路は、家畜優先なので、道から退くまで、じっと待つ。
牛たちは、羊と違って人の姿をみても逃げ出すことはない。
ずらりと勢ぞろいして、カメラ目線の牛君たち。
モルゲンロートは終わったので、先に車を進める。どこまで行っても道の両側は牧場が続いているが、やがて牛から羊の牧場に変わって来た。
イチオシ

丘の上にベールのような朝霧がたなびいている。
背後の山の全容を入れて、もう一枚パチリ
牧場の奥には名もない滝が一筋、流れ落ちている。
地上すれすれにたなびく朝霧
地上すれすれにたなびく朝霧と羊たち
朝霧
モルゲンロートは消え、雪山は昼間の姿に変わった。
サザンアルプス、朝霧、羊の群れ、これぞザ・ニュージーランドの風景。
同じ場所をアップで。
朝霧と羊
日に照らされて輝く雪山と牧草地の緑のコントラストが美しい。
東側の山並みの影が、サザンアルプスの山肌に投影されている。
牧場の境界林が黄色に色づき始めている。
しばらく進むと、道は川沿いを走るようになった。川の名前はMatukituki 川。ニュージーランドの地名はマオリ語に由来するのが多いが、この川の名前もそうであろう。
Matukituki 川にも朝霧がたなびいている。
　やがて、小川の流れが道を横切っているところに出くわすようになってきた。車が渡れる程度の浅い流れで、fordというのだが、なかには本当に大丈夫かなと心配になるような流れもある。
イチオシ

道路脇に小さな池があり、水鏡がアルプスの山並みを映している。
イチオシ

羊、黄葉の境界林、サザンアルプス。
アップでもう一枚。
羊たちの道路横断。渡り終えるまで待機だ。
怪しげな人間がこちらをみているとでも言いたそうな視線をこちらに向ける羊クン。そして、毎度のことだが、次の瞬間にスタコラサッサと逃げ出す。
またまた、羊たちが道路横断中。
川の畔に向かって移動中。水を飲みに行くのかな？
またまた、じゃり道を横断して流れる小川に遭遇。
幸い後続車がいないので、川を渡り終えたところで、一枚記念撮影。
用心深そうにじっとこちらを見つめる羊たちを逆光でパチリ。
近づくとすぐに逃げられるので、望遠でもう一枚。
またも、羊の大群が、行く手の道を行進中。
やっと道が開いたので、そろそろと車を走らせる。
間もなく消えゆく朝霧。
Aspiring国立公園のサザンアルプスの山並み
今度は牛の行進に道を阻まれる。
我が物顔に道の真ん中をこちらに向かってくる。
対向車が、牛の行列のしんがりをノロノロと進んでくる。
群れから離れた羊が一頭、山の斜面で佇んでいる。
羊は、ほとんど群れているのが普通だが、一頭だけで単独行動しているのは珍しい。
牧草地で見かけたパラダイス・シェル・ダックの雌。雄とちがって、首から上が真っ白である。
　ようやく、Rob Roy氷河トラックの入り口のRaspberry Flat Car Parkに到着。
素晴らしいサザンアルプスのモルゲンロートや朝霧たなびく美しい牧場の風景に癒され、羊や牛の群れに行く手を阻まれつつも、砂利道を横切る小川をジャバジャバと車で横断するワイルドなドライブを楽しんだ朝のひと時だった。
　駐車場のトイレで用をたしてから、Rob Roy氷河を間近に眺めるトレッキングに出発だ。

続く