旧東海道石畳金谷坂を歩く

2018/04/02 - 2018/04/02

旧東海道金谷宿と日坂宿の間にある金谷坂石畳を往復しました。諏訪原城跡を見学したあとでこちらに寄りました。

石畳は金谷から牧ノ原台地を抜ける場所にあります。
急坂で尚且つ粘土質であることから滑りやすく、大名行列や旅人が苦労したため、幕府が石を敷き詰めさせた歴史があります。一旦は舗装されましたが、平成3年に町民の手で石畳が復元されました。

ここはハイキングコースにもなっていて、金谷駅から歩いてもよし。車なら、駐車場が下り側石畳茶屋、上り側諏訪原城跡にあります。

また中腹には「すべらず地蔵尊」が祀られており、石畳がすべらないことにちなんで合格祈願の名所となっています。

エリア 島田・金谷(静岡)

• 旅行の満足度: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車 徒歩

諏訪原城跡を見た後、旧東海道を歩いて5分も掛からず石畳の下り口に到着。

すぐ近くには「明治天皇御駐輦祉」の石碑があります。明治天皇が「遷都東幸」の途中で休憩された場所らしいです。

いろいろなハイキングコースがある。

一面お茶畑。

お茶の新芽が出てきています。

ここが石畳の下り口です。

木々に囲まれ、ヤマブキの花や…

シャガの花が咲いていました。

風情ある道を降りて行きます。石はだいぶ大きくて歩きにくいので、スニーカーなどで行くのがいいと思います。

しばらく行くと、赤いのぼりが見えてきました。

すべらず地蔵尊に着きました。この先すべらないように六角堂にお参り。

案内板。

絵馬がたくさんありました。ベンチもあり、一休みするのによい場所。

更に下っていきます。

桜の木があり、花吹雪で落ちた花びらが石の縁に溜まってきれいです。

鶏頭塚に到着。巴静という江戸時代の俳人が詠んだ石碑があるそうですが、写真を撮り忘れました。

三猿の庚申塔。

庚申堂。徳川時代の大盗日本左衛門がここを夜働きの着替え場所としていたとか。

無難息災、家内安全を祈願し、昔から土地の人々に信仰されていた。

10分ほどで石畳茶屋に到着。月曜日は定休日。

石畳茶屋の下に駐車場とトイレがあります。

石畳茶屋から見た金谷の風景。

一服したのち、来た道をまた登ります。こちらは登り口。

八重のヤマブキも咲いています。

登りは結構急坂です。疲れないコツは、歩幅を小さく、ゆっくりと、規則正しい呼吸で。

20分くらいで下り口に到着しました。日頃のウォーキングのお蔭かそれほど疲れませんでした。

諏訪原城の駐車場までもうひと頑張り。

諏訪原城跡付近まで戻ってきました。城跡見学と石畳往復で約2時間半のウォーキングでした。

城跡の近くには「アルム珈琲店」「珈琲と雑貨の店こもれび」があり、休憩していくのもいいでしょう。また、少し歩いたところに石畳菊川坂もあるので、そこを降りて日坂宿方面に行くのもオススメ。