古都鎌倉　さくらめぐり　（後半：建長寺、鶴岡八幡宮、段葛、妙本寺）

2018/03/30 - 2018/03/30

古都鎌倉は四季折々の花が美しい。

鎌倉の花めぐりは何度か来ているが、桜の時期は初めてである。
今回の花めぐりも、北鎌倉からの古寺出発。
前半は、円覚寺、東慶寺、浄智寺の桜などを見た後に、葛原岡ハイキングコースを通って葛原岡神社、源氏山公園、さらに海蔵寺、英勝寺を訪れた。
後半は、鎌倉を中心に建長寺、鶴岡八幡宮、段葛、妙本寺 等を訪れた。

鎌倉は圧倒的な桜は無いが、さくらと古寺はよく似合って日本の美しい風景が見られた。

【前半】　https://4travel.jp/travelogue/11345705
（１）円覚寺　広い境内で桜も。
（２）東慶寺　縁切り寺。四季折々の花の寺。
（３）浄智寺　七福神、布袋尊。さくらは少ない。
（４）葛原岡神社　さくらいっぱいだった。
（５）源氏山公園　ここもさくらいっぱい。
（６）海蔵寺　今はハナカイドウ。
（７）英勝寺　薄墨さくら。
【後半】　https://4travel.jp/travelogue/11346370
（８）建長寺　総門からの桜並木、半僧坊への桜並木が見事。
（９）鶴岡八幡宮　源平池のさくら。
（10）段葛　５００ｍの真っ直ぐな桜並木。
（11）妙本寺　さくらにハナカイドウも見ごろ。

エリア 鎌倉(神奈川)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 交通手段: JRローカル

建長寺　総門

後半の花めぐりは建長寺からスタート。
鎌倉五山第一位、臨済宗建長寺派大本山である。

建長寺 寺・神社・教会

総門の向こうには

ピンク一色のさくら。

桜並木が続く

さくらのトンネルだ

空はピンク色

建長寺　三門

円覚寺と同様に、建長寺の三門は立派。

三門から

なにやら円覚寺と同じ構図。

三門から

建長寺三門は、三間二重門としては東日本最大の規模を誇る。

三門

仏殿

さくらと

地蔵菩薩坐像が安置されている

法堂（はっとう）

続いて法堂。
ここの天井画「雲龍図」を見るのが楽しみ。

天井画「雲龍図」

円覚寺でも天井の龍を見た。
平成１２年、建長寺創建７５０年記念事業の一環として、鎌倉在住の画家小泉淳作氏によって描かれた見事な龍。足かけ３年に亘る大作である。

回転してみた

縦横比も変えて。

方丈前は枝垂れ桜

枝垂れ桜

方丈の正門は「唐門」

飾金具が華やか。
こちらのさくらはソメイヨシノ。

半僧坊へ

半僧坊権現に向かう参道にも桜がいっぱい。

狛犬の足の間から

さくらを覗いてみた。

桜並木が続く

明るい陽射しに、桜並木が続いている。

どこまでも続く

期待以上の桜並木が続く。

半僧坊権現へ

天狗と桜がお出迎え。

半僧坊大権現から

湘南の海も霞んでいる。
もちろん、富士山も見えず。

石段を戻って

桜並木を上から。
入口へ戻って行く。

法堂を左に見て

仏殿の近くに「曙観音」

さくらに囲まれて。

総門まで戻ってきた

さくらのトンネルに大勢の人が続く。

鶴岡八幡宮へ

鶴岡八幡宮は古都鎌倉の中心。

鶴岡八幡宮 寺・神社・教会

参道のさくら

脇の参道は見事なさくら。

源平池

朱塗りの橋は桜とマッチしている。

池の周りもさくら

旗上弁財天社へ

橋を渡って行く。

白いハトが

鎌倉名菓鳩サブレーみたい。

振り返って

いつもながら人も多い。

段葛（だんかずら）　三の鳥居

鶴岡八幡宮の社前の道をまっすぐにして、由比ヶ浜まで通じさせた。
今は由比ヶ浜の手前（二の鳥居）で終わっている。
段葛は参道の両側に葛石を積み重ね堤を築いたのでそう呼ばれる。

凄い桜並木

この辺は道が細い。
遠近法を使って、道はだんだん広く成って行く。
(二の鳥居から見るとだんだん細くなり遠くに見える）

まっすぐに続く

現在の段葛は三の鳥居から二の鳥居までの約５００m。
先の方に見えるのは二の鳥居。
だんだん道が広く成って行く。

振り返って

鶴岡八幡宮が遠ざかって行く。

アップで

青空に

二の鳥居

今はここから段葛が始まる。

鶴岡八幡宮 寺・神社・教会

二の鳥居から

二の鳥居

横から桜並木。
一の鳥居はもっと由比ヶ浜寄りにある。

妙本寺　総門

最後の訪問は、さくらやカイドウで知られる妙本寺。

妙本寺 寺・神社・教会

方丈門

妙本寺は、日蓮宗の寺院で、日朗を開山として文応元年（1260)に創建された。
もとは比企能員の屋敷で、建仁３年（1203)、比企の乱で比企一族が、北条氏を中心とする大軍に攻められ、滅ぼされた地。比企一族の供養塔もある。

本堂もさくらで

妙本寺の本堂は、１９３１年（昭和６年）の再建。

本堂

二天門

本堂を過ぎると右手に二天門が見えてくる。
仏教の守護神である四天王のうち、持国天と多聞天（毘沙門天）を安置していることから「二天門」と呼ばれている。

二天門から祖師堂

祖師堂は、約170年前に建立された鎌倉でも最大規模の木造のお堂で、日蓮をお祀りしている。

さくらが満開

祖師堂見え隠れ。

手前にさくら

奥の紅いのはカイドウ。

枝垂れ桜も

花吹雪

突然の風で花吹雪。
大きな白い点も散った桜の花びら。

ハナカイドウ（花海棠）

祖師堂の前にはハナカイドウ。
海蔵寺でも見たハナカイドウが見ごろ。

ハナカイドウ（花海棠）

カイドウには着物姿

カイドウには着物姿

青葉にも着物姿

祖師堂から見た

ハナカイドウとさくら。

日蓮上人像もさくら

境内には日蓮聖人鎌倉開教聖地の碑がある。

日蓮上人像もさくらを見ている

これで鎌倉のさくらめぐりは終了。
古寺とさくらはよく似合う。