2017/09/06 - 2017/09/10
1273位(同エリア2199件中)
三峯霧美さん
2016年の秋から、冬、春と旅をしてきた京都、今回は夏。
と言っても、暦の上では秋の9月初旬ですが、木々の緑が濃い季節の京を廻ってきました。
水曜出発の土曜帰りの予定でしたが、予約を間違えて日曜帰りで申し込んでしまい、さんざん悩みましたが、思い切って四泊五日!たっぷりと京都を楽しんできました。
1日目は貴船と鞍馬、二日目は妙心寺、三日目は比叡山と日吉大社、四日目は苔寺と善峯寺、五日目は東福寺。
今回も歩き回って、あっちこっち見どころ満載の京都の旅です。
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今回も自宅を5時前に出て、始発から2番目の電車で東京駅。
東京駅に早く着いたのでスタバでコーヒーを買いました。
地元駅前のコンビニで、普段は買わないちょっと高めのサンドイッチを買い込んで旅の気分を盛り上げます。
7:20発ののぞみで京都へ。
だいたい、朝ご飯は食べないんだけど、ひとり旅はランチが遅めになる・・・もしくは食べなかったりするので、移動中の腹ごしらえは重要。
ホッとしたら、名古屋まで眠っちゃって、記憶が無い。 -
9:38 京都駅着 八条口のコインロッカーに荷物を預けて、地下鉄烏丸線に乗って終点の国際会館駅へ、予定より一本早い電車に乗れました。
10:10 国際会館駅着。
さて、夏の貴船は川床のため曜日に関係なく、一本道は大渋滞・・というか、数時間は動かないと聞きました。
この日は9月に入った平日。タクシードライバーさんに聞くと、今日は混雑していないという、こりゃラッキーかもと、タクシーに乗り込みます。国際会館駅 駅
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京都の旅は、公共交通機関利用を自分的にルールとしているのですが、さすがに奥宮まではバス停から1.2㎞の道を歩くしかなく、この後の予定の為、時短狙いでタクシーを使いました。
ドライバーさんの言う通り、皆さんが歩いているところを、す~~とプリウス君で通過して、「あ~マジ、すんません、タクシー使っちゃって」と、妙な言い訳を自分にして、あっという間に奥宮到着。
料金は¥2680
タクシーの後姿を見送ります。サンキュ!プリウス! -
10:40 貴船神社 奥宮
写真は明るく写っていますが、実はもう少し薄暗い雰囲気です。
先ほどまで雨が降っていたのか、しっとりと濡れた緑に神門の朱が映えて、とても綺麗です。
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神社の奥宮というと、本宮より敷地も小さく、祠も小さいものというイメージです。場所によっては、本格登山で命がけ(大げさ)じゃないと参拝できない場所にあったり・・。
しかし、ここはとても広いです。
というのも、1046年7月まで神社本宮はここに在りました。水害で社殿が流出して、1055年に現在の本宮に再建遷座して、ここは奥宮となったのです。 -
左側の崖に御神木。「連理の杉」
別々の木が重なって一つになるのを連理といい、夫婦和合、夫婦の契りが深いことを意味します。
これは杉と楓が和合したとても珍しいもので、貞明皇后(大正天皇の皇后さま)が参拝の折、賞賛されたそうです。 -
京都の神社らしく、舞殿の奥に本殿があります。
創建由緒は不明ですが、1300年前にはすでに社殿造替が行われたという社伝があるそうです。
玉依姫命が黄色い船に乗って、淀川・鴨川・貴船川をさかのぼってここに上陸し、祠を営み水神をまつり、「黄船」が社名の由来とか・・・。黄色は貴人を表す色なんだとか。
現在の本殿からだと、徒歩で15分あるので、参拝者は少ない。
山の中に開けた境内は、とても静かで心が落ちつき、雨を含んだ木々が水の神様をまつった神社のイメージとして、しっくりきます。 -
貴船神社 奥宮
祭神 闇?轗神(くらおかみのかみ) 本殿の祭神 高?轗神(たかおかみのかみ)と同一神といわれています。
本殿の真下には龍穴という大きな穴が開いていて、誰も見ることは許されないそうです。 -
玉依姫命が乗ってきた黄船は人目を忌み小石で覆ったと伝えられます。
それがこの「御船形石」
この小石を戴いて携帯していると海上安全と言われます。わきに落ちていた小石を一つ頂きました。海に出ることは少ないと思いますが・・・。 -
こちらが本宮で頂いた、奥宮の書置き御朱印。
日付のハンコ押しです。 -
境内にお参りする人を見る狛犬の目線を追って見る。
貴船神社は「きふね」と濁らず、「気生根」とも、気が生ずる根源の地。
神気に触れるだけで、元気がよみがえると言われます。 -
今回の旅は、雨を含んだ瑞々しい木々に囲まれた神社の、水の神様をお参りするところから始まりました。
名残惜しさを残して、本宮方面に下っていきましょう。 -
10:56 タクシー利用し、いきなり奥宮からの参拝なので、本宮が最後のお参りになります。参道を下っていきます。
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ん?参道に転がる黄色い物体。これ・・・くるみ?とちのみ?
猿の忘れ物かな? -
奥宮参道の鳥居(三の鳥居)です。思ひ川に架かる橋、以前はこの川で禊をして本宮(現奥宮)をお参りし、「御物忌川(おものいみがわ)」と呼ばれていました。
和泉式部が恋の成就を願ったので「思ひ川」と呼ぶようになったとか。 -
11:03 相生の杉 御神木 樹齢千年という、相生は仲睦まじい夫婦とも、相老に通じて夫婦ともに長生きできるという意味もあるそうです。とりあえずお参りしちゃう。つれと自分の健康を祈ります。
相生の杉の奥には 末社の「私市社」と「林田社」併せて「二ツ社」といい、貴船明神の荒魂を祀っています。 -
同じ根から生えている二本。夫婦に例えられるのも、わかります。
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相生の杉あたりから、川床料理のお店が並んでいます。
貴船川の上に床を造り、そこで食事ができるのです、涼し気ですよね。
ランチのお値段を調べてみましたが、やはり、設備費込みということで、最低でも片手は必要。観光地値段だし、それに和食はそもそも、お値段が張ります。 -
ついでに言うなら、川床料理はお二人様から、席数に限りがあるからでしょう。
ランチタイムの始まりの時間ですが、一人で歩いている私には呼び込みの声はかかりません。
道はずっと下り坂、先ほどのタクシードライバーさん が、奥宮までは思った以上に上り坂だから、歩いて行くと疲れますよと言ってたな。 -
11:09 結社 ゆいのやしろ (中宮) 道路の向かい側はずっと川床。
縁結びの神様として、女性の参拝が多いようです。 -
祭神 磐長姫命
そうです、あの美女の木花開耶姫の姉神、父神が姉妹を瓊瓊杵尊に嫁がせますが、「ブスだからいらん」と返されたあのお姉さま。
ここでは磐長姫命は「縁結びの神として良縁をさずけん」とおっしゃられたとして祀られております。いやいや、前向きだこと。 -
瓊瓊杵尊は、磐長姫をめとらなかった故、永遠の命を失います。
出雲の佐太神社の近くじゃ、縁切りの神様として妹姫の縁結びの神と背中合わせにまつられていたっけ。縁切りの神社って珍しい。
ここでは、縁結びの神様なんですね。 -
結社でのイベントは「緑色の結び文」に願い文を書いて結びつけ、良縁を祈願します。
以前は境内にある細長い葉を結んで願ってたそうですが、自然破壊防止で紙に変わりました、だから緑色。
欲張って、自分だけじゃなく、息子二人の分まで書いちゃった。 -
結ぶ場所を探すほど、びっしり結びつけられた文。
何とか結び終わって歩き出し、ふと振り返ったら、もう自分のがどれだったのか分からない。 -
和泉式部の歌碑
「もの思へば 沢の蛍も わが身より あくがれいづる 魂かとぞ見る」
再婚した夫の藤原保昌の心が自分から離れ、貴船神社にお参りして歌を奉納して夫の心が戻ってくるように願いました。
・・・恋しく思いつめて、沢を飛ぶ蛍が、まるで自分の体からさまよい出ていく魂のように見える・・・
この後、和泉式部は縁結びの祭りを行い、それを見た夫の保昌の心は戻り、夫婦円満になったそうです。 -
11:18 結社を下り、本宮に向かいます。道は本当に細く、少し大きな車が来ると、相互通行が難しい。車が集中すると、何時間も動かなくなってしまうのも、判ります。
ところで、先ほどの、和泉式部の歌に、貴船明神が返した歌が伝えられています
「おく山に たぎりて落つる 滝つ瀬の 玉ちるばかり ものな思いそ」
・・・山の奥のたぎり落ちる滝の水玉が飛び散るほどに、思い悩んではいけない・・・今でいう、診療療内科かカウンセリングですね。 -
ずっと川床料理の店が並びます。川下から上がってくる客を待つ店員さんたち。
あまりに悩みが辛いと、魂が蛍のように抜けてたり、滝の水のように心が砕けて散ってしまったほうが楽になれるのではと、思ってしまいます。
でもね、まあ、そうはいかないんです、対峙し乗越えるか、通り過ぎるのを待つしかないのでしょう。まじ辛いですけどね。 -
11:23 本宮 奥の鳥居
こちらは貴船神社本宮の裏の鳥居です、逆にお参りしているので、ここから入ります。。 -
奥の参道、あまり人がいません。
結社、奥宮も参拝する人は少なかった。 -
奥宮へ続く神門から本殿が見えてきました。少し明るくなってきたようです、
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11:26 階段を登っていくと、拝殿
貴布禰総本宮 貴船神社 式内社 二十二社
祭神 高龗神 たかおかみのかみ 降雨・止雨を司る竜神
水源の神様なのだそうです。貴船神社 寺・神社・教会
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神水 天然水の湧水、自由に汲むことができます。 ちなみに手水舎は階段の下にあります。
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ここのメインイベントは、「水占みくじ」 占いの神を授与所で頂きます。
それを神水に浮かべると・・・文字が浮き上がってきます。
これだけ寺社巡りをしてると、おみくじはほとんど引きませんが、ここは特別。 -
おみくじの紙にQRコードがあって、そいつを読み取ると、おみくじの内容をスマホに保存できるんです。
数年ぶりのおみくじだった1月の清水寺も大吉、そして今回も大吉でした。
・・・とても、大吉とは思えない一年でした、まじに。 -
御神木の桂 根元から何本もの枝が広がり、とても綺麗です。
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御朱印は墨書き
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水の神様なので、水玉の御朱印帳を衝動買い。この衝動買いのおかげで、旅の間中にどんどんと荷物が増えてしまいます。
水玉の御朱印帳はゴールドとピンクと黒の3種類、悩んで、きれいなピンクにしました。そのほかに菊と桜もあります。
ただ、この表紙の紙はとても傷つきやすいので、取扱注意ですね。 -
本殿脇には川を見下ろす参集殿 ベンチがあって、対岸の緑を見ながら休憩できます。
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ちょっと休憩。日差しはありませんが、湿度が高く、しっかり汗をかいているので、水分補給をしました。
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貴船神社といえば、この石段の参道の景色が一番有名ですね。
参拝する方がとても多いので、しばらく待たないと、人が途切れません。
外国の方もたくさんいらしていますが、この先の結社や奥宮には参拝されないようで、ここから戻っていく人が多いです、 -
レンタル着物の日本人女性二人、「おしとやか」なんて、死語になりつつありますが、着物を着ると、日本人女性の立ち振る舞いはおしとやかになります。
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11:53 石段手前にあるのが二の鳥居。
メインの石段も撮影したし、ゆっくりと道を下ってバス停に向かいます。 -
貴船の料亭街は、鞍馬寺参拝後に貴船に降りてきて、休憩する茶屋が集まったところから発展していったんだと、タクシーのドライバーさんから聞きました。
この後、鞍馬に行くのですが、当初の予定では一日かけて鞍馬寺から貴船に歩いて降りてこようと思っていました。 -
ここが鞍馬寺から降りてきたところにかかっている橋です。
しかし、ひとり旅で足に自信がなく、何か事故でも起こったら、他人様の手を借りないと下山できないなどという事態になりかねないので、鞍馬の山越えはあきらめました。 -
橋を渡ったところにある、鞍馬山の入り口。
こちら側から入ると、ずっと登りなので、ほとんどの方が鞍馬寺から木の根道を通って貴船に下山します。 -
お土産屋さんなど見つつ、貴船のバス停へ。
丁度バスが到着したところでした。
12:00 バスで叡山鉄道の鞍馬口駅に向かいます。 -
バスは駅の入り口近くに停車するのですが、1~2分歩くと、貴船神社の一の鳥居があるので、撮影に向かいます。
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12:08 ここが貴船神社の一の鳥居です。その先に神橋が架かっています。貴船川と鞍馬川が合流する場所です。
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鳥居のそばに「梶取社」 祭神 宇賀魂命
玉依姫命が淀川、賀茂川をさかのぼり、上手に梶を操った梶取大神が祀られているともいわれているそうです。人生進路守護の神。
鳥居の先の神橋は「梶取橋」というそうです。梶取社 寺・神社・教会
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さくっと撮影して、貴船口駅から叡山鉄道に乗って鞍馬に向かいます。
とっても懐かしい、公衆電話ボックスがある!
お天気があまり芳しくなく、湿気がすごいのですが、龍神をまつる貴船にはとてもマッチした天候でした、雨を含んだ木々の緑がとても綺麗でした。貴船口駅 駅
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