2017/09/06 - 2017/09/10
1282位(同エリア1625件中)
三峯霧美さん
旅の三日目、比叡山から坂本側に出て、日吉大社をお参りする予定を立てました。
延暦寺だけでなく、日吉大社も、あまりに広すぎて、一日で全部廻ることはできず、やはり、延暦寺で一泊すればよかったと、後悔しきり。
3時過ぎに坂本側に下山して、日吉大社へ。
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15:19 坂本ケーブル駅の到着し、皆さん日吉大社や駅に向かうようですが、一人別方向に歩いて日吉東照宮に行きます。
それも最短距離の裏側からなので、人気のない道を進み、東照宮の看板の示す怪しげな小路に入ると、いきなり日吉東照宮の参道の上部に出ます。 -
15:21 日吉東照宮
祭神は言わずと知れた徳川家康公
1623年に天台宗の僧侶だった天海上人によって造営されました。
本殿、石の間、拝殿の権現造で、豪華絢爛な日光東照宮はこの様式を基に建てられたそうです。いわゆる「ひながた」ですね。日吉東照宮 寺・神社・教会
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明治までは延暦寺の末寺でしたが、神仏分離で日吉神社の末社になりました。
拝観は土、日、祝日とWebに記載されていたので、無人だろうと、あきらめていましたが、なんと金曜なのに社務所が開いているし、拝殿の中も参拝できました。
拝観料を納めて、御朱印帳を預けてお参りです。 -
本殿の壁は見事な松が描かれています。屋根を支える木組みも彩色がとても綺麗です。
あまりに見事な出来栄えだったので、日光東照宮に採用されたそうです。 -
拝殿の中、素晴らしい装飾、風雨にさらされない屋内はとても綺麗です。
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石の間の奥に本殿の扉、金色に輝いています。
社殿、唐門、透塀は国指定重要文化財。 -
下調べでは平日は無人という事でしたが、せっかくここまで来たら見ておきたいと訪問したので、拝観して御朱印を頂ける幸運に感謝です。
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境内からはこの景色、ゆっくり眺められるようにベンチが置いてありました。
琵琶湖を見下ろすというのは、やっぱりここは標高が高い山の裾野なんですね。 -
御朱印を頂きました。
社務所の方に、拝観券を持って日吉大社に行くと、50円割引になるからと、教えていただきました。 -
さて、下の県道に出るので、参道の石段を下りて行きます。
石段の最上部は整備されて綺麗ですが、途中は石段の幅が広くなり、そこが傾斜していて、ほぼ坂なのです。 -
コンクリート造りの急坂で途中に段があります。雪だけじゃなく、雨でも足元が滑りそうです。
この石段の登りは辛そうですね、やっぱ登らないで良かった。 -
15:33 県道に降りて、日吉大社に向かいます。近くの比叡山高校の生徒たちの下校時間。きちんと並んで、車が通過するのを待っています。
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日吉大社の手前で、延暦寺の正参道の入り口が現れました。
綺麗な石段が整備されているのはこの辺りまでで、しばらく行くと、ハイキング道になるらしいです。 -
15:37 道が曲がったところに日吉大社の鳥居があります。
日吉大社
式内社 二十二社 -
少し進むと受付。東照宮の拝観券を見せると50円割引になりました。
手前の自販機で飲み物を調達、熱中症予防です。
汗をかいているので、イオン飲料がうまい! -
まずは一番奥の西本宮に行くので、大宮橋を渡ります 日吉三橋の一つで国指定の重要文化財。
日本百名橋にえらばれています。 -
隣にも橋があります、こちらも日吉三橋の一つで、走井橋。
走井祓殿社に向かう橋で、太い松の枝が橋に架かっています。
夏越しの祓と大晦日の大祓式と山王祭始めのお祓い式では必ずこちらを渡るんだそうです。 -
山王鳥居が見えてきました。日吉大社限定デザインの鳥居。
元は大山咋神を祀ってきた神社で、その後大和国の三輪山から大物主神が勧請されました。
「日吉」は昔「ひえ」と読み、「日枝」=「比叡」の字が充てられます。
延暦寺ができてからは地主神として延暦寺の守護神とされました。 -
天台宗が全国に広がり、山王権現も天台宗の寺院の鎮守として全国に勧請され、日吉、日枝、山王神社は全国に3800社、その総本社です。
参道を進むと神猿舎があります。お猿さんがいます。
猿は「まさる」「魔が去る」「勝る」と言われて縁起が良く、魔除けの象徴となりました。なぜ猿なのかは良く分かっていないようです。 -
さらに進むと「祇園石(ぎおんいわ)」という霊石
祇園の神様(牛頭天王)が降りたつ霊石で、岩の窪みにたまる水は目によく効くんだそうです。
疫病、厄除け、目の平癒にご利益があるそうです。 -
こちらは「大威徳石(だいいとくいわ)」看板には詳しく解説がありません。
五大明王の大威徳明王が宿る霊石。
大威徳明王は六面六臂六足の姿をして、怨敵調伏のご利益があり、戦国時代は戦勝祈願の神様だったそうです。
怨敵調伏は今の時代は大っぴらにお願いはできませんよね。 -
15:52 西本宮楼門
日吉大社は1571年に織田信長の比叡山焼き討ちで、すべてが焼失してしまい、現在の建造物は、それ以降(1586年)に再建されたもので、特に豊臣秀吉は自身の幼名が日吉丸であだ名が猿だったこともあり、復興に尽力したそうです。 -
楼門、拝殿、本殿がまっすぐ並び、楼門から伸びた瑞垣が敷地をぐるりと仕切っています。
日が陰り、涼しい風が吹いて来ます。9月に入り、日の入り時間も早くなってきています。 -
拝殿
まずはお参り前に、授与所で御朱印帳を預けます。
日吉大社の御朱印は15種類あります、多いな・・・。
山王七社は2種類ずつあるので、1種類だけ頂くことにしました。
8種類書いていただくと、とても時間がかかりますが、平日のこんな時間、御朱印を待つ人は誰もいないので助かりました。 -
こちらが本殿です。本殿前は入れないので、拝殿の正面からお参りしました。
1586年建立の国宝です。
祭神は大己貴神 山王二十一社の上七社(山王七社)の本宮
本地仏は釈迦如来 神仏習合時代は「大宮」「大比叡」延暦寺東塔の地主神
神紋は 牡丹 -
御朱印を待つ間、楼門のお猿さんを探しました。
お!いたいた!「棟持猿(むなもちさる)」というそうで、軒下で屋根を支えるようなポーズで四隅にいます。
妙に健気だって思っちゃう。がんばれよ! -
テントが張られた下にはテーブルとイスがあって、絵馬を描くスペースになっています。
自分でお猿さんに顔を書き入れるんですね。かわいく書けるといいですね。 -
16:12 そろそろ御朱印出来上がったかな?・・・ちょっと行ってみましょう。
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御朱印、いただきました。
綺麗な字ですね。羨ましいです。
お習字を習っても、きっとこんなにきれいに書けないだろうな・・・。 -
金の御朱印も頂きました。
書置き、金泥で日付を入れていただけます。
さて、ここから東本宮に向かって参拝していきます。 -
西本宮のすぐ横にあるのが
竈殿社 祭神 奥津彦神・奥津姫神
山王二十一社の下七社 末社 「大宮竈殿」本地仏 大日如来
家庭守護 調理上達 火防
竈(かまど)の神様で、西本宮の料理を司る神様
なんだか伊勢神宮の内宮と外宮の関係みたいです。 -
竈殿社の奥に立派な包丁塚がありました。
竈の神様=台所の神様=包丁の守護神というわけで、私もお参りいたしました。
お料理上手になりますように。
6月には包丁祭が行われるそうです。 -
16:15 宇佐宮 本殿
祭神 田心姫神
上七社(山王七社)摂社 「聖真子」(しょうしんし) 阿弥陀如来
1598年造営 国指定重要文化財
社殿正面の両側に橘が植えられているのは、神紋が橘だからだそうです。 -
田心姫神は宗像三女神の一柱で航海と海上安全を守護する神様です。恋愛成就のご利益もあるそうです。
古事記では大国主神(大己貴神)の妻で、2神が生まれています。
宇佐八幡宮の多紀理姫命と同じ神様が祀られているので「宇佐宮」。 -
宇佐宮拝殿越しの本殿。
この時、日吉大社の参拝時間は5時までだと勝手に思い込んでいました。
実は4時半だったのですが、参拝者が数人いたのもあって、全然気にせず。 -
宇佐宮の御朱印です。
宇佐宮は延暦寺の横川の地主神です。 -
宇佐宮の隣にある
宇佐若宮 祭神 下照姫神
中七社 末社 「聖女」 如意輪観音
美容 縁結び 念入りにお参りしましたよ!
下照姫神は大己貴神(西本宮)と田心姫神(宇佐宮)の子です。
お社は数年前に修造されたようです。 -
宇佐宮の横に、スポットライトのような日差しに照らされた宇佐竈殿社(奥側)と気比社(小さいほう)奥の日陰にあるのが宇佐若宮です。
お参りして行きなさいねって言われてるみたい。
宇佐竈殿社 祭神 奥津彦神・奥津姫神
竈殿社があるのは、西本宮と東本宮と宇佐宮だけです。
気比社 祭神 仲哀天皇 下七社 末社
「毛比」 聖観音菩薩または大日如来または阿弥陀如来
国家安泰、延命長寿、武運長久
仲哀天皇は日本武尊の第2子で14代天皇、誉田別命の父。
気比神宮の神様と同じなので「気比社」。 -
宇佐宮境内から階段を降りると水路が滝のようになっています。
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16:20 白山宮(白山姫神社)しらやまぐう
祭神 菊理姫神(白山姫神)上七社(山王七社)摂社 「客人」 十一面観音
858年にこの地に降臨されたと伝えられる、北陸の白山の神様です。
仲裁の神 夫婦和合 縁結び
神紋は二本杉 -
白山宮拝殿からの本殿
本殿は1598年に造営された、国の重要文化財。 -
西本宮で頂いた白山宮の御朱印です。
祭神の菊理姫神は日本書紀に、一瞬だけ登場する神様です。
イザナミに会いに黄泉を訪れたイザナギは、変わり果てたイザナミの姿を見て逃げ出します。黄泉比良坂で追いつかれたイザナミと口論になり、それをとりなしたのが泉守道者と菊理姫神なので、縁結びの神様と言われています。 -
白山宮の隣にずらりと並んだお宮、手前から
劔宮社 下七社末社 瓊瓊杵命 「剣宮」?利伽羅不動 金運上昇・武運長久
石川県白山市の金劔宮の分霊
小白山社 大己貴神 医薬・厄除け・縁結び 大黒様
八坂社 中七社末社 素佐之男尊(五男三女神)「下八王子」虚空蔵菩薩
疫病退散・縁結び
北野社 菅原道真公 学業成就・諸芸上達 -
白山宮の境内から石段を下りて東本宮に向かいます。
振り返ると、お社の屋根が重なって見えてます。 -
石段を下りて左の参道を進みます。
大きな木の間の参道は薄暗くて、人も少なくなって心細くなってきました。
でも、そんなこと言ってらんないと、進みます。 -
16:22 恵比寿社 事代主神 このえべっさんは目と耳が不自由なので社殿をノックしてお参りすると願いが届くって書いてある。なるほど。
商売繁盛・金運上昇・福の神・開運
東本宮に急ぎましょう。 -
参道の先に東本宮の楼門が見えてきました。左手の山の上に牛尾宮と三宮と奥総社があります。
石段を降りてきた人がいます。往復で1時間かかるので、今回は山の上は行かず、石段の下にある遥拝所にお参りします。 -
石段の左側が三宮遥拝所
三宮神社 上七社(山王七社)摂社 鴨玉依姫神荒魂 「三宮」 普賢菩薩
安産・子育て・健康長寿 御神紋 五七の桐 -
三宮の御朱印です。
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牛尾宮遥拝所 こちらは石段の右側
牛尾神社 上七社(山王七社)摂社 大山咋神荒魂 「八王子」 千手観音
山林守護・治水・土木・家内安全 御神紋 くずれ菊 -
牛尾宮の御朱印
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16:26 人の気配が無くなってきました。だって、拝観時間は4時半ですから。
てっきり5時まで拝観できると思い込んでいるので、焦ることなく、東本宮に向かいます。
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