2014/09/04 - 2014/09/04
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エンリケさん
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晩夏のフランス、アルザス・ロレーヌ地方を巡る旅6日目後半。
ロレーヌ地方の中心都市、ナンシーにて、世界遺産のスタニスラス広場、ロレーヌ博物館、ナンシー美術館と回った後は、19世紀末にこの地で花開いた芸術様式、アール・ヌーヴォーの作品の数々を収蔵するナンシー派美術館へ。
自然界のモチーフを採り入れたその複雑な装飾性ゆえに、やがては装飾を否定し機能性・合理性を追求するモダン・アートの流れに取って代わられますが、工業化・大量生産の時代に人間らしい芸術を追い求めた、アール・ヌーヴォー運動の息遣いを感じることができました。
<旅程表>
2014年
8月30日(土) 成田→ソウル→フランクフルト・アム・マイン→マインツ
8月31日(日) マインツ→ストラスブール
9月 1日(月) ストラスブール→コルマール→エギスアイム→コルマール
9月 2日(火) コルマール→リクヴィル→リボーヴィレ→コルマール
→ストラスブール
9月 3日(水) ストラスブール
〇9月 4日(木) ストラスブール→ナンシー
9月 5日(金) ナンシー→メッス→ランス
9月 6日(土) ランス→パリ
9月 7日(日) パリ→
9月 8日(月) →ソウル→成田
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 2.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- 大韓航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
9月4日(木)
13時40分、ナンシーが誇る世界遺産、スタニスラス広場に面したナンシー美術館での作品鑑賞を続行します。
上階での鑑賞を終え、アール・ヌーヴォーのガラス工芸コレクションがあるという地下の展示室に向かおうとすると、壁面に何やら奇妙なデザインが。ナンシー美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
これも作品のひとつかと思いながら歩いていると、ある位置でこんな円の集合体が浮かび上がってきます。
近くにあった解説版を見ると、“フェリチェ・ヴァリーニ”(Felice Varini、1952年-)という現代美術アーティストによる“7つのディスクで示されるオレンジ色の楕円”(Ellipse orange evidee par sept disques、2000年)という作品とのこと。
ルネサンス期や印象派といった、オーソドックスな古い時代の作品も収蔵しながら、新しい芸術も取り入れていくこの姿勢、さすがは芸術の国フランスといったところです。 -
そして地下に降りると、洞窟のような趣向の展示室が。
いくつもある巨大なガラスケースの中に展示されているのは・・・。 -
19世紀末に近代工業化社会への反発から沸き起こった芸術運動、“アール・ヌーヴォー”(Art Nouveau、“新しい芸術”の意)のガラス工芸品。
このようなガラスケースに入れられ、1点1点丁寧に展示されています。
こちらはアール・ヌーヴォー黎明期の1894年に製作された花瓶。
アール・ヌーヴォーの特徴である、曲線的な植物の柄をモチーフにしていますが、後の作品と比べると、まだまだおとなしい感じです。 -
こちらはポピーの花瓶(Vase Pavots、1923年)など。
花や植物など、自然の物をモチーフにした、かなり手の込んだ作品となっています。
ちなみに展示品は“オーギュスト”(Auguste)と“アントナン”(Antonin)の“ドーム兄弟”(Daum Freres)によるものが多数。
“ナンシー派”の領袖として有名なエミール・ガレの作品はなかったような・・・。 -
こちらはブドウの装飾の花瓶(Vase a decor de raisins、1925年)など。
-
こちらはミモザの花の装飾花瓶(Vase a decor de fleurs de mimosa、1908年)など。
装飾もそうですが、現代の日本人の感覚からすると、“どぎつすぎてやりすぎ”といった色遣いのものが多いですね。
アール・ヌーヴォー運動自体、日本人の自然観など、当時ヨーロッパで流行した“ジャポニスム”の要素が多分に採り入れられてはいるのですが・・・。 -
こちらは球をくわえているように見える、奇妙な魚のかたちをしたガラス工芸品(Poisson Malebranche、1973年)。
アール・ヌーヴォーの時代(19世紀末~20世紀初頭)よりずっと下って、1970年代の作品です。 -
14時30分、地下のアール・ヌーヴォー・コレクションの見学を終え、地上階へ戻ってきました。
地下空間いっぱいに広がるアール・ヌーヴォーの作品は、最初はそのデザインの奇抜さに驚かされましたが、似たようなガラス工芸品が延々と続く展示形式は非常に単調で、最後の方はさすがに飽き飽きムードになってしまいました。 -
ナンシー美術館を後にし、14時50分、スタニスラス広場から駅に向かう途中の大通り沿いにあるクレディ・リヨネ銀行へ。
ここは現役の銀行ながら、天井に施されたアール・ヌーヴォー様式のステンドグラスが有名で、ガイドブックには載っていないものの、ネットで調べて目を付けていた場所でした。 -
クレディ・リヨネ銀行の天井のステンドグラスをズームアップ。
中央には“CL”という銀行名を指すイニシャルが見えますね。
銀行なので、不審者と思われないよう、行員と思われる人にきちんと許可をもらってから撮影。 -
15時、荷物を預けておいた、スタニスラス広場の近くにあるこの日の宿、“オテル・ド・ラカデミー”(Hotel de l'Academie)にチェックイン。
改装直後なのか、ペンキの匂いが残っていてイマイチな部屋でしたが、この立地で1泊40ユーロ(+市税0.85ユーロで40.85ユーロ=約5,700円)という廉価さなので仕方ないか・・・。 -
15時30分、ペンキの匂いのする部屋に長居しても気持ち悪くなってくるので、駅の反対側にある、これまたアール・ヌーヴォーの美術館、“ナンシー派美術館”(*)を目指します。
*先に見学した、スタニスラス広場の一角にある“ナンシー美術館”とは別物 -
ナンシー派美術館のある駅の西側は、スタニスラス広場のある駅の東側と違って、日中は歩いている人も少ない閑静な住宅街。
そのままてくてくと歩いて行きます。 -
15時50分、閑静な住宅街の一角に、何やら学生らしき若者の一団が集まっている家を発見。
眺めてみると、周りの住宅とは違う、曲線などのアートっぽさがところどころに見られる一風変わったデザイン。
調べてみると、ここは“マジョレルの家”(Maisons des Illustres、Louis Majorelle)という、ナンシーにおけるアール・ヌーヴォーの先導者、ルイ・マジョレル(1859-1926年)の邸宅だったスポットとのこと。
家の設計をしたのはマジョレル本人ではなく、パリの建築家、アンリ・ソヴァージュだったそうですが。マジョレルの家 建造物
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普通の住宅の中にポツンと、ひとつだけデザイン性の高い住宅があるのは、バルセロナにおけるガウディ作の邸宅を思い出しますね。
時代的にはガウディの方が先で、こちらの方が少し後になるのでしょうか。
【南仏~バルセロナ紀行(6) バルセロナのカサ・バトリョ(1904-06年)】
https://4travel.jp/travelogue/10503675#photo_link_20249380
【南仏~バルセロナ紀行(7) バルセロナのカサ・ビセンス(1883-85年)】
https://4travel.jp/travelogue/10508507#photo_link_20382698 -
マジョレルの家はどうやら入館可能時間を過ぎていて、新たに中に入ることはできないようだったので、外観のみの見学にとどめます。
そのまま閑静な住宅街を歩き続け、16時、ついにナンシー派美術館(Musee de l'Ecole de Nancy)に到着。
美術館の脇には緑豊かな庭園が広がっていて、アール・ヌーヴォーが目指したテーマのごとく、自然と調和した建物となっています。ナンシー派美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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このナンシー派美術館は、ナンシーにおけるアール・ヌーヴォー運動(ナンシー派)のパトロンであったコルパンの邸宅を転用したもの。
各部屋には、ナンシー派の領袖、エミール・ガレ(Emile Galle、1846-1904年)がデザインした家具類などが、当時の生活の雰囲気が感じられるままに展示されており、一種の歴史博物館のようにもなっています。
*入館料6ユーロ(約840円)のところ、ナンシー・パスで無料 -
天井にはアール・ヌーヴォー作品の特徴ともなっている植物の図柄が。
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こちらの部屋は寝室でしょうか、曲線遣いが印象的なベッドが置かれていますね。
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こちらの花瓶もガレの作品。
やはり植物の図柄が採り入れられていますね。
ガレ自身、1885年当時、ナンシーの水利森林学校に留学していた日本人で、農商務省官僚の高島得三と交流を持ち、彼から植物などをモチーフとした日本画の知識を得たと言われています。 -
1階から2階へと向かう壁面には、こんなギリシャ神話の女神のようなステンドグラス。
こちらも曲線遣いが印象的です。 -
2階の寝室のベッドにも植物やら昆虫のような図柄が。
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こちらの部屋の家具も、ひとつひとつが柔らかみがあって味のある感じですね。
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壁には生活感を感じさせるこんなかわいらしい女の子の肖像も。
実業家Paul Lucの娘たち(Portrait des enfants Luc、1910年)を描いた、ヴィクトール・プルーヴェ(Victor Prouve、1858-1943年)の作品です。 -
1階に戻ってきて、こちらの応接室のような部屋には、マジョレル作のグランドピアノが。
側面に日本画のような植物の図柄がうっすら見えますね。 -
・・・と、こんなふうにアール・ヌーヴォーの家具作品などを1時間超じっくりと見学し、ナンシー派美術館を後にします。
これまでの旅程で見てきた美術館とはまた違った趣向の美術館で、新鮮な感覚で楽しむことができました。
19世紀末の工業化が進む時代、機械にはできない芸術本来の意義を再確認するかのように、自然回帰的なモチーフを選び、複雑で装飾に凝ったデザインを産み出してきたアール・ヌーヴォー運動。
しかしそれも、効率化と大量生産を求める時代の流れには逆らえず、第一次世界大戦を境に、この芸術運動は終息に向かうことになります。
時代の要請からは衰退せざるを得なかったアール・ヌーヴォー運動ですが、独特のデザイン性から後の時代に多くのファンを獲得し、運動の中心人物であるガレたちが活躍したナンシーはこのように世界的な観光名所に。
そういえば館内には日本人旅行者も何組かおり(すべて女性)、今回の旅で初めて日本人を見かけたかも。 -
17時30分、ナンシー派美術館からの帰り道は、またこんな住宅街を通っていきます。
沿道の建物は、ただの集合住宅群と思っていたら、よく見ると、曲線的なデザインが使われていたり、壁面の様子が一軒一軒違って凝っていたりと、ちょっとしたアール・ヌーヴォー・タウンの様相。 -
こちらの建物も、普通の街では見かけないデザイン性の高さを感じますね。
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こちらの建物も一風変わったデザイン。
やはり“アール・ヌーヴォーの街”ということを街全体で意識しているのでしょうね。 -
そんな風に、ところどころはっとするデザインの建築物に目を奪われながら、18時10分、駅の反対側まで戻ってきました。
一日の仕事が終わって皆帰途に着く時間帯のためか、通りには若い人が増えてきています。 -
18時30分、この日三度目のスタニスラス広場へ。
日中は端の方で高齢者が腰を下ろしているのを見るくらいで、世界遺産とは思えないほど賑わいがありませんでしたが、この時間帯はさすがに若者たちが目立ちます。ナンシーのスタニスラス広場、カリエール広場及びアリアンス広場 広場・公園
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そのスタニスラス広場を後にして、辺りをちょっと散策。
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スタニスラス広場の周りは駅の西側とは違って、昔ながらの石造りのヨーロッパ文明を象徴するような重厚な街並み。
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18時40分、スタニスラス広場と並んで世界遺産に登録されているという“アリアンス広場”(Pl. d'Alliance)へ。
スタニスラス広場と同様、18世紀に建設された古典的な都市計画を偲ばせる建造物として世界遺産に登録されているものですが、“これが世界遺産なの?”と思わず口に出てしまうくらいこじんまりした広場で、周りには観光客どころが地元の市民さえ見当たりません・・・。
これまで見てきた中でいちばんの“がっかり世界遺産”かも・・・。 -
広場の中心にある彫刻は、よく見るとそれなりに格調高そうに造られてはいるんですけどね・・・。
これを除けば下は砂利敷きだし、広場というよりただの“空き地”と言う感じ・・・。 -
18時55分、スタニスラス広場に戻ってきました。
だいぶ陽が傾いてきて、四方を高い建物に囲まれた広場は、次第に影に包まれていきます。
・・・この日もかなり歩いて足が疲れていたし、この辺りでいったん宿に戻って、休息することにします。 -
と、宿に戻って休んでいたら、窓も開けっぱなしにしたままでいつの間にか眠ってしまい、気が付くと23時過ぎ・・・。
しまった、22時から開催される予定だったナンシーの夏の風物詩、“スタニスラス広場の光と音のショー”を見逃してしまった・・・。 -
“もしかしたらまだやってるかも・・・”という淡い期待を抱き、急ぎスタニスラス広場に向かってみると、市庁舎など周囲の建物はライトアップされているものの、いかにも“事後”という感じで、人影も次第にまばらに。
明日の朝にはナンシーを離れなければならないというのに、残念・・・。
仕方ないのでYou Tubeにアップされている動画を見て、実際に見た気になることにします(笑)。
(以下は2017年のナンシー市の公式プロモーション動画より)
【Rendez-vous place Stanislas - Teaser 2017】
https://www.youtube.com/watch?v=QlVFF5EFkaw -
広場のカフェやレストランはまだ営業をしているようですが、ショーが終わってしまっては、お客さんも次々に減っていき、寂しい雰囲気に。
わたしも今さら入る気にならず、この日の夕食はストラスブールのスーパーで買って余っていたビールやおつまみ類で済ますことにします。 -
23時40分、広場の周りは徒党を組んでいそうな若者の集団が目立ち、通りには汚物の跡もあったりと、がやがやして怪しい雰囲気になってきたのでここらで退散。
やはりフランスはパリに近づくにつれ、治安の悪さが目立つようになってきたかな・・・。
さて、ロレーヌ地方の中心都市ナンシーの観光は、光と音のショーは見られなかったものの、世界遺産のスタニスラス広場や、アール・ヌーヴォーに至るまでの近代の芸術作品をやや早足で堪能し、これにて終了。
翌日はロレーヌ地方のもうひとつの中心都市、メッスを経由し、パリの一歩手前、ランスに向かいます!
(晩夏のアルザス・ロレーヌ7日目~メッス観光~に続く。)
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この旅行記へのコメント (2)
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- 川岸 町子さん 2018/03/07 23:44:16
- 花瓶
- エンリケさん、おばんでした。
旅行記のupを楽しみにしていましたp(^-^)q
花柄のガラスの花瓶、どれもみな素晴らしいです(^-^)エンリケさんは途中で飽きてしまわれたとの事ですが、そんなことはないですよ~。
最初はお花を生ける花瓶に、あえて花柄を用いるのかな?と思いましたが、必ずしもお花を生けるとは限らないのですよね。お花を生けず、そのままで飾る事も多かったのでしょうね。
ポピーのつぼみも百合もミモザも、どれも本物のお花をイメージさせる程の見事さです。ミモザ柄は、小さな花がこぼれ落ちたかのような表情がかわいいです~(^-^)ミモザの季節でなくても、花瓶を飾ればミモザを楽しむこともできますね。
日本の磁器、例えば伊万里焼も大胆な牡丹柄が描かれたりしてますが、お花を生けるより、床の間に花瓶のみ飾られる事も多いですものね。
銀行の天井も植物が描かれ、ピンク色が優しくて透明感が感じられます。きちんと行員さんに許可を頂き撮影されたお陰で(笑)、私たちまでガイドブックに載っていない天井を拝見できました!
お疲れで眠ってしまわれ、目が覚めたら、かなりの時間となり、かなりビックリされましたね。風邪引かれませんでしたか?
町子
- エンリケさん からの返信 2018/03/11 23:15:43
- 工芸品の勉強もしなければ。
- 川岸 町子さん
こんばんは。
久々の旅行記アップにもかかわらず、早速ご訪問いただきありがとうございます。
ナンシー美術館の花瓶の展示室、気に入っていただけましたか。
やはりこういうのは女性の方が好きかもしれませんね。
“花瓶にあえて花柄を用いる”という視点も、言われてみてはっと気づく点ですね。
絵画の方は、いろいろと解説書を読んだりして勉強してきたのですが、これからはこういう工芸品も勉強していかなければなりませんね・・・。
> お疲れで眠ってしまわれ、目が覚めたら、かなりの時間となり、かなりビックリされましたね。風邪引かれませんでしたか?
このときは部屋がペンキ臭かったので、窓を開けっ放しで寝てしまいました・・・。
それでも、ナンシーはアルザス地方よりは暖かく、風邪をひくようなことはありませんでしたよ。
それよりも光と音のショーを見過ごしたのが残念でしたね・・・。
まあ、ストラスブールで散々見たので、“こんなものか”程度の感想だったかもしれませんが(笑)。
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