世界旅行一周目（スイス、ルガーノ・クール）

2015/06/26 - 2015/06/28

世界一周旅行12か国目は、スイスです。
ポーランドからしばらく曇りがちの天候続きでしたが、ここだけは晴れてくれるように、だいぶ前からお祈りしていました。
そのおかげか、スイスでは連日の快晴続き。
鉄道に乗っての移動も、ふもとから見る山の風景も、山の上から見る風景も、本当に忘れがたいものになりました。

エリア ツェルマット(スイス)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

6月26日、世界一周旅行60日目。
ドイツのミュンヘンから、スイスのルガーノに移動します。

まずは、スイスのシャフハウゼンで乗り換え。
乗り継ぎ時間が4分しかなかったのですが、5分遅れて着いたので間に合いませんでした・・・。
まあこれは想定内です。
ちゃんと次の列車時刻も調べておいたので問題ありません♪
次の列車まで1時間あるので、ついでに色々やっちゃいます。
まずは、スイスパスのヴァリデーション。
次に、明日乗る予定の、ルガーノからティラーノへのポストバスの座席予約。
そして、荷物の別送です。
スイス鉄道には、25㎏までの荷物なら、目的地まで配送してくれるサービスがあります（もちろん有料）。
昨年もスイスに行ったので、その時に調べていたのにすっかり忘れていて、今朝になって急に思い出して慌てて荷造りしておいたんです。

約2か月ぶりにキャリーケースと別れ、身軽になって移動再開です♪

2か月間、重いキャリーケースを引きずって歩いて、掌に豆はできるし、右ひじは痛むし・・・。
キャリーケースは、明後日、一足早くツェルマットに到着する予定です♪

シャフハウゼンを出発し、約1時間でチューリッヒに到着。
そこで列車を乗り換え、その後さらに小さな駅で乗り換えて、ようやく今日の目的地、ルガーノに到着しました。

宿までは駅から徒歩5分くらいでしたが、上り坂ありの階段あり・・・。
が、今日は大きな荷物がな～い♪
楽々宿にたどり着きました。

今回の宿は、ドミトリー。
2段ベッドが8個並ぶ、男女混合の16人部屋です。
スイスって物価がとにかく高いんです・・・。
もちろん宿泊費も高い・・・。
なので、節約です！

ホテル＆ホステル モンタリーナ ホテル

いる場所もないので、明日からの移動中の食料を買い込むついでに、ルガーノ散策♪

ルガーノは坂の多い町。
高いところにある宿から、往きはよいよいで湖まで歩いていきました。
イタリアとの国境の町で、言葉もイタリア語。
久しぶりに「ボンジョ～ルノ」なんて挨拶をしました♪

ルガーノ湖 滝・河川・湖

帰りは坂道をひたすら上り、宿に戻りました。

夕食は買ってきた食材で簡単に済ませ、若者に交じって就寝しました。

6月27日、世界一周旅行61日目。
今日も移動です。
移動と言っても、今日は移動自体を楽しむ日♪

まずは、昨日予約しておいたポストバスに乗って、イタリアのティラーノへ移動します。

ルガーノ駅 駅

この路線は絶景路線と言われているんですが、席が窓際じゃなくてほとんど写真は撮れませんでした・・・。
詰めが甘かったです・・・。

13時にティラーノに到着予定でしたが、少し早く到着したので、13時発の列車に乗れました。
が、席はすでに満席状態で、乗りたかった最後尾ではなく、中途半端な真ん中あたりのしかも通路側の席しかありませんでした・・・。
次の列車にすればよかったかなぁ（2時間待ちだけど）・・・。

まぁ、乗ってしまったものは仕方がない。
少し譲ってもらって、頑張って写真を撮ります。
何といっても、路線が世界遺産に登録されている「ベルニナ線」なんですから！

最初のハイライト、オープンループ橋が見えてきました♪

くぐりま～す♪

ループ橋を周りながら登って、さっきくぐったところを走ります♪

楽しかった～♪♪♪

これを見るために、前日にスイスを縦断して、本当に良かったです！

列車は高度を上げながら進んでいき、湖が見えてきました。

通路を挟んだ席に座っていたおじいさんと仲良くなったので、反対側の窓からの風景も撮らせてもらいました♪

さっきの湖が、ずいぶん下の方に見えます。

石橋も渡ります♪

だいぶ高度が上がったところで、青白い湖が見えてきました。

さらに高度を上げ、次のハイライト、「ラーゴ・ビアンコ（白い湖）」が見えてきました！
氷河が周囲の岩石を削り、様々な成分含んだ水が流れ込んで、こんな色になるそうです。

この辺りは風景がよく、ハイキングを楽しんでいる人がたくさんいました。

この辺りから、列車は徐々に下り始めました。

こんな絶景の中で食べる草は、とっても美味しいでしょうねぇ。

ベルニナ線はサン・モリッツまでですが、私は終点まで行かず違う列車に乗り換え。
この路線は、「氷河急行」が走る路線です。

有名な石橋を渡ったんですが、窓が開けられず、こんな写真しか撮れず・・・

ちょっとずつ不満の残る、バス＆列車の旅でした・・・。
明日も絶景路線を移動予定なので、明日こそは！！！　です。

本日の終点、クールに到着。

今回の宿は、シャワーとトイレは共有だけど、部屋は個室。
やっぱり個室は落ち着きます♪
洗面台だけでも部屋にあるのはとっても便利でした。

ホテル フランツィスカーナー ホテル

宿の1階はカフェ＆バーだけど、私はお酒を飲まないのでちょっと入りづらい雰囲気・・・。
なので、近くにあったイタリアンレストランで夕食にしました。
スイスだから乳製品が美味しいだろうと思って、カルボナーラです♪

6月28日、世界一周旅行62日目。
今日も移動を楽しむ日です♪

昨夜は2時ころまで近くの飲み屋さんがにぎやかだったり、若者が遠吠えのように叫んだりで寝不足・・・。
が、毎日だいたい同じ時間に寝て同じ時間に起きてるので、この日も6時ころにちゃんと目が覚めました。
宿で朝食を出してもらえたので、美味しくいただいてから出発。
キャリーケースがないと、準備も早いしとっても身軽です♪

駅に向かう通りにきれいな建物があったので撮影。
郵便局のようです。

徒歩5分ほどで駅に到着。
雲でかすんでいますが、駅の向こうに巨大な山が！

日曜日でしたが駅のスーパーは開いていたので、ここで昼食を調達できました。

乗る路線は、昨日に続き、「氷河特急」の路線。
ただし、昨日と同じように列車はパノラマカーではなく、普通列車です。
普通列車だと、窓が開けられるんです♪

車両の写真を撮ろうとホームに行ってみると、停まっていたのはこの車両。
気分はスイスから一気に箱根へ・・・。

準備がスムーズだったせいで、予定より1時間早い列車に乗ることができました。

日曜日であるせいか、乗客は少なく（というか、ほとんどいませんでした・・・）、最後尾の車両の、一番後ろの席を確保できました。

なぜ一番後ろの席がいいかというと、車両の写真が撮りやすいのと、窓を開けても後ろの席の人が寒くないからです（自分が寒いのは自業自得・・・）。

定刻に発車した列車は、まずは「ライン川のグランドキャニオン」と呼ばれるところを通過。

この辺りには車道が通っていないので、この景観は鉄道路線からしか見られません。

この辺りは乗り降りする人が少ないようで、ボタンを押さないと停まりません。
路線バスみたい！

駅舎もかわいいです♪

スイスらしい風景が続きます♪

途中で一度乗り換え、箱根登山鉄道とはお別れ。

乗換駅のある、アンデルマットの町が見えてきました。

アンデルマットで2度目の乗り換え。
今日は乗換が3度あります。
「氷河特急」だと乗り換える必要はないのですが、スイスの鉄道は正確な時刻で運行しているので、乗り継ぎ時間が少ししかなくてもほぼ乗り過ごす心配がありません。
しかも、スピードは変わらないので、かかる時間もほぼ一緒。
で、料金が安くて空いているとなったら、普通列車の方がいいですよね♪

昨日はちょっと曇っていましたが、今日は快晴。
とっても気持ちがいいです♪

この辺りの駅も無人駅で、ボタンを押さないと停まりません。
駅にもこんなボタンがあって、押さないと停まらないみたいです。

すごい吊り橋です！

もう一度乗り換えて、ツェルマットに到着です！