2016/10/12 - 2016/10/13
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miharashiさん
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2016年の紅葉を巡る旅は、日本の立山黒部アルペンルートを皮切りに、カナダかイタリアのフネスかさんざん迷った末に、ヨーロッパのドイツ、オーストリア、イタリア、チェコの紅葉を見る旅に決定。出発1週間前に航空券をとり、黒部から帰って3日後に出発するという、あわただしい出発となりました。紅葉は天気次第なので、天気予報の快晴の日をフネスにあてることが難しく、天気は快晴なるも、紅葉は若干早すぎ。その代り後半の南ドイツからドレスデンまでの道はまさに紅葉(実際には黄葉)街道。思いのほかすばらしい黄葉を堪能することができました。
その3は、Siegen で車を返してから、列車でケルンに行き、ケルンの夜景を楽しみ、翌日大聖堂の中を見学した後、再び列車でバーデンバーデンまでライン川沿いを下ったときの旅行記です。ライン川沿いは過去に何度も鉄道と車で行き来しているので、今回はスルーし、車窓からの見学のみになりました。(表紙写真は、聖マルティン教会と大聖堂の夜景)
今回の旅の全旅程は以下の通り。
10月11日 成田ー>フランクフルトー>リンブルク(泊)
10月12日 リンブルク(レンタカー)->フロイデンべルクー>ケルン(泊)
10月13日 ケルンー>バーデンバーデン(レンタカー)->ヘッヒンゲン(泊)
10月14日 ホーエンツォレルン城ー>リヒテンシュタイン城ー>フッセン(泊)
10月15日 ノイシュヴァンシュタイン城ー>ミッテンヴァルトー>シュタイナハ(オーストリア)(泊)
10月16日 シュタイナハー>フネスの谷(イタリア)(泊)
10月17日 フネスの谷ー>アホルンボーデン(オーストリア)(泊)
10月18日 アホルンボーデンー>オーバーアマガウ(泊)
10月19日 ガルミッシュパルテンキルヘンでレンタカー返却後、鉄道でレーゲンスブルクへ(泊)
10月20日 レーゲンスブルク(レンタカー)->ドナウ河畔ー>プフレイムド(泊)
10月21日 ナブブルグ見学後、チェコへ。マリアンスケラズーニエ経由で
再びドイツ側のオーバービーゼンタールへ(泊)。
10月22日 再びチェコに入り、ジェチンを経て、エルベ川沿いをドイツ側に入り、ケーニヒシュタイン要塞見学後バードシャンダウへ(泊)
10月23日 ザクセンスイス国立公園ー>>ドレスデン空港(レンタカー返却)。ドレスデン市内見学後、バスでプラハへ(泊)
10月24日 プラハー>(パリ経由)->成田着(10月25日)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道
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ケルンは私にとって2度目の訪問。主人は初めて。昔駅に降り立ったときにはあまりの大きさに驚いたものだ。さすがに2度目は大したことがないだろうと思っていたが、実際に目の前で見てみると、やっぱり大きい。世界最大のゴシック様式の大聖堂だけのことはあった。1248年の大火以後再建開始から1880年完成まで、600年以上を要したというからすごい。1996年にユネスコの世界遺産に登録されている。
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旅行2日目(10月12日)、リンブルクから開始したドライブを無事終え、Siegenを4時ごろの列車で出発。間もなくケルンに到着するというとき、ホーエンツォレルン橋を渡っているときに聖マルティン教会のお城みたいな尖塔部分が見えた。
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大聖堂が見えたのはホームに入ってから。
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Siegen を出てから1時間20分後にケルンに到着。駅舎を出ると、広場に面した大聖堂が堂々たる姿を現した。ちょっと中を覗いてみたが、夕方で曇っていたので、中は真っ暗。ステンドグラスも機能していなかったので、明日朝見学することにして、ホテルに向かった。
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途中見ざる聞かざる言わざるに似た像を発見。
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川沿いのホテルに到着。レストランを兼ねたホテル(Lowenbrau Koln Hotel & Restaurant)なので、入り口が店の中の階段を上った2階にあり、入りづらかった。(写真はチェックイン後撮影)
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エレベーターがないので、重いバックを2階(実質3階)まで持って上がらなければならなかった。まあまあの部屋。ちょっと狭いかも。
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少し休んでから、再び10分くらい歩いて駅へ。おなかがすいたので、駅のスタンドで、みんなが頼んでいたものを注文。ソーセージにカレーのルーをかけたものでスパイスがきいていて、辛かったがまあまあおいしかった。駅で明日8時53分発バーデンバーデンまでの切符を購入。これで、明日は出発ぎりぎりまで大聖堂を見学できる。
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駅前広場で大聖堂のライトアップを撮影。少し暗い。
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大聖堂向かいの教会。
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あいにく右側の尖塔は修理中。
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少し近づいて。
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上の部分だけ。
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ホテルに戻るとき、違う道を入ると、アルター・マルクト広場にでた。中央には銅像。
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奥の黄色い建物が旧市庁舎の塔。
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塔を拡大。見ごたえのある立派な建物だ。この塔は時計塔で、仕掛け時計があるという。
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ホテルのたつ川沿いの道から見えた聖マルティン教会の夜景。このあたりはホテルやレストランが多いので、暗くてもにぎやかで、危ない雰囲気は全くない。
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同上。シーズン中はもっとにぎわっていることだろう。
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ホテルの前を通過して、橋の上まで行ってみることにした。
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橋へはらせん階段で上れた。橋からは大聖堂と聖マルティン教会の夜景がきれいに見えた。
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ちょうど遊覧船がやってきていた。
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少し拡大して。昼間よりもライトアップされた大聖堂のほうがきれいに見えた。
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左側の白い建物のあたりが私達のホテル。
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少し拡大して。
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橋を端まで歩いて全体を撮影。
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列車が通るホーエンツォレルン橋を入れて。
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上の二つの写真をつなげてパノラマに。
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ちょうど船が目の前を通過。
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写真を撮っているとドイツアー橋の上をトラムが勢いよく走りさった。
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ホテルに戻ると、明るいときには気付かなかったが、壁一面に絵画が飾られた由緒あるレストランのようだった。
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ホテルの受付のある2階のフロアー。ここの壁にもびっしり絵画が飾られていた。長旅で疲れたので、外食はやめ、部屋で簡単な食事で済ませ、早々に就寝。明日に備えた。
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旅行3日目(10月13日)、8時53分発の列車に乗る前、大聖堂の中を見学したかったので、まだ日が昇る前にホテルをチェックアウト。この時期日の出は7時40分ごろ(まだ夏時間のため)。カラフルな家の背後に聖マルティン教会の尖塔部分がきれいに見えた。
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昨夜通ったAlter Markt(アルター広場)。
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旧市庁舎の塔。
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大聖堂の裏側。
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駅近くにあった像。背後にみえるのが駅舎。
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大聖堂は6時から21時までオープン(5月から10月までは)。そのほかの月は19時までオープン。 私達は大きなバックがあったので、交代で見学した。
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天井が高い。
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同上。
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斜めから。柱も太く、大聖堂の大きさがわかる。
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まだ日が昇ったばかりで、日ざしが足りないかなと思ったが、素晴らしいステンドグラスに目を奪われた。
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これもまたすばらしいステンドガラス。
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これは色彩がすばらしい。
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同上。
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祭壇。
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副祭段の横にも鮮やかなステンドグラス。
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かわいらしい母子像。
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母子像の上の部分。
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別のステンドグラス。
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一番下の段右端のデザインが土星のような衛星に似ていたのが面白い。
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大聖堂の南に位置する窓は第二次世界大戦で破壊され、21世紀にゲルハルト・リヒターによってデザインされたもの。9.6平方センチメートルの76色の正方形のガラス1,1500枚が使われている。なので他のデザインとは大きく異なっている。色の配置はコンピューターの乱数発生プログラムによりランダムに決定されたという。
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パイプオルガン。
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大聖堂の一画に周りとは異なる一画があった。低い天井部分にまるでサンタさんのような絵がかかれていた。
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同じくメルヘンチックな絵。
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床にもかわいい絵のモザイク。
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外に出るとすっかり日が昇り、明るかった。
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きのうとは打って変わて青空がみえる、いい天気だった。
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中央正面から。あいにく正門は補修中。
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尖塔。
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同上。
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8時53分にはケルン駅を出発。途中マンハイムで乗り継ぎ、12時16分にはバーデンバーデンに到着する予定。車内で持参した熱いコーヒーとおやつでのんびり。列車の旅はのんびりできて楽だ。窓からはライン川がきれいに見えた。
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次々と町が現れる。
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ちょうど遊覧船が通りかかった。
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めずらしく真っ赤に紅葉した木を見つけ、慌てて撮影。すこしぶれた。
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対岸の山の上にお城。グーテンフェルス城。
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有名なプファルツ城の前も通過。列車は5分ほど遅れてマインツに着いたが、余裕で乗り換えることができた。マインツを過ぎると、退屈な景色が続き、あっという間にバーデンバーデンの駅に到着した。駅の中にレンタカーオフィスがあるとばかり思ってきたが、聞く人聞く人誰も知らないという。どうやら以前は駅の中で、今はカフェになっているところにあったようだが、タクシーの運転手の話から今は駅から少し離れたところにあることがわかった。歩ける距離ではなかったので、その運転手のタクシーで連れていってもらうことにした。(その4に続く)
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