2016/10/19 - 2016/10/20
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miharashiさん
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今回の旅行は、出発1週間前に航空券をとり、黒部から帰って3日後に出発するという、あわただしい出発となりました。紅葉は天気次第なので、天気予報の快晴の日をフネスにあてることが難しく、天気は快晴なるも、紅葉は若干早すぎ。その代り後半の南ドイツからドレスデンまでの道はまさに紅葉(実際には黄葉)街道。思いのほかすばらしい黄葉を堪能することができました。
その11は、ガルミッシュ・パルテンキルヘンでレンタカーを返却後、列車でレーゲンスブルクへ向かい、紅葉のきれいな古都レーゲンスブルクを見て周ったときの旅行記です。
今回の旅の全旅程は以下の通り。
10月11日 成田ー>フランクフルトー>リンブルク(泊)
10月12日 リンブルク(レンタカー)->フロイデンべルクー>ケルン(泊)
10月13日 ケルンー>バーデンバーデン(レンタカー)->ヘッヒンゲン(泊)
10月14日 ホーエンツォレルン城ー>リヒテンシュタイン城ー>フッセン(泊)
10月15日 ノイシュヴァンシュタイン城ー>ミッテンヴァルトー>シュタイナハ(オーストリア)(泊)
10月16日 シュタイナハー>フネスの谷(イタリア)(泊)
10月17日 フネスの谷ー>アホルンボーデン(オーストリア)(泊)
10月18日 アホルンボーデンー>オーバーアマガウ(泊)
10月19日 ガルミッシュパルテンキルヘンでレンタカー返却後、鉄道でレーゲンスブルクへ(泊)
10月20日 レーゲンスブルク(レンタカー)->ドナウ河畔ー>プフレイムド(泊)
10月21日 ナブブルグ見学後、チェコへ。マリアンスケラズーニエ経由で
再びドイツ側のオーバービーゼンタールへ(泊)。
10月22日 再びチェコに入り、ジェチンを経て、エルベ川沿いをドイツ側に入り、ケーニヒシュタイン要塞見学後バードシャンダウへ(泊)
10月23日 ザクセンスイス国立公園ー>>ドレスデン空港(レンタカー返却)。ドレスデン市内見学後、バスでプラハへ(泊)
10月24日 プラハー>(パリ経由)->成田着(10月25日)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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レーゲンスブルグはバイエルン州にあり、ドナウ川とレーゲン川の合流近くに位置する人口約14万5千人の都市。第二次世界大戦の破壊は少なく、多くの歴史的建造物が残されたという。2006年には旧市街と対岸の地区が「レーゲンスブルクの旧市街とシュタットアムホーフ」としてユネスコの世界遺産に登録されている。これから向かうチェコとドレスデンに近く、体調を回復したばかりの主人が車の運転を開始できるところにあることから、訪問地として選んだのだった。これが思いがけず素敵な町だった。
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旅行9日目(10月19日)、ガルミッシュ・パルテンキルヘン9時50分発の列車に乗り、ミュンヘンへ。
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レーゲンスブルクまでは直通列車がないので、ミュンヘンで乗り換え。乗り換えもスムーズで1時前にはレーゲンスブルクに着いた。乗り換え時に買ったソーセージ入りパンを食べながら、車窓からきれいに黄葉した並木や季節外れの菜の花など、美しい秋の景色を眺めることができた。列車の旅もたまにはいいものだ。
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レーゲンスブルグ駅から徒歩5分のところにあるパークホテルマクシミリアンに1時半にチェックイン。今回の旅行では最も立派なホテルだった。ホテルは直前に予約。駅に一番近く、旧市街にも近いことから選んだ。
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ベットもふかふか。
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部屋も広々。
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30分休憩し、さっそく旧市街へ。ホテルは駅前から延びるマクシミリアン通りぞいにあり、旧市街へも歩いて5分ほど。写真は一番近い広場。建物の色合いが素敵だ。
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ホテルを出てから10分程でお目当てのレーゲンスブルク大聖堂( 聖ペテロ大聖堂)に着いた。
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正門。実際の観光客の入り口は別にあった。
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正門前には銅像も。
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ゴシック建築のレーゲンスブルグ大聖堂。1275年着工1634年尖塔以外が完成。105mの2つの尖塔は1869年に完成。あいにく私達が訪れた時は改装中。
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教会内部。ステンドグラスがすばらしかった。ほんの一部を除き、14世紀からのものという。
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上部を拡大。
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煌びやかな祭壇?
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2009年に造られた世界最大の壁かけ型のパイプオルガンもすばらしい。約37トンの重さがあり、4本の鋼鉄ロープでつるされているという。演奏者はエレベーターで昇るそうだ。
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色彩がすばらしいステンドグラス1
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その2.
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その3.
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その4.
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その5.
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その6.
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その7.
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その8.
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その9.
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「微笑みの天使」と呼ばれるマリアに受胎告知したガブリエルの彫刻。向かい側にはマリアの彫刻があったようだが、気が付かず撮影していなかった。
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大聖堂を後にしてドナウ川に向かっている途中、建物越しに大聖堂の尖塔だけ見えた。
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突然目の前の壁に巨大なフレスコ画が現れた。Goliathhausと呼ばれる家で旧約聖書のサムエル記にある巨人ゴリアテとダビデの戦いをモチーフにしたものだそうだ。16世紀に書かれたものにしては色あざやかだ。
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この道はGoliath通りと呼ばれており、まっすぐ北上するとドナウ川にかかる石橋に出れる。
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通りにあったかわいらしい木彫りのおもちゃを売っているお店。
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壁画の先。門の先に橋が見える。
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店に飾りがすてきだ。
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ドナウ川にかかる石橋の上からのスタットアムホーフ(Stadtamhof)の眺め。
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上記の右側の眺め。
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石橋を渡ると黄葉があざやかな木が立っていた。そのそばにある階段を下りて、河岸に出れるようになっていた。
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その奥に蔦が壁一面にはった家。日当たりがいいところだけが真っ赤だ。
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河岸に下りて、対岸からみた旧市街。写真としては一番いいアングルなのだが、橋が改修中でしかも逆光で残念。
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少し引いて。
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拡大して
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尖塔はどこからでも見える。
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逆さに街並みが映るのを期待したが、今日は風があり、水面が波立っている。
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今度は橋を反対側から眺める。
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大聖堂を入れて。
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再び石橋の上からの景色。川の中に中州のようなところがあった。
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旧市街の方向。黄葉の並木が続いている。
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黄葉と家の屋根の赤がよく合って美しい。
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旧市街をバックに記念撮影。
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主人も橋の上で記念撮影。
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橋の上から旧市街の対岸とドナウ川の眺め。
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丁度橋を渡り終えたところは観光客でごった返していた。この路地の先に例の巨大なフレスコ壁画があるせいかも。
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旧市街に戻って、向かった先はドイツ最古のソーセージ屋Historische Wurstkuche(ヒストリッシェ・ヴルストキュッヘ)ヘ。炭で焼いているので、香ばしかった。一番安いテイクアウトを買い、椅子に座って食べようとしたら、ちゃんとした食事をする人以外椅子に座ってはいけないと、このような立ち食い用の場所に移動させられた。ちょっと嫌な気分になってしまった。
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食事をする人専用席。
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本屋さんだったか覚えていないが、かわいいイラストが店頭に飾られていた。
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趣のある古井戸。
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Haidplatz(ハイド広場)
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旧市庁舎。今は帝国議会博物館となっている。中には入らず、外側だけ撮影。一階はインフォメーション。
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旧市庁舎入り口の彫刻。ちょっと気持ち悪い。
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途中で見かけた像。Don Juan de Austriaの像。レパントの戦いで勝利に導いた軍人の像だそうだ。
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Kohlenmarkt
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狭い路地(Kramgasse)から見えた尖塔。
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市内にはいくつも教会があり、これもそのひとつ。Neupfarrplatzに立つノイファー教会。
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お城に隣接したSt.Emmerau 教会の時計塔。
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お城。あまりにも閑散としていたので、思わず通りかかった係りの人にオープンしているのか聞いてみたら。オープンしているとのこと。チケットは入り口の向かいにある建物で買うように言われた。主人の体調も万全ではないので入るのをやめて、ホテルに戻ることにした。
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上記のお城の教会の時計塔。色彩がかわいらしい。
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お城の庭の黄葉が日に輝いていた。
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中には入れないので、隙間から撮影。
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日が差して、黄色がいっそう鮮やか。お城からはホテルまで歩いてすぐ。
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ホテルに戻り、ロビーに置いてあったフリーのコーヒーをいただいた。ロビーの窓辺の花と公園の黄葉が美しかった。ホテル前の公園はお城まで続いている。
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旅行10日目(10月20日)、朝食も豪華。
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朝食ビュッフェ。朝食レストランが宮殿みたいに立派だった。
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朝食後チェッアウト前に、昨日見逃したホテルから近い「アルテ・カペレ」へ。昨日は目立たない建物だったので、素通りしていたところだった。
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このように柵で中にはいれないようになっている。
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柵の間から撮影を試みる。18世紀にロココ様式になったという絢爛豪華さに目を奪われる。
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正面祭壇。
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オルガンを撮影しようとしたが、見えない。
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天井部分。
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中央祭壇の煌びやかな像。
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壁に飾られた絵画。
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レーゲンスブルグは教会が多いが、lこれはアルテカプレと同じアルターコンマルクト広場に面した教会。
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簡素な教会内部。お祈りをしていたようなので、早々に離れた。
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いったんホテルの方向に歩き、ホテルの前を通って、黄葉で美しい公園の中を歩き、お城へ。
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なんとか木の間からお城とお庭を覗き見ることができた。
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お城の塔。
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再び公園の中を歩きホテルへもどった。ここは本当に美しい散歩道だ。
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途中記念碑と噴水があった。
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ホテルの前もきれいに黄葉。その後ホテルにもどり、チェックアウトし、タクシーでユーロカーのレンタカー事務所に向かった。レンタカーでまずは近郊にある神殿や修道院などを見て周る予定。(その12に続く)
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