2016/10/23 - 2016/10/23
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miharashiさん
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今回の旅行は、出発1週間前に航空券をとり、黒部から帰って3日後に出発するという、あわただしい出発となりました。紅葉は天気次第なので、天気予報の快晴の日をフネスにあてることが難しく、天気は快晴なるも、紅葉は若干早すぎ。その代り後半の南ドイツからドレスデンまでの道はまさに紅葉(実際には黄葉)街道。思いのほかすばらしい黄葉を堪能することができました。
その16は、ザクセンスイス国立公園内の人気の観光スポット・バスタイ橋とその周囲を見て周ったときの旅行記で、多くの奇岩群と紅葉の木々が織りなす絶景を十分に堪能することができました。(表紙写真は、紅葉に彩られたザクセンスイスのバスタイ橋と奇岩群)
今回の旅の全旅程は以下の通り。
10月11日 成田ー>フランクフルトー>リンブルク(泊)
10月12日 リンブルク(レンタカー)->フロイデンべルクー>ケルン(泊)
10月13日 ケルンー>バーデンバーデン(レンタカー)->ヘッヒンゲン(泊)
10月14日 ホーエンツォレルン城ー>リヒテンシュタイン城ー>フッセン(泊)
10月15日 ノイシュヴァンシュタイン城ー>ミッテンヴァルトー>シュタイナハ(オーストリア)(泊)
10月16日 シュタイナハー>フネスの谷(イタリア)(泊)
10月17日 フネスの谷ー>アホルンボーデン(オーストリア)(泊)
10月18日 アホルンボーデンー>オーバーアマガウ(泊)
10月19日 ガルミッシュパルテンキルヘンでレンタカー返却後、鉄道でレーゲンスブルクへ(泊)
10月20日 レーゲンスブルク(レンタカー)->ドナウ河畔ー>プフレイムド(泊)
10月21日 ナブブルグ見学後、チェコへ。マリアンスケラズーニエ経由で
再びドイツ側のオーバービーゼンタールへ(泊)。
10月22日 再びチェコに入り、ジェチンを経て、エルベ川沿いをドイツ側に入り、ケーニヒシュタイン要塞見学後バードシャンダウへ(泊)
10月23日 ザクセンスイス国立公園ー>>ドレスデン空港(レンタカー返却)。ドレスデン市内見学後、バスでプラハへ(泊)
10月24日 プラハー>(パリ経由)->成田着(10月25日)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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今回の旅行の三大目的地の最後のひとつがザクセンスイス。ドレスデンの南東25キロほどのエルベ河畔に、約200mの高さで聳える奇岩群を含む国立公園だ。その中でも人気の観光スポットがバスタイ橋。橋の周りには長い年月をかけて砂岩が浸食されて出来上がった急峻な奇岩群が連なり、眼下には雄大なエルベ川の流れを眺められ、ザクセン州を代表する景勝地として知られている。今回は紅葉の時期に合わせての訪問で、紅葉はややピークを過ぎてはいたものの、色とりどりに紅葉した木々と奇岩群のコラボは、期待通りの絶景を見せてくれた。(写真は、バスタイ橋から見えた紅葉に彩られた奇岩群)
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旅行13日目(10月23日)、昨日と打って変わって朝から晴天。
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泊ったホテルの一階にはレストランが営業し、外のベンチが真っ赤なペンキで塗られていて、かわいい。
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私達が宿泊していたアパートメントは、このホテルが経営しているようで、朝食はここでとるように言われていた。
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朝食ビュッフェは充実。
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とりすぎたかも。
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宿の周り。素敵な家が並ぶ。こんなところに住んでみたいと思った。
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8時半すぎにチェックアウト。カーナビの目的地にバスタイ橋の手前にあるホテルの住所をセットして出発。朝霧の彼方に奇岩のシルエットが見えてきた。バート・シャンダウの町の中を通り過ぎ、バスタイ橋の標識のあるところで右に分かれて山の方向に走っていく。
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今日は日曜日。混まないうちに見学したいので、先を急いだ。美しい森林の中を走る。
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かなり年数が経った木が多い。森林を抜けてしばらく走ると、左にバスタイ橋へ分岐する道があり、そこを入っていく。
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バスタイ橋の手前の駐車場は、朝早かったのでまだ余裕があった。駐車場から続く歩道を先のほうに歩いていき、ホテルの前を通り抜けると、すぐに奇岩群が現れた。
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拡大して。
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奇岩の塊?
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そのまま歩いて行くと高台に出た。そこからのエルベ川の眺めもすばらしかった。
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遠くに人影が。あんなところにも展望台があることに気付いた。
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バスタイ橋に向かって階段を下りる。昨日の雨で滑りやすそうだったので、注意して下りた。
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バスタイ橋の手前で左に横道があり、そこに入るとおなじみの写真が撮れるスポットがあった。このときは逆光ぎみ。
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縦長で。バスタイ橋は海抜305mにあり、エルベ川河岸からは約200mの高さのところに、奇岩の間をつなぐように作られた石の橋だ。
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橋から左側の眺めは日が当たって順光。
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岩の隙間からの眺め。下はエルベ川。
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約200mの高さからの眺め。
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バスタイ橋の上からエルベ川側の巨岩の眺め。
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その下の急峻な崖と約200m下のエルベ川。
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バスタイ橋からの川と反対方向の眺め。
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キノコのような奇岩を拡大して。
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バスタイ橋からの眺めをパノラマにして(画像をクリックしてください)。
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バスタイ橋からの右側の眺め。遠くの展望台に人がいる。
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さらに拡大して。あそこまで行ってみようということに。
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バスタイ橋の端から展望台を入れて。
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展望台の中で撮りたかったが、人が次々と入ってくるので、あきらめて通過した。
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バスタイ橋を渡り終えてから、橋の上で記念撮影。まだ人が少ないうちでよかった。
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渡り終えた橋の下はこんな感じ。
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少し移動するとチケット売り場があった。これより先は有料。ここでチケット(2.5ユーロ)を買う。
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奇岩の間を歩く周遊コース。
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周遊コースの入り口。石が3つあったが、説明には4 stone balls of a gigant catpult to defend the castle (城を守るための巨大な投石機の石4つ)とあった。ということはここにお城があったのか?
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岩の間の階段を降りると、バスタイ橋の向かい側に出た。そこから橋を撮影。
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橋を拡大して。
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上下のパノラマで撮影。紅葉との組み合わせが、みごとな眺めだ。
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橋をバックに記念撮影。
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岩の間に渡された歩道橋を歩いて展望台へ。
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展望台の向かい側のパノラマ(画像をクリックしてください)。
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上のパノラマのさらに右側にもパノラマが(画像をクリックしてください)。
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歩いてきた歩道橋を振り返って。
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下を覗く観光客。
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岩の間から延びる松の木。よくもここまで折れずに育ったものだ。
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その下の樹林帯。
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ひときわ大きな岩のそばで記念撮影。
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岩の右側の眺め。
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歩道橋がさらに続く。
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ひときわ巨大な単独岩峰。
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紅葉のみごとな樹林帯。
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樹林帯に突き出た展望台の上で記念撮影。
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もこもことした単独岩峰。
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同じ岩峰を紅葉越しで。
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拡大するとてっぺんに何かが立っている。手前にも松。
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てっぺんにはこんな人形が立っていた。羽があるので天使かな?
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コース途中に岩に刻まれた文字。Felsraum mit Inschrift von 1706 und Vielfachkreuz(1706と十字の記号が刻まれた岩壁)とドイツ語で書かれた横に、英語でも、16 Room with an insciption of 1706 a multiple cross(1706と多様な十字の記号が刻まれた16番目の部屋)と説明にはあった。ここに16 番目の部屋があったのだろうか? aのあとにndがぬけている気がするが?
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周遊コースの出口近く。
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出口に置かれたレプリカ。これを見るとかつて岩の上に建物が立っていたようだ。
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周遊コースから出ると、下る階段があったので、少し下って見た。
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するとエルベ川が良く見えるところに出た。ザクセンスイスまで下の町から歩いて登ってくる人が多いが、けっこうきつかったと聞く。私達はそれを知っていたので、ドレスデンから列車で往復することも考えたが、最終的には車で来ることにしたのだった。
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対岸の町は、クアオルト・ラーテン。ドレスデンから列車で来たときは、その駅で列車を降りて、渡し船で川を渡ってから、ここまで歩いて登ってくることになる。
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右側の眺め。
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再び下りてきた階段を上り、駐車場に戻ることにした。
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バスタイ橋の手前の岩間。
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さっき通過した展望台。だれもいなかったので、これ幸いと記念撮影。
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橋の目の前のみごとな紅葉。
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再びバスタイ橋の良く見えるところから撮影。このころには順光になっていた。
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撮影していると、岩峰の上に人が立っていることに気付いた。あんなところにどうやって登ったのだろう?
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拡大してみたら、命綱を付けた作業員だった。
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一緒に横道に入った中国人たちがさらに奥のほうに歩いて行ったので、ついていったら、もう一カ所展望台があった。
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高いところからバスタイ橋を撮影。
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その展望台からの眺め。
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再びもとの道にもどる。奥に見えるのがバスタイ橋。けっこう高いところまで登ったことになる。
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ドレスデンの市内も見たいので、早めに駐車場へと戻る。
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バスタイ橋の近くの高級ホテル。公園内の唯一のホテルだ。なんども予約を試みたがいつも満室。人気のホテルだ。
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この時間には続々と観光客が押し寄せてきた。早く来て正解だった。時刻は10時40分。ドレスデンのホテルを出たツアー客はこの時間に着く。したがって10時半前には見学を終えておきたいところだ。
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帰り道の両側には紅葉した美しい木々が。
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同上。
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駐車場から来た道を走る。日が差して木々の紅葉が一段と美しかった。
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ホテル手前の駐車場が満杯のときは、バスタイ橋への分岐点にある駐車場に車を置いて、バスタイ橋まで3キロぐらい歩かなければならない。そこを歩いている人もかなりいた。それでもエルベ河岸から登るよりは平坦な道を歩くので楽かも。時刻は11時。これからドレスデンの空港に向かい、レンタカーを返却して、電車で市内に向かう。紅葉と奇岩の絶景に満足した半日だった。(その17に続く)
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