
2016/10/08 - 2016/10/08
528位(同エリア2056件中)
worldhusiastさん
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- 旅行記332冊
- クチコミ181件
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<行った所>
ドゥブロヴニク・ケーブルカー、スルジ山、独立戦争展示館、ロヴリイェナツ要塞、海洋博物館、聖母被昇天大聖堂、聖イグナチオ教会、セルビア正教会、マリン・ドルジッチの家、城壁、フランシスコ会修道院、民俗学博物館、自然史博物館、総督邸、スポンザ宮殿、ドミニコ会修道院、ユダヤ教博物館、グルージュ港
★
東京から、飛行機を使わず陸路・海路で、ユーラシア大陸を横断する旅行です。
モンテネグロを出国し、クロアチアのドゥブロヴニクにやってきました。
アドリア海各地に散らばる旧市街の中ではおそらく最大、観光客もおそらく最多。めっちゃ観光地!
旧市街の見所をほぼ網羅しましたがおそらく1日半あれば十分。
今回寄った場所をまとめてみました↓
<絶対寄りたい>
ドゥブロヴニク・ケーブルカー、スルジ山、城壁
<おすすめ>
独立戦争展示館、ロヴリイェナツ要塞、総督邸、聖イグナチオ教会、フランシスコ会修道院、ドミニコ会修道院
<興味があれば>
聖母被昇天大聖堂、海洋博物館、マリン・ドルジッチの家、グルージュ港
<時間が余ったら>
セルビア正教会、民俗学博物館、自然史博物館、スポンザ宮殿、ユダヤ教博物館
旅行記の最後ではバスで
ボスニア・ヘルツェゴヴィナのモスタルに向かいます。
82日目 モンテネグロ コトルとペラスト
http://4travel.jp/travelogue/11155064
の続きです。
-----------------------------83-1日目(2016/7/29)---
コトルからの続き
↓バス
12:34 ドゥブロヴニク バスターミナル
-----------------------------83-2日目(2016/10/9)---
11:40 バスターミナル前
↓市バス
11:57 ピレ門前
12:21 宿チェックイン
13:00 ドゥブロヴニク・ケーブルカーに並ぶ
13:24 麓の駅
↓ケーブルカー
13:28 山頂駅
13:28-13:55 スルジ山
13:55-14:43 独立戦争展示館
14:50 山頂駅
↓ケーブルカー
14:54 麓の駅
15:35-15:55 ロヴリイェナツ要塞
16:30-16:45 海洋博物館
16:52-16:58 聖母被昇天大聖堂
17:09-17:17 聖イグナチオ教会
17:26-17:32 セルビア正教会
17:36-17:47 マリン・ドルジッチの家
18:00 夕食@旧港 ≪ドゥブロヴニク泊≫
-----------------------------84日目(2016/10/10)---
9:12-10:47 城壁
10:53 ブランチ@旧市街
11:32-12:00 フランシスコ会修道院
12:06-12:26 民俗学博物館
12:32-12:43 自然史博物館
12:48-13:23 総督邸
13:29-13:40 スポンザ宮殿
13:43-13:54 ドミニコ会修道院
14:16-14:30 ユダヤ教博物館
14:56 ピレ門
↓バス
15:08 Luka Gruz 1
15:10-15:25 グルージュ港散策
15:29 Luka Gruz 1
↓バス
15:32 Luka Gruz 4
16:00 ドゥブロヴニク・バスターミナル
↓バス
モスタルへ続く
<写真はスルジ山から見たドゥブロヴニク旧市街>
全体のルートはGoogle mapで↓
https://www.google.com/maps/d/viewer?mid=z1Gu1WLgvovM.k5bW8XTFkRBI
- 旅行の満足度
- 4.5
-
モンテネグロのコトルを出発したバスはクロアチアの飛び地ドゥブロヴニクに到着。
バスターミナルは観光の中心地の旧市街を通り越し、グルージュ港沿いにあります。
両替所もあるのでクロアチアの通貨と、次のバスチケットもゲットしました。 -
83日目(2016/10/9)
11:40
バスターミナルから旧市街への移動はバス移動で十分。
チケットは車内よりキオスクで買ったほうが少し安いのですが、購入できればドブロブニクカードのほうがいろいろお得なことが多いと思います。 -
このときは、バスターミナル前のキオスクではドブロブニクカードは販売しておらず、普通に1回乗車券を購入。
訪問時(2016年秋)ではこの近辺だとフェリーターミナル近くの「i」(ツーリストインフォ)で購入できるようです。
なぜバスターミナルでは売っていないのか。。 -
バスに乗って旧市街へ!
いつ乗っても車内は激混み!
バス
11:40 バスターミナル前→11:57 ピレ門前
HRK 12 -
若干シーズンオフだというのにピレ門前も激混み!
-
ピレ門のすぐそばにある「i」でドブロブニクカードを購入。
今回は1日券にしました。
旧市街では、海洋博物館、マリン・ドゥルジッチの家、城壁、総督邸、民俗学博物館、フランシスコ会修道院博物館、ドルチッチ・マスレ・プリティカ・ギャラリーの入場料が1回無料になり(入場時パスにペンでマークされるので複数回は無理)、市バスが1日券の場合24時間乗り放題になります(初回利用時に打刻)。
3日・7日券はそれぞれ市内6回郊外2回・市内10回郊外4回までです。
入場パスとバス24時間券は購入日でなくてもよく、同じ日にする必要もなく、それぞれ好きな日に使えばOKみたいです。
ネットで予約すると少し安くなったりするそうです。
特典等が時々変更されているので、詳細はオフィシャルへ。
http://www.dubrovnikcard.com/
ドブロブニクカード
HRK 170 -
12:10
まずは今回の宿へ向かいます。
今回は旧市街の中のゲストルームにしたので、まずはエントランス、ピレ門を通って城壁内へ入ります。 -
何気なく渡ってしまいますが、ピレ門につながる橋は途中まで白い石造りになっていますが→
-
門に近いところは木造になっています。
かつて跳ね橋だったそうです。
人が多すぎて写真がうまく撮れませんがいつ行ってもここは大混雑なので諦めました。。 -
門をくぐると、写真右側のドーム状のところから入ってくることになります。
このような立派な空き地を通過しないと城壁内には入れないことから想像するに往時の防衛はすごかったことでしょう。
写真左の女性が出てきたところに出入り口があり→ -
ここから城壁内に入ります。
-
門をくぐったところがメインの通り、プラツァ通り。人多すぎw
写真左の大きな建物はフランシスコ会修道院です。
旧市街の見所は翌日まわったので、旅行記の後半で。 -
プラツァ通りの喧騒を抜け裏通りに入るとうってかわって静か。
今回の宿はこのへんらしいのだが。。 -
周りの商店の人に住所を言って聞いてみるとどうやらここらしい。。
「SOBE」とは書いてあるものの看板出てない!w
ピンポン押してみると上から声がして、予約しているか?とのこと。
してますー!と言うと、不思議そうな顔で対応してくれました。
予約入れていたのを忘れていたっぽいな。。
部屋はまだできていなかったのですが、荷物だけ置かせてもらって、とりあえず出発です。
House Tereza
Double room (Ana)
1泊 EUR 55 -
部屋はご覧の通り広い感じ。
ベッドは柔らかいが沈みすぎる。。
ピアノもあって、ちょっと驚きw -
ベッド側から撮影。
広いんですよ。 -
気になるシャワーはハンドヘルドでした。
お湯はよく出ますがボイラースイッチをずっとONにしておかないとお湯が出なくなる仕様。
ちなみに支払いは現金のみ。
55ユーロだし、これならお得だったかも。 -
13:00
ドゥブロヴニク最初のお目当てはケーブルカーでいくスルジ山。
ここもまぁすごい人!
実はこの日、午前中土砂降りだったのが急に晴れたので余計に人が出てきていたのかもしれませんが、それにしてもすごい。。 -
チケットをすでに持っている人と購入の人が一緒に並んでいたのですが、購入後乗り口にすぐ並べたのでどうやら適当に並んで大丈夫みたい。
チケットが事前に欲しい方は公式サイトかブジャ門前の商店で購入できます。
結局、並んでから25分ほどかかってロープウェーに乗れました。
ちなみに、スルジ山には車でもいけます。
レンタカーの方やどうしても並びたくない人はどうぞ。
タクシーはボりかねないのであまり勧められませんが。。
ちなみに、このケーブルカー乗り場前から空港行きのバスが出るので、時間に余裕があれば観光の最後に寄るのもありなのかも。
ドゥブロヴニク・ケーブルカー
往復 HRK 150(独立戦争展示館入場券付)
※単純往復HRK120、展示館HRK30なのでお得というわけではありません。 -
ケーブルカー、のぼりまーす!
反対側は旧市街が見えるのですが、それは上りきるまでとっておくことにしましょう。 -
大きな国旗と十字架が見えてきました。
なんと5分足らずで到着。 -
ケーブルカー乗り場の建物に展望台がありますが→
-
ここはロープが入ってしまって
写真としては微妙。。 -
その上の階にも小さな展望台があるのですが→
-
旧市街に若干ケーブルカーの柱とロープがかかっていますが、、まあ、これはこれでありかな。。
-
むしろこっちの方がきれいなのかも。
ドゥブロヴニク空港の滑走路が見えています。
モンテネグロはちょっと見えませんね。 -
ちなみに海の反対側は山!
灰色の山の向こうはボスニア・ヘルツェゴヴィナです。 -
大きな十字架の方に来てみました。
ナポレオン寄贈なんだそうです。 -
十字架の近くから崖にでている人が。
いいのかわかりませんが、便乗しちゃいます。
足場は整備されていないしフェンスなどもないので十分注意しませう。。 -
旧市街アップ!
オレンジ屋根が連なって本当に見事。 -
隣に見えている島はロクルム島。
-
ピレ門とロヴリイェナツ要塞。
すごい位置に建っていますね。。 -
右側を見てみますが、バスターミナルのあるグルージュ港は見えません。。
空港とバスターミナルの位置、なんとかならないんですかねw -
ちなみに現役の港はグルージュ港ですが、旧港は旧市街の端にあります。
-
今度は大きな塔の方に歩いていきます。
塔は電波塔だと思いますが詳細不明。。 -
13:55
スルジ山のもう一つの見所はこちら。
独立戦争展示館。
独立戦争展示館
ケーブルカーセット券利用(通常HRK 30) -
外壁の看板には日本語で概要が書いてありました。
ここでも触れられていますが、この博物館は1991~1995年のユーゴスラビア時代の内戦とその後の独立に関するもの。
ここは「展示館」という名称ですが、内容は結構濃い目です。 -
19世紀に建造された砦が展示室に転用されています。
-
廊下。日が差すと気になりませんが、右の窓枠とか、やや威圧感がありますね。。
-
最近の戦争ということもあり写真は豊富。
説明文はクロアチア語と英語のみですが、パネル写真やいくつか映像資料もあるのでより現実味を帯びて理解できると思います。
左下のモニターは、内戦全体の流れをまとめたものでとてもわかりやすいです。
訪問時(2016年)から約20年前に、今まさにこの地で、さっき見た旧市街が戦禍にあっていたというのがまったく想像できません。。 -
映像の展示室。
みんな無言で見入っていました。 -
旧市街が受けた被害マップ。
右下のエリアはあまり被害がなかったようですが、広範囲にわたって被害があったことがわかります。 -
入口付近にある階段を上っていくと→
-
砦の屋上にでました。
-
旧市街とロクルム島が見えますが、展示館を見る前とは違って見えるかも。。
綺麗ではありますが。。
本当に平和になってよかった。 -
この向こうの方にはイタリアがあるはずなんですが全然見えません。
-
さっきは見えなかったグルージュ港が見えた!
バスターミナルはさらに奥にあり角度的に見えません。。 -
15:00
再びケーブルカーに乗ってブジャ門まで戻ってきました。 -
ここから旧市街中心のプラツァ通りまでは結構な下り坂。
-
城壁沿いを西の方に歩き、ピレ門近くにある「i」手前の道を海のほうに下りていくとこんなところにでました。
-
時間帯なのか、波が強く歩道にたたきつけていました。
注意して歩きましょう。。 -
次に目指すはあれ。ロヴリイェナツ要塞です。
-
階段をのぼって行きますが、ここはそんなにきつくありません。
-
階段を上りきったところから見える旧市街。
起伏に富んでますね。 -
中に入ったところ。
小さいですが状態がよく堅牢な感じがします。
ロヴリイェナツ要塞
ドブロブニクカード利用
(通常 HRK 30、旧市街城壁入場券でも同日なら入場可) -
階段をのぼって上へ。
-
上の階にやってきました。
-
砲弾の模型や→
-
大砲もあるのですが→
-
なんといっても眺めがよい!
旧市街の端が自然の岩場の上に造られたというのがわかります。 -
さっきのぼったスルジ山。
山頂の十字架よりケーブルカーの支柱の方が大きく見えますw -
16:52
時間が少なくなってきたので、旧市街のうち、翌日の城壁めぐりのついでにまわれる場所以外に寄ってみることに。
まずは聖母被昇天大聖堂。
ポンテ門、総督邸のそばにあります。
聖母被昇天大聖堂
見学自由 -
中央の祭壇は工事中でした。。
-
聖母子のイコンのある祭壇は向かって左側にありました。
-
すぐ近くにあるグンドリッチ広場。
某歩き方には「青空市場」とも書かれています。
ちなみにこの銅像がイヴァン・グンドリッチ。
クロアチアの有名な詩人だそうです。 -
グンドリッチ広場の南にある階段を上っていきます。
見ようによってはローマのスペイン階段のような感じ。 -
階段を上りきると聖イグナチオ教会があります。
歩き方によるとローマのサンティニャツィオ教会をモデルにしたそうですが、見た目が似ているかどうかローマに行ったときに確かめてみることにしましょう。
# ここで訪問しました→ https://4travel.jp/travelogue/11234528
「聖イグナチオ・ロヨラ教会」で検索すると写真比較できます
聖イグナチオ教会
見学自由 -
大きな天井画もローマの本家と似ているそうです。
これはスペインの画家によるもの。 -
教会の隅でお祈りをする女性。
-
ちょっとした洞窟のような演出で厳かな感じ。
-
17:26
続いてやってきたのはセルビア正教会。
こちらは残念ながら内部撮影禁止。
イコノスタシスは金色ベースで、絵・カーテン・絵・カーテン・絵・カーテン・絵
の順番で並んでいます。
絵は左から、聖サバ、マリアとキリスト、キリスト、聖ニコラ。
イコノスタシス上部には聖人の絵が並んでいました。
博物館が併設されているとの話でしたが訪問時は閉鎖中でした。これまた残念。。
セルビア正教会(聖受胎告知教会)
見学自由、日本語パンフレットあり(HRK 20) -
17:36
最後に近くにあるマリン・ドルジッチの家にやってきました。
ここはドブロブニクカードが使えます。
マリン・ドルジッチはドゥブロヴニク出身の劇作家。
叙情詩や喜劇で有名なんだそうです。
マリン・ドルジッチの家
ドブロブニクカード利用(通常HRK 100、総督邸等と共通券) -
ドルジッチの寝室の再現。
裕福な家庭の子だったそうですが、なんかあんまりそんな感じがしない。。 -
劇作家なはずですが、よくわからないオブジェみたいなのが狭い館内に並べられていました。。
・・・よくわからないYo!
背景を知らない私は急には理解できませんでした。。 -
ちなみにドルジッチの像は総督邸の前にあります。
-
18:00
混乱したところで夕食の時間!
旧港にあるレストランにしました。
日本人もすでに来ているようですね。
ただ、外で食べるのは秋の夜はちょっと肌寒いかも。 -
シーフードリゾットを注文。
イカ、ムール貝、えびが入っているのですが少なく、米がメインでした。
味は良いのですが、やや濃い目。
二人分くらいあるので、シェアがいいと思います。 -
リゾットが大量に来ると知らなかったので注文してしまっていたドゥブロヴニク風ロジャタ。
要するにプリンなのですが濃厚で、密度が高い感じ。
卵よりは乳が多いような気がします。
おいしかったです!ごちそうさま。
夕食@ロカンダ・ペシュカリャ
シーフード・リゾット HRK 99
ドゥブロヴニク風ロジャタ HRK 22
紅茶 HRK 16
合計 HRK 137+チップ -
19:00
もう暗くなってきました。
旧港の夜景、きれいですが肌寒い! -
プロチェ門からみた旧港。
-
ルジャ広場。
右側の建物は聖ヴラホ教会。
滞在中閉鎖されており、結局中には入れませんでした。 -
プラツァ通りを通って宿に戻ります。
一旦おやすみなさいー。
★☆★ドゥブロヴニク泊★☆★ -
84日目(2016/10/10)
9:12
おはようございます。
なんだか曇っていたのでさっさと城壁めぐりをしてしまうことに。
城壁の出入り口は何箇所かあるのですが、ピレ門近く、フランシスコ会修道院横の上り口から入ることにしました。
城壁
ドブロブニクカード利用(通常 HRK120) -
階段を上って、城壁ウォーキングスタートです。
-
すぐ見えるのはプラツァ通りです。
-
反対側を見るとピレ門の外。
なんか向こうは天気悪そう。。 -
所々監視塔の跡が残っています。
-
覗き窓から見えるのは前日に訪れたロヴリイェナツ要塞。
-
ボカール要塞のところに展望台がありました。
-
旧市街の屋根並み。
曇っていても綺麗です。 -
ここからしばらく細い道に変わります。
列を作って上っているのが見えますね。 -
アーチ状の・・・何かw
ボカール要塞から歩き出してすぐに見えます。 -
海ギリギリ、自然の岩場の上に城壁が建設されているのが分かります。
-
しばらく進むとロクルム島が見えてきます。
結局訪問中ロクルム島行きのボートは運休だったんですが秋は欠航率が高いのでしょうか。
それともオンシーズンのみなのかな? -
Sv.Petarという塔を過ぎた辺りでグラウンドが見えてきます。
どうやら左の建物は学校みたい。
こんなところにあったら集中できなそう!w -
9:44
Sv.Margaritaというところに出ました。
ちなみに写真に写っているのは大量の朝鮮半島観光客。
先に行くまでちょっと待機。 -
しばらくまた細い道が続きます。
右下を見ると海際にカフェがあるみたいですね。
天気のいい日は海見ながらのコーヒーもいいかも。 -
ちょっとしたスペースから前日立ち寄った聖イグナチオ教会がチラ見できました。
-
9:57
聖イヴァン要塞のあたりにきました。
ちょうど城壁入口のほぼ反対に位置します。 -
ここの窓からは旧港がチラ見え。
-
要塞を出るとアーセナルが見えてきます。
-
旧港はさっきの窓よりこっちからのほうがよく見えます。
-
このそばには海洋博物館があります。
近くに城壁から出られる小さな出入り口があり、そこから博物館に迎えます。
ちなみに一旦出ても同じ日なら同じチケットで城壁に再入場できるようです。
しかしここ、内部は撮影禁止。
最初のフロアでは発掘品や油絵などが、一階上のフロアでは船のミニチュアや油絵、部品や書類などが展示されていました。
広々として見やすかったです。
1880年の木製の船内の椅子には貴族らしき女性や、貴族らしき人たちの宴会の様子のイラストがついていてちょっと印象的。
下の階には水族館(別料金)があるそうですが訪問しませんでした。
海洋博物館
ドブロブニクカード利用(通常 HRK 100) -
10:08
旧港に戻ってお散歩を続けます。 -
旧港の縁をぐるっと歩いてきました。
-
聖ルカ要塞近くにある3つ目の城壁出入口でチケットチェックを受け、最後北の縁を歩いていきます。
-
Sv.Vidから見る旧市街。
ここからの眺めは綺麗! -
10:32
城壁最後の見所はミンチェタ要塞。
いかにも要塞といった出で立ち! -
旧市街が一望!
ロクルム島も見えています。
これで城壁ウォーキングは終了。
歩いてみると北と南が高台になっていて、真ん中が低くなっているというのがよくわかります。
北と南は自然の陸地で、真ん中の低地は入り江を埋め立てたからなんだとか。
最初は南側に人が住んでいたといいます。
ちょっとお腹が空いてきたのでブランチにします。 -
出入口に戻ってきたらすごい人!
やはり早い時間がいいっぽいですね。 -
10:53
プラツァ通りに出ていたメニューを眺めていたら客引きが来て、ついていくとこんなところでした。。 -
オムレツを注文。
スモークハム、チーズ、トマト、きゅうりが入っていました。
至ってふつう。というか、おいしくはない。。
これで約1,000円は高すぎる。。
パンは頼んでいないけど出てきちゃった感じ。
これもふつう。
うーん、ここは微妙だったかも。
ブランチ@Konoba Longo
オムレツ HRK 59
パン HRK 7
コーヒー HRK 21
チップ HRK 8
合計 HRK 95 -
11:30
腹ごしらえも済んだところでバスの時間まで残りの旧市街の見所を一気に見て行こうと思います。
まずはピレ門から入ってすぐ目に付く
オノフリオの噴水。
オノフリオの大噴水
見学自由 -
うーむ、、噴水というより水道のような。。
15世紀、12kmから続く水道の一部として造られたもので、オノフリオさんが源泉からひいてきたものだそう。
一応飲用可となっていますが、自己責任で。。
ちなみに、プラツァ通り沿いの反対側にはオノフリオの小噴水があり、これも由来は同様です。 -
11:33
そのすぐそばに建っているのが城壁からも何度も見えていたフランシスコ会修道院。
フランシスコ会修道院
修道院内の教会 見学自由
修道院の博物館 ドブロブニクカード利用 -
教会部分は、こざっぱりとした印象。
-
上の段と左下の写真は身廊の左右に見える祭壇。
右下は中央の祭壇。
キリストの像がありました。
4本ある柱は大理石でしょうか。 -
教会の奥に博物館が併設されています。
どっちかというと見所はこちらかと思います。 -
博物館に入る直前に薬局があります。
ここ、14世紀に開業したヨーロッパで3番目に古いものだそうですが、いまだなかなかの人気っぷりでした。 -
ここから先が有料エリア。
中庭を取り囲むように回廊がありました。 -
歩き方によると、回廊の壁には修道士が人々の病を癒している様子が描かれているとのこと。
説明が外国語(クロアチア語なのかラテン語なのか)しかなく、どこぞの国の観光客から「あなた意味分かる?」と聞かれましたが全然分かりませんで。。
Google翻訳から「察する」に、一番右のはローマ君主が謙遜しながらフランシスコ?が選ばれたことを確認しようとしているところみたいで、あんまり癒しとは関係ないような。。 -
壁画がまとめられているパネルがありました。
確かに癒してそうな風に見えるものもありますね。 -
中庭には泉らしきものが。
-
展示室内は撮影禁止でした。
中には、薬草の本、医学書、壷、混ぜる道具や、Antiphonalのマニュスクリプト、イコン、十字架などがありました。
一角の壁には1991年12月6日に受けたというミサイルの穴が空いており、衝撃的。。 -
プラツァ通りに出てみると、なんと雨が・・・
一連の旅行ではあまり本格的に雨が降りませんでしたが、先に言ってしまうとここから雨につきあっていくことになります。。 -
12:06
残っているのは博物館めぐりだったので、雨でもお構いなしに進めてしまいます。
まずは民俗学博物館。
マリン・ドルジッチの家のさらに南の方にあります。
ここは内部撮影禁止。
内部は三階建てになっています。
一階は海底からの発掘品。
二階は農業漁業系ですが、説明パネルが少なく道具や写真がただ並んでいるような感じ。
三階は民族衣装系。祭りの男女の衣装や、ピストル・刀、なぜかイースターエッグなど。
まあ大体そうだろうな、というような展示内容でした。
民俗学博物館
ドブロブニクカード利用(通常 HRK 100、総督邸などとの共通券) -
ちょっと天気が悪いですが、館内の階段からは旧市街とスルジ山が一望できます。
さっきのフランシスコ修道院も見えていますね。 -
12:32
続いては自然史博物館。
聖イグナチオ教会と聖母被昇天教会の間にあります。
自然史博物館
ドブロブニクカード利用 -
中は結構凝った展示スタイルでした。
1階はチケット売り場とお土産ショップ。
2階は海中の生き物の写真や動物の剥製の展示。
写真の亀のほか、鳥、モンクアザラシなどがありました。
3階は海の生き物の剥製や、深海の展示。
左下は深海の水圧の説明なのですが、無駄におしゃれw
ずっと「under pressure...」というSEが無限ループしていて長時間いるとなかなかきついw
右下は深海のイメージを再現。
CDとライティングでよくイメージできていると思います。
子供は喜びそう。 -
ホウライエソ(Sloane's viperfish)というもので、某ペディア先生によると水深500-2,500m程度に生息する動物で日本近海でもみられるとのこと。
ホルマリンらしき液体に漬け込まれています。
さらに4階には貝の展示がありました。
(写真は割愛します、すみません。) -
12:48
続いては総督邸。
ここもメインの見所ですね。
14世紀から19世紀初頭までドゥブロヴニクを中心地としたラグサ共和国の総督の住居です。
総督邸
ドブロブニクカード利用(通常 HRK100、海洋博物館などと共通券) -
総督邸も内部撮影不可。。
1階のチケット売り場を抜けるとイコンや過去の偉人の彫刻が展示された部屋があり、他に牢屋などがありました。
この中庭の階段から2階へあがります。
ちなみにここは撮影OK。 -
階段の手すりがキモチワルイ!w
-
2階は、貴族の衣装や家具、食器、武器、コインなど生活的な展示がメイン。
中でも薬壷、はかり、混ぜ具などはちょっと異色。
結構大きな薬壷もありました。
大広間が続く水色を基調にした部屋では、日本の武士と思われるちょんまげ男が描かれた花瓶や、豪華なイラストが引き出しすべてに描かれたキャビネ、深い赤でまとめられた天蓋付きのベッドなどなかなか豪華なラインアップ。
思ったより見応えがありました。 -
総督邸のすぐそばにある門はポンチ門。
ここから旧港に出られます。
前日の夕食はこのすぐ右手のレストランでいただきました。 -
聖ヴラホ教会の前にあるルジャ広場にやってきました。
-
このルジャ広場、聖ヴラホ教会の前にあるのがオルランドの柱。
”オルランド”とは、古フランス語叙事詩「ローランの歌」のローランのこと。
像は15世紀建設とされ、オルランドの肘から手首までの約51cmが当時自由都市国家だったラグサ共和国の度量衡の単位だったといわれています。 -
13:29
次はその向かいにあるスポンザ宮殿へ。
スポンザ宮殿
入場料 HRK 25 -
入ってすぐ左の部屋をのぞくと展示をやっていました。
ドゥブロヴニクを守った人たちのメモリアルルームだそうです。
ここは無料で見学できました。 -
ここからが有料エリア。
しかもまたも内部撮影不可です。
一応部屋を見学できるのですが、どれも殺風景な白い壁の普通の部屋。
展示内容はというと、本物ではなくコピーが並ぶのみ。
おまけに英語解説がないのでちんぷんかんぷん。
写真OKな中庭が一番楽しめる場所でした。。 -
13:43
次はスポンザ宮殿の北東にあるドミニコ会修道院です。
ドミニコ会修道院
入場料 HRK 30 -
広い中庭を回廊が囲んでいました。
フランシスコ会修道院と同じスタイル。 -
展示室は撮影禁止。
宗教画や宗教グッズを展示していました。
ルネサンス期のイタリア人画家ティツィアーノ・ヴェチェッリオのSt Mary Magdalene, St Blaise, the Archangel Raphael with Tobias and the donatorという絵が大きくととても印象的。
気になる方はGoogle画像検索でみてみてください。 -
教会もありました。
祭壇のすぐ横(写真左)から入るので最初祭壇ないじゃんと思ってしまいました。。
白い壁と木製の屋根・椅子で、すっきりした印象。
祭壇もシンプルで気品がありますね。 -
14:02
うっかりここまで紹介していませんでしたが実は何度も訪れていたプロチェ門。
一番東にある門です。
ここからロープウェイ乗り場に行ったり夜景を撮影したりしていました。
気付けばなんと晴れてきたみたい! -
14:16
再び旧市街に戻り、プラツァ通りをちょっと入ったところにあるユダヤ教博物館。
時間的にドゥブロヴニク最後の見所です。
一連の旅行ではあまり見かけないユダヤ教関連の施設ですが、おそらくジョージアのトビリシ以来の登場でしょうか。
ここも内部撮影禁止。
扉の向こうは階段で、2階が展示室、3階がシナゴーグです。
展示室はとてもせまく、展示数も少なめ。
ヘブライ語で書かれたトーラーの巻物、聖書、18-19世紀のトーラーのマントル、トーラーの冠、羊の角で作ったホルンなど。
シナゴーグは、こげ茶色の木製の祭壇で、赤いカーテンがぶら下がっていました。
天井からは古そうな電飾がぶら下がっています。
とてもこぢんまりとした内部でした。
ユダヤ教博物館・シナゴーグ
入場料 HRK 40 -
14:56
荷物をピックアップして、ピレ門前からバスに乗ってバスターミナルへ向かいます。
バスは16時発なのでちょっと早いですかね。
バス
14:56 ピレ門→15:08 Luka Gruz 1
ドブロブニクカード付属の24時間フリー券利用 -
そういえば現役港に寄っていなかったと思い出し、しかも24時間フリー券を今頃になって使うのでは元が取れないw
とも思い、途中下車してやってきました。
グルージュ港です。 -
これがアドリア海につながっているわけです。
-
対岸はラパッド地区。
正直見所はあまりありませんが前来たときに宿泊しており、宿泊先から市内に出るのにボートでここまで来た記憶があります。 -
15:29
では一路バスターミナルへ。
バス
15:29 Luka Gruz 1→15:32 Luka Gruz 4
ドブロブニクカード付属の24時間フリー券利用 -
15:44
バスはこちら。
クロアチアを出国しボスニア・ヘルツェゴヴィナに向かいます。
ちなみにここからモスタルに向かう方は、このバスターミナルで余ったクーナを両替しボスニアの通貨を少し入手しておいた方がいいです。
モスタルのバスターミナルやその周辺には両替できる場所はありませんでした。
また、トイレは有料(3クーナ)ですので両替の際はご注意を。
バス
16:00 ドゥブロヴニク バスターミナル
→19:04 モスタル バスターミナル
HRK 127
バックパックトランク預け代 HRK 8 -
内部はこのようにいたって普通でした。
-
バスは定刻に出発。
ターミナルを出てすぐ見える大きな橋。
進行左に海、右に山をみながら進むので、右側座席の人は唯一といっていい見所です。 -
橋渡り中ー
-
進行左側は海ー
-
進行右側は山ー
これがしばらく続きますw -
右側でも一回海が入り込む場所があります。
-
16:55
ボーダーが見えてきました。
クロアチア側は素通り。
ボスニア側は、停車して警察官が乗り込んでくるもパスポートを受け取りもせずチラ見して終了。
実はこのバス、ボスニアに一旦入国するのですが、ネウムという町を通過するのみで再びクロアチアに戻るんです。 -
17:03
ネウムに入ってすぐにあるドライブインORKAで休憩。 -
そこからの景色。
意外ときれい。
ネウムは車窓から見る限りではクロアチアにありそうなふつうの町でした。 -
17:29
またボーダーが登場。
今度はボスニア側(出国)はスルー。
クロアチア側(入国)は警察官乗込みチラ見方式でした。
一応今度はパスポートを受け取って見ていました。
あっという間に再びクロアチアに逆戻り! -
18:04
30分ほど走って、またまたボーダー登場!
今度は正式にボスニア・ヘルツェゴヴィナに入国します。 -
クロアチア側は警察官が乗り込んで出国スタンプを押していました。
ボスニア側はスルー(!)
あれ、いいのかな。。
よくわからないけど、18ヶ国目ボスニア・ヘルツェゴヴィナ
入国ですー!
いったんここで旅行記を区切ります。
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85日目 ボスニア・ヘルツェゴビナ モスタル
http://4travel.jp/travelogue/11182435
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