2016 西表島紀行　～ マリュドゥ＆カンビレーの滝へ ～

2016/05/27 - 2016/05/27

梅雨時期を承知で予約した西表島2泊3日旅行。
思いがけず夏の日差しを浴び、熱中症になりそうでした。
西表島は海も山も面白く、何度でも通いたい魅力的な島です。

日程
5月27日(金)：羽田ー石垣島ー西表島(2泊) PM 滝見トレッキング
5月28日(土)：AM 奥西表シュノーケリング PM プールでまったり
5月29日(日)：西表島ー石垣島ー羽田帰着

初日は午後からマリュドゥの滝、カンビレーの滝を訪ねました。
あまりの暑さにヘロヘロになって苦行のように往復(^^;しました。

エリア 西表島(沖縄)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 船 ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

5月27日(金)朝5時過ぎの羽田空港第2ターミナル出発ロビーです。
ちょうどカウンターがオープンするところでした。

6:10発石垣行に乗ります！
どうやらこのフライトがANAの第一便みたいですね。

外はあいにくの雨模様…
乗り込む飛行機は小さ目のようです。

今回もプレミアムクラスを予約していました。
定刻に出発し、少しすると朝食が運ばれてきました。

照り焼きチキンと野菜のサンドイッチ、野菜のカレー風味デニッシュ
海老のマリネと菜の花アンチョビ風味、その他フルーツなど
完熟トマトのスープはにんにくの味がしっかり付いていました。

少しウトウトしたなと思ったらもう石垣島上空でした。
あら、お天気よいみたい…

見事に島の上だけ雲が湧いてますね。

サンゴ礁の海がきれい〜♪
また来れて幸せです。

9:10に着陸し、9:15には到着ロビーに立っていました。
おーりとーりの文字を目にして気分が浮き立ちます。
前回は昨年9月の5連休初日に来たので空港内がかなり込み合って
いましたが、今日は空いています。

ロビーにある水槽ではナポレオンフィッシュが悠々と
泳いでいます。

外に出てお約束の写真を一枚。

新石垣空港 (南ぬ島石垣空港) 空港

港まで行きたいと告げて東バスの運転手さんから往復券(1000円）
を購入しました。9:30発です。

なんと、東バスの前に特急バスが停車していました。
こちらは9:40発。値段は同じだったみたい…
でも、切符も買ってしまったし、と東バスに乗車しました。

緑の草原の向こうに青い海が見えてテンションが上がります。
梅雨と覚悟して灰色の空を予想してきたのですが…ラッキー？？？

バス車内は空いています。
でも、白保のあたりから各駅停車になり地元の方たちが
乗り降りするようになりました。生活の足ですね。

宮良橋を渡ります。

離島ターミナルには10:05到着しました。
ターミナル内は人でいっぱいで驚きました。

石垣港離島ターミナル 乗り物

まだ船の時間まで余裕があるので、大好きなお店
お菓子のマルシェに行ってみます(^^)
この通りも人がいっぱいでした。
平日でも結構混んでいるのね〜とこの時は思いました。

お菓子のマルシェでマンゴーシュークリーム(250円）を食べました。
マンゴーがフローズン気味で冷たくて美味しい！！

10:50発の鳩間島経由上原港行きに乗船します。
（安栄観光WEBサイトから事前予約済みで往復2人7420円）

出航してすぐに巨大なマンションのような大型船の横を通過。
どうやらこの船の方が石垣港周辺で観光されていたようですね。
皆さん首からIDカードのようなものを下げていました。

ちょっとウトウトしている間に鳩間島に入港。
若干乗り降りがあって、すぐに西表島に向けて出航します。

上原港に近づくとバラス島が見えました。
以前シュノーケリングツアーで行ったことがありますが、
魚肉ソーセージで餌付けされた魚たちに指を食べられそうになり
結構トラウマになってます…(^^;

11:55　西表島上原港に到着しました。
船着き場の海の色さえきれいですね。

上原港 名所・史跡

港前の道路。
空も山もきれいでまるで夏みたい。

今日から2泊するニラカナイ西表の送迎バスに乗車しました。
家族連れ2組と私ども、総勢9人を乗せて12:05に出発しました。

すっかり迎えの車やバスがいなくなった上原港を
後にします。

12:15　ホテルに到着しました。
チェックイン後はすぐにお部屋に入れていただきました。
一息ついたら昼食がてら出かけます。

星野リゾート 西表島ホテル 宿・ホテル

アクティビティデスクで自転車をレンタルしました。
（5時間レンタルで1100円…普通の自転車です。4時間だと800円）
では頑張って行きましょう！

まずは腹ごしらえ、とホテルから2分くらいの
キッチンイナバさんへ

キッチンイナバ グルメ・レストラン

何組か地元の方がいらっしゃっていましたが
すぐに案内されてほっとしました。
前回、夕食の予約が取れず諦めたお店だったので
来てみたかったのです。

いなば風パスタ1260円を食べました。
大きな海老にイカ、貝など具だくさんのトマトソースパスタです。
サラダとパンが付いて満腹になりました。
時間があればデザートも食べたかったな…リピートしたいです。

13:40過ぎに出発しました。
14時発の浦内川観光のクルーズ船に乗るべく自転車をこいでいます。
多少アップダウンがありますが、あまり車も通らず快適でした。

浦内川の橋を渡る前に横道に入り、こちらで駐輪します。
10分で到着しました。

どうやら14時発に間に合ったみたい。
往復券1800円を購入しました。

浦内川観光 乗り物

こちらの緑色がきれいなボートに乗船します。

行ってきまーす！

こちらのお兄さんが船長さんで
随所でボートを停めて説明してくれます。
お客さんは私どもを含めて5人。
滝まで行くには最終便なので空いてます。

マングローブの生える川をさかのぼっています。

所々支流もあって、カヌーなら入れるようです。

こちらはヤエヤマヒルギの木。説明ポイントのため、札が付いています。
このほか、オヒルギ、メヒルギがあります。
干潮に向かっている時間帯で根っこがよく観察できました。
満潮時は植物にとっては苛酷なんだそうで、今は呼吸が楽なのかなぁ。

こちらはサキシマスオウノキの板根(板状の根っこ）
十数年前に生茶のCMで有名になりましたよね。

この奥に1968年まで稲葉集落があったそうです。
河川氾濫で1969年に廃村となったそうで…
最後に退去したのがこのクルーズ主催の浦内川観光のオーナーであり、
キッチンイナバのオーナーでもあるそうです。
稲葉集落を忘れないためにお店の名前にしたとのことです。
先ほど食べたばかりなだけにキッチンイナバとのつながりに驚きました。

14:30　上流の船着き場(軍艦岩）に到着しました。
迎えの船は1時間半後の16時です。
この便だけは滝の往復に使える時間が短いのです。

左手の道を行きます。
船長さんにとにかくまっすぐ行って、と言われ歩き出します。

ジャングルトレッキングという雰囲気ですね。
ちなみに私はここを歩くのは10年ぶり2回目。

すてきな滝もあり、ついつい足を止めてしまいます。
涼しげですが、実はすごく暑い…

20分ほどでこちらの展望台に到着。
右手の階段を上ります。

立派な展望台がありました。
椅子もありますが、休む時間はなさそう。

こんな感じにマリュドゥの滝が見えます。

アップにするとこんな感じ。
マリュドゥの滝は現在、近寄れないようになっていました。

カンピレーの滝まで15分なので、せっかくなので
行くことにしました。

日差しはさえぎられますが、蒸し暑さは半端ないです。
命の水を大事に飲みながら進みます。
（飲み物は下流の船着き場に自動販売機があります）

突然こんな立派な看板が現れました。
一般コースはカンピレーの滝までですが、その先、山を越えて
仲間川経由大原方面へ西表島を横断できるようです。
こうなるとまさに探検ですね。届出が必要とのことです。

15:10　カンビレーの滝に到着。
きれいな滑滝です。

カンピレーの滝 自然・景勝地

時間があったらもう少し滝に近い所で腰を下ろして
涼みたいところですが…すぐに戻らないと

ひたすら暑さとの戦いの帰路となりました。
全身汗でびしょぬれです。

15:45　船着き場に到着。
16時に迎えの船(最終便）がやってきました。

外国人のカップルが乗船していました。
外国の方には英語版パンフレットを渡して、説明時は
そのパンフレットの番号を言って読んでもらっていたようです。

帰りも説明を受けながらクルーズします。

干潮タイムでかなりゆっくり進む場面もありました。

また、岸辺に琉球イノシシが現れたり、楽しい道中でした。

すっかり根っこが出ているヒルギ達。
きっと今このあたりは新鮮な空気が満ちていると思います。
深呼吸しておきました。

浦内橋が見えてきました。クルーズも終了です。

この後悲劇が…
自転車に乗って漕ぎ始めてすぐにパンク…(^^;
ホテルまで炎天下の道を自転車を押して帰りました。
自転車なら10分の道ですが歩くと30分かかり、熱中症になりそうでした。