2015 SW 沖縄・八重山旅行記　【３】　アイランドホッピングの1日

2015/09/21 - 2015/09/21

極上の海を求めて5日間の八重山旅。
お天気に恵まれて最高の休日でした。

日程：9月19日（土）：羽田空港ーANA89−石垣空港ー石垣港ー
　　　　　　　　　　 西表島上原港ーヴィラうなりざき（2泊）
　　　9月20日（日）：奥西表プレミアムシュノーケリングツアー参加
　　　9月21日（月）：−由布島ー西表島大原港ー波照間島ー石垣島
ホテルイーストチャイナシー（2泊）
　　　9月22日（火）：黒島・パナリ周辺シュノーケリングツアー参加
　　　9月23日（水）：−石垣空港ーANA90−羽田空港

3日目です。
居心地のよかったヴィラうなりざきを出発し、バスの旅。
途中由布島に立ち寄りながら大原港まで西表島半周しました。
その後、波照間島に渡りレンタサイクルで気ままに周遊。
夕方着いた石垣島も含めると４島を巡った１日でした。

表紙写真は波照間島のニシ浜ビーチです。

　

エリア 波照間島(沖縄)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 高速・路線バス 船
• 旅行の手配内容: 個別手配

9月21日（月）
6時に目が覚めて外に出てみたら朝日が昇るところでした。
6:35頃に日の出を迎えました。神々しい景色でした。

スタッフさんから教えていただいた展望台右手の浜へ
下りてみました。

誰もいなくてひっそりと静かなビーチです。
しばしやどかり探しを楽しみました。

もう少し奥まで歩くと、秘密の隠れ家風のビーチが…
ここも展望台同様、とてもすてきなスポットでした。

今日は7時に朝食へ！1番乗りでした。
メニューは昨日と一部変わっているようです。
飽きないように工夫されているんですね。

大好きなもずくと島豆腐は今日もありました！
籠の中は美味しいパンが何種類かあって
オーブントースターで焼いて食べました。

今日も海を見ながらの朝食。
ゲストが最大でも12組と少ないので、いつも静かで
のんびりできるリゾートでした。
とっても気に入ったのでまた泊まりに来ようと思います。

ヴィラうなりざき 宿・ホテル

8時に最寄りの住吉バス停に送っていただきました。
いつでも気持ち良い対応をしていただいて
本当によいお宿だと思いました。

8:05発のバスがやってきました。
バスはこの時期、白浜港〜豊原の通しのバスが1日4本。
その初便に乗車します。
乗車時に運転手さんから1日フリーパス（1030円/人）を購入しました。

このバス停の向かいに昨夜夕食を食べた「初枝」さんがあります。

上原港を過ぎたあたりで海に近いところを走りました。
西表島は海も山もあってとてもアクティブに過ごせる島です。
1週間くらい滞在してもいいなぁ…

草原の奥に見えるのは小浜島です。
バスは各バス停でピックアップしながら（あまり降りる人はいない）
進んでいきます。パイヌマヤリゾートで立ち乗車が出ました。

8:55　由布島水牛車乗り場に到着。
目の前にある旅人の駅で水牛車乗車券＋由布島入場券を
購入しました。（1260円/人）
大きな荷物はこちらに置いてでかけました。

のろのろしていたので9時の水牛車は逃してしまい、
9:15までのんびり待ちます。

チケットとパンフレット。
バスのフリーパスを持っていると1割引になりました。

9:15発の水牛車は1台に20人近く乗ったので
結構重いだろうなぁと思いました。
この水牛の名前は「シンタロウ」17歳です。
人間の年でいうと51歳だそうです。
おじさんの掛け声で進んでいきます。

由布島から対向水牛車がやってきました。
あちらは軽そう。

おじさんは三線でアサドヤユンタを弾き語り。
結構うまいなぁと思っていたら、やはり盛大な拍手が…。
歌が終わると水牛の歩みが早くなり、驚きました。

9:25頃、由布島上陸。
奥が先ほどまでいた西表島本土です。

亜熱帯植物楽園由布島 自然・景勝地

こちらが入り口です。が、その前に…

水牛の池を見に行きました。
かつての由布島は、竹富島や黒島から移り住んだ人々で
栄えており、農耕用として水牛が活躍していたそうです。

隅の方に子供の水牛たちがいました。

園内は南国の花で彩られています。
ハイビスカスに…

オオアリアケカズラかな？

プルメリアかな

なんだか、モルディブのリゾート内を歩いている
気分です。

途中のレストランで一休み。
購入したチケットにパインジュース引換券が
付いていたのです。おいしくいただきました。

由布島レストラン グルメ・レストラン

由布島小中学校の校門跡です。
昭和44年のエルシー台風で被害を受けた島のほとんどの人々は
由布島の対岸へ移り住んだそうです。

マンタ浜。
空模様が怪しいです。
対面に見えるのは小浜島です。
とても近く見えるので泳いで渡れそうですが、実際は
マンタも通るヨナラ水道があるのでありえないですね。

モルディブと錯覚しそうな南国ロードを
散歩気分で歩きます。

ブーゲンビレアガーデンで花の香りに包まれて

最後は急ぎ足で水牛乗り場へ戻ってきました。
10:00の便に乗車します。
次は10:30なのでバスに間に合うかどうか…

帰りも歌を聞かせてもらえましたが、
知っている歌のはずなのに、まったく知らない歌に聞こえる
という微妙な感じでした…（^^;

長靴を履いて歩いて渡っている方もいました。

旅人の宿には売店があり、テラスに椅子やテーブルもある
ので、少しのんびりしていました。公衆トイレもあります。
10:40発の大原港行きバスに乗車します。
このバスは由布島水牛車乗り場〜大原港の間だけを走る
バスです。

マングローブの浮かぶ河口を通ります。

西表島の路線バスについてですが、
上原港〜白浜の間だけを走るバスも何便かあります。
上原港〜由布島水牛車乗り場の間については
白浜港〜豊原の1日4本のバスだけになります。
詳細はこちら
http://www.iriomote.com/web/access/bus/
（10月以降冬期間は通しのバスしかないようです）

11:00大原港に到着。

こちらが大原港ターミナルですが、
次のフェリーは12:30発に集中しているので
チケット売り場にも誰もいませんし、売店も無人でした。

なので、大原の集落へ行ってみることにします。

交番につながれていたヤギさん

島に2か所あるという信号の1つかな。
この先のスーパーで少し買い物してプラプラしました。

11:30になったので、この交差点に面した
「ゲストハウス島時間」併設のカフェで昼食にしました。

島野菜カレーサラダ付とコーヒーでランチ。

西表島ゲストハウス 島時間 宿・ホテル

12:10頃、ターミナルへ戻り、予約していた波照間島行きの
チケットを購入しました。（ネット予約済み 1440円/人）
こちらの船に乗船します。
12:30発予定でしたが、少し遅れて出航。船内ほぼ満席でした。

13:05過ぎ、波照間港到着。
出航してすぐに爆睡してしまって景色も見れず…

波照間港に到着。
行列はこれから石垣島に帰る船に乗る人の列です。
波照間島のお宿からの送迎車が勢ぞろいしていましたが
私どもは何も予約していないのでとりあえずターミナルへ

こちらが船客ターミナル。wifiあり。
ただ、この時間はまたしてもチケット売り場に人がいないので
チケット購入は後にして観光に行くことにしました。

ターミナルから徒歩1分くらいで
オーシャンズレンタカー・サイクルへ
500円で自転車を借りました。荷物も置かせてもらえます。
電動サイクルやバイク、自動車も扱っているようですが
あらかじめ予約した方がよいようです。

島内の簡単な手描き地図もいただいて
いざ、サイクリングに出発！
右手の道は集落へ上がる道です。まずは左手の
島の周囲を回る道路を走ることにしました。

久々の島サイクリング〜♪

ケモノ臭がするなぁと思ったら、ヤギさんがあちこちに…
つながれていますが、かなり広いエリアの草を食べれそうです。

巨大風車の脇を通過します。
奥に見える島は西表島です。

ひたすらさとうぎび畑とヤギのいる草原という
繰り返しの風景の中、気持ち良く走っています。
アップダウンは多少あります。
レンタサイクルがギア付で助かりました。

30分くらいで最南端の碑があるポイントに到着。
ここにはたくさんの人がきていました。
（と言っても10人くらいかな…）

奥に見えるのは星空観測タワーです。

波照間之碑入り口から最南端の碑へ向かいます。

日本全国47都道府県から集められたいろんな石が
埋め込まれていました。この道自体がくねくねと
曲がっていて、この石を用いて2匹の蛇を表現しているとか。

波照間之碑に到着。

最南端の碑

星空観測タワーに歩いて行ってみました。

最南端の碑からは5分くらいで到着。
なんと、月曜休館でした。

波照間島星空観測タワー 名所・史跡

気を取り直して、自転車に乗り、高那崎に来ました。
最後はダート走りでなかなか…

中央付近に見える人工物は波照間空港だと思います。
2015年10月から運航開始予定でしたが、諸処の事情で
12月からに延期されたようです。

それでは、また星空観測タワーの前を通って
今度は集落へと向かいます。

結構アップダウンがあるんですよね〜
そしてヤギもあちこちに。
のどかな島時間が流れています。

こんな方向指示があるので親切です。

集落までの坂を上る途中、振り返って最南端の海を
眺めました。

集落の中心部にある公園です。
レンタサイクルでいただいた手描き地図には
ムシャーマ公園と書いてあります。
ムシャーマというのは旧暦の7月に行われる豊年祭のようです。

この通りに面して有名な星空荘と隣には売店がありました。

少し集落内を走ったところにあった波照間酒造。
島で唯一の泡盛「泡波」の酒造所です。
夫のリクエストで来てみましたが、購入は難しいみたいですね。

さらに集落を進み、次なる目的地ニシ浜へ向かいます。

ニシ浜の美しい海を見ながら走り下りていきます。

日本屈指の白砂ビーチニシ浜です。
この海の色、南国そのものですね。

ソーダブルーのところは砂地、少し色が変わっている
ところに珊瑚があるのでしょうね。

西表島を遠くに望みます。

ため息が出るような美しさ。
この色を見たいがためにやってきたので
日差しがあって嬉しいです。

こちらには数は少なそうですが、シャワー設備もありました。
ただ、結構並んでいた感じです。
私どもは今日は見るだけなのでこれで引き返します。

最後にもう1度坂の途中から波照間ブルーを眺めて

こちらの建物はペンション最南端。
いつかここに宿泊して思う存分このブルーを楽しみたいです。

その後、集落内をもう少しサイクリングして
港に帰ってきました。これはオーシャンレンタカー・サイクル
から見た船客ターミナルです。近くで便利でした。

石垣島への最終便を待つ人でターミナル内は混んでいます。
ターミナルの一角にあった売店「海畑（イノー）」で
ちょっと軽食を。

海畑 グルメ・レストラン

手前は私の食べた黒糖きなこがけカキ氷、
奥は夫の注文した泡波のロックです。
値段表ではトータル800円のはずでしたが、1000円でおつりはなかったです。
まぁ、かき氷もこれでもかと大盛りで食べるの大変なくらいでしたし、
泡波もグラスの口までなみなみで1000円でも安いくらいでした。

ほとんど人がいなくなってしまったターミナル。
皆さん出航の30分以上前から並んでいます。
私どもはスタッフのアナウンスに促されて外へ。

予約していたチケット（波照間ー石垣　2,940円/人）は
出航の40分くらい前にスタッフが現れて買うことができました。

こちらの大型の船で石垣へ
16:50発でした。船内ほぼ満席。

ほとんど揺れることなく快適な船旅でした。
ただ、船内の冷房が強くて、途中で起きてしまいました（^^;
まだまだ明るい石垣港に18:00過ぎ到着しました。

石垣港離島ターミナル 乗り物