2012/10/25 - 2012/10/29
60位(同エリア167件中)
わさわささん
10月後半に3泊4日の駆け足でトレス・デル・パイネ国立公園の「Wコース」をトレッキングしてきました。
最盛期にはまだ早い、この時期ならではの状況や、トレッキングのプランニングの参考になりそうなことをメモしておきます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
プンタアレナスに到着したのは10月25日朝。気温は5度以下、吹雪でした。幸い天気は回復しましたが、1日中雪がちらつく寒さで、日本から防寒着を抱えて行って本当によかったです。
ちなみに私はbus−Sul社とメールをやりとりしてバスを予約し、空港でピックアップしてもらいました。座席に空きがあればその場でも乗れるみたいです。 -
バスで3時間でプエルト・ナタレス。雪交じりのぱっとしない天気だったせいもあり、想像よりもずっと小さな、さびしい町という印象でした。
比較的町の中心と言える場所にUNIMARCという結構大きなスーパーがあり、トレッキングに必要な食料はすべて揃います。クレジットカード払い可。 -
公園のそばにあるアサドール・パタゴニコで羊肉を食べましたが、絶品でした。肉は9500ペソです。
焼くつながり?で書くと、去年の山火事の影響で、パイネ国立公園のキャンプ場では焚き火は禁止となっています。ガスカートリッジは日本で一般的なEPIやプリムスのコンロでも使える(自己責任で・笑)タイプのものを町の土産物屋やスポーツ品店などで売っています。 -
翌日からトレッキングです。幸い、少し雲がとれてきました。いわゆるWコースで、標準の日程だと4泊5日を推奨していますが、私は時間がないのと比較的山歩きには慣れているので3泊4日で踏破しました。
西から東に向かって歩きますので、プデトまでバスに乗り、そこから船に乗り換えます。
プデトには船の時間よりもかなり早めに到着します。大部分の人はカフェ(高い!)で時間を潰していますが、向かいの丘に登れば展望台があります。お勧めですので、船の時間を計りながら行くことよいでしょう。 -
素晴らしい景色に胸が高まります。
ちなみに気温は5度くらいで、絶えず強風が吹いています。また、晴れていても始終、雪や雨がぱらついているので、防寒・防風・防滴対策が大事です。 -
船を下りて、レフヒオ(=山小屋)・パイネ・グランデからいよいよ出発です。きょうはCampament Greyまで3時間半くらいの行程です。
なお、レフヒオは日本の山小屋よりもずっときれいで、ホテルをイメージしたほうがしっくりきます。 -
2012年1月に大規模な山火事が起きて(放火と言われている)、その爪あとが生なましく残っています。風景も殺伐としているし、強風を遮るものがないしで、本当に残念です。
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グレイ氷河が見えてきました。その大きさに感動です。ただ、日本で地図を見ていて想像していたよりもずっと起伏が多いので少々疲れます。
コース全般で水は豊富に流れているので、飲料水に困ることはありません。 -
Campament Grey グレイキャンプ場です。キャンプ場用のトイレや水場、売店はまだ開いておらず、レフヒオの設備を使うことになります。ここの管理人はとても親切で、わざわざ風が吹かないキャンプ適地まで連れて行ってくれました。
なお、私は日本から使い慣れた道具一式を持っていきましたが、プエルトナタレスやレフヒオでレンタルすることもできます。 -
テントを張ってからグレイ氷河の展望台へ。コースを外れて5分程度で到着。素晴らしい景色ですが、とにかく風が強く、雪も吹き付けてくるので写真を撮るにも一苦労です。
水辺に下りて氷河のかけらを拾い、キャンプ場でオンザロックを楽しみました。 -
翌日は気温は上がったのですが、雨でした。来た道を戻り、レフヒオ・パイネ・グランデまで戻ります。3時間弱で到着。ここでサンドイッチを食べてイタリアーノ・キャンプ場、さらにはフランス谷を目指しますが、この付近では立っていられないくらいの突風に悩まされました。
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雨と風に苦労しつつ2時間半ほどでイタリアーノ・キャンプ場に到着。フランス谷を往復する予定だったのですが、断念してテントを張ります。雨音を聞きながら昼寝をしました。この吊橋からフランス谷を眺められます。
気温は上がってきたので、寒くなかったのが幸いでした。 -
翌朝、雨がやんで天気が回復してきたのでフランス谷に向かいます。40分ほどでミラドール(展望台)フランセスに到着しましたが、この付近はすっかり雪景色でした。しばらく待ってましたが、雲が切れることはありませんでした。
予定では昨日、ブリタニコ・キャンプ場まで行くつもりだったのですが、この雪ではもともと無理がありました。 -
3日目のきょうは長丁場です。幸い、天気はどんどん回復してきました。
しかし、とにかく風に悩まされます。トルコブルーの湖面に波頭が立っているのがわかるかと思いますが、絶え間ない強風に加え、ときおり襲ってくる突風に突き飛ばされるのとで疲弊します。 -
本当に美しい景色です。これで風さえなければ・・
風にあおられるので、トレッキングポール(ステッキ)が役立ちました。 -
コース選定で東→西か、西→東か悩む人もいるかと思いますが、4泊5日であれば東→西をお勧めします。というのも、進む方向の景色がいいからです。私はしばしば振り返りながら歩いていました。
ただし、3泊4日の場合は私と同様、西からスタートしたほうが日程調整しやすいかと思います。 -
ついでに言うと、本当に日程がタイトで「氷河はアルゼンチンのペリト・モレノで見るからいい」という場合は、グレイ氷河をあきらめて、2泊3日でパイネ・グランデ→トレス・デル・パイネというコースもいいかと思います。
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チレーノ・キャンプ場へのショートカットの分岐点です。分かりやすいので見落とすことはないでしょう。
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広々とした高原状の道を進みます。馬やグアナコの群れと出会うことができます。のんびりした道がずっと続くわけではなく、最後はかなりの急坂となり、ホテル・パイネからの道と合流します。
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日本だと「ナントカ峠」と名づけられそうなピーク点を越えると、眼下に美しい谷と、林の中に佇むレフヒオ・グレイが見えます。ここからが結構長い。
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トレスキャンプ場の入り口。少々バテ気味だったのでレフヒオ・チレーノのキャンプ場で泊まることも考えましたが、ここまで登りました。この付近の林はとても美しく、しんどくも楽しい山道でした。
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しんどいですが、明日も晴れるかは分からないのでトレス・デル・パイネの展望台まで登ります。途中、監視員が「ここから先は行けない」と言いますが、他の人も無視して登っているので、私も登ります。
だんだん雪が深くなっていき、最後は斜面をトラバースする箇所もあって少々危険でした。だから禁止と言ってたのかと納得。 -
やっとトレス・デル・パイネに到着!
いやはや、きょうは本当によく歩きました。6:30に行動開始し、テントに戻ったのは19:30でした。
この時期でも6時頃には明るくなり、21時くらいになってやっと暗くなるので、長時間行動できます。 -
翌朝も天気がよかったので、もう一度登りました。
夕方は逆光になるので、午前中がお勧めです。 -
下山しました。
この後、アルゼンチンのフィッツ・ロイにも行くのですが、そこも雪でした。
サンチアゴやブエノスアイレスの10月はすっかり春ですが、パタゴニアはまだ早春です。この時期にトレッキングをする方は、しっかりした防寒対策が必要です。
一方で、まだ人が少ないので、静かなトレッキングが楽しめるかと思います。
なお、コース上に危険な箇所はありませんでした。
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