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今回の旅の目的の一つが出雲大社の参拝です。<br />前日夜の参拝は境内は照明が少なく、特に拝殿と八脚門あたりは提灯の明かりだけだったので、とても神秘的ではありましたが、何も見えずに終わりました。この日は正面の鳥居から王道の参拝です。<br /><br />結婚前に友人から出雲旅行のお土産として縁結びのお守りをもらいました。当時は御守りのご利益なんて信じていなくて、その数か月後に主人と知り合いましたが、御守りのご利益だとは、あまり考えていませんでした。<br /><br />でも、さすがに、その御守りだけはずっと箪笥の引き出しに保管してあったのです。今回出雲の旅をするので、数十年ぶりに引っ張り出しましたが、27年前のものとは思えないほど綺麗なままでした。<br /><br />古い御守りはお返しして新しいものを頂くのでしょうが、この御守りだけはずっと持っていようと思います。<br />

初めての鳥取&島根の旅【11】三日目・出雲大社・神楽殿 27年前のお礼の参拝

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2015/10/03 - 2015/10/06

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三峯霧美

三峯霧美さん

今回の旅の目的の一つが出雲大社の参拝です。
前日夜の参拝は境内は照明が少なく、特に拝殿と八脚門あたりは提灯の明かりだけだったので、とても神秘的ではありましたが、何も見えずに終わりました。この日は正面の鳥居から王道の参拝です。

結婚前に友人から出雲旅行のお土産として縁結びのお守りをもらいました。当時は御守りのご利益なんて信じていなくて、その数か月後に主人と知り合いましたが、御守りのご利益だとは、あまり考えていませんでした。

でも、さすがに、その御守りだけはずっと箪笥の引き出しに保管してあったのです。今回出雲の旅をするので、数十年ぶりに引っ張り出しましたが、27年前のものとは思えないほど綺麗なままでした。

古い御守りはお返しして新しいものを頂くのでしょうが、この御守りだけはずっと持っていようと思います。

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  • 9:50 神門通りの駐車場に車を停めて、参道を歩いて行きます。

    9:50 神門通りの駐車場に車を停めて、参道を歩いて行きます。

  • 勢溜の木製鳥居 昔この辺りは大きな芝居小屋などがあってにぎわっていて、人の勢いが溜まるので勢溜と呼ばれたそうです。

    勢溜の木製鳥居 昔この辺りは大きな芝居小屋などがあってにぎわっていて、人の勢いが溜まるので勢溜と呼ばれたそうです。

  • 鳥居の先の参道は珍しい下り坂。

    鳥居の先の参道は珍しい下り坂。

  • 境外 摂社 祓社 はらえのやしろ ご修造中でした。<br />出雲大社参拝前に、ここで心身を祓い清めるのですが、神様は野見宿禰神社にいらっしゃるそうです。<br />祭神 祓戸四柱神<br /> 瀬織津比売神・速秋津比売神・気吹戸主神・速佐須良比売神<br /><br />

    境外 摂社 祓社 はらえのやしろ ご修造中でした。
    出雲大社参拝前に、ここで心身を祓い清めるのですが、神様は野見宿禰神社にいらっしゃるそうです。
    祭神 祓戸四柱神
     瀬織津比売神・速秋津比売神・気吹戸主神・速佐須良比売神

  • 橋の手前を左に折れ川沿いに 摂社 野見宿禰神社 のみすくねじんじゃ<br />祭神 野見宿禰命 のみすくねのみこと<br />創建は平成25年 野見宿禰は第十三代出雲国造で、当時天下一と評判の力士と相撲を取り、見事打ち勝ち大相撲の元祖とたたえられていて、平成の大遷宮の行事で出雲場所に合わせて創建されたようです。<br /><br />祓社の四柱神がいらっしゃいますが、こちらによってお参りしてから本殿を参拝する方は少なかったです。

    橋の手前を左に折れ川沿いに 摂社 野見宿禰神社 のみすくねじんじゃ
    祭神 野見宿禰命 のみすくねのみこと
    創建は平成25年 野見宿禰は第十三代出雲国造で、当時天下一と評判の力士と相撲を取り、見事打ち勝ち大相撲の元祖とたたえられていて、平成の大遷宮の行事で出雲場所に合わせて創建されたようです。

    祓社の四柱神がいらっしゃいますが、こちらによってお参りしてから本殿を参拝する方は少なかったです。

  • そばに土俵がありました。<br />

    そばに土俵がありました。

  • 兎も回しをつけてます。境内には今っぽい36羽の石の兎がいるそうです。<br />縁結び人気で女性の参拝者が増えているので、親しみやすさアップには貢献するのかもしれません。大社運営のご苦労がうかがい知れるような気がしますが、参拝者が多くなるといいですね。

    兎も回しをつけてます。境内には今っぽい36羽の石の兎がいるそうです。
    縁結び人気で女性の参拝者が増えているので、親しみやすさアップには貢献するのかもしれません。大社運営のご苦労がうかがい知れるような気がしますが、参拝者が多くなるといいですね。

  • 両側に松の並木がある参道は、松の根を保護するために中央は通行禁止。真ん中は高貴な身分の方が通っていたそうです。<br />東京駅丸の内側の昔の行幸通りを思い出しました。

    両側に松の並木がある参道は、松の根を保護するために中央は通行禁止。真ん中は高貴な身分の方が通っていたそうです。
    東京駅丸の内側の昔の行幸通りを思い出しました。

  • 参道は壁に突き当たります、霊力を持って壁をブレイクスルーする・・・のではなく、銅鳥居は修造中のため脇に入り口が設置されています。

    参道は壁に突き当たります、霊力を持って壁をブレイクスルーする・・・のではなく、銅鳥居は修造中のため脇に入り口が設置されています。

  • 手水舎 昨夜は真っ暗で、手持ち撮影ができませんでした。

    手水舎 昨夜は真っ暗で、手持ち撮影ができませんでした。

  • 手を洗い、口をすすぎ身を清める・・・現代でも風邪やインフルエンザ予防には手洗いとうがいが必須、昔の人は菌やウイルスの知識は無くても、心得ていたんだと思います。

    手を洗い、口をすすぎ身を清める・・・現代でも風邪やインフルエンザ予防には手洗いとうがいが必須、昔の人は菌やウイルスの知識は無くても、心得ていたんだと思います。

  • 銅鳥居の脇に青銅の神馬、子宝を授かる安産の神馬と言われて、鼻先は色が変わるほど撫でられてます。昔は神社仏閣へ馬や牛を奉納しましたが、今やそれも絵馬に変わり、神馬がいる神社は数が少なくなりました。

    銅鳥居の脇に青銅の神馬、子宝を授かる安産の神馬と言われて、鼻先は色が変わるほど撫でられてます。昔は神社仏閣へ馬や牛を奉納しましたが、今やそれも絵馬に変わり、神馬がいる神社は数が少なくなりました。

  • こちらは神牛 頭をなでると学力アップするそうですが、お願いは現状維持でボケ予防祈願です。

    こちらは神牛 頭をなでると学力アップするそうですが、お願いは現状維持でボケ予防祈願です。

  • 拝殿 ご修造中。失火によって焼失した旧拝殿に代わり昭和34年に造られました。<br />遷宮で本殿の修造中はこちらに神様がいらしたそうです。

    拝殿 ご修造中。失火によって焼失した旧拝殿に代わり昭和34年に造られました。
    遷宮で本殿の修造中はこちらに神様がいらしたそうです。

  • 八脚門 一般の人はここから参拝。この日は真っ白な割烹着を着た年配女性が50人ほど瑞垣内に入りお掃除をしていました。

    八脚門 一般の人はここから参拝。この日は真っ白な割烹着を着た年配女性が50人ほど瑞垣内に入りお掃除をしていました。

  • 昨夜は提灯の灯りだけでよく見えませんでしたが。明るいので、隅々までよく見えます。<br />28年前の御守りのお礼を述べました。

    昨夜は提灯の灯りだけでよく見えませんでしたが。明るいので、隅々までよく見えます。
    28年前の御守りのお礼を述べました。

  • 平成27年限定の蘇守り 迷った末に頂いてまいりました。「限定」という言葉に弱いんです。

    平成27年限定の蘇守り 迷った末に頂いてまいりました。「限定」という言葉に弱いんです。

  • 観光バスのツアーの方は瑞垣内で参拝できます。遷宮記念のガイドツアーに申し込むと、瑞垣内で参拝ができたのですが、スケジュールが合わず、断念しました。<br />境内は反時計回りに摂社を参拝していきます。

    観光バスのツアーの方は瑞垣内で参拝できます。遷宮記念のガイドツアーに申し込むと、瑞垣内で参拝ができたのですが、スケジュールが合わず、断念しました。
    境内は反時計回りに摂社を参拝していきます。

  • 真っ白な割烹着を着た女性たちは、玉砂利をひっくり返して、お掃除していました。まっさらな割烹着を着るというのは、とても日本的だなと思います。

    真っ白な割烹着を着た女性たちは、玉砂利をひっくり返して、お掃除していました。まっさらな割烹着を着るというのは、とても日本的だなと思います。

  • 奥から本殿を見上げる兎は千家国麿さんと典子様のご結婚を記念したものです。

    奥から本殿を見上げる兎は千家国麿さんと典子様のご結婚を記念したものです。

  • 境内摂社 素鵞社 そがのやしろ<br />祭神 素戔嗚尊<br />ご修造が完了し、木肌が美しく、周辺の木々も枝打ちしたようで明るい。

    境内摂社 素鵞社 そがのやしろ
    祭神 素戔嗚尊
    ご修造が完了し、木肌が美しく、周辺の木々も枝打ちしたようで明るい。

  • 素鵞社の床下に木の箱が並んでいるのが「お砂」です。この日の朝、稲佐の浜で採ってきた砂を、この箱に納めます。<br />以前は奥側に箱がなく、地面の砂をとっていたようですが、奥も箱が並んでいました。

    素鵞社の床下に木の箱が並んでいるのが「お砂」です。この日の朝、稲佐の浜で採ってきた砂を、この箱に納めます。
    以前は奥側に箱がなく、地面の砂をとっていたようですが、奥も箱が並んでいました。

  • きっとどこの箱からいただいても、同じなんでしょうけど、一番奥側出雲山に面したところの箱からお砂を頂きました。<br />お砂は自宅の建物の四隅に撒きました。一部は瓶に入れて保存してあります。<br />砂は湿って色が濃くなっていて、ガラス瓶のふたを開けて湿気を抜いていたのですが、完全にサラサラになるのには一カ月ほどかかりました。<br />2,3日で乾くかと思ったのですが、日差しにさらしても、なかなか抜けず、とても不思議でした。

    きっとどこの箱からいただいても、同じなんでしょうけど、一番奥側出雲山に面したところの箱からお砂を頂きました。
    お砂は自宅の建物の四隅に撒きました。一部は瓶に入れて保存してあります。
    砂は湿って色が濃くなっていて、ガラス瓶のふたを開けて湿気を抜いていたのですが、完全にサラサラになるのには一カ月ほどかかりました。
    2,3日で乾くかと思ったのですが、日差しにさらしても、なかなか抜けず、とても不思議でした。

  • 本殿 本殿の中で、神様は西側を向いていらっしゃるそうで、神様の正面にあたる西側からもお参りします。

    本殿 本殿の中で、神様は西側を向いていらっしゃるそうで、神様の正面にあたる西側からもお参りします。

  • バスツアーの人がどっとやってきて、ガイドをする年配の男性が「ここからが一番よく見える」という位置から撮影しました。

    バスツアーの人がどっとやってきて、ガイドをする年配の男性が「ここからが一番よく見える」という位置から撮影しました。

  • 境内摂社 氏社 うじのやしろ <br />祭神 宮向宿祢 みやむきのすくね<br />天穂日命より十七代目の神裔で天皇から出雲臣の姓を賜りました。

    境内摂社 氏社 うじのやしろ 
    祭神 宮向宿祢 みやむきのすくね
    天穂日命より十七代目の神裔で天皇から出雲臣の姓を賜りました。

  • 摂社 十九社 じゅうくしゃ こちらは西側でご修造が完了、東側は修造中でした。 神在月は八百万の神がこちらにいらっしゃいます。

    摂社 十九社 じゅうくしゃ こちらは西側でご修造が完了、東側は修造中でした。 神在月は八百万の神がこちらにいらっしゃいます。

  • 境内を出て西側は出雲国造の千家国造館があります。<br />出雲国造は天穂日命(あめのほひのみこと)の神裔で、代々出雲大社で神様をお祀りしてきました。<br />南北朝時代に千家と北島に別れ、二つの家で交互に祭事を分担してきましたが、明治時代に入り千家が執り行うようになりました。

    境内を出て西側は出雲国造の千家国造館があります。
    出雲国造は天穂日命(あめのほひのみこと)の神裔で、代々出雲大社で神様をお祀りしてきました。
    南北朝時代に千家と北島に別れ、二つの家で交互に祭事を分担してきましたが、明治時代に入り千家が執り行うようになりました。

  • 両家はそれぞれ大国主命を祭神とする宗教団体を作りました。千家さんはは出雲大社教、北島さんは出雲教。<br /><br />大きな中連縄で有名な神楽殿は、千家国造家の大広間であり、出雲大社・出雲大社教の神楽殿として祭事や行事を行っています。

    両家はそれぞれ大国主命を祭神とする宗教団体を作りました。千家さんはは出雲大社教、北島さんは出雲教。

    大きな中連縄で有名な神楽殿は、千家国造家の大広間であり、出雲大社・出雲大社教の神楽殿として祭事や行事を行っています。

  • こんなに大きな日章旗は見たことがない。<br />出雲大社で結婚式を挙げるのは、こちらの出雲大社教の神楽殿で行われます。<br />この日もちょうど、挙式の真っ最中でした。<br />

    こんなに大きな日章旗は見たことがない。
    出雲大社で結婚式を挙げるのは、こちらの出雲大社教の神楽殿で行われます。
    この日もちょうど、挙式の真っ最中でした。

  • 駐車場も神楽殿の近くにあり、お土産屋さんもあるので、人が沢山てにぎやかです。

    駐車場も神楽殿の近くにあり、お土産屋さんもあるので、人が沢山てにぎやかです。

  • 出雲大社の神職は出雲大社教の神職さんでもあるのです。<br />神楽殿の御朱印を頂きました。

    出雲大社の神職は出雲大社教の神職さんでもあるのです。
    神楽殿の御朱印を頂きました。

  • こちらが千家国造館です。千家さんのお住まいです。

    こちらが千家国造館です。千家さんのお住まいです。

  • 道路の先に鳥居が見えたので、ちょっと行ってみましょう。

    道路の先に鳥居が見えたので、ちょっと行ってみましょう。

  • お稲荷さんで、周囲では雑草を草刈機で刈っていました。

    お稲荷さんで、周囲では雑草を草刈機で刈っていました。

  • 都稲荷社 みやこのいなりのやしろ<br />祭神 宇迦之御魂神 五柱の神様で稲荷大神というそうです。<br />江戸時代末期に京都の伏見稲荷から分霊したので「都」の名がつけられました。<br /><br />千家国造の後は、東側の北島国造へ行ってみましょう。

    都稲荷社 みやこのいなりのやしろ
    祭神 宇迦之御魂神 五柱の神様で稲荷大神というそうです。
    江戸時代末期に京都の伏見稲荷から分霊したので「都」の名がつけられました。

    千家国造の後は、東側の北島国造へ行ってみましょう。

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