初めての鳥取＆島根の旅【３】一日目・白兎神社・鳥取砂丘の砂は膝に優しい

2015/10/03 - 2015/10/06

大山寺と大神山神社の石段と長い参道に、なんとか膝が持ちこたえましたが、予定時間から一時間遅れで大山を下山。
時間があれば一の宮倭文神社など寄りたかったのですが、そんな余裕はありませんでした。意外と遠かった鳥取砂丘。

エリア 鳥取市(鳥取)

13：45　大山の駐車場から鳥取砂丘に向けて気持ちの良い高原道路を下山します。山陰道の無料区間を通り、国道９号へ。海岸線を走ると、風力発電の風車が並んでいました。
14：20　北条砂丘公園前を通過中。

14：50　白兎海岸　道の駅　神話の里白うさぎ　
予定ならここで１時間前にランチのはずでした。だいぶ遅れてしまったので、海岸へは寄らず、道路のこちら側から見るだけ。

道の駅 神話の里 白うさぎ 道の駅

因幡の白うさぎの伝説の場所ってことですが、ほんとは、どこだか特定できないようです。まあ伝説ですから、かたいことは言わず、心優しい大国主命のお話を楽しみましょう。

道の駅の駐車場の真ん中に白兎神社の鳥居がありました。たくさんの参拝の方でにぎやかです。

白兎神社 寺・神社・教会

石段の途中に砂像がありました。八上姫と大国主命、求婚してる場面でしょうか、そばに見守る白兎がいました。

参道の照明の柱の上に兎の石像が飾られています。たくさんの白い石は、神社の社務所で授与される結び石で、赤い字で縁と書かれています。投げて鳥居の上に乗ると願いが叶うとか、持ち帰り御守りとするそうです。
若いお兄さんが鳥居に投げていましたが、何度もトライしてました。

私の知ってる伝説は、苦しんでいる白兎を大国主命が助けたいきさつだけでしたが、前後が抜けていたのを今回の旅で知りました。
抜けてた前半は、大国主命が八上姫に求婚する兄たちについて旅に出て、荷物持ちになったので一人遅れて歩いていたこと。
後半は、助けた白兎が八上姫と結婚するのは大国主命だと予言したことでした。

兎が身を洗ったという御身洗池。不増不滅の池といわれ、好天が続き雨が降らなくても大雨が降っても水位が変わらないんだそうです。まっ茶っちゃですが・・・。

祭神　白兎神　創建の由来は不明で、皮膚病に霊験があり、特定の人との縁結びのご利益があるそうです。
この拝殿と本殿は明治時代に建て替えられました。

拝殿　
社務所では、白とピンクの色合いのお守りや絵馬など、たくさん種類があって、どれにしようかと、選ぶのもの楽しそう。
素肌を守る肌守りやあぶら取り紙もありました。

本殿の台座は菊の形に彫られていて、皇室との何らかのかかわりがあるのではないかと言われています。

御朱印を頂きました。兎の印がかわいいですね。

参道を戻ります。鳥居から日本海が見えてとてもきれいです。ここは兎が真水で体を洗い、身を干した所なので身干山といいます。
15：25　道の駅のお土産売り場を一回りして、何も買わずに、出発。

15：40　やっと鳥取砂丘到着。というのも、フィットのナビの案内で到着したのは、鳥取砂丘こどもの国の近くの「鳥取砂丘」で、一般的な観光の入り口の反対側だったのです。
ぐるっと砂丘を回って、ジオパークセンター前の市営駐車場に車を停めました。
一日￥５００・・・これもね、一杯食わされました。

鳥取砂丘ビジターセンター 美術館・博物館

友人の話だと、リフトに乗ると言ってたんですが、バスツアーで駐車場が山の上だったからリフトに乗ったようです。
貸し長靴や、貸しサンダルの看板があって、砂が靴に入るのを知りました。
でも、そのまま階段を上がって砂丘に入ります。ハイカットのスニーカーだから大丈夫かな？

ひろいな〜。「大きな砂山を登るんだよ」と聞いてた、あれが「馬の背」。
う〜ん、膝がやばかったら、途中で引き返そうと決めて、歩き出します。

馬の背登坂中。すごい斜度ですが、砂は意外と膝にやさしいです。踏ん張りがきかない分、膝に力がかかりません。
靴を脱いで裸足で歩いてる人がいました。その方が楽なのかな？

すごい斜度のところを登ってる人もいます。

登り切ると、青い日本海が見渡せました。馬の背は海岸に向かって一気に下ります。こっちの斜度の方がきつく、岩山だったら確実に命を落とす斜度です。

東側はコロンと丸い駟馳山　昔、狼が沢山いたらしく、面白い伝説が残ってるところです。

戻ってくるのが大変そうなので、海岸に降りるのはやめました。

高低差がすごい。景色に見とれているうちに、人がだんだん少なくなりました。
１６時を回ってしまった。

駐車場に戻ります。砂は下りも膝にやさしい。

16：30　観光のラクダも引き上げていきました。お疲れ様です。
ジオパークセンターには長いベンチがあり水道で足が洗えます。
砂は靴の小さな隙間から侵入していたので、靴下を脱いで足を洗いました。

16：40　駐車場の向かいの砂丘会館でお土産を見て、鳥取名物「梨ソフト」・・梨って味がビミョーですが、冷たくて甘いので、美味しい。

鳥取砂丘にいちばん近いドライブイン砂丘会館 カフェコーナー グルメ・レストラン

相方と二人で一個のソフトじゃ足らなくて、スイカソフトも追加。アイスのスイカバーと同じ味。だけどこれ、スイカの味とは違うような？でも、冷たくておいしい。鳥取駅行の路線バスを見送りながら美味しくいただきました。

これも名物？「とうふちくわ」。何度か看板を見かけて、気になっていました。
なんてーことはない竹輪ですが、魚のすり身に豆腐が混ぜてある、竹輪の廉価版だそうです。土産に買って帰るほどのモノでもない。

市営駐車場で一杯食わされたのは、この砂丘会館には無料駐車場があり、お土産の購入や飲食をしなくても無料なんだそうで、こっちに停めればよかった。

17：10　砂の美術館へ移動します。