2015/08/20 - 2015/08/30
3562位(同エリア7232件中)
錫さん
さて旅2日目です。
バルセロナ滞在初日であれば、通常市内の観光をするところなんでしょうが、郊外に行ってみることにしました。
お目当てはガウディの最高傑作も言う人もいるコロニア・グエル教会と、カタルーニャの聖地モンセラット。お天気にも恵まれ、行楽日和となりました。
【ここまでの旅の行程】
□8月20日 中部国際空港→【飛行機】→ヘルシンキ(フィンランド)→【飛行機】→バルセロナ(スペイン)
■8月21日 バルセロナ郊外(スペイン)
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
旅2日目の朝を迎えました。
こちらが宿泊しているnh・ラ・マニキスタです。駅から10分ほど歩かねばなりませんが、地下鉄、スペイン鉄道(renfe)どちらの駅も使えるので、便利といえば便利です。
治安についていろいろ言われるバルセロナですが、郊外の住宅街っぽいところなのでとても静かです。変な人のみならず、普通の人もあまり歩いていません(笑)
んでは、出かけましょう。カタロニア ラ マキニスタ ホテル
-
先ずはスペイン広場に向かい、そこからカタルーニャ鉄道に乗り換えます。
メトロでスペイン広場まで行った場合、地上には出ず、オレンジ色のカタルーニャ鉄道の看板を目印に行ったほうが、迷わなくていいそうです。
改札前にインフォメーションがあるので、そこで切符を確認し、券売機で切符を購入。券売機のあたりにも係員さんがいるので、安心ですが、こちらの意図がなかなか通じず一苦労。まぁこれも旅の醍醐味ではありますが。
切符を買った後、地上に出てみました。いい天気じゃのう。 -
ホテルは素泊まりで、朝食はついていなかったので、スペイン広場前にあるカフェで朝食を買い込みました。ううん、どれも美味しそう♪・・・ですが、思いのほか高かったです。具材が挟まれたパン3つで9.45ユーロ。カフェだから仕方ないのかな〜。
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無事朝食も買えたことですし、早速列車に乗り込みます。
お客さん少ないなぁ。 -
列車の扉上部には停車駅一覧があり、次の駅がわかりやすく表示されているので、心配いらず。こういうのがあると、無駄にドキドキしなくて済むのでいいですねぇ。
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車内で朝食を楽しんでいる間に、列車はコロニア・グエル駅へと到着しました。スペイン広場駅からは20分程度です。
駅から出ると青い足あとが伸びています。この足あとに沿って歩いていくとコロニア・グエル教会へ行けます。なんてわかりやすいんでしょう。 -
駅の外観はこんな感じ。はい、無人駅です。
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足あとに沿っていくと、明らかに「コロニア・グエル」と書いてある門に遭遇しますが、こちらは目的地ではありません。工場の入り口のようです。
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木陰を「i」の看板と足元の青い足あとを目印に、てくてく歩いていきます。涼しくて気持ちいい。
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駅から10分程度でインフォメーションに到着です。
ここでコロニア・グエル教会の入場券(7ユーロ)の購入やオーディオガイド(2ユーロ)を借りることができます。
ここは、コロニア・グエル教会以外にも歴史ある建物がひしめきあう町。街並みをゆっくり見ながら歩くならオーディオガイドがあったほうがいいと思います。コロニア・グエル教会だけでしたら、さてどうでしょう。それは個人のお好みでどうぞ。 -
インフォメーションから数分のところにコロニア・グエル教会はあります。こじんまりとしつつも、漂う存在感。
街並みも美しい by 錫さんコロニア グエル教会 寺院・教会
-
1908年から1914年にかけて作られたここコロニア・グエル教会。ガウディが設計に10年もかけ、着工したにもかかわらず、建築後6年で中断されたということです。いま私たちが見ているのは、出来上がった地下部分のみ。
未完成ながら世界遺産に登録されています。
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玄関入り口部分。コロニア・グエルは直線がほとんどないのだと言われていますが、本当に目につくのは曲線ばかり。よく崩れないもんだと思います、本当に。
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教会内部。上方から写したものです。あ!正面から写真撮るの忘れてる(泣)
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ここは祭壇の奥、上方にある聖歌隊のスタンバイ場所(と、2015年9月放送の「美の巨人たち」コロニア・グエル教会の回で言ってました)。
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ステンドグラスも他所とはひと味もふた味も違います。下方のガラスを回転させると蝶々のよう。きれいです。
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椅子も2人〜3人が座れるくらいの小さなもの。長い椅子がどーんとある教会とは趣が全く異なりますね。
しかしほとんど観光客がおりません。とても静かで、さほど広くもなく、とても居心地がいい教会でした。 -
教会を出たところにいた猫ちゃん。いやそんなに睨まなくても・・・
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こちらがガウディのパトロンであったグエルさん。この方なくてガウディの建築はありえませんでした。
計画がなかなか進まなくても、多額の費用がかかっても、ガウディの才能を信じ「金は出すけど口は出さない」という態度だったというグエルさん。これぞ「パトロン」です。
そもそもこのコロニア・グエルは繊維工業を行うためにグエルさんが作らせた町。町には住宅や工場、病院などだけでなく教会が必要だということで、ガウディに建築を依頼したのだとか。
いま私たちがガウディ建築を楽しめるのも、この方のおかげ。ありがたやありがたや、ということで一礼。 -
街中にはこんな建築物も沢山。残念ながら時間がなかったので、チラチラ横目で見ながら、ほとんど素通り。ああ、もったいないことしてますね。
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さて、また木陰の遊歩道を歩きながら、駅へ戻ります。
この後はモンセラットへ向かいます。
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