西へ西へ（12）：マラガから飛ぶ、リスボンへ

2015/08/20 - 2015/08/30

　今日は心地良いネルハからポルトガルへと向かいます。まずは空港のあるマラガへ。マラガの滞在時間は少なかったのですが、スペインの食を垣間見てきました。

【ここまでの旅の行程】

□8月20日　中部国際空港→【飛行機】→ヘルシンキ（フィンランド）→【飛行機】→バルセロナ（スペイン）
□8月21日　バルセロナ郊外（スペイン）
□8月22日　バルセロナ（スペイン）
□8月23日　バルセロナ（スペイン）→【飛行機】→グラナダ（スペイン）
□8月24日　グラナダ（スペイン）
□8月25日　グラナダ（スペイン）→ネルハ（スペイン）
　　　　　　＊ネルハ到着後フリヒリアナへ日帰り
■8月26日　ネルハ（スペイン）→マラガ（スペイン）→【飛行機】→リスボン（ポルトガル）

エリア マラガ(スペイン)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 高速・路線バス 飛行機
• 航空会社: TAPポルトガル航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

　昨日降り立ったバス停からおなじみのALSAのバスに乗って、空港のあるマラガへと向かいます。片道4.52ユーロ也。

　知らない町でバスに乗るときって、ちゃんと降りられるかドキドキ。なので運転手さんの近くに乗りたいのですが、こんな感じでお客さんが多いと前方に座れずドキドキ3割増しです（笑）

ネルハ旧市街 旧市街・古い町並み

　途中にあるのは名前も知らない白い町。

　乾いた大地、たわわに実るマンゴー（沢山生っているけど何の実かなぁ？と思っていたのですが、後で行った市場で確認できました）。

　鮮やかな海などを見なせながら、バスは西へと向かいます。

　そうこうしている間に、バスはマラガへ到着です。左手には港が見えています。マラガは海沿いの町ですもんね。

　乗車時はお客さんがいっぱいだったので真ん中付近の座席に座っていましたが、途中のバス停で人が下りて行ったのでそそくさと前方の席へ移動。見晴らしがよくて得した気分です。

　バスターミナルはマラガ・マリア・サンブラーノ駅（Estacion de Malaga-Maria Zambrano）の横にあるので、とても便利。

　駅構内にあるコインロッカーはとてもきれいです。コインロッカーエリアはセキュリティーエリアになっていて入り口には係員さんがいます。身分証明書を見せないと入れないし、荷物は空港にあるような検査機械を通さないといけません。だから安心して預けることが出来ます。
　ソフトキャリー2個を預けて3.6ユーロ也。

マラガ マリア サンブラーノ駅 駅

　リスボン行きの飛行機は夜出発なので、駅からさほど遠くないところにあるアタラサナス中央市場（Mercado central de Atarazanas）に行ってみることにしました。

　こちらは市場の外観。

アタラサナス中央市場 市場

　市場の入り口はこんな感じ。

　港町なので海産物が沢山。海老ですよ〜。

　とはいえ、行ったのが午後だったのでお店の半分くらいは閉まっていて残念。

　野菜や・・・

　ドライフルーツやオリーブオイル・・・

　おっきなパプリカにおっきな茄子・・・

　魚もおっきいですよ。

　名物のハム（ハモンセラーノかな？）やチーズも沢山。

　市場の隅にはスタンドもあって、軽食を食べることが出来ます。折角なのでつまんでみましょう♪

　スタンドでも買えますが、外のテントでも注文できます。日差しが強いのでパラソル必須です。

　食べたのはイカのフライ（左上）、鰯のフライ（右上）、海老の串焼き（左下）、ビール（右下）、サングリアです。
　揚げ物は揚げたてアツアツでビールが進みます♪

　因みに鰯のフライは頂きもの。
　フライを食べていた隣のテーブルの方（ドイツ語圏の方）と目があったので「それ美味しいですか？」と尋ねたところ、「もうお腹一杯だから食べる？」といわれ、結局もらってしまいました。
　鰯とのことですが、きびなごみたいな感じの揚げ物で大変美味しゅうございました。

　テーブルには水のスプレーボトルが置いてあり、揚げ物を食べて手がべたべたになっても大丈夫です。しかも氷入りのバケツに入っており、冷たくて気持ちいいです。

　さて、小腹も満たされたので駅に戻りましょうか。

　そのまま駅に戻ろうかと思ったのですが、まだちょっと時間があるので、カフェでゆっくり座って一休みすることにしました。市場では立ち食いだったので。

　ウインナーコーヒーとカフェオレ、ベリーの入ったケーキでまったりと過ごしました。

　この日の飛行機は19：05発。夕食を空港のレストランで摂ってもいいのですが、スーパーを見つけたので、ここで入手することにしました。そのほうが安いし、量も調整しやすいですしね。

　てくてく歩いて駅まで戻ってきました。

マラガ マリア サンブラーノ駅 駅

　駅から空港まではRENFE近郊線C-1でアエロプエルト駅（Aeropuerto）まで15分程度、1.8ユーロ也です。

　スペインの列車は、私たちが乗った範囲ではきれいで快適でした。

　マラガ空港に到着です。

マラガ空港 (AGP) 空港

　お、載ってる載ってる。19：05発リスボン行き、TAP1079便。

　なぜか空港内に石庭を模した和風の庭が。なんでだろう？

　地方空港ですがとてもきれいです。チェックインをしてくれたTAP（ポルトガル航空）のお兄ちゃんも感じよかったし。

　さっきスーパーで買ったものは、セキュリティーチェックの中に持ち込めないものがあるので、ベンチに座って早めの夕食です。

　上は夫が名物だからとちょいちょいチャレンジしているライスプリン。私はひとくち味見をさせてもらいましたが甘あまでした。米が甘いのはちょっとねぇ・・・。

　下は生ハム（1ユーロ！！！）とオレンジジュース、他にパンなどを食べました。

　食事を終え、セキュリティーチェックを受けて、乗り場へと向かいます。

　どうやら乗り場へはバス移動の様子。ん？乗客が少ないぞ。

　乗り場へ向かうバスの中はこんな感じ。20〜30人程度ってところでしょうか。まぁマラガからリスボンへ飛ぶ飛行機ですから、こんな感じなんでしょうかねぇ。

　あれが私たちが乗る飛行機。プロペラ機！ちっちゃ！

　タラップも6段しかないよ・・・

　座席は2列-2列で全50席。夫は荷物入れで頭をぶつけそうでした。強風になったら揺れそうじゃのう。

　そうこう言っているうちにマラガを離陸しました。到着予定は19：35、約30分の飛行です。

　機内で夫はポルトガル語の予習、私は「ビールは出ないのか」と思いつつ、それぞれのフライトを楽しみました（？）

　さぁて、いよいよポルトガルですよ〜楽しみ楽しみ。

この旅行記へのコメント （2）

• 飛行船さん 2016/08/21 16:27:00

  マラガ / リスボン思い出の町

  愉しそうですね
  港町マラガは　船でも行きました　上半身裸のマラゲーニャが
  港の公園で　一人で演説をしていました
  塩風で真っ黒に日焼けし健康そうでしたが　間もなくパトカーが
  サイレンを鳴らしながら　駆け寄って来たので
  事件に巻き込まれては　大変です。逃げる前に　ちゃっかり
  マラゲーニャの写真を撮り　美しい帆船の横に接岸停泊している
  わがアスール号に逃げ込みました。
  野っ原の旧飛行場も　思い出しました　リスボンはファリャの　
  

  錫さん からの返信 2016/08/24 23:59:23

  RE: マラガ / リスボン思い出の町

  飛行船さま
  
  コメントありがとうございます。
  
  飛行船さまもマラガを楽しまれたのですね。
  今回私は空港利用のため立ち寄ったので、ゆっくり過ごすことはできなかったのですが、機会があればゆっくり過ごしてみたいです。
  
  遅筆でなかなか旅行記が進みませんが、よろしければまた訪問くださいませ。
  
  錫