2015/07/25 - 2015/08/01
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りんごうさぎさん
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フランス リヨン・パリ個人旅行の最終日は観光の王道ルーブル美術館に行ってきました。帰国便は夜便なので、夕方5時くらいまで粘りましたが、あまり鑑賞出来なかったかな。でも3年前にも来ているので、今回は見られるだけ見よう、と割り切りました。
ルーブルの人気の筆頭・サモトラケのニケが修復後に戻ってきたのでどうなったのかも興味津々です。
写真はサモトラケのニケ。高い台に乗った状態での展示なので、周りの人混みは写ってません。
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さて最終日、ルーブル美術館にやってきました。
残り5時間弱です。
パリミュージアムパスでさくっと入場です。ガラスのピラミッド前には、入場券を買うための長い行列が出来てました。やはりミュージアムパスは強力な味方ですねえ。4日分で56ユーロですが、元手は十分に取れました。 -
とりあえず彫刻の並んでいるリシュリュー翼から。
マリーの中庭とピュジュの中庭。 -
この広さにすでに圧倒されてしまいます。
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ではローマ時代の彫刻コーナーあたりから。
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ミロのヴィーナスと同様に美しい女性像がざくざく。
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泊のありそうな方たちも。
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ルーブルの至宝の一つ 歴史で習うハムラビ法典。
細かいくさび形文字がぎっしり刻まれています。 -
拡大です。暗号のようなくさび形文字。
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メソポタミア文明の展示。迫力ある展示が続きます。
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では場所は変わってフランスの文化の展示。
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豪華な調度やら、たくさん並んでいます。
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このあたりからナポレオンの甥のナポレオン3世のアパルトマン。皇帝がルーブル宮殿に住んでいたんですね。
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美術館の内部に豪華な居室がある・・
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きらびやかなお部屋が続きます。
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朱色のあざやかな壁紙が印象的です。
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おお〜キラキラのお姫様のような世界です。
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こちらがナポレオン3世。そういえば世界史で習いました。
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ため息の出るようなぜいたくなお部屋です。
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こちらはテーブルセッティングされた状態の食堂。
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フランスのセーブル焼きの大きなテーブル。このサイズで作るのはすごい技術が必要になるそうです。
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一客欲しいなあ、と思うような食器が並びます。
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おフランスらしい美しい色合い、柄です。
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ベルサイユのばらのような世界です。
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ころっと変わってエジプト文明の展示です。
有名な書記座像。かつては読み書きできる人材は貴重だったんですね。 -
ガラス越しなのでよく見えませんが。
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微妙な表情です。夫婦かな。
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ルーブル美術館はかつては宮殿だった、というのがよくわかるようなつくりです。
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エジプトの女性たちかな。
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美しい像も多いし、たくさんの素焼きも。
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おもちゃのようです。
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埴輪ちっくです。
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ルーブルには何世紀にわたる長い歴史があるのですが、こんな現代の作品も点在しています。さすが芸術の国フランス。
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ルーブル美術館は何度も改築したのでややこしい。ドノン翼とシュリー翼の境目はこんな感じ。
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さて、人だかりが出来ている・・と思ったら大人気のサモトラケのニケ。
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正面から。
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そういえば3年前に見たときよりも白くなったかな。
ダイナミックな美しさは変わりませんが。 -
他の展示室にて。ガラスケース内には小さなニケ像がたくさん。
ルーブルの至宝 サモトラケのニケには顔や手が残っていません。
で、他にも勝利の女神ニケ像がたくさん展示してあって、サモトラケのニケは一体どんな姿だったのかなあ、と想像を巡らせるのも一興。 -
ニケは片手を上げて勝利を伝えに来る・・らしいですが。
どれも小さいけど美しい像です。衣の襞のリアルさがすごい。 -
3年前に撮影したサモトラケのニケ。
カメラも違うので比較は難しいですが、やはり修復で白くなったかな・・ -
3年前のお姿です。
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お次は、一瞬ベルサイユ宮殿かあ?と思ってしまうほどの豪華絢爛なお部屋はアポロンのギャラリー。
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フランス歴代の王様たちの肖像画が並びます。フォンテーヌブロー宮殿でもおなじみ、レオナルド・ダ・ビンチをフランスに招聘したフランソワ1世。
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ルイ14世 太陽王ですね。豪華なカツラや衣装です。
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アンリ4世。2番目の奥様はマリー・ド・メディシス、こちら様も有名です。
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絵画作品が並ぶエリアに来ました。
イタリアルネサンスの代表・ボッティチェリ。大好きな画家です。数点ありました。 -
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押すな押すなの混雑は、ガラスの向こうにモナリザがいるから。
みなさんモナリザと一緒に写真を撮ろうと懸命です。スリも混ざっているのかなあ。今回は時間ないので遠目にチラッとみるだけにしました。 -
個人的には、モナリザよりも「岩窟の聖母」の方が好きですが。
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ラファエロらしい、端正な聖母子像。
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光が反射してしまいましたがカラバッジョ。
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迫力のある大画面。カラバッジョ「聖母の死」 大流行したダビンチコードでも鍵となった作品。
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スペインの光と影を描いたゴヤ こんなかわいらしい子供の肖像画もあるんですね。犬もお利口そう。
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新古典派の巨匠アングル ジャンヌ・ダルクの像。りりしいお姿。
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さえない表情のおじさんはナポレオンです。う〜む、もっと美化して書かないと怒られそう。
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フランス革命ではなくて1830年の七月革命を描いたドラクロワの「革命を導く自由の女神」
屍体を乗り越えてトリコロールの旗を振る女神の姿は強烈です。 -
ロマン派の巨匠ドラクロワの作品たくさん並んでました。
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写真では迫力が伝わらない大作 ジェリコー「メデュース号の筏」 ドラクロワに大きな影響を与えた先輩だそうです。
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ドラクロワ あざやかな色彩ですが描かれているのは虐殺の場面です。
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個人的にはこちらの「アルジェの女たち」がいいかな。アフリカ旅行で美しい色彩に触発されて画風が変わったとか何とか。
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こんな感じのグランドギャラリー。大作がずらりで目移りしますが、それほど混んでないのでじっくり鑑賞できます。
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ナポレオンお抱えの画家 ルイ・ダヴィットの作品もいくつか。こちらは当時の社交界の花として活躍した「レカミエ夫人」 ちょっと地味でしょうか・・
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ルイ・ダヴィットの一番有名な作品?「ナポレオン1世の戴冠」
ノートルダム寺院で執り行われた戴冠式。ナポレオンと当時のジョセフィーヌ夫人の戴冠の場面です。当時のドレスを正確に描いたとか。緻密な絵です。 -
ルーブルにもエジプトの展示は多いですね。エジプトには政情不安もあって当分行けそうにないなあ。
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青いカバさん、キュートです。
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よく世界ふしぎ発見!で取り上げられるエジプトの世界。
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とにかくルーブル美術館は広い。さくさく「必見作品リスト」を押さえていきます。健康的、引き締まった姿はミロのヴィーナス。
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美しいです。腹筋が割れている・・
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他にも美しい彫像がたくさん。
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素敵な像がゴロゴロとぜいたくに並んでます。
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フランス絵画のコーナー。
大好きなカミーユ・コローです。銀配色の理想的な世界が広がります。 -
美しい女性像がずらり。
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暗さと明るさのコントラストが強烈なジョルジュ・ラ・トゥール
写真ではショボくなってしまいます。 -
マグダラのマリア ろうそくの透けるような光が素晴らしい。
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ろうそくの光が独特ですね。
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電気のない時代はこんな感じだったのかなあ。
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これはジョルジュ・ラ・トゥールの作品でよく紹介される「いかさま師」右側の羽根飾りの金持ち少年が他の連中にだまされている・・
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クロード・ロラン 昔のイタリアの理想郷みたいな作品
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フォンテーヌブロー派の代表作品。
「ガブリエレ・デストレと妹」 右側のガブリエレ・デストレはアンリ4世の寵姫、20代で若くして亡くなります。 -
こんな作品がフォンテーヌブロー宮殿を飾っていたんですねえ。華やかな時代だったのかなあ。
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これも印象的な有名作品。ジャン・クザン 「エヴァ・プリマ・パンドラ」16世紀の作品。
横たわる女性は右手に禁断のリンゴの枝、左手に災いの詰まった匣を持つという怖い女性だそうです。ほおお。 -
フランドルの有名画家 ファンエイクの作品。とにかく細かくて素晴らしい。
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ルーベンスの大きな作品が広い展示室を埋めている「マリー・ド・メディシスの生涯」迫力ありすぎ。
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フェルメールの作品は一つだけでした。天文学者は来日中?
刺繍をする女 これもかわいらしい作品。 -
レンブラントの作品も多かったです。
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自画像もありました。レンブラント作品は重厚なので写真ではあまりうまく撮れませんが。
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