2015夏　パリは寒かった～エッフェル塔近くのケ・ブランリー美術館

2015/07/25 - 2015/08/01

最近オープンしたアジアやアフリカ、オセアニア文化を紹介するケ・ブランリー美術館に行ってきました。エッフェル塔の近くの観光に便利なエリアで、遅い時間まで空いているし、館内以外に庭園やミュージアムショップもおもしろい。
堅苦しくない芸術をちょこっと楽しむ、という所ですね。
行ってませんがレストランの評判がすごくいいそうです。

とにかくおもしろそう、と感じたものを写真撮ってきました。どこの国・地域の作品かは確認してないものが多いですが・・

エリア パリ(フランス)

ちょっと曇り空ですがパリ名物エッフェル塔の近くまで行きます。

こちら、ケ・ブランリー美術館です。ケ・ブランリーというのは地域の名前だそうです。シラク大統領の後押しで2006年開館した新しい美術館です。

パリ・ミュージアムパスを持っているのでどんどん行きます。
新しいだけあって、階段は少なくてスロープが中心。

こちらのゆるいスロープを上っていきます｡足下には文字が投影されていて、ちょっとおもしろい。

こんな感じの、暗めの照明で回遊型の鑑賞が出来る館内です。

案内図です。エリアごとの展示ですが、特に気にせずに流れに沿ってみていきます。

垂れ目の顔がかわいい。

パプアニューギニアの仮面

石で出来た動物・・？

豪華な仮面が並びます。

ガラスケースに入っている展示品は反射してうまく写真撮れませんが・・

パプアニューギニア　秘密結社の儀礼で踊る男　だそうです。
ノリノリです。

ソロモン島から。

独特の表情。バヌアツの展示品です。

何か日本の鷽とか、伝統工芸品と感じが似ているような・・

これだけ並ぶと壮観です〜

パプアニューギニアの仮面だったかな。

ロン毛の仮面たち。アフリカの仮面。

素朴な木像です。ほっとするお顔です。

インドネシアの祭壇です。これが見たかった作品の一つ。

祭壇の上部を拡大。お魚像だそうですが。人面魚？

マオリ族の展示品。

オーストラリアの原住民の工芸品。独特の感性ですね。

アフリカ　マリの狩人の腰巻きだそうです。

マダガスカルの葬儀関連の展示だったと思います。

メキシコだったかな。

ベトナム。

おっと、日本の鎧兜もありました。

東南アジアの民族衣装。

インド。

チベットの修道院の絵

日本にもありそう、歌舞伎の隈取りに似ています。

テキスタイルの展示もありました。

素朴な金属細工。

ペルシャ地域の焼き物です。
乙女たちがダンス？

ウサギとカメです。

ええと、こちらは乙女たちなのでしょうか？

キレイな色合いが残っているなあ。

ちょっと暗くて見づらいですが布も展示してありました。

素敵なデザインの装飾品。

アジアの船

部屋に欲しくなるような展示品も多かったです。

アフリカ　ガボン　遺骨容器の守護像「ングル」
遺骨を篭に入れてこれで蓋をするとか。小さな作品。細工が細かくて愛嬌ある表情です。

ングル、たくさんありました。

骸骨がいっぱい。
メキシコか南米の展示だったと思います。

まんがみたいでおもしろい。

ケ・ブランリーの名物コレクション　大量の仮面です。

左はうさぎの仮面だそうですが、そうかなあ。

キンキラの装具。現代でも受けそうなデザインです。

向かいの建物にはミュージアムショップがあります。結構いいお値段ですが、おもしろそうなものが並んでいる。でも、日本でもエスニック雑貨屋さんに並んでいるかな。

ケ・ブランリー美術館の外観。ユニークなデザインです。

地震のない国だとおもしろいデザインの建物も作れるんですねえ。

日中なのでぱっとしませんが、こちらは庭園にライトが植えられていて、夜間のライトアップが美しいそうです。