2015夏　パリで人気のオランジェリー美術館も撮影可能になりました

2015/07/25 - 2015/08/01

モネの「睡蓮」で有名なオランジェリー美術館。
コンコルド広場に近いし、アクセスしやすく、また午前9時から開いているので早めに行くとじっくり鑑賞出来ます。広すぎないので、迷子になる心配もないし、鑑賞疲れせずに楽しめそう。
こちらも今年から写真撮影が出来るようになりました。

印象派の作品といえばオルセー美術館が有名ですが、オランジェリー美術館にも印象派作品が多く、他にエコールドパリという流れの作品も多くて楽しめます。
写真をだらだらアップします。

写真はモディリアーニ

エリア パリ(フランス)

コンコルド広場。エッフェル塔も見えます。隣のチュイルリー公園の端にオランジェリー美術館があります。
もちろんパリミュージアムパスが使えます。

出入り口近辺は警備の問題なのか、撮影出来ないそうですが、作品は撮影解禁となりました。

印象派の作品が並びます。ルノワールが多かったかな。

ルノワールの静物画。おいしそうな果物が。

オルセー美術館では大型の作品が多かったですが、オランジェリー美術館では小さめサイズの人物画や静物画、風景画が並んでいました。

シスレーの作品。やさしい色使いです。

モネの作品も幾つかありました。

セザンヌ。質素な服装の夫人。

セザンヌの風景画、静物画も。

果物の静物画といえばセザンヌのこんな感じの作品が有名かな。

ちょっと顔色の悪い少年の絵も。

下絵かな。

色使いがあざやかで独特なのは　マティス

マティスの　「三姉妹」

マティスの作品は赤があざやかですね。

人物よりも壁紙に目が行きます。

マティス　「赤いキュロットのオダリスク」
特に明るい色調です。

少女漫画のようですがちょっと表情が怖い　マリーローランサン。

マリーローランサン

マリーローランサン　「シャネル嬢の肖像」
あのシャネルさんがモデル。でも本人からは似てないからか、受け取り拒否だったとのことです。

モディリアーニの作品。「若い見習職人」
こちらがオランジェリー美術館のパンフレットの表紙になってました。

モディリアーニ

モディリアーニ

モディリアーニの有名な作品　画商「ポール・ギヨームの肖像」

ドランの作品も数点。

ドランの静物画。

ドラン　「アルルカンとピエロ」有名な作品、これは結構大きな作品でした。

ピカソ

ピカソ　「赤い背景のヌード」　印象的ですが、寂しそうな少女です。

モンマルトルの画家として人気のユトリロ
数点ありました。

ユトリロ

ユトリロ
確かに白がちょっと薄汚れたような感じで印象的。

ユトリロ

ユトリロ　「ノートルダム寺院」
あまり白くないですね。

どこかの聖堂です・・

一室を埋めていたのは大量のシャイム・スーチンの作品。

ゆがんでいて強い色調の作品に目を引かれます。

「聖歌隊の少年」　微妙な表情です。

風景画なのですが、不思議とゆがんでいる・・

乱視だったのでしょうか。

風景画？

食材の絵かな・・

シャイム・スーチンの作品では食べ物に関連したものが多いようですが・・うさぎさんが逆さづりに。

さてオランジェリー美術館と言えばモネの「睡蓮」

二つの楕円形の展示室がモネの作品で飾られています。

一口に睡蓮といってもいろんな場面が描かれています。

睡蓮のお花をズーム。

このあたりは「柳」かな。

みなじっくり鑑賞しています。展示室中央に椅子があるのでゆっくり出来ます。

オランジェリー美術館の鑑賞には1-2時間くらいかな。
ほどよいサイズです。

では鑑賞終了です。コンコルド広場のオベリスクが光っています。

この後、チュイルリー公園を歩いてルーブル美術館に向かいました。