2015/07/11 - 2015/07/16
80位(同エリア2031件中)
琉球熱さん
サカナだけ羅列しても「旅行記」にはならないし、、、としばらく休止していた『沖縄魚図鑑』。
特段の理由もなく復活
何の参考にもならないサカナの羅列、ご容赦のほどを。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 船 JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
アカハチハゼ
10cmくらい
ハゼの中では大型で砂礫地に生息。エビとは共生しない。
目の下の蛍光青のラインが特徴。
冗談のようだが、アオハチハゼというのもいて、こちらは立派な背びれがジェロニモのようだ。 -
このバックシャンはノドグロベラの幼魚
3cmくらい
幼魚と成魚がまるで違うベラが多い中で、比較的その差が小さい -
キツネアマダイ幼魚
これは成魚と全く同じ色・形。幼魚は意外に見かけない。
子供はニョロニョロと言う感じで泳ぐが、大人になると直線的な遊泳スタイルに変わる。 -
クロユリハゼ幼魚
ディスプレイ中
成魚になると下半身(?)が黒くなってきれいなツートンになる。 -
メガネスズメダイ
極めて普通にいるスズメダイ。
しかしその動きは非常に俊敏で、普通種のくせになかなか写真に収まらないという、厄介なサカナでもある。
それでも懲りずに狙うのは、ご覧の通りの美しさだから。 -
ソメワケヤッコ
これも普通種。そして速い。
グラデーションも一切なく、スッパリと色分けした潔さ。 -
チンアナゴ
ドット柄が美しい。
近年、変にキャラクター化されて、なんだかなぁという感じ。
なんでもかんでも、ゆるキャラみたいに仕立て上げるのは止めてほしい。 -
イチオシ
動きはゆったりのくせに、なかなか寄らせてくれない。
今回は奇跡的に寄ることができ、至近距離からの撮影に成功。
改めて、美しい模様を再認識。
海中に浮遊するプランクトンを待ち受けて捕食。
このスタイルはサンゴと同じだ。 -
トカラベラ幼魚
3cmくらい
幼魚、若魚、成魚と体色を劇的に変えていく。
幼魚時代のこの色は、砂地では程よい保護色。 -
異形のサカナ オビテンスモドキ
この個体は若魚。幼魚は海藻に擬態、全身「角」だらけだが、成長するにつれ体はサカナっぽくなっていき頭部に「角」が残る。
やがて頭を丸めて(角がなくなる)成魚になる。 -
ツユベラ幼魚
御多分に漏れず、成魚は極めて地味。
ツユベラの場合、幼魚と言っても図体がデカく、この個体も5cmほどあった。
2〜3cm位だと可愛いが、5cmを超えるとこの体色は保護色にならなくなると思うのだが・・・(実際よく目立って、探すのが楽)
早く大人になった方が良い。 -
コガネキュウセン
ベラの中では非常に珍しく、モノトーンで斑紋が一切ない。
「ベタ黒」ならぬ「ベタ黄」、能が無さすぎる。 -
イチオシ
へそ曲がりの私でも、たまにはこんな写真も撮る
ハマクマノミ幼魚
タマイタダキイソギンチャクはゆりかごか?
#クマノミを指してなんでもかんでも「ニモ」というのもそろそろ止めようよ。日本には6種類のクマノミがいるんだよ。
そもそも「ニモ」って、カクレクマノミの愛称でも別称でもないよね・・・と口には出さないけどいつも思ってる(笑) -
そう言えば今年の初め、愛媛県の女子高校生が
「クマノミがイソギンチャクに刺されない理由」を解明した。
クマノミの体表から出る粘液、そのマグネシウムの濃度が高いと、刺されないらしい。
いやはや、よくぞ調べ上げたものだ。 -
フタスジリュウキュウスズメダイ幼魚
2cmくらい
見ての通りの名前
成魚は恐ろしくブサイク -
イワサキスズメダイ
名前の由来がいくら調べてもわからない。
一応沖縄全域に生息するらしいが、私は西表でしか見たことがない。
泳ぐ速度が恐ろしく速く、写真に収めるのに非常に苦労する。 -
ロクセンヤッコ
ちょっと深場の岩礁域を悠然と泳いでいることが多い。
大きいので見つけやすいが、警戒心が強くて傍に寄れない。
いつも遠くから撮影するのみで、キレイに撮れたことがない。 -
息継ぎから戻ってきたウミヘビ
いきなり現れるとギョッとするが、今回はちょっと絵になる構図で。 -
穴から顔だけ出すギンポ。
これだけでは名前がわからない。 -
「出て来いや」と念じていたら、出てきた(笑)
どうやらインドカエルウオ。
見事に真っ黒。なのに尾は鮮やかなオレンジ!
オレンジのチョコレートを連想してしまった(笑) -
ベニツケタテガミカエルウオ幼魚
なんとも風変わりな紋様ではないか。
まぁ、顔はブサイクだが・・・ -
チョウチョウウオの中では異色のカスミチョウチョウ
カタチは正しくチョウチョウウオだが、色使いはらしからぬ配色。
そして中層を群れる。単独やペアが多いチョウチョウウオにあって、ちょいと珍しい。 -
潮当たりの良い場所で大群となることが多い。
近くで観察するより、こうやって風景の一部として眺めるサカナだ。
【動画】そのカスミチョウチョウとハナゴイの乱舞
https://www.youtube.com/watch?v=1QsR8QG7Z68 -
典型的な「沖縄ポスター御用達チョウチョウ」
トゲチョウチョウウオ -
西表の初夏を彩るキンギョハナダイ&ハナゴイ
この時期の海が賑やかなのは、彼らの色彩に負うところが大きい。 -
ガラスハゼ
わけもなく好きなハゼ。
ムチカラマツには高確率でしがみついている。
誰も見向きもしなくとも、私は必ず探す(笑) -
フィリピンスズメダイの巣を襲うウミヘビ
狙っているのは卵だろう。親魚が盛んに反撃するが、ウミヘビは全くこたえていない様子。
呑気なダイバーとは対照的に、彼らは毎日が戦闘だ。
毎日を必死に生きていると言えば、究極の普通種ダテハゼも、共生するテッポウエビも、棲家のメンテナンスに精を出す。
テッポウエビが穴の奥から砂を運んでくる姿がなんとも微笑ましい。
【動画】https://www.youtube.com/watch?v=Tr5AJyPu33w -
ヨスジフエダイ
久しぶりにお目にかかった -
ウメイロモドキ
大型にも拘らず、体型も体色もとてもスマート。
大好きなサカナである。 -
ハナミノカサゴ
毒を持っているのでアンタッチャブルであるが、見るとなぜか写真を撮りたくなる。 -
無敵に近いから、いつでも悠然。
色々な角度から撮れるありがたいサカナでもある。 -
モンガラカワハギ
初めて見たら驚く -
この奇抜なデザイン
幼魚は全身水玉模様、これも笑える -
ミヤコテングハギ
これも普通種だが、オレンジの厚い唇がどこかの部族を連想させる。 -
シチセンチョウチョウウオ
個体数は少な目。グラデーションがキレイ。 -
(上)ホシススキベラ
ベラは種類が多くて覚えきれず、何となく苦手なのだが、中には目を引くきれいな種類もいる。
このホシススキベラもその一つ。 -
ツノダシ
「ギル」なんて呼ばないで! -
アカネハナゴイ
キンギョハナダイと並んで、この時期の海を賑やかにしているサカナ。
鮮やかなグラデーションはいつ見ても美しい。
背びれを広げるディスプレイの瞬間を捉えるのは意外に難。
この姿から、「モヒカン」なんて呼ぶことも。 -
ソラスズメダイ
尾びれがワンポイント。意外にキレイなサカナ。 -
ハナゴイ
ここまで単独で群れていることはちょっと珍しい。
手前の個体は背びれを広げてディスプレイ中。 -
アミチョウチョウウオ
網目だからか、なんと安易な・・・
日本では希少種なのに。 -
チョウチョウコショウダイ
食用である。
ホンソメワケベラにクリーニングされている最中。
心なしか、目がとろんとしている(笑) -
タテジマキンチャクダイ
略称:タテキン
南の海を象徴するサカナ。
遭遇するとどうしても写真を撮りたくなる。 -
イチオシ
ニチリンダテハゼ
今回最大のエポック
崖下の砂礫地帯を好む。体長5cm程度。
個体数はあまり多くないので、なかなかお目にかかれない。 -
この個体は警戒心が非常に薄く、さらにサービス精神旺盛(?)で、盛大にディスプレイを見せてくれた。
-
一転、マクロの世界。
ヘラジカハナヤサイサンゴの隙間を棲家とするダンゴオコゼ。
どうやら3匹で暮らしているようだ。その体色と斑紋から「コンニャク」と呼ばれる。
上の方で同じように斑点が見えるが、これはアカホシサンゴガニ。
やはりこのサンゴが好きなカニだ。 -
EXIT直前に見かけたアオリイカの大群
-
アカヒメジの群れ
黄色なのになぜ「赤」なのか?
釣り上げられると赤に変色するから。
あくまで陸上にいる人間の視点で付けられた名前。 -
同じように、「タテジマ〜」と言うのも、釣りあげた状態での表現で、泳いでいる時はヨコシマなのだ。
-
アカククリ
幼魚はとても神秘的で可愛いのだが・・・ -
ゴマモンガラ
非常に荒っぽいサカナなので、極力近づかない方が良い。
貝を噛み砕くほどの強靭な歯で咬みつかれたら大変だ。
厄介なことに、シュノーケルレベルの浅場にも出没するので、要注意。 -
クロモンガラ
尾や鰭が意外にキレイ。
このほか、アカモンガラ、アオモンガラなんてのもいる。 -
ノコギリダイ
良く群れる。ゆったりと移動し、うまく近づけば群れの中に入ることもできる。 -
ここに挙げたサカナたちは全てサンゴ礁を棲家としている連中である。(アオリイカを除く)
サンゴ礁がダメージを受ければ、彼らの棲家も失われるわけで、サンゴを守ることは海を守ることなる。
来年も再来年も、彼らに会えますように・・・
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この旅行記へのコメント (10)
-
- aichanさん 2016/01/09 01:30:30
- 感動!!!
- 琉球熱 様
あけましておめでとうございます。
。゚+.謹賀新年゚+.゚(○。_。)ペコッ
松の内を過ぎましたがご勘弁下さい。
いつも美しい写真ですが、本当に美しい
ダテハゼやチンアナゴなんて写せたことがありません。
カメラは何をお使いですか?
もし差し障りなければ教えて下さい
- 琉球熱さん からの返信 2016/01/12 00:19:38
- RE: 感動!!!
- aichanさん
あけましておめでとうございます。
投票&書き込み、ありがとうございます。
写真を誉めていただき、とても嬉しいです。
山はともかく、海の中の写真はいつも同じようなものになってしまうので、旅行記として仕上げるのに苦労します(笑)
> ダテハゼやチンアナゴなんて写せたことがありません。
チンアナゴはともかく、ダテハゼは典型的な“普通種”なので、近づき方さえ覚えればすぐに撮影できますよ!
海の中で使っているカメラは、キヤノンのPowerShot SX230というかなり古い機種です。
ストロボが弱いので、マクロしか撮れません(笑)
-
- rikanさん 2015/08/27 15:56:34
- 多種多様な魚種に驚きです。
- 多種多様な魚種に驚きです。しかし、ウミヘビだけはびっくりします。引き続き魚図鑑楽しみにしています。
- 琉球熱さん からの返信 2015/08/30 21:24:13
- RE: 多種多様な魚種に驚きです。
- rikanさん、投票&書き込みありがとうございます。
ウミヘビはもう見慣れましたが、それでも突然出くわすとビックリしますね。
眺めているだけなら危険はないのですが・・・
サカナ図鑑は年1回限定なのです(笑)
今後ともよろしくお願いします。
-
- らびたんさん 2015/08/13 22:27:04
- 図鑑☆待ってました!
- 琉球熱さん、こんばんは^^
待ってましたよ〜!
今年も図鑑シリーズ、嬉しいです♪
晴れの西表で潜れて本当にうらやましいです。
私は海にいくとだいぶ雨女のようで、なかなか。。
「あるある!」と声を大にして共感したいところがいくつもありました。
?チンアナゴゆるキャラ化
?クマノミは全部ニモ
?ハナミノカサゴは色々な角度から撮れるありがたいサカナ
球熱さんのツッコミ、いつも的を得ていて、かつ表現がおもしろいので大好きです(*^_^*)
?ツユベラ幼魚は早く大人になったほうが良い
?「ベタ黄」、能が無さすぎる。
?沖縄ポスター御用達チョウチョウ
?釣り上げた状態で名前を付ける
ほかにもたくさん!
クマノミがイソギンチャクに刺されない理由、私も同じ番組を見てましたよ〜!
速い魚や危険なゴマモンガラなど、本当によく写真を撮れていますね。
私も西表で潜ってみたいです!(^^)!
次のシリーズも期待していまーす(*^^)v
らびたん
- 琉球熱さん からの返信 2015/08/13 23:21:20
- RE: 図鑑☆待ってました!
- らびたんさん、いつもお褒めの言葉ありがとう〜〜
> 待ってましたよ〜!
> 今年も図鑑シリーズ、嬉しいです♪
どうでしょう?
まさに「図鑑」で「旅行記」ではない、サカナとサンゴばかりで、興味のない人にはどうでもいい内容・・・
実は毎回逡巡します。でも撮った写真は誰かに見せたいし(笑)
ダイビングは、晴れるに越したことはないけれど、雨でも海の中は明るかったりしますから(特に初夏は)、水中撮影に限って言えばそれほどマイナス要素にはならないと思いますよ。私も雨男だし(笑)
> 「あるある!」と声を大にして共感したいところがいくつもありました。
> ?チンアナゴゆるキャラ化
> ?クマノミは全部ニモ
> ?ハナミノカサゴは色々な角度から撮れるありがたいサカナ
こういう点は、是非ではなく感性の問題ですね(笑)
ゆるキャラは「?」だし、ニモ騒動にはうんざりだし(笑)
このサイトは、ゆるキャラが好きな人も多そうですよね。
ハマクマノミを「ニモ、ニモ」と喜んでいる人も意外に多いし、マングローブを樹木の名前と思っている人もいたり、、、
指摘するのも水を差すようで悪いので黙ってますが(笑)
へそ曲がりなので、どうしようもありません。
> 次のシリーズも期待していまーす(*^^)v
すみません、来年までお待ちください。
最近は山ばかりで、南の島に行く資金がありません(笑)
-
- ごんじさん 2015/08/13 19:00:10
- 魚も好き!
- いいですね〜。
山の高山植物の写真もいいけど、海の魚の写真も撮りたいんですよね〜、
本当は!
何度か体験ダイビングやりましたけど、なかなか慣れなくて・・
チンアナゴが可愛いですね!
- 琉球熱さん からの返信 2015/08/13 23:03:39
- まさか・・・ RE: 魚も好き!
- ごんじさん、こんにちは
「魚も好き」って、まさか食うつもりじゃ・・・(笑)
サカナの写真を撮りたければ、潜るしかない!
コレ、私がダイビング始めた理由です。
最初はフィルム使っていたから、ダイビングから帰ってくるたび、出来の悪さとコストに泣いてましたよ。
今はデジカメがあるから便利〜〜
海も山も楽しいね〜〜〜
-
- norisaさん 2015/08/13 07:21:08
- いいですね!
- 琉球熱さん
おはようございます。
今まで撮影したことのないサカナがあって楽しいです。
シチセンスズメダイも滅多にみかけません、
チンアナゴは相変わらずかわいいですね!
norisa
- 琉球熱さん からの返信 2015/08/13 22:52:56
- RE: いいですね!
- norisaさん、投票&書き込み、ありがとうございます。
> 今まで撮影したことのないサカナがあって楽しいです。
シュノーケルでは必然的に見られない種がありますからね。
ただ逆も然りで、ギンユゴイやコバンアジなどはダイビングではほぼ不可能です。
シュノーケルでの写真撮影の方が、体が並の影響を受けやすい分、格段に難しいと思います。
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