2010/06/19 - 2010/06/24
436位(同エリア2193件中)
琉球熱さん
いい加減、西表の雰囲気、島の風情などを「紀行」としてご紹介できればよいのだが、相変わらずサカナとサンゴ、こればかりで…
西表の海に魅せられて毎年通っているものの、見るサカナは特別珍しいものでもないし、サンゴの景色も私個人は何回見ても何回撮影しても飽きないのだが、さて、そこまでの思い入れのない人にとっては退屈なだけではないか?・・・などと逡巡しながらのレポート。
2010年の巻
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 船 レンタカー JALグループ ANAグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ウメイロモドキとタカサゴの群れ
背中から尾にかけて黄色なのがウメイロモドキ。
尾びれの先端がちょこっと黒いのがハナタカサゴ。 -
おなじみのスカシテンジクダイの群れ
初夏の海ではよく見られる光景。 -
岩と同化したエンマゴチ。
30〜40cmの比較的大型魚、ゴツイ印象を受けるけれど、高級魚らしい。このままじゃ食欲わかないけど… -
※※※ここからチョウチョウウオ※※※
ハクテンカタギ
見た通りチョウチョウウオの一種、個体数はかなり少ない。
なので見つけるとちょっと嬉しい(笑) -
シチセンチョウチョウ
これはまだ成魚の一歩手前かな?
【ご参考】シチセンチョウチョウウオ
http://4travel.jp/traveler/sham203/pict/29562635/src.html -
ミスジチョウチョウ
どこが「ミスジ」なのか、実はよくわかっとらん。
ミドリイシ(エダサンゴ)のポリプが好物なので、ミスジがいる場所はサンゴが元気である証でもある。 -
ゴマチョウチョウ
普通種なのだが、チョウチョウウオの「黄」にしては淡い黄色。
レモンイエローとでも言おうか?
他のチョウチョウウオはもっと濃い黄色が多い。 -
※※※ここからベラ・ハタなどちょっと大きめ※※※
カンムリベラ幼魚
ベラというサカナも奥が深い。大から小まで種類が多いことに加え、幼魚と成魚がまるっきり色が違う種も多い。
どうも苦手だ(笑)
このカンムリベラも、成魚は50c超、1mにもなる個体も。そして体色は深い緑、モスグリーンである。
幼魚はこの通り、白地に黒い斑点、体長も4〜5cm。違いすぎる・・・ -
こちらイロブダイ幼魚
体長は3〜4cmだろうか。
これも成魚は50cmを超える大型魚。
いずれにしても、成魚はデカすぎて可愛くない(笑) -
シロブチハタ
モノトーンでまとめてみました -
サンゴ礁のボス、ユカタハタ
スカシテンジクダイを外敵から守りつつ、腹が減ったら食べちゃうという(笑)、、、
やることはえぐいけど、意外とオシャレなサカナだ。 -
岩礁域でちょっと珍しい構図
ノドグロベラ幼魚(左)とセジロノドグロベラ幼魚(右)
名前は似ているけれど、成魚は似ても似つかない。 -
ツユベラ
クリーニングしてもらっているのか? -
シテンヤッコ
額に黒い斑紋、青い唇。“まろ”である。 -
ソメワケヤッコ
何のひねりもないネーミング。気の毒に・・・ -
ロクセンヤッコ
比較的大きい種。意外と見る機会が少ない。
ちょっと深いところにいるからか。(私は浅場の明るい海が好きなので) -
サザナミヤッコ
よく見かけるし、人間を恐れない個体も多い。
なぜか毎回シャッターを押してしまう。 -
ニシキヤッコ
伊豆でも見かけるなぁ -
クマドリ
う〜む、これもそのまんまのネーミング。
一応、フグの仲間(フグ目) -
ナミダクロハギ
目の下の白い部分をみて「涙」としたのか?
ニザダイ科でナンヨウハギと同じグループ。 -
※※※ここからちょっと小型※※※
ハクテンハタ(左)とシコクスズメダイ(右)
ハクテンハタはわかるが、なぜ“シコク”?
生息域は伊豆以南なのに… -
サンゴ礁の定番、デバスズメダイ
ありふれている、しかしキレイ -
キンギョハナダイ幼魚
キンギョハナダイは幼魚も成魚もきれい。
群れていると、八重山の海!という感じがする。 -
ミヤコキセンスズメダイ幼魚(左)とイワサキスズメダイ幼魚
この時期、海の中はベビーラッシュ。
2〜3cmもしくはそれ以下のちっこい奴らがいっぱい。
デカくなると可愛げがないハタ、ベラ、スズメダイも、どこか儚げなかわいい姿を見せてくれる。
初夏ならではの光景 -
ダンゴオコゼ
コンニャクと言われる所以は見ての通り。
悩ましいのは、サンゴの隙間から絶対出てこないこと、さらに意外にチョロチョロ動き回ること。
コンデジで撮影するのは至難なのだ。 -
これもれっきとしたサカナ。テンス幼魚。
成魚はこれまた大型、かつかなり深いところに生息。
幼魚時代は比較的浅場10mくらいの岩礁域が多い。
この手の色と形は、海藻などの擬態と言われている。
身を守るのも楽じゃないね。 -
テングハギ
必ず番(つがい)でいる。サカナだけど“オシドリ夫婦”というわけだ。
エダサンゴの群生地でよく見かけるが、意外に逃げ足が速くて番で写真に収めるのはなかなか難しい。 -
キツネアマダイ幼魚
どことなく“のっぺり”した感じのサカナ、成魚でも多少顔つきは変わるが、やっぱり“のっぺり”している(笑)
意外に好きなサカナだ。 -
セジロクマノミ
クマノミ類はあまり撮らないんだが、この時は「たまには撮っておくか」くらいの気持ち撮ったんだろうな(笑)
偶然だが、セジロクマノミの下にアカホシカニダマシ・・・
コイツは脚が4対、そう、カニじゃないのだ。分類上はヤドカリの仲間だって。「カニダマシ」とはよく言ったものだ(笑)
【ご参考】アカホシカニダマシ
http://4travel.jp/traveler/sham203/pict/27869295/ -
※※※ここからエビ・カニ※※※
ヘラジカハナヤサイサンゴの隙間からこちらをうかがっているのは、オオアカホシサンゴガニ。
こちらは正真正銘のカニです(笑)
となりにダンゴオコゼも・・・ -
ニセアカホシカクレエビ
“ニセ”と付いているからには「アカホシカクレエビ」というのも存在するわけで。
何も好き好んで姿を似せたんじゃないだろうが、不名誉な“偽”の称号をもらっちゃった可哀想なエビ。 -
こういう岩陰の天井を好むアカシマシラヒゲエビ。
この写真では全体が見えないけれど、オレンジがかった体に、赤い縞と真っ白な髭がキレイ。
しかしこれもそのまんまのネーミングだ。
岩穴が好きなのは、クリーニングシュリンプだからとも言える。 -
ナデシコカクレエビ
なんとも麗しい名前を付けてもらっちゃったエビ。
体が透明なので、よーく観察しないと見落とす。 -
カンザシヤドカリ
ハマサンゴ類に空いた穴に棲む。
イバラカンザシが死んだ後の穴を巣穴とするので「カンザシ」の名前が付いた。
棲家も名前も“ちゃっかり”なヤツだ。
【ご参考】イバラカンザシ
http://4travel.jp/traveler/sham203/pict/29571590/src.html -
※※※ここからその他(笑)※※※
ゴイシギンポ
体側の紋様が碁石に似ているからだそうだ(笑) -
ナンヨウカイワリ
“銀色系”の中でも、アジ族は好きなサカナだ。
ロウニンアジやカスミアジなどは見かけた途端にテンションが上がる。
・・・と言いつつ、これはインドカイワリかもしれないと思ったり。 -
イシヨウジ
ヨウジウオ科、つまりタツノオトシゴなどとは同類と言える。
巻いているか否か、これが重要(笑)
イシヨウジの仲間は尻尾の先端がウチワのようでなかなか可愛い。 -
ハナヒゲウツボ幼魚
ウツボと言うと見るからに獰猛な印象を受けるが、このハナヒゲは成魚だと真っ青に鮮やかな黄色のラインで、まったくイメージが違う。
ウツボ族の中で最もおしゃれなハナヒゲも、幼少時代はこのように真っ黒け。 -
【番外編】オニヒトデ
サンゴの天敵、オニヒトデ。
残念ながら西表にも出没するようになった。
その生態は詳細がまだ解明されていないという。どうやらフィリピン沖で発生し、海流に乗って先島諸島に漂着するらしいが、これとても確立された説ではない。
それにしても厄介な生物で、生命力が異常なまでに強く、刺したり切ったりしたくらいでは死なない。中心から十文字に切り刻まないとダメらしい。
その遺骸の処理がこれまた大変で、死んでもトゲの毒はなくならないとか、遺骸を陸揚げすると強烈な腐臭を放つとか、、、。
なので大量発生すると沿岸の漁師やダイビングサービスではお手上げ状態になる。
沖縄県ではここ3〜4年でようやくまともな予算が付くようになったらしいのだが、駆除は相変わらず1個体ずつの文字通り「虱潰し」だ。 -
※※※ここからハゼ※※※
どこにでもいるハタタテハゼ
それにしても美しいサカナだなぁ
だから何回でも撮ってしまうのだよ。 -
天女の羽衣を連想させるハナハゼ
尾びれが何とも言えず… -
スミツキアトヒキテンジクダイ
「スミツキ」は尾びれの根元の黒い斑紋、しかし「アトヒキ」って???
キイロサンゴハゼはもう失笑してしまうくらいのネーミングだな(笑) -
ヒメダテハゼ
最強の普通種。
今回は共生するテッポウエビが撮れたので。 -
チゴベニハゼ
ベニハゼ族も奥が深い。
本家のベニハゼのほか、チゴ、オキナワ、ニンギョウ、ウロコ、カスリモヨウ、オヨギなどなど。
ハゼ類はいまだ新種が発見されたりするけれど、このベニハゼ族は未知数の塊らしい。 -
ハチマキダテハゼ
どれがハチマキだ? -
クサハゼ
地味なサカナだ。というのも、きれいなサンゴ礁エリアではなく、砂礫(どちらかというと泥地に近い)を好むから。
見た目はそれほど地味じゃないと思うのだが… -
ギンガハゼ
なんとも壮大な名前をもらっちゃったハゼだが、本来は薄い灰色の体に黒い縞、そして水色の斑点という出で立ちで、この斑点をして「銀河の星」としたらしい。
黄変個体は「コガネハゼ」なんて呼ばれ方もするようだが、この海の中でここまで鮮やかな黄色に変わる意味は何だろう? -
ゼブラハゼ
ハゼらしくないハゼ。
淡い緑、赤紫のライン、青のライン。人間の想像を超えたコーディネートだな。 -
クロユリハゼ
ゼブラハゼやハナハゼも、このクロユリハゼの仲間。
エビと共生せず、中空を泳ぐ。 -
最後にサンゴの写真を3枚
水深20m超に広がる群生。
テーブルサンゴやエダサンゴが密生、西表のサンゴは実に元気だ。 -
カラフルなミドリイシ=エダサンゴ
鳩間島周辺には、このミドリイシが文字通り見渡す限り広がる素晴らしいポイントがある。
西表に行くと、必ず一度は入るポイント。何度入っても飽きないな〜 -
初夏ともなれば、カラフルなサンゴの上を、カラフルな幼魚たちが群舞する。
絶景!
魚影の濃さもさることながら、この元気なサンゴの姿を見るために通っているようなものだ。
〜〜〜ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました〜〜〜
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この旅行記へのコメント (2)
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- norisaさん 2013/06/30 19:47:02
- 力作ですね!
- 琉球熱さん
力作ですね!
これだけの魚の撮影と同定、場合により画像処理。
これは知る人ぞ知るご苦労ですね。
特にニシキヤッコやニセアカホシカクレエビなど美しい画像が満載で見飽きませんね。
お疲れ様でした!
norisa
- 琉球熱さん からの返信 2013/07/03 22:37:49
- RE: 力作ですね!
- norisaさん、こんにちは
投票&書き込み、ありがとうございます。
写真のトリミングは時間はかかりますが、たいして苦労は感じません。
むしろ同定の方が大変です。
同じ種でも環境によって色が違うこともあり、図鑑だけではそんな「バリエーション」まではフォローできないので。
マクロで撮影するサカナ・エビ・カニはピントさえ合えば何とかなりますが、海中の景観の雰囲気を切り取るのはなかなか手ごわいです。
そんな写真ばかりで、せっかくの島の情景は記録されておらず、もったいないことをしています。
今年はもう少し工夫しようと、、、思っています(笑)
どうなることやら・・・
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