2014/06/21 - 2014/06/29
36位(同エリア2192件中)
琉球熱さん
毎年恒例の西表。
サンゴフリークであるがゆえに、毎年同じような写真ばかり。
時期も毎年同じだから当然の結果とはいえ、サンゴとサカナの組み合わせだけでは能がないし、読んでくださる皆さんに申し訳ない。
そこで、今回出会ったサカナたちを、そのファッションで分類してみた。
過去にもっときれいに撮れたものもあるが、そこは「今年」に拘って割り切ることに・・・
やっぱり自然界の造形物は、人間の発想など遠く及ばないものだと痛感する。
それでは、イリオモテ・コレクション!
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
まずは「単色」系
-
ダイバー御用達のハダカハオコゼ。
ほとんど動かない。これも擬態の一つなのだろう。
じっと見てると、ゆらりゆらりとわずかに移動しているのがわかる。 -
こちらは色違い
動かないとは言っても、あまり近づくとさすがに逃げる。
個人的にはあまり興味がわかないサカナだ。 -
■■■ブルーな連中■■■
サンゴ礁の象徴、デバスズメダイ。
かすかなグラデーションだが、敢えて「単色」と言うことに。
磯などの浅瀬にいるのはルリスズメダイ。 -
こちらはアオバスズメダイ。
デバスズメと間違えやすいが、胸鰭の付け根に褐色の斑紋があることで見分ける。
ちと、ややこしい。 -
紫に近い青、ハナゴイ。
大きな群れを作っているが、意外に寄らせてくれないのできれいな写真が撮れない。
背びれは赤紫。ディスプレイするとよく目立つ。 -
こちらが拡大の図。
案の定ブレブレだが、背びれに濃い色が入っているのはわかると思う。
さりげなく口元に朱。 -
暗がりが大好き、ツバメタナバタウオ。
穴の中で逆立ち泳ぎをしている変わり者だが、その実、非常に美しい青をまとう。
なぜ「ツバメ」なのか?
多分、尾びれが深く切れ込んでいる様がツバメの尾を連想させるから・・・と自己流解釈。 -
■■■イエローな連中■■■
ネッタイスズメダイ。
こちらもサンゴ礁の定番。
面白みがないくらいに、真っ黄色。斑紋もなければグラデーションもない。
それでも、サンゴ礁に他の小魚たちと群れている絵はキレイ。 -
ヘラルドコガネヤッコ。
何が「ヘラルド」なのか、さっぱりわからん。
黄一色の体に、目の周りには殴られたような痣(笑) -
ギチベラ 黄色個体。
本来ギチベラは、かなり特徴的。印象的な柄をまとっているのだが、稀にこのような変異があるらしい。
ところで、この個体はちょうど食事の時間だったらしく、口が大きく前に突き出ている。顎が外れたような姿である。 -
ヘラヤガラ 黄色個体。
こちらもガラモノが普通だ。黄色個体も、ギチベラほど珍しくはない。
それにしても、妙な形。どういう必然性があるのだろう?
このヘラヤガラ族は、他のサカナにおんぶしてもらうことがよくある。ちゃっかり者だ。 -
ナンヨウカイワリ。
小魚ハンター。そのフォルムはまさにスピード狂。
銀色系の中では、好みのタイプでもある。 -
ヨコシマクロダイ。
いかにもクロダイという姿かたち。
幼魚は黒白のストライプで別の種のようだ。
このサカナ、つぶらな瞳が特徴だが、「食」に関してはかなり貪欲で、頑丈な歯と顎でウニですら食ってしまうという強欲ぶり。 -
スカシテンジクダイ。(手前)
海底の根に大群で棲みついている、透明なサカナ。
骨まで透けて見える。 -
キンメモドキ。
スカシテンジクダイと共に、根に大群でついている。
スカシテンジクダイよりも群れの統制が取れていて、同じ方向に泳ぐ几帳面な連中である。 -
アオヤガラ。
前出のヘラヤガラの縁戚。
とにかく紐のように長い。これだけ体が細いと、食事も大変だろうと余計な心配をしてしまうが、意外にも肉食である。 -
ハナヒゲウツボ幼魚。
真っ黒である。見事に黒い。
成魚は非常にきれいなスカイブルーと黄色のツートンなのだが、子供の頃は見ての通り。
おそらくこれも、擬態。身を守るための知恵。 -
ヒトミシリハゼ。
単色と言うより「透かし」、ガラスハゼのように透明な体。
写真のように、エダサンゴの下側に逆立ちして止まっている。近づくと逃げるが、やはり逆立ちのままだ。
それにしてもこのネーミング、何とかならなかったのだろうか? -
テングハギモドキ。
角があるとテングハギ。先に発見・命名されていればこちらが本流で、間違っても「モドキ」などと言う不名誉な名前は付かなかっただろうに…
気の毒な連中だ。
あまり大きな群れを見たことがないが、今回は幸いにも大きな群れに遭遇できた。 -
今年流行の「縞模様」
-
アケボノチョウチョウウオ
文句のつけようがない縞模様
黄色の縁取りに黒いストライプとは、なんとも絶妙な組み合わせではないか -
ハナグロチョウチョウウオ
サンゴのポリプが主食なので、彼らが生息する海はサンゴが元気な証拠でもある。
「ハナグロ」は「鼻黒」だろうか?
そう言えば確かに鼻が黒くて間抜けな顔だ。
しかし、ストライプの地色は白ではなく銀色に近く、高級感あふれるサカナなのだ -
ミカドチョウチョウウオ
「く」の字のストライプに赤い口元がポイント。
チョウチョウウオの中でも、極めて三角形に近い連中である。 -
ミスジチョウチョウウオ
どこをとって「ミ(3)スジ」としたのだろうか?
黒い線を数えたのか?
それにしても、見事なボーダー柄。 -
ミゾヨウウオレチョウオ
とぼけた顔のこのサカナ、ストライプも大雑把。
チョウチョウウオの中では地味な存在で、見つけても感激してもらえない。 -
スミツキトノサマダイ
褐色のボーダーに鮮やかな水色の模様を入れた、特徴ある出で立ち。
この水色の斑紋のおかげで、海中ではかなり目立つ。
「スミツキ=墨付き」なわけで、尻尾の根元の黒い斑点をこう称した・・・と思いきや、この水色の斑紋が夜になると黒くなるという。信じられる?
それにしても、なぜ変色するんだろうか? -
トゲチョウチョウウオ
もはや彼らも定番中の定番。
沖縄の旅行パンフレットにも頻繁に登場する。
交叉するストライプの持ち主。 -
ヤリカタギ
サンゴの海には必ずいる、小ぶりのチョウチョウウオ。
色も縞模様も非常にくっきりしていて、誰かに描かれたみたいだ。
職人のような名前・・・ -
シチセンチョウチョウウオ
個体数はあまり多くないので、見かけるとそれなりに嬉しい。
名前の通り7本の線、そして尾の付け根のオレンジがワンポイント。
今回はゴマチョウチョウと一緒にいることが多かった。 -
番外編
シチセンとミゾレのコラボ!
偶然のワンショット。
こうやって見ると、シチセンチョウチョウはドット柄でもあるな、まぁいいか(笑) -
サツキギンポ
一転、チョウチョウウオ以外の縞縞魚類を。
このサツキギンポ、非常に淡いブルーに濃紺のストライプという洒落た衣装をまとう。
さらに尾びれがこれまた優雅。 -
アオギハゼ
暗がりを好む小型のハゼ。光を当ててじっくり見ないとわからないが、実はオレンジ主体の非常に美しいサカナ。ストライブは赤紫である。
この配色は頭の固い人間では思いつかない。 -
で、暗がりで群れになって立ち泳ぎ・・・
変なサカナだ。 -
ニジハギ
もうこの縞模様は、文句のつけようがない。
これでもか!という感じ。海の中でもよく目立つ。
非常に縄張り意識の強いサカナで、侵入者にはかなり荒っぽい。 -
キンセンイシモチ幼魚
これまた地味なストライプだが・・・
成魚はしっかりとした縞模様だが、子供はどこか頼りない。半透明の体に縞が入っているので、なかなかキレイなのだが・・・ -
キンセンハゼ
その名の通り、「金線」ハゼ。
しかし全くハゼらしさがない。 -
ニシキヤッコ
かなり派手なストライプだが、あまりセンスはないようだ(笑) -
キンセンイシモチ
グラデーションのかかった金線。
これは若魚。成魚はもっとコントラストがハッキリしている。
意外にキレイ。 -
スミツキアトヒキテンジクダイ
地味なサカナだが、青いアイシャドウを引いていたり、黄色い口元など意外にキレイな連中ではある。 -
ミスジリュウキュウスズメダイ
ここまで白黒はっきりつけられては、参りましたと言うほかない。
幼魚は嘘のように三角形で、愛嬌たっぷり。 -
フタスジリュウキュウスズメダイ
見ての通り、筋が2本。
幼魚は小さな三角形がちまちま動いているようで面白いが、成魚は体がずんぐり丸くなり、変な顔になって行く。体色も黒っぽくなるので、可愛さは皆無だ。 -
その「変な顔」がコレ。
とぼけた顔である。 -
クビアカハゼ
この見事な縞模様!
金粉をちりばめたような絢爛豪華さ(笑)
共生するテッポウエビは無色で、引き立て役だ。 -
クマドリ
縞模様と言っても、こちらはちょっとひねり技。
どこかの部族の化粧のようだ。 -
ロクセンスズメダイ
「4本じゃないか!」と言われそうだが、胴体の4本+尻尾の2本で6本=ロクセンなのだ。
線の数え方、ちょっと反則気味。 -
ヤイトヤッコ オス
見事な縞模様。まさに王道のストライプ。
水深20mあたりまで行かないと見ることができないので、遭遇回数が少ない種だ。
メスもまた美しい・・・「グラデーション」の項参照。 -
ヤシャベラ
顔の赤い紋が災いしたか?「夜叉」とは気の毒に。 -
ヒレグロベラ
ベラは種類も多くなかなかすばしっこいこともあり、真面目に観察したことがないのだが、なかなか凝ったストライブ柄ではないか? -
ご存知、カクレクマノミ
映画「ニモ」のモデル」。
身体に3本の線が入るが、太くてうねうねとしていて面白い。線に縁取りがあるのもクマノミだけじゃなかろうか?
脇の岩には卵がびっしり。 -
こちらは荒くれ野郎のハマクマノミ
気性が荒い。
人間にも向かってくる。
ストライプはシンプルに白一本。 -
ネッタイミノカサゴ
普通にいるので特に気をつけて観察しないが、よく考えれば、サカナのくせにこんな形・・・ -
ハナミノカサゴ
ミノカサゴ族の縞模様は、どこかどぎつい。
そしてこの顔、サカナとは思えない顔だ。 -
意外に多いツートンカラー
-
フィリピンスズメダイ
なぜ「フィリピン」なのかはこの際どうでもよく(笑)、スズメダイの仲間には下半身(と言うのも変だが)や尻尾だけ違う色、と言うのパターンが意外に多い。
このフィリピンスズメダイも、濃紺とオレンジの鮮やかな組み合わせ。 -
イシガキスズメダイ
ツートンじゃない?
ま、この分類も私の超独断なので・・・
極めて普通種で目立たない存在だが、実は存外にキレイなサカナ。
下半身は白、そして黒いベルトをしている点がオシャレ。 -
マルスズメダイ
ピンボケですが、、、
こちらも下半身は白。上半身は微妙な中間色。
丸くないけどマルスズメ -
シコクスズメダイ
サキシマにいるのに「四国」とは?
同じように黒・白ツートンでアマミスズメダイというのもいるが、名前と生息地域の関連性はあるのかないのか、だれも説明しない(笑)
このシコクスズメは本当にまっ黒と真っ白。まるで礼服を着ているようである。 -
フタイロカエルウオ
巧いネーミングだ。ズバリ「二色」というわけか。
数多いるカエルウオの中でも、二色に塗り分けているのは、フタイロカエルウオだけ。
成魚はもう少し濃い青とオレンジになる。 -
クギベラ
頭部だけが色違いと言う変わり種。
濃紺とモスグリーンなんて、なんとも洒落ているじゃないか。
命名者はなぜ「クギ」にしたのだろう?普通は「テング」とか言いそうだが・・・ -
セナキルリスズメダイ
深場にいてあまりお目にかかることのないスズメダイ。
「背中が黄色い」=セナキ
何と安易なネーミングか…
青に黄色がよく目立つ -
クマザサハナムロ
ご存知「グルクン」である。沖縄県の県魚である。
唐揚げは定番である。
どこをとっても正統派。
同系色でまとめたツートン。 -
ウメイロモドキ
綺麗なサカナの割に大型で、群れを作る。出会うと嬉しい(笑)
とてもきれいなブルーに黄色の背びれ&尾びれ。
淡い色でまとめているので、セナキルリスズメのようなどぎつさがない。パステルカラーは海の中でも大衆請けするのか? -
ソメワケヤッコ
真っ黄色と群青色。
色がきついので、「ソメワケ」などと熱のこもらない名前にされてしまった気の毒なサカナ。 -
カスミチョウチョウウオ
潮当たりの良い場所で大群を作る、チョウチョウウオの中では珍しい種。
群れを作る、比較的大柄、体色のパターン、、、どれをとってもチョウチョウウオらしさがない。
おまけに、遠目で見ると群れは壮観だが、至近距離で見ると意外に小汚い顔である。 -
泣く子も黙る水玉模様
-
一番手、サンゴ、、、ではない。
サンゴの隙間から絶対に出てこようとしない、ダイバー泣かせのハゼ -
これだ
アカテンコバンハゼ
緑の地にオレンジの水玉。なんとも派手な出で立ちだが、その姿を見せようとしないのは、派手にメイクしすぎて恥ずかしいからか?
サンゴの隙間にいても目まぐるしく動き回るので、目視はもちろん、カメラに収めるのは至難。 -
ゴマチョウチョウウオ
クリームイエローに黒い斑点。
上品かつ清楚な衣装で、他のチョウチョウウオと一線を画す? -
砂地にゆらゆら揺れている棒状のサカナと言えば…
-
チンアナゴ
非常に細かい黒の斑点に、ポツンポツンと大きな黒斑点。
シンプルながら、なかなかのセンス。 -
ヒメカザリハゼ
カザリハゼ族は、その名に反しておしなべて地味だ。
それでも、その衣装をよーく見ると、なかなか凝ったドット柄なのだが・・・ -
マダラカザリハゼ
こんなに凝ったドット柄なのに・・・
目の周りにラインまで挽いているのに…
ハゼ好き以外は気付かないし、存在自体スルーされてしまう可哀想な連中。 -
ベニハゼ
不規則な白い斑紋。体長2cm程度なのに、この凝った模様。よく頑張っている(笑) -
ぶれてしまったが、テングカワハギ
必ず番(つがい)でいる、サカナのくせにオシドリ夫婦。
水色の地に黄色の斑紋。
色も組み合わせが絶妙。サンゴの中にいると、意外に目立たない。 -
ルリホシスズメダイ
瑠璃色の星をちりばめたような、と言うわけだろう。
随分と過分な名前をもらったものだ。
残念ながら成魚は動きが速くて、ルリホシははっきり見えないことが多い。残念! -
その幼魚だが・・・
ルリホシが体の割に大きく多いので、何か悪い病気持ちのようだな -
クロハコフグ
これはいかんな。趣味が悪い。成金趣味だ。 -
アオイソハゼ
彼らイソハゼ族も、ベニハゼ族同様、非常に小さい体に凝った模様を付けている。
このアオイソハゼも胴体はもちろんだが、背びれの柄、目の周りなど、赤と白だけでここまでおしゃれにできるという良い見本。
それにしても「アオ」? -
ホシゴンベ
この顔つきはゴンベ族特有だから仕方ないにしても、顔面いっぱいにドット柄を施すとは、なんとも大胆な・・・
この個体は色白系だったが、多くのホシゴンベは色黒系である。 -
見てうっとり グラデーション
-
オウゴンニジギンポ
体色のグラデーションもさることながら、長い尾びれが美しさを一層際立たせている。
グラデーション自体はブルーグレーと言う感じで、さほど派手さはないが、それが逆に、鮮やかな黄色とのコントラストに一役買っているようだ。 -
正面から見ると・・・
やはり長い(必要以上に)尾びれが目を引く。
それにしても、目元がキツイね -
筋金入りの普通種、ハタタテハゼ
白から赤へのグラデーション、頭部と目元の青、淡い黄色の顔、そして青い斑点・・・
実に見事な造形物なのだが、どこにでもいるので稀少性がなく、ダイバーの注目は全く浴びない。不憫なサカナである。 -
見よ、この見事なメイクアップ。
背びれの縁は赤と青が入り、美しい青のドットまで施す凝り様・・・
なのに、である。
目つきの悪さがネックなのか? -
ゴマハギ幼魚
成魚は黄色のストライプをまとうが、幼魚はご覧の通り、淡い黄色〜オレンジ〜紺色となかなか見事なグラデーション。
幼魚の姿を見ることはあまり多くなく、意外にレア。 -
クロメガネスズメダイ
珍しくはないのだが、とにかく動きが非常に速くて、写真に収めるのに苦労するサカナ。
見ての通り、非常に美しいグラデーションとストライプ。
一度で良いから、ばっちり写真に収めたいものだ。 -
ヤイトヤッコ(メス)
ストライプの項で登場したのはオス。魚や鳥はオスの方がきれいと相場が決まっているが、このヤイトヤッコのように、稀に例外もあるようだ。
レモンイエローからスカイブルーへの見事なグラデーションに、尻尾の黒いラインが全体を引き締めている。
惚れ惚れするような出で立ちだが、ブラック&シルバーのシンプルなストライプをまとったオスと並べば、これ以上ないおしゃれなカップルと言うことになる。 -
サザナミヤッコ
グラデーションが濃淡濃と、他にはないパターンのサザナミヤッコ。全身に渡る青い縁取りが利いている。 -
キンギョハナダイ(オス)
この時期、水中をオレンジに染めるキンギョハナダイたちだが、その中でピンクのグラデーションで異彩を放つのがオスである。
この個体は比較的ピンクが強いが、限りなく白に近かったり、メスの色に近いオレンジ系がいたりと、体色は様々。 -
アカネハナゴイ
グラデーションのトリを飾るのはカシワハナダイ。
キンギョハナダイと共に、この時期の水中を華やかにしてくれるサカナだ。
ピンク、オレンジ、黄、赤、白。こんな配色とグラデーションを誰が創造するだろうか?
まさに神業、天地創造の神の為せる業だ。 -
諸々
そう簡単に分類できない模様をまとった連中もいる。
自然界の造形は、そんな簡単じゃない。 -
イッテンチョウチョウウオ
見ての通り、「一点」と言うことなのだろう。
これまた安易だ・・・ -
セグロチョウチョウウオ
背中が黒い=セグロ、、、誰でも発想できるような安易さ。
しかし、微妙な中間色の体色に白、黄、オレンジとかなり凝った模様と配色。
なかなか大胆なセンスではある。 -
ウミヅキチョウチョウウオ
基本は黄色、そこに黒い斑紋(月)と2本の白線(海)で、「海月(ウミヅキ)」。
シンプルな模様は、チョウチョウウオの中では珍しい。 -
トノサマダイ
こちらもチョウチョウウオとしては珍しいシンプルな柄。
彼らがなぜ「イッテンチョウチョウウオ」にならなかったのかは不明だ(笑) -
アブラヤッコ
真っ黒に見えるが実は濃紺。白い斑紋が特に目立つが、ワンポイントに黄色も入れて、なかなかの洒落者。
すばしっこく、臆病なので、目にすることは多いが写真を撮るのは意外に難しい。 -
ツノハタタテダイ
これでもチョウチョウウオ。暗がりを好んで、たいてい番でいる。三角形に近い形がチョウチョウウオなのだが、頭部に大きく欠けたような凹みがあるのが特徴。 -
アカメハゼ
見た目そのまま。
身体が透明なので、「柄」での分類ができない(笑)
赤い目、黄色の斑紋がサンゴの海で目立つ。わずか2cmほどの小柄な連中なので、撮影にはてこずる。 -
ミナミフトスジイシモチ、ホシススキベラ幼魚、フタイロカエルウオ
ドット、ストライプ、ツートンが見事に一枚の絵の中に収まったので。
ドットがホシスキベラ幼魚、ストライプがミナミフトスジイシモチ。 -
イシガキカエルウオ
柄と言われても…
愛嬌のある顔で、サカナらしくない。 -
ヒナギンポ
ギンポ族はこのように穴に納まっている連中が多い。
周囲の岩と同化したような色と柄、これなら見つかりにくいし、襲われても安全だ。 -
クロスジギンポ
この顔はもうサカナの域を超えているな…
身体の側面に黒いライン。クロスジと呼ばれる所以であるが、目にも“クロスジ”。 -
ヤエヤマギンポ
ギンポ族の中では大型。この大胆な迷彩柄で、大型の割に周囲の環境にうまく溶け込んでいる。
まぁしかし、この出で立ちは好みが分かれるだろう。 -
好みが分かれると言えば、このメイク。
よくぞここまで、、、
どこかの部族?
いずれにしても、目の周りの模様や奇天烈な植毛(皮弁)は、ただただ感嘆である。 -
メガネゴンベ
目の後ろの模様が特徴で、これをメガネとされたらしい。
メガネに見えるだろうか? -
シロブチハタ幼魚
ハタは成魚と幼魚のギャップが大きいが、このシロブチハタの幼魚は、その動きがどこかしら間抜けな感じでカワイイ。
黒と白のまだら模様は幼少時代だけの衣装。 -
オビテンスモドキ
異形のサカナ、オビテンスモドキ。“もどき”と言うからには「オビテンス」というサカナがいても良いはずだが、残念ながら存在しない。「テンス」はいる。
それはそうと、このサカナ、強力な顎でサンゴのかけらを引っ掻き回し、獲物を探したり巣を作ったり。
その作業はかなり荒っぽい。白い頭と格子柄の出で立ちもかなり強面である。 -
メガネクロハギ
これは変異種だと思う。本来のメガネクロハギは「メガネ」と呼ばれるだけに、目の下に白い斑紋があるのだが、この個体にはほとんど見えない。
むしろ、気味が悪いくらいに人間のような顔つきをしている(笑) 人面魚か? -
サラサゴンベ
ストライプと言おうかドットと言おうか、いずれにしても絶妙なバランスの柄である。
意外にキレイなサカナ。 -
【番外】ニセアカホシカクレエビ
イソギンチャクに付いてゆらゆら。透明な体に紫色の斑紋。まるでガラス細工のようなエビである。
身体が透明なので、うまく撮影できないのが難点。 -
【番外】キンチャクガニ
このカニ、イソギンチャクばかりが注目されるが、甲羅の柄が幾何学模様で洒落ている。しかしその甲羅、わずか1cm程度と非常に小さい。
足も見事な縞模様で、まるで流行りのスパッツを履いているようだ。実はなかなかの洒落者なのである。
両手で持っているイソギンチャクだが、これを振り回して相手を威嚇するという、その外見に似合わずかなりの荒くれ者でもある。(でも小さすぎて、チアガールがボンボンを振っているように見える(笑))
面白いのは、イソギンチャクを実際に「持っている」と言うこと。ハサミの上に寄生しているのではなく、挟んで持っているのだ。
じゃ、そのイソギンチャクはどこから持ってきたのか・・・?
これはいまだに謎らしい。 -
【番外】ボケボケながら・・・ソリハシコモンエビ
洞の中で浮遊しながら“客待ち”。
そう、彼らは掃除屋なのだ。
寄生虫やごみを取ってほしいサカナが洞に入ると天井からふわりふわりと降りてきて、小さなハサミで掃除するというクリーニングシュリンプ。
手を入れると、“客”と勘違いして舞い降りてくる。透明なので、撮影が難しい。 -
【番外】スザクサラサエビ
この幾何学模様は何のため?
何度見ても奇っ怪な模様である。緑の眼も異様。
八重山地方の奇祭、アカマタクロマタに通じるものがあるように思うのは私だけか? -
【番外の番外】ウミシダ
なぜこんな海藻を?と思われる方もあるだろうが、このウミシダ、実は動物である。
棘皮動物門ウミユリ綱ウミシダ目。
サンゴ同様、産卵する。 -
その証拠に、このように岩からはがせる。岩に生えているのではなく、かじりついているわけだ。
で、そこには・・・ -
【番外】コマチコシオリエビ
ウミシダを宿主とする、変な形のエビがいることが多い。
エビと言うよりロボットを連想する・・・
もしくは、少々毒々しい色も手伝って、甲虫のようでもある。 -
偶然の賜物、変な顔
-
サンゴの間に挟まってあまり動かないホシゴンベ。
正面から狙ってみたら、案の定変な顔だった。 -
お馴染みのハマクマノミも、正面からは間抜けだ。
-
美しいはずのキンギョハナダイも、このアングルだと美貌も台無し(笑)
左右の眼が違う方向を見ている。 -
これは「変」と言うより「哀」。
コノシチセンチョウチョウはおそらく寄生虫か何かにやられてしまったのだろう。
痛々しい。 -
華麗なハナグロチョウチョウも、正面からだと田吾作のようだ。
-
ミゾレチョウチョウはもっと悲惨(笑)
ひょっとこか? -
おなじくミゾレ
こんな角度だと、口が短く突き出ているせいか、鳥に見える!? -
セグロチョウチョウも不貞腐れ気味?
-
ミゾレとシチセン、揃いも揃って・・・
-
何をそんなに困っているのだ?
-
顔はどこだ?
-
サザナミヤッコの突然変異?
こんな個体は初めて見た
どこかしら病的 -
忍者オニダルマガレイ
-
砂地に同化
模様も色も、見事な擬態 -
意外と人相の悪いルリホシスズメ
ホシは威嚇のためだったのか? -
みんな平たい!
-
二人の時間を邪魔するな、ということか
青い口紅とは… -
綺麗な顔をしているが、やはり不機嫌そうだ
====================
長い記録を最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
魚類に興味がない方にとっては、退屈な内容ではないかと少々不安であります。
一方で、ひとつでも「ほほ〜」「へぇ〜」と感じていただければ幸甚です。
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この旅行記へのコメント (11)
-
- ririkoさん 2014/11/29 11:25:56
- 素晴らしい〜♪♪♪
- 琉球熱さま
大変ご無沙汰しております!
うわ〜、ほ〜、凄〜いの連発でした〜!
まだまだ知らない未知の世界が広がっていて感動しました。
見た事がないお魚がいっぱいあって私も見てみたい〜♪
やっぱりダイビングでしか見れないのでしょうね…>_<…
シュノーケルでも見れたら良いのになぁ〜
とっても素晴らしい旅行記でした!
これからも楽しみにしております。
ありがとうございました(^_−)−☆
- 琉球熱さん からの返信 2014/11/30 01:05:40
- RE: 素晴らしい〜♪♪♪
- ririkoさん、こんにちは
西表の旅行記に沢山の投票をいただき、またフォローまでしていただいてありがとうございます。
最近は山にうつつを抜かしているので、年に一回の西表で一年分のサカナを見る(笑)みたいになってしまい、すっかり南下の回数が減ってしまいました。
決して飽きたわけではないのですが、沖縄の主要なポイントは行き尽した感があり、未知の「山」に惹かれてしまうのです。
> 見た事がないお魚がいっぱいあって私も見てみたい〜♪
> やっぱりダイビングでしか見れないのでしょうね…>_<…
私のダイビングは比較的浅いところが中心なので、シュノーケルでも見られる魚も多いと思いますが、ハゼや小さいサカナはやっぱりダイビングでないと厳しいでしょうね(見つけるのに多少時間がかかる、静かに接近しないといけない)。
当分、山が多くなると思いますが、よろしくお願いします。
- ririkoさん からの返信 2014/11/30 09:17:40
- RE: RE: 素晴らしい〜♪♪♪
- 琉球熱さま
お返事ありがとうございます!
シュノーケルでも見れそうなんですね〜♪
西表島のオススメのシュノーケルポイントやツアーなどが
あればまた是非教えてくださいませ(*^^*)
山も楽しみにしております!
ありがとうございました(^_−)−☆
-
- kimama♪さん 2014/08/05 16:39:00
- 癒されました♪
- こんにちは kimama♪です
イリオモテ・コレクション!沢山の綺麗なお魚達を拝見させて頂きとても
楽しい時間を過ごせました♪
西表島!海以外にも盛り沢山楽しめて楽しい島ですよね。
また行きたい!!と思いつつなかなか行く機会が(^_^.)
1年前与那国島へ行く際に上空から西表島を眺めたのみです。
また素敵な旅行記楽しみにしております♪
- 琉球熱さん からの返信 2014/08/06 00:06:08
- RE: 癒されました♪
- kimama♪さん
投票&書き込み、ありがとうございます。
海の中も、サンタヌネーネも気に入っていただけてうれしいです。
西表はいいところですよ(笑)
与那国もそうですが、他の八重山の島々と、風俗がちょっと違うような気がします。
是非一度お試しあれ
-
- batfishさん 2014/07/24 20:21:37
- 永久保存版ですね♪
- 琉球熱さん こんばんは!
すごーく楽しく拝見しました(^^)
サンゴの海に行きた〜い!!と思っちゃいました。
私はダイビングはしないのですが、シュノーケリングでも
楽しめますよね。。。
全然魚の名前を覚えられないので
このまま小図鑑にして持ち歩きたいくらい(^^)
アルプスハイキング旅行が直前キャンセルになって
沈んでいたのですが、すごく楽しい気分になりました。
仕事に疲れ切っている夫にも見せようと思います。
きっと、次の旅行は海でシュノーケリングだ!と
なると思います。
ツバメウオは八重山周辺では見られないでしょうか?
彼らも正面から見ると不思議ちゃんですよね。
でも、大好きなんです♪
batfish
- 琉球熱さん からの返信 2014/07/26 00:38:37
- RE: 永久保存版ですね♪
- batfishさん、こんにちは
いつもありがとうございます。
> すごーく楽しく拝見しました(^^)
> サンゴの海に行きた〜い!!と思っちゃいました。
いや〜 そう言っていただけると嬉しいです!
私の沖縄の旅行記はいつもサカナだらけですから、このサイトで見る沖縄の旅行記と比べるとかなり見劣りするのでは?
少なくとも、他の人の計画の参考にはなりませんよね?
そんな点は少々気になっていましたが、撮った写真はせっかくだからアップしたいという色気もありまして(笑)
山行がキャンセルになってしまったのですか?
夏のアルプスは高山植物のシーズンだから、それは残念ですね。
でも諦めずに計画を再構成しましょう!
> ツバメウオは八重山周辺では見られないでしょうか?
batfishは沖縄でも見られますよ。もっとも有名なのは、沖縄本島屈指のビーチエントリーポイント、真栄田岬でしょう。
西表ではあまり見られませんが、網取湾(だったかな?)の奥の汽水域では、ヒメツバメウオという小型種がみられます。
どっちにしても、彼らも充分「変な顔」ですよね(笑)
-
- norisaさん 2014/07/24 06:42:40
- なるほど!
- 琉球熱さん
おはようございます。
キンギョハナダイのオスはこういう色なんですね。
雌雄で色形が違うサカナが多いので難しいーー。
正面顔のお魚たち。
なかなかイケメンはいないものですね。
横顔はいいのですが(笑)
norisa
- 琉球熱さん からの返信 2014/07/26 00:15:23
- RE: なるほど!
- norisaさん、いつもありがとうござます。
今回の「その4」はちょっと目先を変えて編集してみたんですが、それでもサカナだらけであることに変わりはなく、興味のない人にとってはどうでもよい内容だろうなぁなどと思いながらアップしたものです。
そんな旅行記でも、「へ〜」と少しでも感じてもらえれば幸いと。
> キンギョハナダイのオスはこういう色なんですね。
> 雌雄で色形が違うサカナが多いので難しいーー。
キンギョハナダイは性転換しますからね。6月の幼魚シーズンはオレンジ一色の個体が圧倒的に多いです。その群れの中に、大柄なオスがいるので目立ちます。
アカネハナゴイも同じような印象ですが、こちらはオスとメスの大きさや色の感じが似ているので、ディスプレイしてくれないと間違うことがありますね。
これに「幼魚と成魚」という要素が加わると、より一層何が何だか・・・(笑)
難しいから面白いとも言えますね!
-
- らびたんさん 2014/07/24 01:05:11
- 笑わせていただきましたo(^o^)o
- 琉球熱さん、こんにちは(・∀・)ノ
今回のジャンル分け、最高でしたよ\(^o^)/
私はダイバーではありますが本数の割に魚のこと知らないねと言われますので、
琉球熱さんのように詳しい方と一緒に潜ったらさぞ楽しいのではと思います。
単色ではハナゴイのオシャレな口紅にあるある~!と頷きながら読みました。
2色、縞々もツッコミに笑いながら読み続け、
泣く子も黙るドット!というフレーズには吹きました。
極めつけは変顔ですね。
まさかのジャンルですが、お魚って正面から見ると滑稽なんですよね。
必死で巣を守ろうとしてる姿、申し訳ないけどかわいくて微笑ましいです。
横から見るだけでない熱帯魚のおもしろさ、楽しませていただきました♪
らびたん
- 琉球熱さん からの返信 2014/07/26 00:06:19
- RE: 笑わせていただきましたo(^o^)o
- らびたんさん、こんにちは
投票&書き込み、ありがとうございます。
いやいや、ロジカルならびたんさんにここまで褒められるとは!
実に嬉しい! ありがとう〜〜
サカナの名前はいつの間にか覚えちゃいましたね。
最近では度忘れする回数も増えてきましたが・・・(笑)
それにしても、毎回思うのですよ、彼らのあの色、柄。なぜ?と。
何の必然性があって、あんな色や柄をまとうようになったのか?
それにつけても、自然界の造形物の素晴らしさ!
最近では、高山植物を見ながら同じことを感じてます。
もうじき、山のログもアップしますよ!
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