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週末の天気が良さそうだったので、1泊2日で北アルプスの常念山脈を縦走登山してきました。常念山脈は、槍・穂高連峰の東側に並行して稜線が延びているため、槍・穂高連峰を間近に望めるほか、乗鞍岳や立山連峰まで見渡せる北アルプスの大パノラマを楽しむことができました。<br />2泊3日が標準的なロングコースのため、1日目は約11時間も歩くなど、(体力的に)今までで最もハードな登山となりました。技術的には初心者でも歩ける道だと思います。<br /><br /><行程><br />→上高地5:15(バス)<br />上高地5:20→徳沢6:40→9:11蝶ヶ岳9:20→12:25常念岳12:34→16:19大天荘(泊)5:59→6:05大天井岳6:16→8:53燕岳9:11→11:22中房温泉(徒歩)<br />中房温泉12:35→穂高駅13:30(バス)<br />

北アルプス♪常念山脈縦走登山(上高地~蝶ヶ岳~常念岳~大天井岳~燕岳~中房温泉)

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2015/07/11 - 2015/07/12

97位(同エリア819件中)

旅行記グループ 北アルプス

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mondo

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週末の天気が良さそうだったので、1泊2日で北アルプスの常念山脈を縦走登山してきました。常念山脈は、槍・穂高連峰の東側に並行して稜線が延びているため、槍・穂高連峰を間近に望めるほか、乗鞍岳や立山連峰まで見渡せる北アルプスの大パノラマを楽しむことができました。
2泊3日が標準的なロングコースのため、1日目は約11時間も歩くなど、(体力的に)今までで最もハードな登山となりました。技術的には初心者でも歩ける道だと思います。

<行程>
→上高地5:15(バス)
上高地5:20→徳沢6:40→9:11蝶ヶ岳9:20→12:25常念岳12:34→16:19大天荘(泊)5:59→6:05大天井岳6:16→8:53燕岳9:11→11:22中房温泉(徒歩)
中房温泉12:35→穂高駅13:30(バス)

同行者
一人旅
旅行の手配内容
個別手配
  • 土日の天気予報が晴れに変わったので前日に予約した金曜夜発の夜行バスで上高地へ。<br />バスの車窓から大正池と逆さ穂高連峰が見えました。

    土日の天気予報が晴れに変わったので前日に予約した金曜夜発の夜行バスで上高地へ。
    バスの車窓から大正池と逆さ穂高連峰が見えました。

    大正池(長野県松本市) 自然・景勝地

  • 定刻より少し早い5:07頃に上高地バスターミナルに到着し、準備を整えてから5:20頃にスタート。

    定刻より少し早い5:07頃に上高地バスターミナルに到着し、準備を整えてから5:20頃にスタート。

  • 河童橋と穂高連峰

    河童橋と穂高連峰

    河童橋 名所・史跡

  • 反対側には、ちょうど1年前に登った焼岳

    反対側には、ちょうど1年前に登った焼岳

  • 明神を過ぎた辺りで、梓川の向こうに明神岳と前穂高岳。<br />上高地から徳沢までの道は昨年4月にも歩いたので詳細は省略。

    明神を過ぎた辺りで、梓川の向こうに明神岳と前穂高岳。
    上高地から徳沢までの道は昨年4月にも歩いたので詳細は省略。

  • 思ったより早いペースで徳澤園に到着。<br />建物の脇に蝶ヶ岳への登山口がありました。

    思ったより早いペースで徳澤園に到着。
    建物の脇に蝶ヶ岳への登山口がありました。

    氷壁の宿 徳澤園 宿・ホテル

  • 最初は結構急な登りが延々と続きましたが、登るにつれて傾斜が緩やかに。<br />蝶ヶ岳の山頂直下までは樹林帯が続き展望はありません。

    最初は結構急な登りが延々と続きましたが、登るにつれて傾斜が緩やかに。
    蝶ヶ岳の山頂直下までは樹林帯が続き展望はありません。

  • 妖精ノ池

    妖精ノ池

  • 蝶ヶ岳直下に大きな残雪。<br />端を歩けば雪の上を歩かなくても山頂に行けました。

    蝶ヶ岳直下に大きな残雪。
    端を歩けば雪の上を歩かなくても山頂に行けました。

  • 蝶ヶ岳の山頂(2677m)

    蝶ヶ岳の山頂(2677m)

    蝶ヶ岳 自然・景勝地

  • 山頂からは槍・穂高連峰の大絶景。<br />(右から)槍ヶ岳(3180m)、中岳(3084m)、南岳(3033m)、大キレット、北穂高岳(3106m)、涸沢岳(3110m)、奥穂高岳(3190m)、前穂高岳(3090m)と連なっています。

    イチオシ

    山頂からは槍・穂高連峰の大絶景。
    (右から)槍ヶ岳(3180m)、中岳(3084m)、南岳(3033m)、大キレット、北穂高岳(3106m)、涸沢岳(3110m)、奥穂高岳(3190m)、前穂高岳(3090m)と連なっています。

  • 穂高岳の左手には焼岳(2455m)、乗鞍岳(3026m)、御嶽山(3067m)

    穂高岳の左手には焼岳(2455m)、乗鞍岳(3026m)、御嶽山(3067m)

  • 遥か南には富士山も見えました。その右側には南アルプス。

    遥か南には富士山も見えました。その右側には南アルプス。

  • 富士山の左側には八ヶ岳

    富士山の左側には八ヶ岳

  • 御嶽山から北アルプスの大パノラマ

    御嶽山から北アルプスの大パノラマ

  • 北側には蝶ヶ岳ヒュッテ

    北側には蝶ヶ岳ヒュッテ

    蝶ヶ岳ヒュッテ 宿・ホテル

  • 槍ヶ岳をズーム

    槍ヶ岳をズーム

  • 大キレット

    大キレット

  • 絶景を眺めながら稜線上を北へ。<br />大量の小さな虫が群がってくるのが厄介でした。

    絶景を眺めながら稜線上を北へ。
    大量の小さな虫が群がってくるのが厄介でした。

  • 蝶槍とその背後の常念岳

    蝶槍とその背後の常念岳

  • 奥に見える常念岳へは一旦かなり下って樹林帯でアップダウンを繰り返しながら向かいました。

    奥に見える常念岳へは一旦かなり下って樹林帯でアップダウンを繰り返しながら向かいました。

  • 常念岳の全貌が見えてきました。<br />ここから約400mの登りが今回のルートで最もハードでした。

    常念岳の全貌が見えてきました。
    ここから約400mの登りが今回のルートで最もハードでした。

  • 岩だらけの道ですが赤い印を辿って行けば難しくはありません。

    岩だらけの道ですが赤い印を辿って行けば難しくはありません。

  • 時にはこんな岩登りも。

    時にはこんな岩登りも。

  • 空気が薄いせいかすぐに息切れしてペースがかなり落ちました。

    空気が薄いせいかすぐに息切れしてペースがかなり落ちました。

  • 振り返ると御嶽山が噴煙を上げていました。

    振り返ると御嶽山が噴煙を上げていました。

  • 山頂まであと一息。

    山頂まであと一息。

  • 常念岳の山頂(2857m)から槍・穂高連峰

    常念岳の山頂(2857m)から槍・穂高連峰

    常念岳 自然・景勝地

  • 歩いてきた蝶ヶ岳方面の景色。<br />乗鞍岳、御嶽山、中央アルプス、南アルプス、富士山なども見えました。

    歩いてきた蝶ヶ岳方面の景色。
    乗鞍岳、御嶽山、中央アルプス、南アルプス、富士山なども見えました。

  • これから向かう北側の景色。<br />このときはそれと気づいていませんでしたが、真ん中の奥に立山連峰も見えています。

    これから向かう北側の景色。
    このときはそれと気づいていませんでしたが、真ん中の奥に立山連峰も見えています。

  • 前常念岳と安曇野方面の景色。<br />安曇野から北アルプス方面を眺めたときに一番目立つのがこの常念岳です。

    前常念岳と安曇野方面の景色。
    安曇野から北アルプス方面を眺めたときに一番目立つのがこの常念岳です。

  • 反対側への下山道も岩だらけでしたが難しくはありませんでした。

    反対側への下山道も岩だらけでしたが難しくはありませんでした。

  • 常念小屋が見えてきました。

    常念小屋が見えてきました。

  • 常念小屋(2466m)と背後の槍・穂高連峰。<br />当初の計画ではここで宿泊予定でしたが、思ったよりかなり早く着いたので、疲れ切ってはいましたが、更に先に進むことにしました。

    常念小屋(2466m)と背後の槍・穂高連峰。
    当初の計画ではここで宿泊予定でしたが、思ったよりかなり早く着いたので、疲れ切ってはいましたが、更に先に進むことにしました。

    常念小屋 宿・ホテル

  • 常念小屋を後にして横通岳方面へ。

    常念小屋を後にして横通岳方面へ。

  • 振り返って常念岳と常念小屋

    振り返って常念岳と常念小屋

  • 横通岳(2767m)の山頂は通らず山腹をトラバース

    横通岳(2767m)の山頂は通らず山腹をトラバース

    横通岳 自然・景勝地

  • 次の東天井岳(2814m)も山腹のハイマツ帯をトラバース

    次の東天井岳(2814m)も山腹のハイマツ帯をトラバース

    東天井岳 自然・景勝地

  • 振り返って横通岳(左)と常念岳(右)

    振り返って横通岳(左)と常念岳(右)

  • 大天井岳と大天荘が見えてきました。

    大天井岳と大天荘が見えてきました。

  • 本日の宿・大天荘(2870m)に到着。<br />当初はここまで来られるとは思っておらず何も調べていなかったので、常念小屋前でウェブサイトを見てウェブ予約しておきました。

    本日の宿・大天荘(2870m)に到着。
    当初はここまで来られるとは思っておらず何も調べていなかったので、常念小屋前でウェブサイトを見てウェブ予約しておきました。

    大天荘 宿・ホテル

  • 上下二段の宿泊室内。<br />1泊2食付で9500円。

    上下二段の宿泊室内。
    1泊2食付で9500円。

  • 混雑時の山小屋では一枚の敷布団に3人なんてこともあるそうですが、この日は幸い満室ではなく一人で一枚の布団を使うことができました。<br />約11時間も歩いてひどく疲れていたので夕食まで1時間ほど休息。

    混雑時の山小屋では一枚の敷布団に3人なんてこともあるそうですが、この日は幸い満室ではなく一人で一枚の布団を使うことができました。
    約11時間も歩いてひどく疲れていたので夕食まで1時間ほど休息。

  • 17:30から夕食。肉か魚を選べました。

    17:30から夕食。肉か魚を選べました。

  • 19:00頃、大天井岳の山頂から日没を観賞

    19:00頃、大天井岳の山頂から日没を観賞

    大天井岳 自然・景勝地

  • 裏銀座の山々の背後に日が沈んでいきました。

    裏銀座の山々の背後に日が沈んでいきました。

  • 槍・穂高連峰

    槍・穂高連峰

  • 翌日歩く予定の燕岳への尾根

    翌日歩く予定の燕岳への尾根

  • 山小屋前から槍・穂高連峰のシルエット

    山小屋前から槍・穂高連峰のシルエット

  • 翌朝は4:40頃に大天井岳の山頂から日の出を観賞

    翌朝は4:40頃に大天井岳の山頂から日の出を観賞

  • 日の出前の槍・穂高連峰

    日の出前の槍・穂高連峰

  • 日の出

    日の出

  • 朝陽を浴びる槍・穂高連峰

    朝陽を浴びる槍・穂高連峰

  • 槍ヶ岳

    槍ヶ岳

  • 立山連峰

    立山連峰

  • 5:00から朝食

    5:00から朝食

  • 出発前にまたまた大天井岳へ。<br />大天荘からは10分程度で登れました。

    出発前にまたまた大天井岳へ。
    大天荘からは10分程度で登れました。

  • 大天井岳の山頂(2922m)。今回のルート上では最高峰です。

    大天井岳の山頂(2922m)。今回のルート上では最高峰です。

  • 山頂から槍・穂高連峰。<br />手前に見えるのは槍ヶ岳に向かう登山ルート「表銀座」の喜作新道がある尾根です。

    イチオシ

    山頂から槍・穂高連峰。
    手前に見えるのは槍ヶ岳に向かう登山ルート「表銀座」の喜作新道がある尾根です。

  • 槍ヶ岳にも登ってみたかったのですが、途中のルート上に残雪があるとのことだったので今回は諦めました。軽アイゼンを使えば登れたようです。

    槍ヶ岳にも登ってみたかったのですが、途中のルート上に残雪があるとのことだったので今回は諦めました。軽アイゼンを使えば登れたようです。

  • 槍ヶ岳の右後ろには白山も見えました。

    槍ヶ岳の右後ろには白山も見えました。

  • 槍ヶ岳の右側には裏銀座の山々。<br />右端の奥には立山連峰も見えました。

    槍ヶ岳の右側には裏銀座の山々。
    右端の奥には立山連峰も見えました。

  • 遥か南にはこの日も富士山が見えました。

    遥か南にはこの日も富士山が見えました。

  • 北アルプスの大パノラマ

    北アルプスの大パノラマ

  • 大天荘を後にして燕岳方面へ

    大天荘を後にして燕岳方面へ

  • しばらく下って稜線に取りつく所にハシゴと鎖がありましたが、特に難しくはありませんでした。

    しばらく下って稜線に取りつく所にハシゴと鎖がありましたが、特に難しくはありませんでした。

  • 燕岳への稜線

    燕岳への稜線

  • 大天井岳(左)と槍ヶ岳(右)

    大天井岳(左)と槍ヶ岳(右)

  • 大下りの頭(2678m)と槍ヶ岳

    大下りの頭(2678m)と槍ヶ岳

  • 蛙岩が見えてきました。

    蛙岩が見えてきました。

  • どこから見ても蛙の形には見えませんでしたが、、、

    どこから見ても蛙の形には見えませんでしたが、、、

  • 蛙岩と槍ヶ岳

    蛙岩と槍ヶ岳

  • 燕岳と燕山荘が見えてきました。

    燕岳と燕山荘が見えてきました。

  • 燕岳

    燕岳

  • 燕山荘と槍ヶ岳

    燕山荘と槍ヶ岳

    燕山荘 宿・ホテル

  • 燕岳へ

    燕岳へ

  • 奇岩と槍ヶ岳

    奇岩と槍ヶ岳

  • 燕岳の山腹は奇岩だらけ

    燕岳の山腹は奇岩だらけ

  • 奇岩群

    奇岩群

  • 燕岳の山頂(2763m)

    燕岳の山頂(2763m)

    燕岳 自然・景勝地

  • 山頂から北側の景色。<br />手前の北燕岳の向こうには立山連峰が見えました。

    山頂から北側の景色。
    手前の北燕岳の向こうには立山連峰が見えました。

  • 立山連峰(左)と針ノ木岳(右)

    立山連峰(左)と針ノ木岳(右)

  • その右側には後立山連峰

    その右側には後立山連峰

  • 槍・穂高連峰

    槍・穂高連峰

  • 裏銀座の山々

    裏銀座の山々

  • 北アルプスの大パノラマ

    北アルプスの大パノラマ

  • ここでも微かに富士山が見えました。

    ここでも微かに富士山が見えました。

  • 燕山荘前まで戻り、中房温泉へ合戦尾根を下山

    燕山荘前まで戻り、中房温泉へ合戦尾根を下山

  • 槍ヶ岳を見納め

    槍ヶ岳を見納め

  • 合戦小屋

    合戦小屋

    合戦小屋 名所・史跡

  • スイカが名物だそうです。

    スイカが名物だそうです。

  • 第一ベンチ。<br />下りは楽でしたが、結構長い道程なので登りは大変そうです。

    第一ベンチ。
    下りは楽でしたが、結構長い道程なので登りは大変そうです。

  • 中房温泉の登山口。<br />バスの時間まで1時間あったので、日帰り温泉「湯原の湯」の露店風呂に入ることができました(700円)。

    中房温泉の登山口。
    バスの時間まで1時間あったので、日帰り温泉「湯原の湯」の露店風呂に入ることができました(700円)。

    中房 燕岳登山口 温泉

  • 12:35発のバスで穂高駅へ。

    12:35発のバスで穂高駅へ。

  • 予定より早く13:18頃には穂高駅に到着

    予定より早く13:18頃には穂高駅に到着

    穂高駅

  • 少し霞んでいましたが、歩いてきた山々が駅のホームから見えました。<br />左奥の高い山が常念岳、真ん中に頭だけ見える山が大天井岳、右奥に見えるのが燕岳です。

    少し霞んでいましたが、歩いてきた山々が駅のホームから見えました。
    左奥の高い山が常念岳、真ん中に頭だけ見える山が大天井岳、右奥に見えるのが燕岳です。

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