2006/06/17 - 2006/06/18
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ノスタルジアさん
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今回は、中米エルサルバドル、1980年に内戦が勃発し、
1992年にようやく終結した。
寄港地説明会で、未だに内戦の後遺症で治安状態は悪化しているので
単独行動は控えオプショナルツアー強く勧められていた。
腕時計していて腕ごと切り落とされて奪われる、そんな凶悪な犯罪もある
国だと訊かされたのである。
それでもオプショナルツアーは旅したという満足感が得られない事が
分かっていたので恐る恐る一人で出掛ける事にした。
腕時計は100円ショップで買ったもので盗られても良かったが、
腕が切り取られと困るのでポケットにしまった。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー ヒッチハイク 徒歩
-
2006年(平成18年)4月5日(水)〜7月15日(土)
ピースボートの地球一周の船旅に参加した。
ツアーの参加者の投稿はネットでも数多くあって評判はすこぶる悪い。
中には裁判沙汰にもなっているツアーもある。
自分ももう2度と参加したくないと思っている。
その理由については枚挙に遑がないが、
特に最悪だったのは船内のエアコンが制御不能で
温度一定ではなくその上、かび臭さが漂い体調不良者が
続出していたのである。
自分も乗船して2日目には咳が止まらない、だるいといった
風邪の症状が出て診察室に行った。
乗船中は体調不良が治まる事は無かったが、寄港地で下船すると体調は
良くなったのでる。
診察室は毎朝行列が並び、船はさながら病院船みたいなもので、
新型インフルエンザやエボラ出血熱の患者が発生すればたちまち蔓延して
各国で寄港拒否されてさすらいの航海になってしまうだろう。
ツアー中、高齢者の男性が船室で病死した、と2回、船内放送があったが、
珍しい事ではないらしい。まさに病院船である。
元来、旅行社のツアーは性格的に合わないので、旅に出掛ける時は、
いつも自分一人だけで、新婚旅行も出来るなら別々に行きたかった程で
ある。
それなのにこのツアーに参加したのは、地球一周の船旅は
他には飛鳥、にっぽん丸だけで、一人参加で相部屋タイプは
他になかったからである。
それに飛行機は墜落すると人生それで終わり、なので飛行機には
乗らない事にしているので船で行くしかなかったのである。 -
エルサルバドルは中央アメリカにある国。南西部で太平洋に面しており、
北西部でグアテマラ、北東部でホンジュラスとそれぞれ国境を接している。
16世紀から続いたスペイン植民地時代を経て、隣国グアテマラ、
ホンジュラス、ニカラグア等と連合・対立を繰り返しながら、
19世紀に独立。
主力のコーヒー産業の不振で不安定化した経済を立て直し、20世紀半ばに
中米一の工業国となる。1980年、軍部と極右政府の暴力に耐えかねた
民衆が左翼ゲリラとして団結し、国を二分する内戦が勃発。
米国の政府軍支援により泥沼化し、国連のPKO派遣により1992年に
ようやく集結。戦後もいっこうに回復しない経済に不満を抱き、
渡米を希望する若者が後を絶たない。 -
エルサルバドルには米国西海岸から流れてきたギャングが住み着いて
抗争が絶えず、世界で最も殺人率の高い国、最も危険な国のひとつと言われる。
高価なもの、失って困るものは持ち歩かない。昼でも女性の一人歩きは避け、
夜は数ブロックでもタクシーを利用する。現金を持ち歩くのは40ドル程度を
上限とし、襲われたら抵抗せずに差し出す。
警察は汚職が常態化しているのであまり頼りにしないほうがよい。
Wikitravelより -
平成18年6月17日
エルサルバドル アカフトラ 船上から
船着き場からゲートまで歩いて15分程掛かった。
その間、オプショナルツアーの観光バスがどんどん追い越して行った。 -
平成18年6月17日
エルサルバドル アカフトラ
ゲートを出ると道路左側に長屋風な家が並んでいた。
外に出ている家族連れに「オラ」と声を掛けると、皆、笑顔で「オラ」と
返ってきた。
一緒に写真をお願いすると快く応じてくれたので、この辺りは大丈夫だと
思った。 -
平成18年6月17日
エルサルバドル アカフトラ -
平成18年6月17日
エルサルバドル アカフトラ -
平成18年6月17日
エルサルバドル アカフトラ -
平成18年6月17日
エルサルバドル アカフトラ -
平成18年6月17日
エルサルバドル アカフトラ バス停
ゲートからソンソナテ行きのバス停交差点まで歩いて20分程だった。
バス停の標識もないので道行く人に確認したらここでいい、と言われた。
-
平成18年6月17日
エルサルバドル アカフトラ ソンソナテ行きのバス停交差点で -
平成18年6月17日
エルサルバドル アカフトラ ソンソナテ行きのバス停交差点で
野菜を売っていた。 -
平成18年6月17日
エルサルバドル アカフトラからソンソナテ行きのバスの車中
ソンソナテで降りるまで自分の顔を見つめていた。
画像左端の腕時計を、今、何時かと思って見ていたら、
この男、腕時計を狙われていると勘違いしたのか、慌ててポケットに
しまいこんだので面白かった。 -
平成18年6月17日
エルサルバドル アカフトラからソンソナテ行きのバスの車中
どこの国の赤ちゃん、子供も皆、可愛い。 -
平成18年6月17日
エルサルバドル アカフトラからソンソナテ行きのバスの車中 -
平成18年6月17日
エルサルバドル ソンソナテのバスターミナル
アカフトラからソンソナテまで30分程だった。
ちょうど首都サン・サルバドル行きのバスがあったので乗った。 -
平成18年6月17日
エルサルバドル ソンソナテからサン・サルバドル行きのバスの車中
出発するとテレビを見る為、乗客がカーテンを閉めたので、
外の景色が見られずがっかりした。 -
平成18年6月17日
エルサルバドル ソンソナテからサン・サルバドル行きのバスの車中
お嬢ちゃん、おめかししてどこへ行くの? -
平成18年6月17日
エルサルバドル サン・サルバドルのバスターミナル
ソンソナテからここまでバスで1時間20分程だった。
バスから降りると爽やかな高原の風を感じた。
アカフトラ、ソンソナテに比べて随分涼しく感じた。
標高658mで住んでいる白馬村と同じ標高である。 -
平成18年6月17日
エルサルバドル サン・サルバドルのバスターミナル
サンサルバドルは、エルサルバドルの首都で最大の都市。
中米有数の世界都市で、スペイン語で「聖救世主」を意味する。
エルサルバドルの人口の3分の1が集中している。そのため国富の半分が集中し、
エルサルバドルの経済の中心となっている。
市中心部には多くの高層ビルが立ち並ぶが、先コロンブス期の歴史的建造物は
地震やスペインの征服者ペドロ・デ・アルバラードによる破壊のため、
現在ではほとんど残されていない。パンアメリカンハイウェイが市内を貫き、
多くの都市と結びついている。また、同市はビール、タバコ、石鹸の生産地でも
ある。
市民は富裕層と貧困層の二つに分けられる。エルサルバドルの地方都市に
比べれば豊かだが(一人当たりのGDPの全国平均は2300ドルだが、同市は
6000ドル)、貧困は同市の最大の問題である。
また、人口問題も顕著で、サンサルバドルは中米最大の都市である。 -
平成18年6月17日
エルサルバドル サン・サルバドル
ターミナルにいたタクシーの運転手、行先は見るべき所は特に無かったので
ダウンタウン、と伝えた。
こわおもてだったが、乗る時に写真を撮らしてくれたし、メーターで走ると
言ったので乗る事にした。
首都サンサルバドルの主要スポットにはタクシー乗り場があり、
流しのタクシーも多く、不便しない。市内の移動は5〜10ドルが目安、
チップ不要。料金メーターがないので予め料金を確認したほうがよい。
英語はほとんど通じないので、行き先のメモなどを持参したほうがよい。
Wikitravelより -
平成18年6月17日
エルサルバドル サン・サルバドル
乗った黄色のタクシー -
平成18年6月17日
エルサルバドル サン・サルバドル ショッピングモール
巨大ショッピングモールの前で降ろされた。
サン・サルバドル自慢のショッピングモールで、綺麗で安全な場所と
運転手は言った。 -
平成18年6月17日
エルサルバドル サン・サルバドル
ショッピングモール前の歩道橋から -
平成18年6月17日
エルサルバドル サン・サルバドル
ショッピングモール前の歩道橋から -
平成18年6月17日
エルサルバドル サン・サルバドル
ショッピングモール前の歩道橋から -
平成18年6月17日
エルサルバドル サン・サルバドル
ショッピングモール前の歩道橋から -
平成18年6月17日
エルサルバドル サン・サルバドル ショッピングモール -
平成18年6月17日
エルサルバドル サン・サルバドル ショッピングモール
ミスター・ドーナツ、ピザハット、マクドナルド、サブウェイなど、
米資本のファーストフード店は街道沿い、ショッピング・モール内など
至る所にある。 -
平成18年6月17日
エルサルバドル サン・サルバドル ショッピングモール -
平成18年6月17日
エルサルバドル サン・サルバドル ショッピングモール -
平成18年6月17日
エルサルバドル サン・サルバドル ショッピングモール -
平成18年6月17日
エルサルバドル サン・サルバドル ショッピングモール -
平成18年6月17日
エルサルバドル サン・サルバドル ショッピングモール -
平成18年6月17日
エルサルバドル サン・サルバドル ショッピングモール -
平成18年6月17日
エルサルバドル サン・サルバドル ショッピングモール -
平成18年6月17日
エルサルバドル サン・サルバドル ショッピングモール -
平成18年6月17日
エルサルバドル サン・サルバドル ショッピングモール -
平成18年6月17日
エルサルバドル サン・サルバドル ショッピングモール -
平成18年6月17日
エルサルバドル サン・サルバドル ショッピングモール -
平成18年6月17日
エルサルバドル サン・サルバドル ショッピングモール -
平成18年6月17日
エルサルバドル サン・サルバドル ショッピングモール -
平成18年6月17日
エルサルバドル サン・サルバドル ショッピングモール -
平成18年6月17日
エルサルバドル サン・サルバドル ショッピングモール -
平成18年6月17日
エルサルバドル サン・サルバドル ショッピングモール
トヨタのヴィッツ(ヤリス)のバナー広告 -
平成18年6月17日
エルサルバドル サン・サルバドル ショッピングモール
トヨタのヴィッツ(ヤリス)が展示されていた。 -
平成18年6月17日
エルサルバドル サン・サルバドル ショッピングモール -
平成18年6月17日
エルサルバドル サン・サルバドル ショッピングモール
ワールドカップサッカードイツ大会に夢中。 -
平成18年6月17日
エルサルバドル サン・サルバドル ショッピングモール -
平成18年6月17日
エルサルバドル サン・サルバドル ショッピングモール -
平成18年6月17日
エルサルバドル サン・サルバドル 警戒中の兵士と
自動小銃のトリガーに指が掛かった状態で。 -
イチオシ
平成18年6月17日
エルサルバドル サン・サルバドル
屋台のテーブルを頭で持ち上げて遊んでいる男の子と
楽しそうに笑っている無邪気な男の子と女の子。 -
平成18年6月17日
エルサルバドル サン・サルバドル
露天で飲み物を売っていた母娘 -
平成18年6月17日
エルサルバドル サン・サルバドル
前の画像の母娘に日本から来たと言うと、ここに連れて来られた。。
日本の援助によって建てられた病院で皆、感謝していると言われて
こんなに嬉しいことはなかった。それで親日的なのか、と思った。 -
平成18年6月17日
エルサルバドル サン・サルバドル 街並み風景 -
平成18年6月17日
エルサルバドル サン・サルバドル 市内バスの車中
街歩きしていたら午後3時を過ぎていたので、そろそろ帰ろうかと思い、
バスターミナルへ行くバス停を探したが分からない、道行く人に尋ねても
相手のスペイン語が全く理解出来ない、英語も通じない、4時近くなっても
分からず、ついに諦めてタクシーを探そうかと思った時、
突然、32年前、スペイン旅行で唯一覚えた、
「ドンデ エスタ ラ エスタシオン?(駅はどこですか?)」が、
閃いたのだった。続けて「アウトブース(バス) ソンソナテ?」と必死に何度も言ったら、ようやく通じた、通じた。文法どころではなかった。
バスターミナルヘは市内バスを乗り換えないと駄目だという事が分かった。
言葉が通じた人は親切にもバス停留所まで連れて行ってくれて、
運転手に行先を伝えてくれたお蔭で、その後の乗り換えもスムーズに行った。 -
平成18年6月17日
エルサルバドル サン・サルバドル 市内バス
ようやくバスターミナルに着いたのは4時半頃だった。 -
平成18年6月17日
エルサルバドル サン・サルバドル バスターミナルで
トルティージャといって中米諸国の主食、とうもろこし粉を水で練って
薄焼きにしたもので 昼食を食べてなかったので注文した。
旅先では時間が勿体ないので食事抜きかファストフードで済ます事が多い。 -
平成18年6月17日
エルサルバドル サン・サルバドル バスターミナルで
トルティージャは火を通しているので安心して食べる事が出来た。 -
平成18年6月17日
エルサルバドル サン・サルバドル バスターミナルで
ここでもワールドカップサッカードイツ大会のウェアを売っていた。
ターミナル内にショップがたくさんあった。 -
平成18年6月17日
エルサルバドル サン・サルバドル バスターミナルで
ソンソナテ行きのバスに乗ろうとしたら既に満席に見えたので、
30分毎に発車する次のバスに乗ろうとしたら、前に並んでいた画像の男性が、
このバスに乗ろう、という身振りしたのでそのまま乗った。 -
平成18年6月17日
エルサルバドル サン・サルバドルからソンソナテ行きのバスの車内
乗ってみるとやはり満席でこれから1時間20分立つ事になったので、
やはり次のバスにすれば良かったとその時は後悔した。
車内テレビは映画をやっていて乗客は真剣に観ていたが、ストーリーは
全く解らず、カーテンも閉められていて外の風景も見られず退屈だった。 -
平成18年6月17日
エルサルバドル ソンソナテ サン・サルバドルから乗ったバス
ソンソナテに着いて、運転手に乗車賃を払おうとしたら、驚いた事にお金は、
私の前に降りた画像の男が払ったと云うではないか。
バスから降りると彼がいたので、バス代を払おうとしたら手を振って要らない、
という仕草をして、歩きながら、来い、という身振りをしたので付いて行くと
バスターミナルの建物内に入った。 -
平成18年6月17日
エルサルバドル ソンソナテ サン・サルバドルから乗ったバス -
平成18年6月17日
エルサルバドル ソンソナテ バスターミナル
バスターミナルは巨大な体育館のようで、中に入ると待合室、
多くの飲食店が並ぶフードコートがあった。 -
平成18年6月17日
エルサルバドル ソンソナテ バスターミナルでオルチャタをご馳走になる。
ここに座っていろと言われ、程なくしてオルチャタを買って来て勧められたが、
生水が心配だったので躊躇したが、折角の好意なのに断るのは彼に悪いと思い、
下痢を覚悟して飲んだ。
美味しかった。表情で彼に伝えたら満面の笑みで喜んでくれた。
そしたら席を立ってもう1袋、今度はピンクのを買って来てこれも飲めと言う。
これで下痢からは逃れられないと思って飲みながらさりげなくトイレ探した。
オルチャタはお世辞ではなく本当に美味しく2袋完飲した。
オルチャタは米粉を原料として砂糖やシナモンなどを加えて作られたドリンク。
水道水は汚染されており、飲料はおろか野菜等を洗うのにも適さない。
地方の村では水が原因で子供の7割が寄生虫を保持しているところもある。
ビニール袋入りの水や、ボトルつめ替え用の水が売られていることもあるが、
旅行者の飲料には適さないので、必ず有名ブランドのペットボトル水を
利用する。
氷は中央に穴のあいたものであれば安心して飲める。
露店の食べ物、火の通っていない野菜は避ける。
デング熱を運ぶ蚊が繁殖しているので、予防接種をするか、薬を持参するか、
強力な虫よけスプレーを欠かさない。
Wikitravelより -
平成18年6月17日
エルサルバドル ソンソナテ バスターミナルで
彼の名はAdolfo Martineztと紙に書いてくれた。
バス代、飲み物代を払おうとしてお金を渡そうとしても
彼は頑として受け取ろうとしない。にこにこ笑って拒否するのである。 -
平成18年6月17日
エルサルバドル ソンソナテ バスターミナルで
子供たちが写真を撮ってくれと寄って来た。 -
平成18年6月17日
エルサルバドル ソンソナテ バスターミナルで
フードショップを経営する母娘
-
平成18年6月17日
エルサルバドル ソンソナテ バスターミナルで -
平成18年6月17日
エルサルバドル ソンソナテ 巨大なバスターミナル -
平成18年6月17日
エルサルバドル ソンソナテ バスターミナル前
-
平成18年6月17日
エルサルバドル ソンソナテ 街並み風景
Adolfoさんが街を案内してくれた。
彼が一緒だったせいもあって街を歩いていても危険や不安を感じなかった。
自分がスペイン語を話せないため、身振り手振りでの会話だったが、
大体通じていた。 -
平成18年6月17日
エルサルバドル ソンソナテ 街並み風景 -
平成18年6月17日
エルサルバドル ソンソナテ 街並み風景 -
平成18年6月17日
エルサルバドル ソンソナテ 街並み風景 -
平成18年6月17日
エルサルバドル ソンソナテ 街並み風景 -
平成18年6月17日
エルサルバドル ソンソナテ 街並み風景
野菜、果物類は豊富に店頭に並んでいた。 -
平成18年6月17日
エルサルバドル ソンソナテ 街並み風景 -
平成18年6月17日
エルサルバドル ソンソナテ 街並み風景
子供の誕生日にプレゼントするお菓子、飴が入っている巨大なぬいぐるみ。 -
平成18年6月17日
エルサルバドル ソンソナテ 街並み風景 -
平成18年6月17日
エルサルバドル ソンソナテ バスターミナルの待合室 -
平成18年6月17日
エルサルバドル ソンソナテ バスターミナル
左がAdolfoさん、どうしてもお金を受け取ろうとしないので困ってしまった。
内戦が終結してまだ14年、未だ発展途上国であり、多くの社会問題を抱え、
ラテン・アメリカでも上位に入る貧しい国の人に、バス代、飲み物代、
ガイド料を負担して貰うのは、親切心からとはいえ、いくらなんでも
人が良過ぎるし、自分も受け容れる訳には行かないと思った。
「お願いだから受け取ってください。」という気持ちになった。
これでそのまま別れたら日本人として、男として廃ると思った。
結局、明日、10時にバスターミナルで待ち合わせして食事をする事にして、
携帯電話番号も書いて貰った。 -
平成18年6月17日
エルサルバドル ソンソナテからアカフトラ行きのバスの運転席 -
平成18年6月17日
エルサルバドル ソンソナテからアカフトラ行きのバスの車内から
アカフトラ行きのバスに乗ると、なぜかAdolfoさんも乗って来た。
ソンソナテに住んでいると聞いたつもりだったが、自分の勘違いかと思って
彼の顔を見たがにこにこしているだけだった。 -
平成18年6月17日
エルサルバドル ソンソナテからアカフトラ行きのバスの車内から -
平成18年6月17日
エルサルバドル ソンソナテからアカフトラ行きのバスの車内で -
平成18年6月17日
エルサルバドル ソンソナテからアカフトラ行きのバスの車内
アカフトラのバス停に着いて、乗車賃を払おうとしたら、いつのまにか
Adolfoさんが払ってしまっていたのだった。
彼も続いて降りると思ったらドアが閉まりバスが動き出した。
慌てて手を振ってバスを停めようとしたが、Adolfoさんも運転手も
単なる「バイバイ」と思って走り去ってしまった。
バス停でしばらく茫然と立ち尽くしていた。
彼は降りるバス停を間違わないようにと思って一緒にバスに
乗ってくれたのだった。
「何でここまで多額のお金を使ってまで親切にしてくれるのですか?」と
スペイン語が話せるのなら訊きたいものだと思った。
今まで、40ヶ国旅行したが、こんな事は初めてだった。
多くの発展途上国の場合、ガイドと称して勝手に街案内し、食事もして最後に
ガイド料としてチップを要求するのが一般的でトラブルも多いのである。
それだけにAdolfoさんの気持ちは嬉しかったので、「気持ちだけで十分ですよ。
だから自分の分は自分で払わせてください。」という思いだった。
明日はお金では彼のプライドを傷つけると思い、せめて食事でお返したいと
思った。 -
平成18年6月17日
エルサルバドル アカフトラ
ラテンアメリカ諸国の例に漏れず、やはりエルサルバドルでもサッカーが
盛んである。何しろサッカー戦争をした国である。
サッカー戦争は、1969年7月14日から7月19日にかけてエルサルバドルと
ホンジュラスとの間で行われた戦争である。同年6月に行われた
1970年ワールドカップ・予選において両国が対戦した際の国民感情のもつれから
国交断絶に至った経緯から「サッカー戦争」の名称で知られているが、
その背景には両国間の国境線問題、ホンジュラス領内に在住する
エルサルバドル移民問題、貿易摩擦などといった問題が存在する。
100時間戦争やエルサルバドル・ホンジュラス戦争とも呼ばれる。
過去ワールドカップ本大会には1970年メキシコ大会
(0勝3敗でグループリーグ敗退)と1982年スペイン大会
(0勝3敗でグループリーグ敗退)の2回出場した経験がある。
1982年、1次予選の対ハンガリー戦において、
ワールドカップ史上最多得失点差である1対10の大敗を記録した。
この記録は現在でも破られていない。 -
平成18年6月17日
エルサルバドル アカフトラ
バナナのフリッターを売っていた。 -
平成18年6月17日
エルサルバドル アカフトラ
さっきまでグランドでサッカーをしてた子が飛び込んで来た。 -
平成18年6月17日
エルサルバドル アカフトラ 夕涼みしている人たち -
平成18年6月17日
エルサルバドル アカフトラ 港ゲート内で警官と -
平成18年6月17日
エルサルバドル アカフトラ 港ゲート内で
警戒中の自動小銃を持つ兵士と -
平成18年6月17日
エルサルバドル アカフトラ 港ゲート内
船に着いたのは20時頃だった。長い1日だった。
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旅行記グループ 地球一周の船旅vol.1
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