2013夏、中国旅行記23(17/22)：7月21日(7)：香港、九龍公園散策、プール、ヘリコリア、千日紅、野牡丹、有明葛

2013/07/19 - 2013/07/22

香港の九龍公園散策の続きです。夕食の時間までをのんびりと過ごしました。九龍公園が開かれたのは、イギリス統治時代の1970年5月のことでした。それ以前はイギリスの軍事基地でした。

エリア 香港(香港)

ゴクラクチョウカ（極楽鳥花）によく似ていますが、ヘリコリアの花のようです。カバショウ科ヘリコリア属の植物です。

黄色の花を多段に咲かせた、ヘリコリアの花のズームアップ光景です。原産地は熱帯アメリカ、南太平洋地方です。

鮮やかな朱色の『センニチコウ（千日紅）』の花です。千日草の名前もあります。ヒユ科センニチコウ属の1年草です。

九龍公園の中から眺めた、東方面の市街光景です。中央付近の黒っぽいビルはホテルの、『ザ・ミラ・ホンコン』、その右は立体駐車場のようでした。

芭蕉によく似た大きな葉の裏から眺めた高層マンションの光景です。三棟が固まって建っていました。公園の北西方面になります。高級マンションのレ・ジェンドのようでした。

九龍公園内にある巨大な公共プール施設の『九龍公園游泳池』の光景です。屋外プールのほか、室内プールもあるようです。

同じく、『九龍公園游泳池』の屋外プールの光景です。ネット情報では、営業時間は午前6時半から午後10時までと紹介されていました。

超過密都市の香港市街にあって、広々とした敷地を持つ九龍公園の光景です。総面積は約14ヘクタールとされます。

都会の中のオアシスの様な九龍公園の光景です。九龍公園が開かれたのは、イギリス統治時代の1970年5月、1989年に、当時のロイヤル・ホンコン・ジョッキー・クラブの支援によりリニューアルされました。

赤い『ケイトウ（鶏頭）』の花です。ヒユ科ケイトウ族の1年草です。花の形状がニワトリの鶏冠（とさか）に似ていることからの命名です。原産地はアジア、アフリカの熱帯地方と推定されています。

鶏頭の花に負けないような赤い花の『サンタンカ（山丹花）』です。アカネ科サンタンカ属の低木です。

一輪だけですが、こちらにも赤い花がありました。ハイビスカスです。和名は『ブッソウゲ（仏桑華）』です。アオイ科フヨウ属の植物です。インド洋や太平洋諸島が原産地のようですが、分布が広すぎるためでしょうか、特定はされていないようです。

こちらは紫の花です。『ノボタン(野牡丹)』の花のようです。よく似た花に、蕊(しべ)も紫の『シコンノボタン（紫紺野牡丹）』があります。

蕊(しべ)が白色の『ノボタン(野牡丹)』の花のズームアップ光景です。小笠原諸島から台湾、中国南部、インドシナ半島、フィリピンに広く分布します。ノボタン科ノボタン属の常緑低木です。

イエロートランペットやノーゼンカツラ・イエロー等にも似ているようですが、『アリアケカズラ（有明葛）』の黄色の花のようです。

『アリアケカズラ（有明葛）』の黄色の花のズームアップ光景です。キョウチクトウ科アラマンダ属の常緑蔓性低木です。

九龍公園内の大通りの光景です。MTRの尖沙咀（チムサーチョイ）駅が最寄り駅になります。香港歴史博物館近くのホテルに泊まった時は、ここまで歩いてやって来ました。

かなりの段差があった、九龍公園内の散歩道でした。時間に余裕がありましたから、公園の境界まで散策してきました。

公園の中にあったケージの中の光景です。仲良く肩を並べていた、鳩さんの仲間らしい白っぽい鳥さんです。羽の先は黒色でした。

こちらも鳩さんと同じくらい大きさの白い鳥さんですが、嘴に特徴がありました。インコの仲間のようです。グレーの嘴に、白い冠毛がありました。
（追記）キバタン（黄芭旦）かもしれません。ネッただし、ネットで見た写真では、冠毛が薄黄色でした。

斜面を覆うように根が伸びていた光景です。根が雨によって洗い出されたのではなく、樹木の性質によるものに見えました。

かなりの高さがあった、木製のトーテンポールの光景です。独特の南方風の特徴を持った、人や動物の顔が彫刻されていました。

見晴らし台でしょうか、城塞を連想させるような建物の光景です。九龍地区には九龍城塞址がありますが、この九龍公園とは別の場所です。

九龍公園内の広場の光景です。地元の小さなお子さん連れの遊び場になっていました。

同じく、九龍公園内の広場の光景です。時間制限の区域と、無制限の区との境界になる門のように見えた石塀の光景です。今は開いている鉄の扉が見えました。

高低差がある散策路から眺めた公園内の光景です。公園内の散策は、結構いい運動になりました。

皐月に似た葉を持ち、真っ赤な花を咲かせていた灌木です。アザレア当たりでしょうか、西洋ツツジの呼び名があります。アザレアですと、ベルギーでタイワンツツジをベースに、ケラマツツジ、サツキなどと交雑させて園芸品種となったものです。

九龍公園の中にある、『歴奇楽園』の標識です。朝の6時半から夜の9時までが開園時間と記されていました。

九龍公園の見学を終えて、夜のイベント会場の待ち合わせ場所に向かう途中の光景です。