
2013/12/28 - 2014/01/05
2位(同エリア154件中)
ウェンディさん
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【できるとは思っていなかった…】
母と二人のヨルダン旅。この旅では、何回も何回も、母よりこの言葉を聞きました。
最初に聞いたのは、彼女が死海で浮かぶことができた時。
そして、2回目に聞いたのが今回の旅行記で紹介するワディ・ラム自然保護区で彼女が高さ10m以上の自然の造形ウンム・フルース石橋(写真)を登った時です。
娘の私が企画するちょっぴりハードな9日間のヨルダン旅。
その旅に70歳のおばあちゃんが参加を表明するにはかなり勇気が必要だったと思います。
でも、彼女はヨルダンに着くまで何一つ不安を口にせずに、黙って準備をし、旅立ちました。
しかし、心の中では不安でいっぱいだった筈。
砂漠のキャンプはサソリ等の危険はないのだろうか…。
一人で急勾配と言われる石橋に登ることができるのだろうか…。
ペトラ遺跡で、丸2日間、娘のペースについて歩けるのだろうか。
そして、ダーナ自然保護区では7時間とも云われるトレッキングルートを最後まで歩くことができるのだろうか…。と。
でも、母は、全てをやり遂げました。
出発前は不安だった色々な事も、自分一人ではできなくとも、ヨルダンには手助けをしてくれる優しい方がたくさんいました。
そんな母と旅したヨルダン3日目【ワディ・ラム自然保護区】を紹介します。
旅程(2013/12/28〜2014/1/5)
・12/28 成田21:20−05:10アブダビ経由(エティハド航空)08:20
・12/29 −9:50アンマン、マダバ(聖ジョージ教会、ネボ山)、死海
・12/30 死海、カラク城、ワディ・ラム
☆12/31 ワディ・ラム・ジープツアー、ペトラ
・1/1 ペトラ
・1/2 ペトラ
・1/3 ダーナ自然保護区 トレッキング
・1/4 ジェラシュ、アンマン15:25−20:25アブダビ経由(エティハド航空)22:10
・1/5 −13:05成田
ヨルダン旅行記
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
【1】70歳の母、死海で溺れる:http://4travel.jp/travelogue/10847115
【2】鎖帷子の音を聞き、岩砂漠の宴を楽しむ:http://4travel.jp/travelogue/10848555
【3】砂漠ツアーは命がけ!:http://4travel.jp/travelogue/10849252
【4】ペトラを歩いて10時間:http://4travel.jp/travelogue/10850853
【5】闇夜に浮かぶ砂漠の薔薇…そして遭難未遂:http://4travel.jp/travelogue/10851316
【6】アイベックスを探してダーナ谷をトレッキング:http://4travel.jp/travelogue/10852796
【7】2000年の時空の彼方に:http://4travel.jp/travelogue/10854363
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
-
ワディ・ラム自然保護区での朝。
朝5:00に目覚める。まだ、外は暗く、人の動く気配は無い。
砂漠でのテントの一夜。もっと寒くて、朝起きたらテントの中が結露しているかと思っていたのだが、思いの外、温かくて驚く。
静かに身支度を整え、外へ出る。
6:00 外は曇り空だが、雲の厚さはそれほどなく、雨雲の様に黒色では無い。
これならば、雲の隙間から朝日が見えるかもと、キャンプ地裏の岩山へと登る。
昨晩よりは遠くが見えるようだけれど、クリアではない空。
雨が多いと云われる12月だから、朝から雨や雪でなかった事を感謝すべきなのかもしれないが…。ワディ ラム 保護区 自然・景勝地
-
岩山から降りると、ベドウィンのお兄さんが朝のお茶の準備を始めていた。
岩山散策で体が冷え切っていたので、一緒にたき火で温まらせてもらう。キャレッズ キャンプ ホテル
-
台所からはコトコトという物音。
覗いてみると、こちらでも朝食の準備中。
朝の岩山登りでお腹も空いたし、今日の朝ご飯は何かな? -
朝食ができるのを待つ間は、朝のティータイム。
先ほどのたき火で温めていたベドウィン・ティも出来上がったみたい。
ハーブがたっぷり入って、とろける位甘いベドウィン・ティをいただく。
体の中にふわっと広がる琥珀色の液体。
ベドウィン・ウィスキーと云われるのも納得。
そして、朝食はホブス(大きいピタパンの様な物)、色々なチーズ、ゆで卵、そして野菜サラダ。
ホブスをポケット状に広げて、その中にゆで卵、野菜、チーズを詰め込んで、フォークでガシガシにつぶして、サンドイッチを作る。オリーブオイルを少し垂らすのも忘れない。実はコレは昨年のモロッコで覚えてきたアラブ風サンドイッチの作り方。ワイルドだけれど、とっても美味しい♪ -
朝8:00。一晩を過ごしたベドウィン・キャンプを出発する時間。
荷物は小さなバックパックのみなので、背中に担ぎ、トラックの荷台へ。
そして、私達も荷台に乗り込む。
母は、トラックの荷台に乗るなんて初めての経験。
それだけでワクワクしている。
さあ、これからワディ・ラム自然保護区の3時間ジープ・ツアーに出発! -
イチオシ
曇りがちだった空にも青空が見え始め、砂漠の赤い砂が輝き始める。
ベドウィンのお兄さんが運転するトラックは、風をきり砂漠を走り抜ける。
私と母は、寒さ対策にダウン・ジャケットの上に更にゴアテックスの雨具を着用し、かなりモコモコ状態。更に手袋も。そのおかげで、全然寒くなかった。
母と二人、トラックの荷台の上に立ち上がり、運転席の屋根の上から顔を覗かせ、カメラを構え、景色を眺める。
ベドウィンのお兄さんに、映画アラビアのロレンスに出てくる銃撃手みたいと笑われる。 -
ベドウィンのお兄さんが最初につれていってくれたのは、赤い砂漠の中にある小さな砂丘。ここからは、一面の岩山と砂原の景色を見ることができる。
そして、砂丘には動物の足跡。
この近くにはキャンプは無いので猫ではない。
砂漠キツネかなぁ。 -
砂丘の背後には茶色い裏山。
この茶色の岩山から、赤い砂が生まれてくるなんてなんだか不思議。
ワディ・ラムの岩山の石は、とても柔らかく、もろい。
きっと、そんなに遠くない未来(旧約聖書の頃から比べたら)に、岩山は全て赤い砂になってしまうのかもしれない。 -
次に訪れたのは石の橋【ウンム・フルース石橋】。
ワディ・ラムには3つの石橋があり、この橋が一番人気と云う。
このウンム・フルース石橋は自然が作った天然の造形。
そして、登ることもできる。 -
前の写真とは、角度が異なるが、人が登っている石橋。
正確な高さは分からないけれど、登っていたのは、身長180cmは超えている大柄なお兄さん。石橋の高さはどんなに低く見積もっても10m。
私達は、これからこの石橋の上まで登ろうとしている。 -
石橋を登るには右側の崖を登らなければならない。
以前、オーストラリアのウルル(エアーズロック)に登ったが、この石橋の最初の勾配はウルルよりもキツイ。そして、掴まるための綱などは一切ついていない。
もし、足を滑らしたりしたら下まで転げ落ちることは間違いなし。
打ち所が悪ければ、今の世界にとどまることはできなくなるだろう。
ベドウィンのお兄さん、私と母の方を向いて、登るか?と聞く。
勿論、答えは”YES”。
彼は、にこりと笑い、草履を脱ぎ母の手を引いて崖を登り始めた。 -
崖が急なのは最初の7m位で、ソコを超えると勾配が緩やかになる。
崖の中腹からは、橋の下の部分を見ることができる。 -
橋の上に出るには、もうひと頑張り。
ベドウィンのお兄さんに手を引かれた母も気を付けながら、ユックリと登る。 -
登り始めて10分もかからず、橋の上に到着。
下から見ると細く見えた橋幅だが、実際に乗っかってみると幅は1m弱はあり、ぜんぜん怖くない。 -
でも、下を見下ろすと、ヤッパリ高い。
ベドウィンのお兄さんに手を引いてもらい石橋を降りた母は一言。
「できるとは思っていなかった…」 -
イチオシ
最後にもう一度振り返り、石橋の姿を眺める。
-
石橋を登って緊張した後は、リラックス・タイム。
枯れ草を集めて火を熾す。
昨晩の雨で枯れ草も湿っているはずなのだが、すぐに煙が上がり始め、赤い炎が姿を現す。 -
火がある程度大きくなったら、木の枝を集めてきて、更に石で五徳を作り、その上に鉄瓶を載せて、ティー・パーティの準備完了。
赤い砂漠の中に、たき火の匂い、そしてベドウィン・ティの香りが仄かに漂う。 -
お湯が沸くのが待つ間は、アラビア語講座。
地面に名前をアラビア語で書いて教えてもらう。
この文字は、多分私の名前だと思うのだけれど…。 -
鉄瓶がシュン・シュンと音を立て始めたら、お茶の出来上がり。
ガラスのグラスに注いでもらう。
彼らが作るベドウィン・ティは、このままでも十分甘いのだが、このお兄さんはさらに砂糖をスプーン大盛り2杯、追加して飲んでいた。
若い内から、そんなに甘いものばかり飲むと、糖尿病になっちゃうよ。と余計な心配。 -
次に訪れたのは【ロレンスの家】と呼ばれる場所。
もともとがナバテア族の遺跡であった石組みをイギリス陸軍将校であったトマス・エドワード・ロレンスが要塞として用いたとされている場所だ。
確かに石垣には落書きのような彫り物があり、遺跡と云われればそうなのだが…。 -
ヨルダンの人はネコが大好き。
ネコは皆に可愛がられているので、人を怖がらない。
ワディ・ラムの砂漠にもネコはあちこちにいて、ロレンスの家にも一匹。
この子の毛色、茶色いのは赤砂のせい、それともそういう毛色? -
イチオシ
天気も回復傾向で、砂漠の景色が遠くまで見える。
月の谷と言われるワディ・ラム自然保護区。
その呼び名も納得できる。 -
ロレンスの家から車で3分の処にある【アンフォーシの壁画】。
この壁画はナバテアの人達によって紀元前1000年頃に描かれた物。
ナバテア人(ナバタイ人)達は交易の民族で、南アラビアでとれる香料、エジプトの象牙、そしてインドの香辛料を積荷としたキャラバン隊を組み、砂漠を旅した。
この絵は、駱駝に積荷をのせて旅する様子と云われている。 -
こちらの壁画には、ヒトコブ駱駝と、腰に紐のようなものを結んだヒト。
多分、奴隷を連れていた様子なのかと思われる。
上の方には、ナバテア文字も彫り込んである。
ナバタイ文字は現在のアラビア文字の元とされている文字でもある。 -
この不思議な文字のような絵のような壁画は、砂漠を旅する上で一番重要なモノの在り処を示す物。
そのモノとは、オアシス。
真水が湧き出る泉を表現している。
この.アンフォーシの壁画がある処は、キャラバン隊のお休み処として利用されていた場所なので、この様なオアシスの情報は、砂漠を旅する民であるナバテアの商人にとって重要だったに違いない。 -
こちらも動物の壁画なのだが、かなりデフォルメされている部分も見受けられる。
3000年前の子どもが描いたのかなぁ。 -
続いて向かったのは Sand Dune(砂山)。
ワディ・ラム自然保護区は基本、砂・岩砂漠なので、いわゆるサハラのような砂山が地平線いっぱいに広がるという光景は見ることはできない。
ところどころ、岩山の影に砂山がある。
その一つに連れてきてもらった。
ここでチャレンジすることは、サンド・ボード。
砂山用のボードを用いて、砂山の上から滑り下りる。
勿論、母も一緒。 -
ベドウィンのお兄さんのボードを借りて、出発!
-
イチオシ
砂山の砂はさらさらしているのだが、昨晩の雨のお蔭で少し固まり、とても歩きやすい。
これが完全に乾いている砂だったら、一歩踏み出すごとに足元の砂が崩れて、こんな砂山でも上に登るまでかなりの時間を要するに違いない。
砂山の上まで登り、せっかくなので更にその上の岩山も登る。
下で私たちの様子を眺めていたベドウィンのお兄さんも、まだ登るのか?とあきれ顔。
そして、ボードに二人乗りで砂山を滑り降りる。
結構なスピードが出て、膝から下は砂まみれ。
砂が濡れていたから多少ブレーキとなり、ボードから落ちることはなかったが、乾いていたら後ろに乗っていた母は振り落とされていたかもしれない。 -
時刻は11:00。
砂漠めぐりのジープ・ツアーもそろそろ終わり。
最後に行ったのは【ロレンスの泉】と云われるT.E.ロレンスが水浴びをしたとされる泉。
その泉は写真の岩山の中腹にあり、往復で1時間弱かかるという。
そしてその泉は、昔は大量の水が湧き出ていたが、今はチョロチョロな量になってしまい、水もあまりきれいではない。とベドウィンのお兄さんの説明。
昨日別れた運転手のYazanとの待ち合わせ時間は11:15。
登るのは時間的に難しかったので、ここは下から眺めるだけ。 -
このロレンスの泉のすぐ脇にはサムード文字が彫られている壁画がある。
サムード文字とは、私も今回に旅で初めて知った言葉であまり詳しくはないのだが、コーランによると、神によって絶滅させられたサムード族の文字だという事だ。 -
別の岩には、また別のサムード文字がある。
象形文字に近い気がする。 -
ここ【ロレンスの泉】は、駱駝乗り場ともなっている。
大型バスでやってきた観光客は、ここで駱駝体験。
駱駝はペトラでも乗れるが、ワディ・ラムの方が砂漠の雰囲気を味わえるかもしれない。 -
予定通り、11:15に専用車の運転手Yazan君と再会。
彼の車に乗り込みペトラへと向かう。
ペトラに向かうには、高い峠越えのルートを通らなければならない。
峠を越える時、峠には12月中旬に降った雪の残雪がまだ残っていた。
そして、車の車外温度計の表示温度は2℃。
雪も溶けない筈だ。 -
14:00にワディ・ムーサの町に到着。
ワディ・ムーサはペトラ遺跡のゲート・シティとなる町で、ここにはバックパッカー用の宿が沢山ある。
運転手Yazanは、これから今晩の宿泊ホテルに向かうという。
ちょっと待った〜〜。何か忘れていないかい。Yazan君。
今日の日程表には、もう1か所、行先が書いていなかったかい??
私がYazanに指摘すると、Yazanは何のこと。という顔。
仕方なく、私の英語版(ドライバーに配布されている)日程表を見せる。
日程表に書いてあるのは、ワディラム→リトル・ペトラ→ペトラ。
彼は、リトル・ペトラの存在をすっかり忘れていたようだ。
そこで彼が言った一言が私をチョッピリ怒らせた。
「スケジュール、見ていなかったから…」
何だと〜〜!!
でも、怒りにまかせて怒っても駄目なので、とりあえず今日行けなかったリトル・ペトラは2日後のダーナ自然保護区に向かう前に立ち寄ってもらうことを約束する。
(実は、コレにも後日談があり、彼は2日後に再会した時にはリトル・ペトラのことなんてすっかり忘れていて、私が指摘すると、「では、僕の特別サービスとして連れて行ってやる」と言った。そこで、私は大きい雷を一つ、彼の上に落としたのは言うまでもない。) -
取りあえず、ホテルに行き、運転手君とは二日後の再会を約束し、ホテルのフロントに荷物だけを預け、ペトラ遺跡のビジターセンターへと向かう。
ペトラでの滞在時間は今日を含め3日。
今日の時間はこれから日没まで。明日は丸1日。そして明後日は14:00まで。
ビジターセンターで3日券を買う。
ペトラ遺跡の入場料は1日券50JD(8000円)、2日券55JD(8800円)、3日券(9600円)と不思議な設定になっている。
3日間滞在するのならば、3日券がお得。
ただ、1日券以外を買う時にはパスポートを持っていないと買うことができない。2日券・3日券には、不正防止のために個人の名前を印刷される。
そして、エントランスでパスポートと入場券の名前のチェックが行われると云われている。
(ここで、“云われている”と書いたのは、私達がペトラに滞在中、エントランスでのパスポートチェックは1回もなかったから)
雨が降りそうなので、ゴアテックスの雨具を着て、さあ、ペトラ遺跡への旅に出発。
エントランスを過ぎ、最初に私達を迎えてくれたのが写真のジン・ブロックス。
ジンとはアラビア語で精霊の魂を意味し、この写真の岩には精霊の魂が宿るとされている。 -
そしてシークと言われる赤い峡谷に入ると、次々と遺跡、そして薔薇色のマーブル模様の岩肌が現れ、その景色にいちいち足を止めて見入ってしまう。
ユックリとシークを眺めたかったのだが、この日の天気は下り坂。
雨がポツリ・ポツリと降り始めてきた。
この写真の彫像は、この地を行き来するキャラバン隊の様子を岩に彫り込んだもので、彫像の上の部分は風化によりなくなってしまい、現在では、人の足と駱駝の4本の脚、そして駱駝の腹部の丸みのみが分かる状態となっている。シーク (ぺトラ) 山・渓谷
-
そして、シークを歩いていて、ふと前を見ると、岩と岩の隙間には、コドモの頃憧れたあの遺跡が…。
-
イチオシ
ペトラ遺跡の顔ともいえる【エル・ハズネ(エル・カズネ)】が目の前に現れた。
小雨の降る中だが、そんなことも気にならないくらいの心臓のドキドキ!感。
トラベラーの方の旅行記で写真は沢山・沢山眺めていたけれど、本物を目にしたときの高揚感は言葉にできない。
エル・ハズネ向かいの岩の下で、雨が小降りになるのを待つ。
エル・ハズネをひたすら眺め、その姿を網膜に焼き付ける。
1時間後、雨は本降りに…。
ということで、ペトラ遺跡の紹介は今回の旅行記では此処まで。
明日以降の旅行記で、もうお腹いっぱい!!と云われるくらいまで紹介したい。エル ハズネ 史跡・遺跡
-
16:00。ホテルに戻り、チェックイン。
本日のホテルはPetra Moon Hotel。
ビジターセンターにも比較的近いホテルだ。
部屋は小ざっぱりとしていて気持ち良い。
Wi-Fiは無料だが、部屋では電波が弱く、場所を選ぶ.ペトラムーンラグジュアリーホテル ホテル
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このホテルの良いところは、1泊目は室内のミニバーの中の飲み物が無料だという事。
冷蔵庫には、水2本、そして写真のジュースが3本入っていた。 -
この日は12/31大晦日。夜には、ホテル主催のガラ・ディナーが催される。
ペトラ・ムーン・ホテルの場合は、パーティ形式ではなく、ヨルダンの伝統料理のビュッフェを個々に好きに食べるという感じ。
実は、このガラ・ディナーに関してチェックインの時にちょっとしたトラブルがあった。
私達の場合、宿泊料金にガラ・ディナーの代金も含まれるプランで申し込んでいたのだが、フロントのお兄さんは追加料金を払わなくてはならないと言う。ホテルの記録を調べてもらうが、その記録には、ディナー料金込みとは書いてないらしい。
少し、面倒だったが現地手配会社まで、確認の電話を入れてもらった。
そして、その答えは“ディナー料金込み”。
ヨルダンではある程度しっかりしホテルでも、こんなことがよくあるという話だ。この様な場合は、断固として抗議をすることが大事。面倒くさがってお金を一度支払ってしまって、後からクレームをつけても、お金はまず戻ってこないとのこと。 -
18:00。ガラ・ディナーの開始時間。
まずは前菜から。
ヨルダンには、様々な種類の乳製品が沢山あり、何を食べたかも数えきれないほど。
この夜も、山羊のチーズやクリームチーズのような物を沢山食べられて、チーズ好きの私としては大満足。
でも、そのお蔭で、今回の旅では沢山歩いた割には帰国してからの体重に全く変化なかった。 -
ヨルダンの伝統料理マンサフ。
トロトロになるまで煮込んだ羊肉に酸味のあるヨーグルトをかけ、サフランライスと一緒に食べる。
本来の食べ方は手づかみだが、ここはレストランなのでフォークでいただく。
実はこの日、お昼を食べるのをすっかりと忘れていた私たち。
夕食の頃には腹ペコ状態。
前菜を2皿、そして、メインも2皿ペロリ。 -
締めはデザート。
ドライフルーツがタップリ入ったパイ、ヨーグルトムース、そしてリンゴの入ったスイートポテト風のお菓子…。
美味しかった。
勿論。デザートも2皿。
今、これを書いていて体重が減らなかったのも当然の気がしてきた…。
前の旅行記:【2】鎖帷子の音を聞き、岩砂漠の宴を楽しむ:http://4travel.jp/travelogue/10848555
次の旅行記:【4】ペトラを歩いて10時間:http://4travel.jp/travelogue/10850853
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