2009/08/29 - 2009/09/05
110位(同エリア153件中)
ごろきちさん
ぺトラ遺跡を後にした我らが次へ向かったのは・・・
ワディ・ラム!!
“砂漠で満天の星空の下、キャンプをお楽しみください”
ヨルダンに来てから、ガイドブックや旅行会社の売り言葉に
一度も騙されていない。
それどころか、本やインターネットで見た以上の実物がそこここに待ち構えているのだ!
特にワディ・ラムで過ごしたすべての時間は、この先永遠に忘れないと思う★☆!
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 航空会社
- エミレーツ航空
PR
-
ヨルダンに到着したその日からドライバーさんに言われていたこと。
「ワディ・ラムへ行って四駆に乗るのは午前中で午後はフリータイムだったよね?砂漠はエアコンもないし、暑いなんてもんじゃないから四駆は午後にずらして夕陽を見るのがベストだと思うよ!?」
こんな提案を受け、現地の人がいうなら間違いない!というわけで、急きょスケジュールを変更。
ドライバーさんに昼の12時に迎えに来てもらい、3日目の朝はのんびり。
昨日のぺトラ観光の疲れもあったのでぐっすり休む・・・Zzz
そしてぺトラ遺跡に最後にさよならを告げる絶景ポイントへ。
ホテル群が立ち並ぶ、ワディ・ムーサとぺトラ遺跡入口にあるビジターセンターも見える。 -
中央やや左の岩の隙間があいているところこそ、
昨日歩いたシーク!!
真上から見るとぺトラはこんななんだね!!
改めて感激がよみがえる。 -
エルハズネやエド・ディル方面。
とにかくゴッツゴツの岩山がすごい! -
車を走らせていると突然ラクダに出くわしました。
ラクダが登場するたびに大騒ぎする我らにドライバーさんはクラクションをびーびびびびびびびーと鳴らしまくり。
車に無関心でむしゃむしゃ食事をしていたがようやく顔をあげてくれた★
「なんか用?」 -
続いてベドウィンに遭遇。
本来ならばワディ・ムーサからワディ・ラムへはもっと近いルートがあったのだけれど、こうした本物のベドウィンやラクダたちを見せるためにドライバーさんがこっちのルートを走ってくれた。
・・・それにしてもヨルダンの羊、かなりデカイ! -
だんだんと砂漠の景色が広がってくる。
いつのまにかこんなところを走っていた〜!
右のトラックを見ればどれだけ広大な砂漠かわかるでしょうか。 -
そして遠方に見えるのが岩!
「ワディ・ラムもあんな感じだけどもっとすごいよ!」とドライバーさん。
途中、お昼のスナックを買うためにほとんど観光客が来ないというスーパーマーケットに立ち寄ってもらう。
よほど日本人が珍しいのか、子供たちがものすごい寄ってたかって話しかけてくる!
スーパーはこっちでいう昔の個人商店みたいな感じ。
売っているお菓子はアメリカものが多かったな。
値段がどこにも書いてなくて、いくらだろ〜と思いながら適当にかいつまんでドサっとレジにおいたら「1JD」と言われて仰天!適当に量みて決めるみたいだった・・! -
爆音でアラビックの音楽を聴きながら歌いながら
砂漠の中を走って走ってようやくワディ・ラムの看板を通過。
この時点で14時半。砂漠が一番暑い時間だ!
そしてラクダの標識発見〜!! -
線路も発見〜!
あいにく電車は見れなかったけど砂漠の中を走るなんてすばらしい! -
15時!ようやく今日のキャンプ場、
CAPTAIN'S DESERT CAMPに到着!!
ひゃ〜ついたついた!マジで砂漠の中にあるんだ!
そして思ったより規模が大きいしきれいそうだ! -
さっそく中におじゃましま〜す!
おぉぉ〜テントがぐるりとあって
込んでいるときは満室になるらしい。
テントの中にはベッドもあって、毛布もある。
ちなみに蚊帳もありました。
のちに一緒に冒険をし、とんだいたずらをするおちゃめなオーナーの計らいで広くて大きいベッドの部屋にしてもらいました★
※もちろん部屋には電気はなく、暗いのでデジカメで部屋の中は写りませんでした〜 -
オーナー(通称ボス)がウエルカムドリンクであっま〜〜い紅茶を出してくれる。
みんなラマダン中でこのくそ暑い砂漠の中、飲まず食わずでとてもお疲れの様子・・・
それなのに私たちには飲みなさい、食べなさい、ととても優しい。
それにしても絶対に気温40度はあったな〜。。
午後はここのキャンプ場、岩の陰で日影ができるので少し涼しいl -
キャンプ場の向かいはこんな感じ・・・
絶対ひとりで歩いてたら遭難します。
二度とここへ戻ってこれないだろう・・目印も何もないんだよね! -
とりあえず夕日までのんびり過ごします。
でもこんな景色が延々と続いているのでやたら勝手に出歩けず・・
ボスはラマダンのお疲れで昼寝を始めました。
ぐぅ・・Zzz
17時になったら夕陽に合わせて四駆ツアーに出発! -
そして四駆ドライバーがどこからか登場し、いよいよ砂漠を2時間、四駆で疾走!!!
「混載」とあったので、他の人もいるかと思いきや
私たちだけでラッキー。
後ろの荷台に椅子がついていてそこに座り、走っても走っても巨大な岩が次々現れ、自分は砂まみれ、ぐねぐね、でこぼこ大騒ぎです。カメラなんて撮れない!!下手したら自分が落っこちそうになります。
カメラもすっ飛ばされかねない!!
これぞ本物の砂漠絶叫アトラクションだ!
・・・手すりが外れかかっていたので直しているドライバー。 -
道など何もない、ひたすら砂にうもれたところに
タイヤの跡をつけて走り続け、一つ目のポイントに到着。
どうやらアラビアのローレンスの岩のようだ。
他にも顔が刻まれていた。 -
他の四駆ツアーの観光客、そしてラクダに乗ってワディ・ラムを観光する人にも出くわします。
-
「ここの岩がどれだけ広大か、ちょっと走ってくる!」
-
「見えるー?!?!」
-
続いてこんな壁画もいろいろなところにある。
ラクダは大昔から重要な移動手段だったんだろな〜。 -
ここで、はじめての“やまびこ”を経験しました。
ものすごい音が反響するんです。
みんな叫びまくり!超ストレス発散!!
3人で・・・
「バウワウ!!!!!(Bow Wow)」
3回はこだまして跳ね返ってきます。 -
またまた壁画。
-
岩がごろごろ。
場所によって砂の色や質が異なる。 -
四駆ツアーは人気です。
ワディ・ラムといったら四駆!みたいな。
無数のタイヤの跡があります。 -
だいぶ太陽が傾き、私たちの影を色濃く砂漠に落とします。
-
・・・とそこで突然ラクダの群れに遭遇!!!
私たちがラクダが大好きなので、このラクダのおじさんの居そうなポイントを走ってわざわざ見つけてくれたらしい。
そしてこのおじさん。何がすごいってラクダに「Hello~Hello~」と呼びかけると広範囲に群れていたラクダが一同におじさんのもとへ集まってくるではないか〜!! -
そして中でも一番かわゆい白いラクダちゃんを1匹選んでくれました。
で、写真撮っていいよ〜というわけで初めてラクダをこんなに間近で見る!!! -
か・・・かわいすぎる!!!!!!
ラクダってこんなにまつげが長いんだ〜!
そして常に口元が笑っていてほんっとにかわいい★
首の毛も天パーみたいにくるくるしとる。
一緒に写真を撮った上に、ラクダに乗せてもらえることに★
ところが足が短くてラクダをまたぐのに、ちと苦労した・・苦笑
いきなりガクンと高くなるのでかなり面白い!
ラクダから見える景色がこんなに高いなんて!
降りる時もガクンと急に下がるよ。 -
白いラクダちゃんを囲んで話している間、
他の群れはどんどん先へ進んでいく。
これだけの群れをおじさん一人で管理しているようだ。 -
ラクダちゃんとのふれあいで大感激したあと、
ラクダちゃんはまだおなかが空いていたのか
ものすごい声をあげて嫌がっていたが、
結局おじさんを乗せてかなたへ走って消えて行ったとさ〜 -
だんだん岩が赤っぽく焼けてきた。
夕陽までもう少しだ。ここで一休み。 -
ここの砂漠にはサソリやヘビはいないとのことだが、
何か動物(やぎ?)の骨みたいのが毛つきで落ちていた。
食べれる部分だけ持って行ってあとはポイっと捨てるらしい。 -
相変わらずスピーディーでおしりが浮くぐらいどったんばったん走り続け、とどめにこの急勾配の坂を
うぃぃぃぃぃぃんと下った!
ジェットコースター以上の大迫力! -
そしてここの砂が一番きれいだった。
手に乗せてもさらさらとすぐに落ちていく。
まっさらでほんとにきれい。
・・その代り足がだいぶ埋もれるので、靴の中は砂まみれ。足が重くなりかーなーり歩きにくいです。 -
そして最終ポイント!夕日でーす。
小高い山に登ってサンセーットを待ちます。 -
赤く焼けた空と四駆の車
-
夕陽に照らされて赤く燃える岩
そして近くのキャンプ場 -
ワディ・ラムに沈む夕陽
どこの世界も沈んでいくのはあっという間だなあ -
夕陽を見た後は、すぐに真っ暗になって危ないということでキャンプ場へ引き返します。
っと、水たばこをぶくぶくやりながらキャンプファイヤーで火をおこすボスがいました。
夕飯もうすぐだにゃ -
日が沈み、まずはラマダンでずっと断食していた現地の方たちが静か〜に“Breakfast”をとります。
そのあと、いよいよ私たちにお料理がふるまわれます。
この日は私たちのほかに、NYの夫婦、ロンドンのおじさんとNY夫婦のガイドさんというメンバーでした。
どれもこれもおいしかったけど、特にさっきのキャンプファイヤーで焼いたケバブが絶品!!!
ヒツジもチキンもかなりおいしかったです。 -
一通りまんぷくになった後はベドウィンの歌が始まり、みんなでわけのわからぬ踊りをし、ターバンをまいてもらったり水たばこをぶくぶくしたり
とにかく全身でヨルダンに染まった一夜でした。
こういうときはもはや国も言葉も文化も宗教すら飛び越えて人間は仲良くなれるんだな〜とおもう。
笑えることって一番大事なんだなあと。
そしてすっかり静まり返った砂漠とは裏腹にキャンプの夜は終わらないのであーる!
ちなみにトイレは日本のキャンプ場よりよっぽどきれい。虫はいないけど大きいトカゲがいた★
シャワーも併設されているけど水のみ。
22時くらいからガス灯のみになるのでかなり真っ暗。
私たちは怖くて入れずじまい。
満天の星空を待っていたけど月が煌々と照っていてなかなか姿を現さない・・
そのうち眠くなり、0時頃おやすみを。
次に目を覚ました時、とんでもない景色に囲まれていた!
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ぱぶさん 2009/09/17 12:23:00
- ワディ・ラムの夕日!
- ごろきちさん:
とても素晴らしい、ワディ・ラムの夕日を楽しまれて良かったですね!
ぱぶさんもヨルダンに1年住んでいた時、一度1泊で彼の地を楽しみました。
ごろきちさんのあげておられる、4輪駆動車で谷底を走り回り、また、
岩山に上り、ベドウイン・テントに泊まり・・・ととても懐かしく
画像拝見させていただきました。1票も入れさせていただきました。
たっぷり8日間なら、まだまだこれから、残りの訪問地が上がってくる
のですね!楽しみにしています。
- ごろきちさん からの返信 2009/09/22 09:20:35
- RE: ワディ・ラムの夕日!
- ぱぶさん 様
こんにちわ〜はじめまして。
コメントありがとうございます。
ヨルダンに住んでいらっしゃったのですね!素晴らしい!
不安、危険といった負のイメージが先行していましたが、それらを覆す魅力がたっぷり詰まった国だということが行って初めてわかりました。
ワディラムは特にすばらしいですね。
今回は「石の橋」など有名なスポットは全然見ていないので、ぜひまた行きたいと思っています。
写真が多く、旅行記が進みませんが残りも頑張って記録に残そうと思います。ありがとうございました。
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