2017/07/01 - 2017/07/10
1位(同エリア89件中)
ウェンディさん
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4年前に初めて足を踏み入れた北欧の国:ノルウェー。
優美な曲線が描く乙女の肢体を思わせるなだらかな丘陵地帯、ナイフで岩を突き崩した様な荒々しい断崖絶壁、目の前に現れては彼方へと消えて行く、氷河が削った様々な表情の海岸線。
何万年という長い歳月をかけてフィヨルドが創造した独特な地形とその陰影は、私達家族の心に深く食い込み、体を通して北欧の自然の美しさを感じました。
そして、あの時から4年が経過した夏;2017年の夏に、私たちは再びノルウェーを歩きました。
二回目となるノルウェーをあえて旅先として選んだ理由。
それは、ノルウェーと言えば…あそこ…しかない絶景:トロルの舌(Trolltunga、Troll tongue)に会いに行く為です。
【トロルの舌】とはハダンゲルフィヨルドの奥に鎮座する不思議な形の岩で、まるでノルウェーの妖精のトロルがその舌を大きく前方に突き出しているかの様な岩の形からその名がつけられています。
エメラルドブルーに輝く氷河湖の空中に飛び出す不思議な形の岩は、いつか自分の目で見てみたい・あの岩の上にこの足で立ってみたいと考えていた場所で、4年前のノルウェー旅でもアクティビティの一つとして【トロルの舌】の名は挙げてはいました。
が、相棒に「山に慣れた人でも10時間以上のトレッキングとなるので、君の体力では無理だろう」と一蹴され、夢となってしまった場所…それが【トロルの舌】でした。
しかし、2017年1月。
あれほど頑なに「無理」と言っていた相棒の口からポロリと零れ落ちたのは、【トロルの舌へのトレッキング】という言葉でした。
どうやら私が2016年の夏に母と共にチャレンジした最果ての富士:利尻山へのトレッキング…コレが彼の考えを変えるトリガーとなったようです。
利尻山の登山は海抜0m付近から1700mの山頂までを1日で往復するハードな歩きでしたが、それをやり遂げた私ならばトロルの舌への挑戦も射程距離と成り得る…彼はそのように判断したのです。
相棒の口から【トロルの舌】という地名が出たからには善は急げ!
彼の気が変わらぬ内にと、早速、航空券の検索と予約をし、話が出た翌日には既成事実として2017年の夏旅ノルウェーが決定しました。
行先がノルウェー南部のフィヨルドと決まったならば、ここからは私の本領発揮の時間、情報収集の始まりです。
今回の旅では日本語のガイドブックには欲しい情報の記載は殆どないので、調査先としてノルウェー観光局の公式サイトを活用しました。
公式ホームページには現地でのアクセス情報やトレッキング情報など【トロルの舌】関連の情報も充実していましたが、それ以上に私が驚いたのは、私たち日本人が知らない魅力的なノルウェーについて多くの情報が散りばめられていたことでした。
フィヨルドに垂直にそびえ立つ二つの岩に挟まれた丸い岩【シェラーグ・ボルテン(Kjeragbolten)】、聖地巡礼の中心地でありヒーリングのパワーを持つ【ロールダールのスターヴ教会(Roldal Stave Church)】、観光地的な岩として知られる【プレーケストーレン(Preikestolen) 】ですらその更に上に聳える岩のトップまで登れば、360度を見渡せる絶景台地が広がる世界…。
ガイドブックで紹介されるステレオタイプなノルウェーとは一味違う、自然を味わい尽くし、フィヨルドの絶景を目指すオリジナルな旅♪
1300kmのドライブで巡ったノルウェー旅行記-【1】は、トロルの舌へのトレッキング & ベルゲンからのドライブお勧めルートの紹介から始まります。
■7/1 成田発 午前- SK便- コペンハーゲン着 -SK便- ベルゲン着
■7/2 アイ・フィヨルドへ移動 ボーリング滝・トレッキング
■7/3 トロルの舌・トレッキング
□7/4 スターヴ教会 & ダイナミックな滝巡り/Odda
□7/5 氷河トレック/Blue Ice Hike Juklavass Glacier
□7/6 プレーケストーレン・ハイキング
□7/7 シェラーグボルテン・トレッキング
□7/8 スタバンゲル & ベルゲン 街歩き
□7/9 ベルゲン発 午前 - SK便- コペンハーゲン着 -SK便-
□7/10 成田着 午前
2017 ノルウェー旅行記 紹介
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〈1〉トロルの舌で愛を叫ぶ
http://4travel.jp/travelogue/11260815
〈2〉スターヴ教会と滝巡り
http://4travel.jp/travelogue/11283572
〈3〉惑星ホスの氷河を歩こう♪
http://4travel.jp/travelogue/11266693
〈4〉プレーケストーレンから転落未遂!?
http://4travel.jp/travelogue/11276852
〈5〉宙に浮かぶ奇跡の岩:シェラーグボルテン
https://4travel.jp/travelogue/11377215
〈6〉アナ雪の港町へ
https://4travel.jp/travelogue/11379701
2013 ノルウェー旅行記 紹介
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
〈1〉航空機乗っ取り事件から始まった家族旅行
http://4travel.jp/travelogue/10801905
〈2〉碧のフィヨルド・ハイキング☆絶景ポイント大公開!
http://4travel.jp/travelogue/10802910
〈3〉氷河の色って青かった!?温暖化の影響でトレックできない!!
http://4travel.jp/travelogue/10803420
〈4〉マンモスが歩きし氷河谷を散歩~Jostedal氷河トレッキング
http://4travel.jp/travelogue/10804012
〈5〉瑠璃色のフィヨルドを巡る☆宿を訪ねて200km!
http://4travel.jp/travelogue/10805609
〈6〉トロルの足跡を辿ってベルゲン街歩き♪
http://4travel.jp/travelogue/10807459
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- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 航空会社
- スカンジナビア航空
-
コンビニのハンバーガーが1500円!
スーパーの500mL炭酸飲料のペットボトルが400円!!
食堂でミートボールの定食をお願いしたら一人3500円!!!
2013年の夏にノルウェーを初めて訪れた私は、その物価の高さ…特に食品価格の日本との差に驚いた。
当時の旅は娘と相棒との家族3人旅で、宿泊施設として台所付のキャビンを活用し夕食の自炊作戦をたててはいたものの、昼食だけはどうしても外食やスーパーの食材を頼らざるを得なく、日々のエンゲル係数はプランニング当初の旅予算の3倍以上に跳ね上がり、当然、お財布の中身は旅の日程と反比例するように減っていき、旅の最終日には、娘にアイスを食べたいとねだられても「日本に帰ったら好きなのを買ってあげるから、ちょっと我慢してね…」とお願いするほど…に。
(写真:2017年7月スタバンゲルのコンビニ・ハンバーガー広告) -
だから、4年後となる2017年の旅では前回の教訓を生かして食費のコストを出来るだけ削減しよう♪計画を立ててみた。
トレッキング中の昼食や夕食などは可能な限り日本から持ち込んだフリーズドライの和食やカップ麺で対応するようにし、登山での休憩時に欠かせない100%ジュースも紙パック製品をスーツケースにそっと忍ばせ、現地での飲み物は山登りの時は水道水にスポーツ飲料の粉を溶かしたもの、ドライブの時は、朝に電気ケトルで沸かしたお湯でコーヒーや紅茶を淹れテルモスに入れて持ち歩く。
そんな計画を立ててみた。
コレって、なんだか貧乏くさい…かも…と旅の前は思っていたのだが、今回の様なノルウェーの自然散策を目的とした朝から夕方までの1日トレッキングが連日続く旅では、この方法は大正解。
ノルウェーの田舎町ではスーパーの営業時間が夜8時迄であれば御の字で、夕方5時で閉店をしてしまう店も多く、日本から食料を何も持参せずにノルウェーへと渡っていたならば、トレッキングを終えたあとにスーパーに行ってみたらスーパーの店内は既に真っ暗で、翌日の昼食用の食材が買えずに困り果てる…そんな状況に陥っていたかも知れない。 -
当然、今回の旅では、日本からノルウェーへの足である航空会社もかなり考えて購入をした。
夏期の欧州線は観光のオン・シーズンなので航空券は軒並み高値ぞろいで、安いチケットは少ない。
大陸経由の航空会社では安価なチケットも無くはないが、その多くが乗り継ぎの正確さに問題がある場合もあり、休暇を長く取得できないサラリーマンにとっては、遅延による現地滞在日数の減少は避けたい事項の一つでもある。
だから、比較的遅延や欠航を出さない航空会社の中からほぼ最安値付近を争う二つの候補:SASとアエロフロートを挙げ、比較検討をしてみた。
あくまでも私が調べた範囲での話だが、軍配が上がったのはSAS(スカンジナビア航空)だった。
アエロフロートはSASよりも若干安価ではあったが欧州での乗り継ぎが2回あり、乗り継ぎを含めた成田からの移動時間が30時間程度とかなり長い。
一方のSASは成田を朝に出発した飛行機は乗り継ぎ地を経由してもその日の20時にはベルゲンに到着できるフットワークの軽さだった。
ただし、最安値のSASの券種はGo Saverと呼ばれるスタアラのマイレージ登録は対象外なのでマイルを貯めることが出来なく、また北欧のLCCとも称されるSASは機内食でも徹底的に経費削減に取り組んでいて、エコノミー席の食事の種類は1種類のみで(味は美味しかった♪)、更にアルコール飲料は食事時以外は有料という徹底ぶりだった。
飛行中のお酒が有料というのは酒飲みには辛いが、酒が無くても全然OKな私にとっては全く問題がなく、むしろ酒を飲む人が少ないことで狭い機内が酒臭くならないのは非常にありがたかった。 -
SAS利用でノルウェーに向かう場合の乗り換え空港はコペンハーゲン空港で、コペンハーゲンからは殆ど国内移動の感覚で1時間ちょっとでベルゲンへと到着する。
コペンハーゲン空港での乗り換え時の過ごし方で注意しなければいけないのは、空港待合場所での椅子の確保だ。
コペンハーゲン空港は免税店も多くショッピングが好きな方にとっては時間がいくらあっても足りない場所かもしれないが、買い物にさして興味のない私の様な旅人にとっては時間をつぶすのが難しい場所だ。
ゆっくりと座って本を読んだりできればよいのだろうが、空港ビルの敷地面積の割に待合所の椅子の数は少なく、特に免税店の連なるエリアの傍には殆ど椅子が置いていなく、その確保に苦労する。
そんな中でも比較的椅子の数が多く、ショップの喧騒も聞こえてこないお勧めの休憩場所がTransfer Centerと呼ばれるガラス天井の空間で、私たちは往復の乗り継ぎ時間の殆どをこの陽射しの温かく射しこむ明るい空間で過ごした。
(写真:コペンハーゲン空港での落ち着いた空間;Transfer Center)カストルップ国際空港 (CPH) 空港
-
今回のノルウェー旅のコンセプトは【絶景を探そう♪ 高いところへ登ろう♪】。
だからノルウェーの中での移動は時間にとらわれず自由気儘に動けるレンタカーとした。
ノルウェーでのレンタカーだが、日本で運転をし慣れている旅人ならば左ハンドルの運転もへっちゃら♪かというと、そんなことはない。
ガソリンの高いノルウェーではレンタカーと云えどもその殆どがマニュアル車で、更にフィヨルド地形であることから坂道も多い。
クラッチを踏みながらの坂道発進なんて朝飯前…な旅人ならば大きな問題はないだろうが、日本で日頃AT車に乗っているドライバーにとっては、MTの運転はちょっとハードルの高い部分でもある。
我が家のドライバーは相棒で、彼の日本での愛車はAT車。
だから前回のノルウェー旅では坂道発進の旅に車が後方にズズッと下がる…という冷や汗ものの体験も多かった。
そして今回の運転はさすがに4年前程ひどくはなかったが、それでも左ハンドルの右側通行に慣れるのに苦労し、フィヨルドの急カーブを時速90kmで突っ込んでくる地元の方の車には毎回、怖い思いをしたそうだ。
(写真:現地で借りたFIAT, レンタル料は約10万円/7日間(スーパーCDW含む)) -
今回のノルウェー旅でのIn-Outはベルゲン空港で、初日の宿はベルゲン空港から車で3分のホテルScandic Bergen Airport Hotelだ。
ノルウェーの中でも第二の都市であるベルゲンは宿代が高く、空港近郊のホテルと云えども例外はない。
ところがこのScandic Bergen Airport Hotel、ココだけは破格で安い価格だった。
安い理由はキャンセル不可条件が付随するからなのだが、ベルゲンの相場がツインルームで1.5万円から1.8万円に対しScandic Bergen Airport Hotelは同条件で1.1万円で、朝食付。
部屋も狭くはなく居住性も十分で、レンタカーの旅人には一押しでお勧めできるホテルだ。
(駐車場は有料との話だったが、実際は無料だった)Scandic Kokstad ホテル
-
そして、翌朝。
ビュッフェスタイルの朝食を頂いた後は、一路ハダンゲルフィヨルド(Hardangerfjord)に向けて車を走らせる。
ハダンゲルフィヨルドでの目的は、【トロルの舌】と呼ばれる絶景ポイントへのトレッキングだ。
ベルゲンからハダンゲルフィヨルドまでは車を飛ばせば約3時間で行くことができ、ノルウェーに到着した翌日にそのまま【トロルの舌】のトレッキングをすることも可能だ。
ただし、この3時間はあくまでも机上シミュレーションで、その経路にはフェリーでのフィヨルド横断もあり、実際の所要時間は4時間程度が見込まれる。
それに【トロルの舌】へとトレッキングする場合には、登山口の駐車場に遅くとも朝の8時までに辿り着く(できれば7時前に着く方がベター)必要があり、その場合には翌朝の午前3時のチェックアウトを余儀なくされ、飛行機で到着したばかりの私達には、睡眠4時間で翌日にそのまま【トロルの舌】をトレッキングというプランはあまり現実的ではなかった。
だから、私たちはノルウェーでの実質的な最初の1日(7/2)は車の運転に慣れるためのドライブ&アイフィヨルド(Eidfjord)での軽い足慣らしのハイキング日とすることにした。
(写真:ベルゲンからアイフィヨルドまでのドライブ地図) -
イチオシ
ノルウェーの道は、主要幹線と云えども走りやすいとは限らない。
国道でも対向車との擦れ違いが難しい細いクネクネ道が続くことも多く、最初の目的地であったハダンゲルフィヨルドのノールハイムスン村(Norheimsund)にあるステインダール滝(Steinsdalsfossen)へ到着した時には、予定時間の1.5倍である2時間が通過していた。 -
ステインダール滝の愛称は【うらみの滝】で、多くの観光客で賑わっていた。
日本語でうらみ…と書くと恨み、怨み、憾み…とネガティブなイメージが多いが、この滝の愛称を正確な漢字で表せば【裏見の滝】。 -
滝までの道は遊歩道なっていて徒歩5分ほどで滝の裏側へと廻ることができ、文字通り、裏側からの滝の風景を愉しめる。
7月初旬は未だノルウェーの夏は始まったばかり。
氷河からの雪解け水が滝の水量を押し上げていて、豪快な滝の姿だった。 -
そして、この日の午後の2つ目の目的地も滝で、その名はヴォーリング滝(Voringfossen)。
ヴォーリング滝へは、ハダンゲルフィヨルドのクネクネ道をフィヨルドの形沿いに走り、更に山道をかなり上まで走らせて到着する。 -
ヴォーリング滝があるのは、ハダンゲルフィヨルドの支流であるアイフィヨルド(Eidfjord) のその更に奥の山の中。
この滝は数ある滝の中でもノルウェー人にはかなり有名だというコトで、その理由は滝の最大落差が182mとノルウェーでも最大規模を誇っているからだ。
日本のガイドブックには情報のないこの滝も、滝の愛好家には人気らしく展望台には多くの人達が見学に来ていた。
そして、これはあまり知られていない情報なのだが、ヴォーリング滝の滝壷へはある場所から歩いて行くことも出来る。
ヴォーリング滝で、まず私たちが最初に向かったのは、滝を滝口とほぼ同じ高さから見下ろせる展望台。
展望台から見える滝は、まぁ、カッコよいかな…と言う程度で、この位の滝ならばノルウェーのその辺の山肌にゴロゴロしていそうな感じだ。 -
イチオシ
しかし、さらに上にある展望台(Fossli Hotel前展望台:ヴォーリング滝の滝壷からの落差300m)まで車で上がると、そこから見る景色はまず日本ではお目にかかることのできない景色だった。
夏色の青々としたツンツンとした葉を天に向け聳える針葉樹林の森の中を1本の川がゆるやかに流れているのだが、その川が突然プツリと叩き切られた様な断崖絶壁の側面から巨大な2段階の滝となり、轟音を立てて180m下の滝つぼに向かって流れ落ちていた。
この日の天気は小雨交じりの曇りで、谷にはガスが立ち込め渓谷の全容を見ることはなかなか難しかったが、ふとした瞬間にガスが上り滝のその全貌が姿を現すと、展望台の手すりに寄りかかっていた観光客の間からは唸るようなどよめきの声。
写真ではその迫力を伝えきれないのが残念だが、ヴォーリング滝がノルウェー人に人気なのも分かる気がした。ヴォーリングフォッセン 滝・河川・湖
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滝の姿を上から楽しんだ後は滝壷までのハイキングの時間なのだが、ここのハイキングのスタート地点となる駐車場が非常に分かりにくかった。
展望台にある滝の案内看板のマップには一応Pのマークがあり、ちゃんとした駐車場があるような感じで紹介しているのだが、実際にトレイルヘッドにある駐車場は車が3台も入ったらいっぱいになってしまうようなスペースで、ほとんどのハイカーたちが路上に縦列駐車を余儀なくされている状態だった。
私たちも正規の駐車場には停めることが出来ずに、縦列駐車の仲間入りだ。 -
これからヴォーリング滝へのハイキングを計画している方の参考になる様に、トレイルヘッドの場所を示す地図を入れておく。
アイフィヨルドの麓からヴォーリング滝までの山道にはトンネルが3か所あり、その長さは麓から順に、長い→普通→短いとなっている。
その3か所のトンネルの1つめの長いトンネルを抜け、2つ目の普通のトンネルへと入る手前のほんの20m位の道路脇。
そこがヴォーリング滝へのトレイルヘッドとなるパーキングだ。
地図の中に円で拡大されているのが駐車場の拡大図で、路肩部分に点線が引いてあることから、点線内の路肩ならばハイキングために車を駐車しても良いという事なのだろう。 -
トレイルヘッドからヴォーリング滝の滝壷までのハイキングは往復90分とあったので、かなり甘く考えていて、足元もトレッキングシューズではなく普通のスニーカーで歩き始めたのだが、道が山道に入り、私の選択が失敗であったことが判明した。
滝壷への道はハイキングというよりも完全なトレッキング道で、苔が生えた岩も有り、雨で湿った岩場はスニーカーでは非常に歩き難かった。 -
私たちは特別なトレッキングマップは持たずに、ネットの情報だけ頭にインプットして歩き始めたが、このトレイルは1本道なのでそれで十分。
道が少しわかりにくいところには写真のような赤い矢印が岩に描かれているので道に迷うことはなかった。 -
トレイルヘッドから歩き出して50分。
ようやくヴォーリング滝の滝壷の全景が見える谷間へと辿り着いた。
このルートのトレッキングはこの場所が終点とされていて、ココから滝を眺めるのが正しい滝の楽しみ方だ。 -
しかし、トレイルは実はその先へも続いていて、目の前には、さぁどうぞお渡りくださいとばかりに吊り橋が掛けられている。
ココから先へ進むかどうか…。
この先は推奨される道ではないことは分かっていたのだが、橋があるならば渡らなくてはオンナが廃る♪ -
つり橋から先の道は小さな岩がゴロゴロと転がる道で滝壷から舞い上がってくるしぶきで、小雨が降っているかと思う位、体がしっとりと濡れる。
-
そして、崖を降りて、滝壷の正面へ。
180mの落差を落ちる水音の大きさで、相手が話しかける声は全てかき消されてしまい、カメラのレンズもあっという間に細かい水滴に覆い尽くされてしまうような状態の滝壷付近。
滝壷から崖上を見上げると、先ほど私たちが居たであろう展望台には人の姿があり、多分彼らにも滝下を歩く私たちの姿が見えているのだろう。
滝壷からの光景はなかなか見ものだったのだが、1分も立ち止まっていたら雨具の内側まで水滴がしみてきそうだったので、短時間で退散。
歩いてきた道を引き替えし、駐車場へと戻った。 -
ノルウェー2泊目となるこの日の宿は、アイフィヨルド(エイドフィヨルド、Eidfjord)に面した小さなホテルEidfjord Gjestgiveri(エイドフィヨルド イェストリヴェリ)。
このホテルを選んだ理由は、格安のキャビンタイプの部屋が併設されているから。
キャビンタイプの部屋とはキッチンとベッドがある独立した部屋で、簡単な料理であればキッチンで作ることもでき、安価なうえ、利用方法によってはかなり便利な宿泊施設だ。 -
ただし、キャビンの利用にはそれなりの制約もあり、ベッド利用にはシーツ・枕カバー・布団カバーを借りなければならず、その使用代金は一人75NOK(約1200円)。
また、チェックアウト時の部屋の掃除は利用者の責任で、部屋の中を整理整頓し、ごみはまとめて捨て、更に使用したシーツ類は所定の返却ボックスへと届け、チェックイン時と同じ状態に部屋を戻さなければならないというルールがある。
私たちは前回の旅でもキャビンタイプの宿泊施設を利用していたので、今回も上手に利用させてもらった
(宿泊料金は、ツインベッド・キャビンで1泊14000円(寝具カバーのレンタル込)。トイレとシャワーは別棟にある共同の物を利用する) -
翌朝(7/3)の起床は朝4時。
コンロで湯を沸かしポットにお湯を詰めたら即チェックアウトで、本日の目的地に向かう。
7月初旬のノルウェーは夜になっても完全には日が沈まず、真夜中の時間帯でも空の端にはうっすらと明るさが残る不思議な世界。
この日の朝は曇り空で朝日こそ見えはしなかったが、4時台とは思えない明るさの中をゲートであるTyssedalの村に向けてひた走り、午前6時半にトロルの舌・トレッキングのスタート地点であるSkjeggedalの駐車場へと到着した。
朝6時台の駐車場はまだまだスペースに余裕があったが、インフォメーションセンターの方の話によると朝8時には満車となり停められなくなる日もあるとのことだ。 -
Skjeggedalの駐車場の駐車料金は、驚きの300NOK(約4500円/15時間)。
物価が高いノルウェーは、駐車料金ですらグレートだ。
駐車券の購入は券売機で行い、その支払いはカードのみで現金は受け付けてはくれない。
ノルウェーはカード社会で有料公衆トイレの支払いもカード式。
だから、ノルウェーを旅する時には予備のカードを含め最低でも2枚はクレジットカードを持つ方が良いだろう。 -
車の中で朝食を食べ、靴を登山靴に履き替えたらトレッキングへ出発の時間。
夏季のシーズンは近郊の町からこの駐車場へ登山シャトルバスが出ていて、その第一便の到着が朝の7時。
だから7時を過ぎると登山道は一気に込み合うので、バスの乗客よりも如何に早く歩き出せるかが勝負ところだ。
トレッキング道には要所要所に写真のような看板があり、スタート地点の看板には懐中電灯は持ちましたか?の表示。
【トロルの舌】へのトレッキングは1日がかりで、歩くスピードが標準タイムよりも遅いと帰路に着く頃には暗くなってしまう事も有り得るので懐中電灯は持つ方が良いのだろう。 -
トレイルヘッドの草原には黄色い花が沢山咲いていて、登山者の心を癒してくれるのだが…。
-
歩き出してすぐ私たちの前に現れたのは心臓破りの岩だらけの坂。
コレが【トロルの舌】の第一関門で、こんな急登を50分以上かけてひたすら登る。 -
写真は【トロルの舌】のトレッキング地図で、Pマークの部分から歩き出市のポイント。
最初の登り部分の等高線の幅の狭さを見て、最初の坂がどれだけの斜度であるのか想像頂けると思う。 -
歩く標高差をグラフ化したモノがこちらだが、このトレッキング道でポイントとなる部分は2か所。
最初の1.7kmの急登と次の4.3kmまでの登り坂。
この二つを乗り切ってしまえばその先の7kmは比較的平坦なので、距離はあるが登る辛さはない。
でも、辛くはないとは言っても片道11km、往復22kmの登山なので【トロルの舌】への道はキツイことには変わりはない。 -
山登りの時は、いつも歩き始めが非常に苦手な私。
それなのに今回のトレッキングは最初の登りが最悪の斜度の急登で、最初の1時間の登りで、もう心臓はバクバクしてしまいかなりグロッキーな状態。
急登が終わり、比較的平坦な道へとやってきても、息切れが止まらなかった。 -
イチオシ
そんな私を慰めてくれたのが、山道のところどころに咲く高山植物たち。
白い花びらに黄色い蕊のおしゃれさん。 -
紅色の額と淡いピンク色がオシャレなのは、昨年の夏に利尻で見つけたエゾノツガザクラの花に雰囲気が似ている。
-
淡い黄緑色の花びらの中に黒い蕊がシックな花は、草原中で咲いていた。
疲れた躰には、こういうお花たち癒しのパワー。
私はゆっくりと花で癒されたかったのだが、先を急ぐ相棒に急かされて、あんまり観察する時間は取れなかった。
(【トロルの舌】のビュースポットは時間が遅くなるほど混みあうので、出来るだけ早く到着したかった) -
トレッキング道にはところどころに赤字の【T】マークがあり、登山者が道に迷わない様に道標となっている。
そんな道標の一つに、こんなお茶目なマークを発見♪
石を組み合わせて→を作っていた。 -
歩いていると、時折、目の前を白い綿のようなモノが舞うのだが、それはワタスゲ。
-
もう終わりごろではあったが水辺ではワタスゲがフワフワの実を揺らしていた。
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平原地帯が終わりを告げる頃、なんでコレがこんな山の中に…と思うようなショベルカーを発見。
ショベルカーのタイヤには太いチェーンが巻かれ、そのタイヤを石の間に固定し作業中。
最初は採石しているのかと思ったのだが、帰路に自分の歩いている道をよく見て納得(7枚前の写真を見て欲しい)。
彼等ショベルカーは、登山者のために石を積んで、登山道を整備しているのだ。 -
湿原地帯が過ぎると現れるのは、岩盤が地中からそのまま露出したようなツルツルの石が広がる道。
そしてその続きが、第二の難所の急坂だ。 -
急坂にさしかかるころには背の高い木々は姿を消し、代わりに地面を覆うのは地衣類の姿。
どうやら森林限界へと達したようだ。
第二の急坂は、岩のゴロゴロする森林限界部分をひたすら登る。
坂は急だが、朝一番の急登に比べたら全然苦しくなく、呼吸数を変えずに登ることが出来た。 -
此処で少しだけ【トロルの舌】のトレッキングについて紹介しておきたい。
日本でもTVCMや雑誌の撮影でも使われるトロルの舌は、【行ってみたい世界の絶景】の中でもトップ5に入る場所で、気軽な気持ちでにチャレンジする方も多い。
でも、そんな彼らにノルウェーの観光協会はかなり強い警告を投げかけている。
【トロルの舌】への往復22kmのトレッキング道は足の速い人で8~10時間、ゆっくり目ならば12時間以上の時間を要する場所で、岩場も登りも多く、普通のスニーカーでは滑って転倒する危険性のある山でもある。
また、夏でも最高気温が10℃-20℃で、いったん天候が悪化すると山の中に逃げ場が無く、そのまま夜を迎えると夏と云えども凍死しかねない山だ。
そして登山者にとって更に酷な条件なのは、トレッキング中のトイレが禁止されている点だ。
【トロルの舌】のある山は麓の町の水源地であるため、山登り中の草原トイレは禁止されていて、基本は我慢しろ!というコトだ。
だから、暑くて喉が渇いたからと言ってゴクゴクと水を飲んでしまうと、生理現象の処理が大変なことになってしまう。
そんな条件の山であることをキッチリと理解し、装備を整えた者だけが登れる山の筈なのだが、私たちが登っている時も明らかにハイキング以下の軽装の方も山を登っていて、驚かされた。 -
二つ目の難関である登りを超えると、次に現れるのは雪渓の残る道。
朝は雲っていた空もユックリと晴れ始め、天気も良くなってきている様だ。 -
雪渓道に入るころがやっと【トロルの舌】への1/3ポイントで、残り7km表示が出てくる。
残り2/3というとマダマダの気もするが、ここから先は標高差がそれほどなく、比較的フラットな道で最初の1/3の登り坂に比べたら楽勝な道となる。 -
雪の中を歩いたり、
-
岩の上を歩いたり、
-
要所要所にある避難小屋をチェックしたりと、少しぐらい遊びながら歩いても全然疲れない道だった。
-
そして、避難小屋を過ぎたあたりからの周りの光景は【トロルの舌】と並んでお勧めできる絶景!
崖の脇の道を歩くのだが、眼下にはエメラルド色に輝く湖と切り立つ崖。
その崖の岩肌からは幾筋もの白い滝が流れ落ち、この景色に会うためにここまで来たのかも…と思える位の光景だった。 -
実は、この湖の左側(立ち位置からは隠れている部分)に【トロルの舌】の岩があり、トロルの岩が面する湖を私たちは見ていたのだが、この時はそんなことも気づかず、この美しい景色に見惚れていた。
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イチオシ
地形的にはかつてはフィヨルドであった湾が地殻変動などの理由で、水が堰き止められ湖となったであろう地形。
ココが現在でもフィヨルドであったら、有名なガイランゲルよりも更に美しい景色としてその名を馳せていたに違いない。 -
歩き初めて4時間。
そろそろ疲れが出てくる頃…。
一回も大きな休憩をしていなかったのでどこかで休もうかな…なんて思っていたら、 -
見つけた!
【トロルの舌】まであと1km表示。
コレを見てしまったら休んでなんていられないよね。 -
そして、トレイル・ヘッドから歩き出して4時間20分、午前11時20分にあの絶景の場所【トロルの舌】に辿り着いた。
-
イチオシ
身じろぎもせずに、【トロルの舌】の絶景に見入る。
トロルトゥンガ 自然・景勝地
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みんな、思い思いのポーズを決めて、岩の上で記念撮影。
-
岩の上でジャンプをする人、キスをする人、お尻をプリンと出す人…などなど個性豊かなポージング。
この写真の方は見返り美人風かな。 -
見ていて怖かったのは、コチラの方。
ねぇ、貴方、自分の足元のすぐ下は800mの空間だってこと、分かってる? -
ココへ来るまでは【トロルの舌】の岩を見ることが出来ればそれでいいかな…とも思ってもいたのだが、見ていると、私もあの岩の上に立ってみたくなりチャレンジすることに。
岩の前には少し広い部分があり、そこで順番待ちをする。 -
イチオシ
相棒と交互に写真を撮る。
相棒は舌の先端に腰を下ろしたり、 -
寝ころんでみたり…。
怖がりな割には、色々と遊んでいた。 -
逆に私の方が、先端では遊べなかった。
先端まで歩いてはみたが、なんだか舌の先っちょが折れてしまいそうな気がして、安全そうな厚みのある岩の部分で、記念撮影。
誰も日本人の人がいなかったら、ココまで連れてきてくれた相棒に「アリガトウ!」って岩の上で叫ぼうと思っていたが、日本人の姿もチラホラありちょっと恥ずかしいので、「アリガトウ」はあとで伝えることに。
外国の方で何かを叫んでいる方もいたけど、衆人環境の中ではやっぱりアレは恥ずかしいかも。。
私が相棒の写真を撮るために岩の上で待機している時に、一人で来ていた日本人女性に声をかけられて、彼女の写真も一緒に撮った。
彼女ひとりでこの上までの11kmの距離を歩くのはけっこう大変だったはず。
それでも、彼女はこの絶景に一目会いたかったのだろう。
その気持ちには同感できる。
だって、もし私が一人で来ていたとしたとしても、同じようにしただろうから。 -
【トロルの舌】の上を愉しんだ後は、ゆっくりと休息の時間。
4時間半を歩き続けた足はかなり疲労していて、一度休んでしまうとその疲れがドッと出てくる。
この日のお昼はフリーズドライのご飯。
山で食べるお米は、美味しいね♪ -
そして、帰路は往路と同じ4時間半をかけて下山し、17時に駐車場に到着した。
念願だった【トロルの舌】への登山を無事終えホッと一息の私だったのだが、ホテルに到着する頃には体調が何だか変!!!
頭が割れる様な激しい頭痛、吐き気、体の火照りと虚脱感。
コレは…以前に経験のある症状で、更年期障害…ではなくって、熱中症。
往復10時間のトレッキングの間、トイレに行きたくなるのを警戒して最低限の水分しか飲まなかったのが、その原因だろう。
気温はそれほど高くはなく長袖シャツでちょうど良い位だったが、それでもザックを担ぐ背中は汗びっしょりで、明らかに摂取した水分よりも放出した水分の方が多かったようだ。 -
熱中症の対処は、水分を多めにとり体を冷やして横になるのが一番。
という訳で、この日はシャワーをした後は夕飯も食べずに寝てしまった…わけなのだが、この写真が今回私たちOddaのホテルで泊まった部屋で、昨晩宿泊したようなキャビンとは明らかに異なる広さ、設備だった。
どうして、こんな部屋(Jr. Sweet Room)に泊まっているのかって!?
その説明は長くなるので、また次の旅行記で…。 -
イチオシ
旅行記〈1〉の終わりに、【トロルの舌】へのトレッキング関連情報を纏めておく。
【トレイル・ヘッドへのアクセス】
・車:Tyssedal村のSkjeggedal駐車場 駐車料金300NOK(カード支払いのみ)
トップシーズンは朝8時で駐車場は満車。
・バス:OddaとTyssedalから往復シャトルバスあり(有料)。
朝夕2便:6/15-9/15限定
・ベルゲンやオスロから公共交通機関でアクセスする場合は、Oddaでの前後泊が必要
【トロルの舌へのトレッキング】
・片道11km、往復22kmのかなりきつい登山道で、山の知識、装備は必須。
・岩道も多く濡れると滑るので、靴はトレッキングシューズがお勧め。
・トイレはSkjeggedal駐車場にあるだけで、トレッキングの道中にはない。
最低でも10時間はトイレにいけないので、水分コントロールをよく考えて。
・雨が降ったりガスが出ると登山道を示すTマークが見えなくなり、道に迷う可能性がある。
似通った風景が続くので、迷子に備えてコンパスは持参する方が良い。
・登山道には川と接している場所があり、飲料水の確保は可能。
・Oddaの町からのトレッキングツアーもあり、インフォメーションで紹介もしてくれる。
【お役立ち情報等】
・シャトルバスの第一便が到着する午前7時前に歩き始めるのがお勧め。
遅くなればなるほど、トロルの舌のある台地が混みあう。
・7月の初旬は日本の4月下旬位の気温感覚。
紫外線は強いが、風が吹くと寒いので防寒対策と雨対策はしっかりと。
・Skjeggedal駐車場にカフェはあるが早朝は営業していない。
山へ持っていく食料は前日までに確保しておくこと。
・Trolltungaの公式ホームページ:
http://en.hardangerfjord.com/activities/trolltunga-active-p866753
【続きの旅行記】
〈2〉スターヴ教会と滝巡り
http://4travel.jp/travelogue/11283572
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この旅行記へのコメント (19)
-
- jamokaさん 2018/05/14 08:59:10
- やっと出会えた~!
- ウェンディ様 はじめまして
ヒマラヤ経由で繋がることが出来てラッキーでした。
私の興味嗜好丸ごと詰まっていたウェンディ様の日記を発見出来、これからの楽しみがグンと増えました。今後の私の旅はこちらから検索出来そうです。行く先も予定もこちらの方がわかりやすく説明されていて至れり尽くせりで感謝です。
トロルの舌への詳細がわからず放置状態でしたがウェンディ様から背中を押されいつか行けそうな気分になってきました!
これから1ページずつゆっくり楽しませていただきまーす。お疲れが出ないようにブログアップ頑張ってくださいね。
- ウェンディさん からの返信 2018/05/14 19:49:04
- RE: やっと出会えた?!
- jamokaさん 初めまして
春にネパールでトレッキングを愉しんでいらしたのですね。
私が行ったのは真冬でお花も少なく、色味はあまりなかったのですが、さすが春は空気の色からしてやわらかそうです。
私の旅は、興味のあるところならどこでも足を運びます。
遺跡から自然まで何でも来い!って感じですが、興味が無いのが、一般的に女子受けするグルメとラグジュアリー、ショッピングを目的とした旅。
たまたま訪れた先や経路上に美味しいものがあれば食しますが、食事や買い物を目的とする旅はしたことがありません。
ノルウェーのトロルの舌へのトレッキングを考えていらっしゃるようですが、調べるならノルウェーの観光局サイトが一番良くできていますし、分かりやすいのでプランニングには向いていると思います。
逆に日本語のネット情報は古いものも多いので、あくまでも情報の入口として利用するのが良い気がします
ノルウェーのトレッキングに関して言えば、まだ旅行記にはしていない;フィヨルドの崖に挟まる球;シェラーグボルデンもお勧め。
歩く距離は半日程度ですが、味わう恐怖は一生で一番怖い経験になるかもしれない場所でした。
Jamokaさんの旅行記のリストを拝見しましたが、山歩きがお好きなのでしょうか?
だとしたら私も一緒ですが、私はハードな登山は苦手でお気楽ハイキング程度が性に合っています。
そうそう、ネパールのABCルートですが、ポカラを朝出発してSiwaiまで車で行ってしまえば4泊5日でポカラへと戻ることも可能です(健脚な場合)。
土日を絡めた三連休があれば有給休暇4日間の取得で行ってこられるので、是非チャレンジを検討してみてください。
目の前に聳えるアンナプルナやマチャプチャレの姿は圧巻でした。
ウェンディ
- jamokaさん からの返信 2018/05/14 22:04:53
- RE: RE: やっと出会えた?!
- 返信ありがとうこざいます!
シェラーグボルデン、半日程度で行けるんですね!
良いことを聞きました!面白そう♪(汗)
一人旅が多いのですがトロルの舌は一人ではへこたれるかもですってか、感動を分かち合いたくなる予感がします^^;
地方に住んでいるので海外へホイホイついてきてくれる友はなかなかいませんし探すより一人で行動してしまいます。夫は秘境よりシティ派だと言って途上国や秘境はゴメンだそうです。私の住んでる地方は、国内のアクセスも悪く前泊後泊も必要だったりするのでは更に時間とお金がかかります。陸の孤島みたいなもんです(笑)
そういうえばウェンディさん、いらしやってた様な…地図にポツンと黄色く塗られてた様な気がします。間違ってたかな…
登山は基本日帰りで天候の良い日にしか登らないんですよ。無理はしないことにしてます。
ウェンディさんの旅日記でかなり行った気になれるので感謝です。
jamoka
-
- ねもさん 2017/10/12 23:41:48
- あちこち拝見
- 全部じゃなくてゴメンなさい。
トロルの舌は、私も行ってみたいポイントです。なかなか大変のようですね。でもトイレ問題クリアすれば利尻山より楽では? 甘い!?
余計なお世話と言われそうですが、ウェンディさんは真の(あるいはピュアな、もしくはレアな)旅人と確信します。そのウェンディさんに同行するご家族もまたピュア! モロッコもウズベキスタンも素晴らしいです。
そうですか、南米は難しそうですか…… うーむ残念(>_<)
若者から新婚旅行はどこが?というお尋ねに、南米かアフリカではと答えています。だって他はいつでも行けるでしょう(実行した人は今のところいませんが、笑)
私もフィルムカメラのころに一度だけ、サンパウロ周辺とイグアスの滝だけは訪ねました。遠かったけど忘れられません、イグアスの滝!
- ウェンディさん からの返信 2017/10/13 00:23:11
- RE: あちこち拝見
- ねもさん こんばんは。
ノルウェーのトロルの舌は大変だろうな〜と思いながら登りましたが、その言葉の通り、けっこうきつかったです。
ひたすら登りの11時間と言うのは精神的には堪えますね。
でもトロルの舌は標高差もそれほどないので、登山の難度的には利尻山よりは簡単だと思います。
ただ、トロルの舌での問題はペース配分とトイレですね。
歩く距離が長くなればなるほど、相棒の早いペースに合わせて歩くのは私的には辛かったです。
彼も私が遅いのを知っていてスピードは緩めてくれますが、前方で私が登って来るのを立って待っていられて、私がそこまで到着すると私には休憩時間なしでそのまま歩き出す形でした。
多分、相棒自身も私のゆっくりペースに合わせると自分のペースが乱れるし、私も彼のペースに近づけると心拍数が上がりすぎる・・・という悪循環。
実力差のあるメンバーのグループ(今回は二人ですが)で山に登るのは、なかなか難しいですよね。
前回のお返事に書いた南米ですが、初めてのパタゴニア旅ではスペイン語が分からずコミュニケーションをとることですら本当に苦労しました。
でも、その悔しさがバネとなり、パタゴニアの旅から10年後、再び南米を旅するためにスペイン語の学習を開始しました。
そして学習開始から2年後には母と共にペルーへと渡りマチュピチュのインカ古道を歩き、その後もボリビア・メキシコ・コスタリカ・・・と個人旅ができる程度にはスペイン語の力を付けました。
最初は旅のツールとして始めたスペイン語ですが、今では一緒に学習する仲間も得て、大学のオープンカレッジで毎週のように楽しく学んでいます。
個人的には中南米の文明(欧州による征服以前の文明)に非常に興味があり、また中南米の人達のおおらかな気質大好きなので、1年に1度は中南米を旅したいのですが、遠いのがネックで(目的国にもよりますが、日本からだと北米経由48時間位が必要な場合もありますね)、3年に1度くらいしか行けていません。
グアテマラ、ベネズエラ、ブラジル(ここはポルトガル語ですね)・・・と行きたいところは沢山あり、頭の中は妄想旅計画で埋まっています。
ウェンディ
-
- くわさん 2017/07/23 09:18:52
- トロルの舌旅行記、拝見しました
- ウェンディさん、こんにちは。
相変わらず奇麗な文章と奇麗な写真の素晴らしい旅行記ですね。
トロルの舌、初めて聞いた場所です。
地球にはこんなところもあったのですね。
街歩きより自然の中を歩く方が好きな私ですが、山道で往復22キロですか。ハーフマラソンより長いではないですか。行ってみたいですけど、登山のトレーニングも必要なようですね。
続編も期待しています。
- ウェンディさん からの返信 2017/07/24 23:08:03
- 誰でもチャレンジできますよ♪ 是非、旅先候補に。
- くわさん こんばんは。
週末から留守にしていて、お返事が遅くなりすみません。
トロルの舌を私が知ったのはもう10年位前になるかもしれません。
最初にあの風景を見た時には、地球上のどこにこんな変な絶景があるのだろうと思い、次にソレがノルウェーにあると知った時には、どうやったらたどり着けるのだろうか…と思ったものです。
比較的単純なルートで行けると分かってからは行きたくってたまらなかったのですが、なかなか相棒からのOKが出ず、行けないのかな…と思っていた矢先に、彼からの夏旅としての打診。
旅先がノルウェーという点(物価が日本の2倍以上)という点がネックでしたが、トロルの舌の絶景の魅力は、その物価高すら押しのけるパワーを持っていました。
私は街歩きも好きですが、自然の中のまだ見ぬ景色を探す旅は、街歩き以上の魅力を秘めていると思います。
この日のトレッキングもトロルの舌に辿り着く前の景色;雪が残る氷河湖のエメラルド色や、森林限界を迎えたハイランドの風景が予想以上に美しく、歩き疲れた足と心を癒してくれました。
トロルの舌までのトレッキングは運動嫌いの私でも往復9時間(実際はトロルの舌で1時間滞在したので所要10時間)だったので、そこそこ運動する方ならば標準時間の10時間あれば余裕で行ってこられるのではないかと思います。
ただし、行く為には入念な下調べは必要ですけどね。
トイレのことや天候悪化時の避難小屋の場所など…。
トレッキングビギナーを対象としたの1日ツアーも現地ではありましたし、どなたでもチャレンジは出来ると思います。
くわさんも是非機会があれば、旅先の候補に入れてみてくださいね。
普通の観光旅行では味わえない最高の絶景に出会えると思います。
ウェンディ
-
- 鼻毛マンさん 2017/07/19 23:46:26
- 先を越されてしまいました
- トロルの舌は僕も死ぬまでに行きたいリストに入ってる景観地。
そして、トロルの舌を知ったのは、前回のノルウェー計画時にトロルの舌は行けそうにないってウェンディさんがこぼしたメッセージ。
よーし、先に行ってやろう。
と、思って機会をうかがっていたら、いつの間にか先に行かれてしまっていました。
僕が行くのは一体いつになることやら。
aoitomoさん、一緒にどうですか〜?
僕のばあい、一番のネックはトイレ禁止だなぁ。
携帯トイレ持って行くことにしますね。
あと、舌の先に立ったときに叫ぶセリフも今から考えておかなきゃ...
これで準備は万端。
さぁ、いつ行こうかな。
- ウェンディさん からの返信 2017/07/20 01:41:08
- 男性の場合は…
- 鼻毛マンさん こんばんは。
死ぬまでに行きたい場所リスト…私もトロルの舌はリストの上位にその名がありました。
今回のノルウェー旅では、リストの中の2か所を一気に制覇してきました。
因みにリストの第一位は、ギアナ高地(ロライマ山のトレッキング)ですが、政情が非常に不安定なベネズエラ。
しばらくは無理そうですが、一体、いつになったらいけるのでしょう。
トロルの舌のトレッキングですが、男性の場合は携帯トイレを持たなくても空のペットボトルが1本あればトイレの心配は解消できると思います。
そのような点では、女性よりも気軽にチャレンジできるので、是非aoitomoさんと挑戦してみてくださいね。(セリフもちゃんと準備してね)
ところで、夏旅の計画は順調ですか〜。
素敵な映像をとってきてくれるのではないかと心待ちにしております。
ウェンディ
-
- こあひるさん 2017/07/19 18:51:18
- 困難な条件・・・
- ウェンディさん、こんばんは。
この絶景は、トロルの舌というところだったんですね〜。写真ではよく見たことがあったんですが・・・。
それにしても・・・往復10時間ものトレッキング・・・雪山もある油断ならない山歩き・・・しかも・・・トイレに行けないなんて〜〜〜!!!!・・・わたしにはムリすぎな条件・・・ウェンディさんの旅行記で、ゆっくりお部屋で拝見させていただきました。
あの舌の先・・・想像するだけで足がすくんじゃいそう・・・折れそうで怖い〜〜。ギリギリ落ちそうな記念ショットの写真を見ますが・・・たまに事故とかないのでしょうか〜。
こあひる
- ウェンディさん からの返信 2017/07/20 01:27:59
- RE: 困難な条件・・・
- こあひるさん こんばんは。
ノルウェーという国は自然が作り出す絶景の産地で、ほんとに何処へ行っても目の前に広がるのは絶景ばかり…という国でした。
そんな数ある絶景の中でも、トロルの舌(Trolltunga)は映像的にもかなり有名で、コレが目的でノルウェーへと向かう方もいるようですヨ。
そんな絶景のトロルの舌でしたが、私にはけっこうキツイトレッキングでした。
10時間のトイレ無し条件の為に、水分の摂取量は限られてしまうし、登りは心臓破りの急登だし…。
でも、頑張って登ったおかげで見ることの出来た最高の景色。
舌の先に乗るのは怖いかな…と思っていましたが、結構平気で歩くことが出来ました。
でも、足を投げ出しての岩への腰掛けはビビリな私には無理。
舌先部分に当たる岩は遠目には薄く見えますが、十分体重を耐えられるくらいの厚さはありそうですが、いつパリンと割れるかもしれないと考えると、やはり怖いですね。
トロルの舌での事故事例ですが、2015年だったかな。
落ちて亡くなられた方がいたようです。
ウェンディ
-
- wakabunさん 2017/07/16 00:06:25
- 絶景!!
- ウェンディさん、こんばんは。
トロルの舌ほんと絶景ですね!!よく写真はネットで見かけますが、改めて感動しました。あそこに行かれたなんてうらやましいー。何十回もノルウェーにいっている私ですが、いつでも行けると思うと意外と行かないもので、また物価の高さから国内旅行が億劫になり、未だいけてません。トレッキングは本当に大変なんですね。
コペンハーゲン空港、確かに椅子少ないですね。いつも乗継が1時間程度であわただしく、座っている暇がないので気にしていませんでしたが、ゲート付近に少しあるくらいですかね。
Wakabun
- ウェンディさん からの返信 2017/07/16 01:15:13
- RE: 絶景!!
- wakabunさん こんばんは。
4年ぶりにノルウェーを再訪しました。
前回に訪れた時は、あまりの物価の高さに次はないかな…とも思いましたが、魅力的な大自然がいっぱいのノルウェー。
今回もその魅力に引き寄せらました。
前回の旅で現地滞在費で削ることができるのは食費のみと分かったので、今回はスーツケースの半面が全て食料となる感じで持ち込みましたが、それでも現地で購入したフルーツや野菜、高かったですね。
給与水準が異なる国とは分かっていますが、外食産業の物価の高さ;ハンバーガー1個で1000円以上にはさすがに驚かされました。
トロルの舌へのトレッキングは、なかなかハードでしたが、wakabunさんと御主人ならばオスローのご実家にお子さんを預けて夜出発(0時頃)で車を走らせれば、朝6時にはトレイルヘッドの駐車場に到着出来るような気がします。
絶景!な岩なので、是非、チャレンジしてみてくださいね。
私と相棒はノルウェーの自然がけっこう気に入っていて、次に行く時はヨートゥンハイメン国立公園のトレッキングにチャレンジしたいと思っています。
いつ行けるか…は未定ですけれども…。
そうそう、SASの機内食のコペンハーゲン→成田便。
wakabunさんの旅行記の写真と全く同じメニューでした。
月が変わってもメニュー変更はないのですね。
ウェンディ
-
- aoitomoさん 2017/07/15 18:19:38
- トロルの舌コンプリート
- ウェンディさん
なんと念願の『トロルの舌』制覇したのですね〜
200冊記念にふさわしい旅行記です!
やはりウェンディさんを尊敬しますよ!
ご主人と共に山登りも慣れてますし、
ウェンディさんの緻密な旅計画はいつもながらですが天晴れです。
気候などの条件が悪化した時にも、計画をずらせるようにほぼ初っ端にトロルの舌を持ってきたのでしょうが何ら問題なく難関クリア素晴らしいです。
片道11Kmのトレッキング途中にトイレが無いのが厳しいですよね。
限界がきた人はどうするんだろう〜(爆)
携帯トイレの出番でしょうか?
帰りの熱中症、脱水症状でしょうが命がけです。
トレッキング中に症状が出なくて良かったです。
実際に計画を立てるにしても、
レンタカーのMT車問題。宿泊施設の予約。
終日トレッキングの準備とハードル山積。
さらにトレッキング中にトイレが無いですから。(笑)
私のところは、相方が往復22 kmは絶対に無理で実行不可能です。
ウェンディさんに教えられて一度は真剣に行きたいと思ったのですがね。
ウェンディさんにはトロルの舌で愛を叫んでもらいたかったな〜
心の中では叫んでいるのでしょうけど。
動画とかは撮っていないのですか?
色々見てみたいです。
滝巡りや氷河トレックなど、色々と楽しめたようですね。
いきなりトロルの舌の山場を見せられましたが、
続きも楽しみです。
aoitomo
- ウェンディさん からの返信 2017/07/15 21:51:28
- RE: トロルの舌コンプリート
- aoitomoさん こんばんは。
行きたいけれど、私の体力では無理か…と半分あきらめていたトロルの舌。
ついに行ってきました。
登り始めの急登が心臓破りとは知っていましたが、1kmの急登を登るのに1時間弱をかけてしまい、どうなることかと先を案じましたが、体が酸素供給のサイクルに慣れ始めてからは何とか標準ペースで歩けるようになり、最終的には往復9時間+休憩1時間=10時間の所要時間だったので、自分的には頑張ったかなと思っています。
最近、貧血の状態が悪化していて鉄量が減り、酸素運搬量が基準値をはるかに下回っているので、けっこう山登り、特に体が慣れてくるまでの最初の30分が辛いんです(笑)
私らしくないセリフですが、体質的な問題らしく、こんな状態では4000mのネパールは歩けないぞ〜と思っていて真剣にトレーニングを検討中。
運動嫌いの私に何か良いトレーニング方法をご存知でしたら教えてくださいね。
ノルウェーの絶景でトロルの舌はかなり有名ですが、今回の旅ではノルウェーの隠し玉:もう一つの背筋も凍る恐怖の絶景Kjerag Boltenにもチャレンジしてきました。
まだ先にはなりますが、茹る様に熱い日本にヒンヤリ・ゾクゾクの旅行記をお届けできるのではないかと思っています。
ウェンディ
-
- きなこさん 2017/07/15 10:27:56
- 絶景だぁー
- おかえりなさい(*^_^*)
お写真を拝見しただけでゾクッとする絶景ですね
実は初秋の列車旅で色々肉付けして行く中で「トロルの舌」があがったのですが、バカでしたー(泣)
良く外人さんが公園で遊ぶかの様な出で立ちで富士山に登られてますが、まさしくソレですわ・・・恥ずかしい
それにしても驚くべき物価!
以前オーロラハンティングでフィンランドに3泊した時もアルファー米やカップ麺で旅費を浮かしましたが、北欧の中でもノルウェーはダントツですね(泣)
レンタカーが10万!!
もうびっくりですー
あ、びっくりと言えば左ハンドルでマニュアル車!
相棒さんは頼りになりますね
トイレ無しの半日は厳しいですね
無事にホテルに戻られて良かったです。
何につけても頼りになる相棒さんとの旅は良いですね
きなこ
- ウェンディさん からの返信 2017/07/15 15:51:58
- RE: 絶景だぁー
- きなこさん こんにちは。
秋旅はノルウェーですか。
紅葉が始まっている頃の北欧は、新緑の頃とは異なるしっとり系の美しさなのでしょうね。
トロルの舌へのトレッキングですが、私でも登れたのですから、きなこさんなら大丈夫ですよ。
準備と体調さえしっかり整えておけば、問題はないと思います。
(トイレの10時間我慢は、キツイですけれども…。)
トロルの舌では数年前に滑落事故があったとのこと。
今はまだ行くことが出来ますが、その内に岩の上に登るのは禁止で、見ているだけ〜なんてなってしまうかもしれません。
そうなったら、もう二度とあの岩の上には立てないので、チャレンジするならば今がチャンスですよ♪
相棒は本当はあんまり運転が好きではないんです。
今回の旅でも、ちょっとしたゴッツンコをやってしまいましたし。
でも、ノルウェーの山をトレッキングしようともうと車が無いととっても不便で、背に腹は代えられない…ということでレンタカーを選択しました。
それにしても、現地の人の運転テクニックは凄かったです。
クネクネのフィヨルド道のカーブを90kmを超えるスピードで突っ込んでくるのですから、対抗側を走っている私たちはもうドキドキの連続でした。
ウェンディ
-
- らびたんさん 2017/07/15 06:33:43
- トイレなし…
- ウェンディさん、お帰りなさいませ〜ヽ(・∀・)
その後、体調(発疹のほう)はいかがですか?
今年はご主人と旅行だったのですね。
カテゴリーが『シニア』って…まだまだお若いですよっ!
旅先では節約も控えてわりと散財するほうですが、
(免税品でなく食事やお酒など)
ノルウェーは高すぎます(・Д・)
そしてトロルの舌。
もちろん興味ありますが、体力よりなによりトイレ我慢が無理ですね。
最近は子宮筋腫も大きくなってきてるのか、
1時間に1回はトイレ行ってます。
さらに、舌の先っちょ…
あれヒビ入ってますよね?やっぱり。
私もあそこは立ちすくんでしまって行けないと思います。
熱中症のほうは大丈夫だったのでしょうか。
先日流山へ行ったとき、子連れマンツーだったのでできるだけトイレを控えようと水を飲まずにいたら、
軽い脱水症状を起こしました。
では続きを楽しみにしていますね(^o^)
らびたん
- ウェンディさん からの返信 2017/07/15 09:05:37
- RE: トイレなし…
- らびたんさん、こんにちは。
カテゴリをシニア(カップル)にしていた点、見つかってしまいましたか。
実は敢て、今回はシニアを選択しました。
トロルの舌へ登ろうと思われる旅人は若い方が多いのではないかと思うのですが、決して年配の方に難しい山ではなく、体力さえあれば年齢層に関わらずチャレンジは可能な山でした(トイレ条件以外は)。
私自身、ここ最近の(娘を出産して以来の持病の貧血が悪化していて)血液状態が良くなく、赤血球が小さいうえに鉄量も少ないという山登りには向かない躰ですが、なんとかシニア並みのスピードで登ることが出来ました。
歳だから無理…と諦めてるような方にも読んでいただけたら…と思い、敢てシニア・カテゴリを選択してみました。
昨年秋以降のストレス性の湿疹ですが、未だに一進一退です。
でも、不思議と旅行中は痒さを感じなく、毎日快適に過ごしました。
1年中旅に出ていたら、湿疹なんてあっという間に治ってしまうかもしれませんね。
トロルの舌の岩の上は思っていた以上に広く、怖さは少なかったです。
(旅の最後に行ったシェラーグボルテンと呼ばれる岩に挟まれる丸い岩の方が1000倍位怖かったです)
ただ、先端部分の岩は薄くなっていて、ビビリな私はあそこに腰を掛ける真似はできませんでした。
でも、先端に座れなくてもあの景色を見ることが出来ただけでも大満足でした。
熱中症の方は、翌日まで軽く引きずってしまったので、トロルの舌の翌日は早くも休養日。
幸い軽傷だったのでそれほどひどくはなかったですが、脱水症状は注意しないといけないですね。
ウェンディ
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