2011/04/12 - 2011/04/16
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旅人のくまさんさん
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韓国の三大名刹の一つ、松広寺紹介の続きです。今は桜が満開の時期ですが、冬の寒さは厳しいようです。今回が2回目の見学でしたが、15年以上前に見学した時に買い求めた絵葉書には、雪に閉ざされた松広寺の光景がありました。
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薬師殿の扉が開いていましたので、外から横顔を撮影させて戴きました。金銅製の薬師如来像のようです。まだ新しい造りのようです。周りを仏画で囲まれていました。
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青色の地の上に金文字で揮毫された薬師殿の額です。薬師殿(ヤッササジョン)は、日本では国の重要文化財に相当する宝物第302号に指定されています。丙子胡乱の時に焼失し、英祖27年(1751年)に再建された建物です。丙子胡乱(へいしこらん)は、1636年から1637年にかけ、清が李氏朝鮮に侵入した戦いの朝鮮での呼び名です。
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青色の地の上に金文字で揮毫された薬師殿の額です。薬師殿(ヤッササジョン)は、日本では国の重要文化財に相当する宝物第302号に指定されています。丙子胡乱の時に焼失し、英祖27年(1751年)に再建された建物です。丙子胡乱(へいしこらん)は、1636年から1637年にかけ、清が李氏朝鮮に侵入した戦いの朝鮮での呼び名です。
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今は色が褪せていますが、極彩色で飾られた軒下の光景です。その隙間に、座禅を組んだ小さな仏の図が描かれていました。
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こちらは、彩色を施していない、木の素地のままの木組みの光景です。荒削りの力強い造作です。建物のコーナー部分です。
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同じく、彩色を施していない、木の素地のままの木組みの光景です。樽木が丸太のままの軒下の光景です。
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段違いの石塀と、その先に見えるオンドルの煙突の光景です。昨年亡くなったようですが、松広寺の高僧は、オンドルを含め、一切の暖房を使われなかったようです。韓国全土から集まって、以徳を偲んで大がかりな葬儀が行われたようです。
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境内で咲いていた白い花です。ヤマザクラでしょうか。余り大きな木ではありませんが、風格を感じさせる仕立てです。
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少し歪な楕円形の穴が開けられた門の光景です。この枠で切り取って見る光景も面白そうです。取り敢えずは、門の光景の紹介です。
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鬼瓦のアップ光景です。松広寺は修行の場ですから、大きな伽藍はなく、建物の造りも質素に見えるものがほとんどです。この鬼瓦も同様です。
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薬師殿が宝物302号、霊山殿が宝物303語言うであることを記した石碑です。2つ並んで立っていました。建物自体も2つ並んで建っています。
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境内の一角の光景です。修行の場所から、威圧するような建物はなく、どちらかと言えば、生活臭が漂う雰囲気がありました。
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松広寺の裏山方面の光景です。石垣の上に白い花が咲いていました。ヤマザクラでしょうか。左手には、大雄宝殿の修復工事のための足場が見えています。
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松広寺の境内の一角の光景です。竹で出来た垣根の先に見える建物は、修行僧の方達の僧坊のようでした。
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ここからは、松広寺の境内での見学を終えて、外からの紹介です。橋の上に建てられた建物は、羽化閣(ウファカク)と呼ばれていま。松広寺の八系の一つに数えられます。見学が終わった後の説明になりましたが、体と心を空にしてこの橋を渡ることにより、御仏の理想世界に誘われると言う意味が籠められています。
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橋の横の建物光景です。川に突き出た支柱は、水に濡れて腐らないよう、川からは一段高くなった石垣の上に足を下していました。
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橋の前から眺めた下流方向の光景です。席が造られていて、上流にはたっぷりと水が湛えられていました。砂防の意味もある席かも知れませんが、万が一の時に大量の水を利用できる施設にもなっていました。
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同じく下流方向の光景です。川に足を出した建物が見えました。堰が造られていますので、湖面のような川面の光景です。
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意匠を凝らした瓦屋根の光景です。明り採りと通風を兼ねたような二重屋根があり、屋根の切り込みと傾斜も込み入った構造です。
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こちらの建物も、川に脚を出して造られていました。川に突き出た脚は2本だけです。優雅に月見でもする場所でしょうか、回廊が手摺りで囲われていました。
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川下側に少し下って撮影した同じ場所の光景です。川に渡る橋の上に建てられた羽化閣からこの辺りにかけての景色が一番の見所のようです。
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松広寺見学のために渡った橋とは別の端の光景です。お寺の勝手口のような通路でしょうか。四天王像を見学した羽化閣があった虹橋よりは、下流に位置した橋です。
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黄色の花が満開の光景です。堂宇の一つが、隠されてしまっています。遠くてはっきりしませんが、サンシュユ(山茱萸)当たりでしょうか。
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名残惜しいですが、松広寺とはそろそろお別れです。川越しに眺める景色は、最後まで印象深いものでした。本当は厳冬の時期が一番でしょうが、新緑か紅葉の時期にもまた訪れたいものです。
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ここからは、松広寺の見学を終えて、再集合場所の麓の駐車場に向かう途中での撮影です。平らな石の上に、願いを籠めたらしい小石が積んでありました。
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雪洞の下にあった岩の上にも、沢山の小石が積み上げられていました。多過ぎて、雑然とした感じです。
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帰り道の参道の光景が続きます。大木の切り株が路の脇に見えました。根元から伐ってしまうのが、名残惜しかったのでしょうか。両脇の石がお供え物のように見えました。
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両脇の壁に四天王図が描かれた建物の場所まで戻ってきました。駐車場までは、あと少しの距離です。中の光景は往きに紹介しましたので、今度は側面の光景の紹介です。
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再集合の駐車場近くに戻ってきました。約束の時間まで少し余裕がありましたので、一休みです。お土産店や茶店がありました。
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松広寺は世俗的なお寺の運営とは一線を画しているようでした。そのためでしょうか、お土産店や茶店も控え目な商売のようでした。
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