2011/04/12 - 2011/04/16
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世界文化遺産に指定されている伽耶山海印寺(カヤサン・ヘインサ)紹介の続きです。 海印寺は韓国の三大名刹の1つとして、『法宝寺刹』の呼び名がありますが、これは世界的にも貴重な八万大蔵経が保存されていることによります。
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一段高くなった建物から見下ろした石塔の光景です。何度も火災があった海印寺ですが、八万大蔵経堂と同様に、石塔も創建当時の物が残されているようです。
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中庭に下りて撮影した石塔の光景です。先程撮影した場所は、大寂光殿でした。海印寺は、八万大蔵経(国宝32号)と蔵経板殿(国宝52号)を始め、数多くの文化財と遺跡があります。この石塔も遺跡の一つでしょう。
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大寂光殿の左端の光景です。山の中腹に建設されていますので、かなりの段差がありました。大寂光殿は、毘盧遮那仏を本尊として祀る本殿になります。
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同じく、大寂光殿の右端の光景です。この瓦屋根の鬼瓦はシビでした。この建物以外でも、規模の大きな建物は、シビが屋根の端を飾っていました。
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出来るだけ離れた場所からの撮影ですが、大寂光殿の左右の甍は、画面からはみ出してしまいました。
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『堂』や『殿』の額が各戸ごとに掛けられているようです。勝手な推測ですが、修行僧の方達が選んだ額でしょうか。
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破風に大きく描かれた三つ丸の紋様です。海印寺の紋章でしょうか。その一部に穴が開いていました。
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緑を主体とした装飾があった『明眼閣』の額があった建物です。境内の中の居住区域の建物でしょうか、柱毎に揮毫がありました。
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柱毎にあった揮毫の紹介です。読めない文字もありますが、『香●舎鑪花放鉢』の七文字のようです。お経の一部と言うより、漢詩の一部と言った感じです。
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次は『却指容顔非我相』の七文字のようです。『しりぞいて容顔を指す、我が顔に非ず』とでも読むのでしょうか。
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最後は、『已無踪蹟到人間』の七文字でしょうか。『足跡は既になく、人間に至る』では、読み解いてはいないようです。禅問答のような雰囲気の文字列です。『踪蹟』は、あしあとや物事のあったあと等の意味です。
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建物のコーナー部分のアップです。現地ガイドさんが紹介していた『韓国の甍の先は上を向いている』の法則に合った軒先光景のようです。
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生活臭を感じさせる建物光景です。風避けでしょうか、それとも夏の日除けがそのまま残ったものでしょうか、各戸に簾のような物が吊り下げてありました。
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真ん中の文字が読み辛いところですが、『法宗刹』と読むのでしょうか。周りは緑や赤の紋様で飾られています。
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建物の中庭を通りながらの帰り道です。石段を降りながらの下山でした。門を潜る時の撮影です。眼下に雪洞の飾りが広がっていました。どちらかと言えば地味な飾り方です。
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境内に飾られていた雪洞のアップです。記号のような文字に沿って支柱が立てられ、雪洞が取り付けられていました。
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更にアップした雪洞の光景です。喩えは適切ではないですが、ラーメンの丼の縁に記された幾何学模様風です。
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見学してきた建物を下から見上げた光景です。潜ってきた小さな門には、『少林是句』らしい文字がありました。その下には『清白家風』と『即時ソク理』の文字もあります。右手の建物の壁には、人物画や風景画が描かれています。
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石垣が高く、一見、城郭のような光景です。そんな中でも、石垣の上の築地塀風の造りが、城とは違った趣を感じさせます。
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『海印梵鐘』の額があった鐘楼です。立派な石段と欄干が付いた建物です。鐘のほか、大太鼓や魚板なども納められていました。
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室内に梁から吊り下げられた大太鼓です。時を知らせたり、式典の開始等を知らせる目的の太鼓でしょうか。
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大太鼓とセットになった板木です。木魚の1種、魚板でしょうか。魚の形をしていませんから、別の呼び方があるかも知れません。
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『清和堂』の額が懸かっていた建物です。庫裏の一部と言った地味な造りです。ネット情報では、500名程の修行僧がいると紹介されていました。
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寒さ対策のために、ビニルが窓等に張られているように見えます。修行僧の方達が住まっている僧坊でしょうか。
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通路を塞ぐように置かれていた三段重ねの岩です。二段目と三段目には、隙間を開けるための敷石がありました。ここにも、更に小石が積まれていました。
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売店のようですが、『仏縁閣』の立派な名前が付いていました。屋外には、自動販売機も設置してありました。
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往きにも目にした、石垣の上で白い花を咲かせた庭木の光景です。桜ではなく、コブシかハクモクレンのようでした。
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花祭の飾りがあった境内ですが、建物の通り抜けは出来ないようでした。横目で見て通り過ぎました。
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山の傾斜に沿って階段状に造られた石塀の光景です。塀の脇には、紅葉か褐葉して散り敷いた落葉がありました。
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入口近くの『海印叢林』の額が懸かった山門の場所まで戻ってきました。再集合場所の駐車場までは、もう少し時間がかかります。帰りは緩やかな下りだけですから、楽でした。
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