2011春、韓国旅行記23(7/32)：順天市、松広寺、花祭の飾り、獅子楼、鐘鼓楼

2011/04/12 - 2011/04/16

韓国の三大名刹の一つ、松広寺紹介の続きです。松広寺の本堂である大雄宝殿は修復工事中でした。花祭りの飾りがありました。

エリア 光州(韓国)

境内を覆い尽くした華やかな提灯の飾りです。お釈迦様の誕生日を祝う、花祭りの準備でしょうか。

右から読んで、獅子楼の文字が記された扁額のアップ光景です。松広寺は朝鮮戦争(1950〜1953)の際に大きな被害おW受けましたので、現在見ることが出来る建物はその後に再建されたものがほとんどです。

獅子楼の建物側面光景です。再建された建物でも、出来るだけオリジナルの造りが残されているようでした。

獅子楼の出入り口光景です。履物を脱いで内部の見学をすることが出来ました。

松広寺の境内光景です。15年ほど前に見学して以来、久し振りの再訪となりました。

獅子楼のあまり大きくない建物の軒下光景です。極彩色の装飾が施されていない、素朴な造りでした。

中庭の上を覆い尽くしたカラフルな提灯の飾りです。これも花祭りの準備のようです。

再建工事か、修復工事の建物光景です。本堂化、それに準じるくらいの大きな建物に見えます。

再建工事か、修復工事の建物の屋根に使われるらしい瓦のようです。寄進の文字が記されていました。

吹き抜けになった、横から眺めた鐘鼓楼の建物光景です。ベンガラ色の壁面が格式を感じさせます。

右から読んで鐘鼓楼の扁額の文字のアップ光景です。額の下には鳳凰らしい絵がありました。

鐘鼓楼の中の大太鼓のアップ光景です。日本のお寺と違って、鐘と鼓のセットをよく見かけます。

極彩色の装飾が施された、大太鼓の側面光景です。雲竜図らしい文様です。その横には木魚が掛かっていました。

鐘鼓楼の中の鐘のアップ光景です。日本のお寺ですと鐘が主役ですが、大太鼓の方が主役にも見えます。

木魚のアップ光景です。これも叩いて使用される道具の1種でしょうか。腹の部分がくり貫かれて、共鳴体のようになっているようです。

楕円形にくり貫かれた出入口があった門のアップ光景です。大きくはない門ですが、なかなかの風情がありました。

面白い造りの木製の階段光景です。支えに使われている木材は、大木を裁断し、上に行くに従って、幅が狭くなっていました。

奥の方に提灯の飾りが見える境内の光景です。突き当たりの建物が獅子楼だったようです。

鐘鼓楼と同じような、ベンガラ色の破風の飾りを持った建物光景です。

ベンガラ色の破風の飾りがあった建物のアップ光景です。壁画が見え隠れしていました。

壁画のアップ光景です。仏教の題材の一つ、阿弥陀如来の来迎図のようです。

こちらも来迎図でしょうか、雲に乗った、光背を持った如来らしい図があります。

須弥山図のようなイメージの仏画です。説明文もあったようですが、読み解いていません。松広寺の縁起に関する題材かも知れません。

境内の奥まった場所にあった建物光景です。建物は再建されているようですが、石垣や石段は古のままのようです。

建物の妃光景です。再建されて間もない建物でしょうか、整った造りでした。

屋根の中央部分に二重屋根がありました。明り採りや通風のための施設でしょうか、屋根飾りのようなアクセントになっていました。

カラフルな提灯の飾りが、境内の地面に面白い影を作っていました。今は4月、穏やかな気候ですが、冬は厳しい寒さが修行に一層の試練を与えているようです。

回廊のようにも見える長い軒下光景です。15年ほど前に買い求めた絵葉書では、冬には雪に覆われたお寺の光景でした。

朝鮮戦争後に再建された建物の中には、実用的な造りの建物もありました。その建物の一つです。

カラフルな花飾りで溢れた境内光景です。松広寺は国師と呼ばれる仏教界最高の僧侶を16名輩出した韓国の名刹中の名刹です。