2013/08/02 - 2013/08/03
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旅好き長さんさん
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山口の田舎に帰省するついでにどこに行こうかと迷っていたところ、今年は60年ぶりの大遷宮で話題の出雲大社に出かけようと思い、8月2日から1泊2日で出かけてきました。
島根に行くのなら、ついでに出雲地方の神社めぐりをしようと、今回は次の8箇所の神社に出かけてきました。
行った順に記載すると①.八重垣神社、②.熊野大社、③.須我神社、④.須我神社の奥宮の夫婦岩、⑤.出雲大社、⑥.日御碕神社、⑦.韓竈神社(カラカマジンジャ)、⑧.松江神社
結構駆け足で回ったので、今日は筋肉痛の状態です。
かなり秘境に近い神社もあり、たくさんのパワーをもらって帰りました。
ただ本当は、石見銀山にも行きたかったのですが、大雨で予約していた大久保間歩公開ツアーが中止になったので急遽今回のコースに変更して回ってきました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
神社めぐりは一日だけしか時間的に取れないので、少しでも多くのところを回るため、家を4時30分に車で出発。
まずは一番初めの神社の八重垣神社に8時に到着。
この神社は、ヤマタノオロチ退治で有名なスサノウの尊と稲田姫命が結婚生活を営んだという故事にちなみ、二神を祀る縁結びで有名なところです。
この写真は隋神門から見た拝殿です。
この日は平日のため観光客も少なくゆっくり参拝できました。 -
これが八重垣神社の拝殿です。
ここの参拝の作法は、一般的な「二礼、二拍手、一礼」です。
願い事はもちろん恋愛成就です。
私たち夫婦には関係ないので、独身の息子達のために祈ってきました。 -
これは、八重垣神社の境内にある山神神社です。
-
八重垣神社の拝殿から鏡の池がある佐久佐女の森に行く途中の宮橋からの写真です。地元に人が何をしていると思います?
川の中のお金をほうきで集めているところです。
たくさんの10円玉や100円玉が川の中に落ちていました。
ひょっとすると鏡池に沈んだお金がここに流れているのかもしれません。 -
ここは佐久佐女の森に入り口にある夫婦椿です。
-
これが夫婦椿で、幹の途中で二本の椿がつながっていました。
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鏡の池のある佐久佐の森の入口です。
ここから歩いて数分のところに鏡の池があります。 -
これが鏡の池です。
雨上がりのせいか、池が濁っています。
先ほど通った拝殿横の神札授与所で、100円で購入できる占い用紙に硬貨を載せて池に浮かべ、15分以内に沈めば良縁が早く訪れるそうです。
ということは、重たい硬貨のほうが良縁が訪れるので10円より100円、それより500円のほうが良いということかな? -
次に車で約20分移動して着いてのが熊野大社です。
ここの祭神の熊野大神櫛御気野命はスサノオの別名で境内には御后神のイナタヒメを祀る稲田神社もあります。 -
入り口の鳥居から見た熊野大社です。
-
随神門から見た御本殿です。
随神門には立派な注連縄がかかっています。 -
随神門をアップで見るとこの写真です。
すごく立派な門です。 -
随神門をくぐって中に入ると御本殿が現れます。
ここにも出雲大社に負けないくらい立派な注連縄があります。 -
これは、舞殿です。
とても立派な舞台です。 -
さらに車で約20分移動して須我神社に到着。
ここは、スサノオとイナタヒメが「我が心すがすがし」と営んだ新居が起源のため「日本初之宮」と呼ばれる神社です。 -
またここは、雲が立ち上るのを見て「八雲立つ 出雲八重垣・・・」の歌を詠んだことから「和歌発祥の地」ともされているようです。
ただ神社の規模は思ったより小さかったです。 -
先ほどの須我神社から2km離れたところにある、須我神社の奥院の夫婦岩に車で移動。
この写真のところから夫婦岩まで歩いて移動します。
駐車場から歩いて20分くらいかかります。
その間、結構な山道です。 -
ここは途中にあるお浄め神泉坂根水です。
-
ここまでは比較的なだらかな山道でしたが、ここからが急な山道になっていきます。
-
この急な山道の両側には八雲山文学碑の径ということで、20個もの和歌を詠んだ石碑が並んでいます。
この日は雨上がりということもあり滑りやすく、結構しんどかったです。
特に下りは、滑らないように降りなければならなかったため、普段以上にしんどかったです。 -
そしていよいよ夫婦岩が目の前に現れます。
ちょうど夫婦岩に日が差して、神々しく見えます。 -
これが夫婦岩で、3つの大きな岩が並んでいます。
一番大きな岩がスサノオ、2番目がイナダヒメ、一番小さな岩がその子供の岩です。 -
その後車で1時間30分かけて出雲大社へ移動。着いたのがちょうど11時。
平日だというのに近くの駐車場が満杯のため、道の駅に駐車し、歩いて移動。
この写真は出雲大社の入り口にある宇迦橋の大鳥居(一の門)です。
ここから出雲大社の御仮殿まで歩いて10分くらいかかります。 -
先ほどの一ノ門からこの神門通り(表参道)を歩いていきます。
両側にはみやげ物屋さんや蕎麦屋さんなどが並んでいます。 -
これが勢溜の大鳥居(別名、木の鳥居)です。
-
ここでは団体さんが、定番の集合写真を撮っていました。
さすがに人気の観光地のため平日だというのに、たくさんの観光客が来られていました。
ただ、さすがに神を祀っているということで、中国人や韓国人は見かけませんでした。 -
先ほどの鳥居をくぐってすぐのところにある、祓社です。
ここでは祓戸神四柱が参拝者の心身のけがれを清めてくださり、大国主大神の御意をいただけるよう導いていただけるそうです。
そのため、忘れずに参拝してください。 -
祓橋を渡って、これが鉄の鳥居です。
この鳥居の向こう側が松の参道になっており、参拝者はこの両側を歩いていきます。中央は神様の道だそうです。 -
松の参道を抜けたところの右側にあるムスビの御神像です。
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この像は、出雲大社に祀られています大国主大神です。
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そしていよいよこの銅の鳥居を抜けて出雲大社に入っていきます。
-
まずはこの写真の御仮殿で参拝。
ここでは、「2礼、4拍手、1礼」で参拝します。
この御仮殿は、2013年5月10日までの遷宮期間、本殿に代わる大国主大神の仮住まいになっていたところです。 -
参拝後、その裏にある御守所に行きます。
-
その横の八足門。
ここでも、もちろん参拝。
この中には、一般に人は入られません。 -
その後本殿の周りを一周。
ちょうど裏側にある彰古館です。 -
ここは本殿の真裏にある素鵞社遥拝所です。
本殿後方の一段高い場所に位置し、社下の砂を持ち帰るとご利益があるそうです。(今回は残念ながら持って帰るのを忘れてしましました。) -
外側から見た本殿です。
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周囲の、門から中をのぞくと何とか本殿にわたる階段が見えます。
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本殿を時計回りに一周して、これが観祭楼です。
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一周して八足門。
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もう一度後ろを振り返って御仮殿。
やはりこの大きな注連縄が出雲大社の特徴ですね。 -
これは出雲大社の銅の鳥居を入ってすぐ左側にある神馬神牛像です。
この牛の頭を撫でるとなにか御利益があるのかと思い、撫でてきました。
みんなが撫でるため、頭が光っています。 -
これは参道の左側にある御慈愛の御神像です。
いわずと知れた大国主大神がウサギを助ける「因幡の白ウサギ神話」の一幕を像にしたものです。 -
駐車場に戻るため来た道を戻っていきます。
ここは、木の鳥居の前の交差点で、向こう側が神門通りです。
遠くに一の鳥居も見えます。 -
駐車場に戻り、ちょうど昼過ぎになったため、ここの名物の出雲そばを食べに車で移動。ここはガイドブックに載っていた「そば縁」です。
-
注文はもちろん名物の三食割子そば(950円)。
3種類のそばの味を楽しめ、とてもおいしかったです。
一番おいしかったのは、手前右側のおろしそばでした。
ボリュームはあまりないかなと思ったのですが、結構おなか一杯になりました。名物にうまいものもありです。 -
その次に向かったのが、稲佐の浜です。
ここは昔、神様が力比べをしたところだそうです。
ただ現在は、砂浜にたくさんのゴミが打ち上げられ、見ていられない景色でした。(だれか掃除してあげたらよいのに・・・。) -
さらに海岸線を走って、日御碕に移動。
このころになってくると天気も回復し絶景です。 -
海岸線もとてもきれいです。
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この島は、ウミネコの繁殖地として有名な経島(フミシマ)です。
ここでは毎年12月頃約5000羽のウミネコが渡来して、4〜5月にこの島で産卵してヒナをかえすそうです。
ちなみにこの島は、昭和11年に代表的なウミネコの繁殖地として国の天然記念物に指定されたそうです。 -
これが日御碕の海岸線です。よく見ると。中央あたりに灯台の頂上が見えます。
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先ほどの岬から歩いて日御碕神社に到着。
この現在の神社は徳川三代将軍の家光が1644年に建立したそうで、重要文化財に指定されています。
朱塗りの楼門がひときわ目立ちます。 -
ここは2つの社殿に分かれており、この写真は天照大御神が祀られている下の宮です。
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中にはこのような庭もあります。
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こちらが、スサノウの尊を祀っている上の宮です。
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これは正面から見た下の宮です。
とても立派な建物です。 -
下の宮を横から見るとこうなります。
-
日御碕神社から次の目的地の韓竈神社(カラカマジンジャ)に行く途中の島根半島の風力発電の風車群です。
たくさんの風車が回っていました。 -
日御碕神社から車で約1時間山道を走ってこの日最後の韓竈神社(カラカマジンジャ)に移動。
神社のそばまでは道が狭いのでここに駐車して約800mを歩いて移動します。 -
始めはこのように整備されたなだらかな山道を登っていきます。
この程度の山道なら800mでも知れているなと思ったのが大間違い。 -
ここからの山道が大変。
ここから急な自然石による約300の石段を登っていきます。 -
石段はこのように結構急です。
そのため、かみさんは途中でリタイヤ。
私だけ何とか韓竈神社(カラカマジンジャ)に登っていきました。 -
ここは韓竈神社(カラカマジンジャ)の入り口です。
この狭い石の間を通って神社に入ります。
この石の間はとても狭く、ひょっとして太った人は通れないかもしれません。私もカメラを片手に何とかくぐり抜けて参拝することが出来ました。
ちなみにこの岩の隙間は1尺5寸ですので、約45センチしかありません。 -
こらが韓竈神社(カラカマジンジャ)の本殿です。
本殿というよりは祠みたいです。
小さな無人の神社ですが、森の中にひっそり佇み神秘を感じます。
そのためここは究極のパワースポットと呼ばれているそうです。
私もたくさんのパワーをもらったような気がします。 -
その後汗だくになりながら先ほどの石段を下りて、時間も15時を過ぎていたので、宿泊地の松江しんじ湖温泉 夕景湖畔すいてんかくに移動し、16時30分にチェックインしました。
今回はインターネットで宍道湖に沈む夕日がみられるホテルということで調べると、なんと2食付が一人8400円で宿泊できました。
当初は湖が見えない山側の部屋だったのですが、ホテル側の御好意で湖が見える部屋に代わっていました。とてもラッキー
これも神様の御利益のおかげかも -
これがその部屋です。
部屋の窓からは宍道湖が見渡せます。 -
部屋のベランダからの眺めです。
少し曇っていますが良い眺めです。
今回の旅の目的は神社めぐりと宍道湖に沈む夕陽を見ること。
夕陽がみられる時間には少し早いので、まずはホテルの温泉に入りひと休み。 -
この日の日の入り時間は19時11分。
そのため18時にホテルを出発して、夕日の撮影ポイントの夕日テラスに移動。この日は天気がよくなく、夕陽がみられるか心配でしたが何とかこの写真のように見ることができました。 -
夕陽が徐々に傾いてくると湖面に夕日が映えてとてもきれい。
-
イチオシ
さらに夕日が沈んでいくと向かいの嫁ヶ島がとてもきれいに見えます。
ここの夕日テラスは、無料の駐車場もあり、湖沿いに階段状のテラスがあり、夕陽を眺めるには最適なところです。 -
イチオシ
さらにそばにはこのようなお地蔵様もあり、夕陽撮影のポイントに最適です。
この日は天気がそれほどよくなく、中途半端な夕焼けになりましたが、結構きれいに見えました。
その後ホテルに戻り、夕食をいただきました。
ちなみにホテルでは、1500円でタクシーによる夕陽鑑賞ツアーがありますので、これを利用するのも良いと思います。 -
これはホテルのベランダから眺めた松江市の夜景です。
三脚を使っていないので手振れしています。
この日はかなり歩いたので、早めに爆睡。
ちなみにこの日の車の移動距離は380Kmでした。 -
翌8月3日。
この日は、松江市内観光後、山口の実家に行き、墓参り後帰宅する予定。
この日も結構ハードスケジュールです。
松江市内観光はレンタサイクルで回ろうと思い、松江しんじ湖温泉駅に行き、自転車をレンタル。ちなみに普通の自転車が1日、300円。電動アシスト自転車が500円と格安です。この日は1時間程度の観光のため普通の自転車を2台借りる予定が1台がパンクしているとのことで1台づつ借りることになりました。(レンタサイクルの利用者が少ないようです)
この写真は駅のホームに停車している電車です。 -
先ほどの駅から自転車で観光。
ここは、京橋川沿いの道です。
しゃれた街灯もあり、結構いい感じです。
夜景もきれいだと思います。 -
ここは、ぐるっと松江堀川めぐりのカラコロ広場乗船場です。
今回は時間がなく、これに乗りませんでしたが、ゆっくりとこの船でお堀を回るのも風情があってよいと思います。 -
こちらは大手門にある大手前広場乗船場です。
-
この橋は、木製の北惣門橋です。
とても風情を感じます。 -
ここは途中に立ち寄った松江歴史館です。
無料で中に入られ、この庭を眺めながらお茶もいただけるようです。 -
ここは武家屋敷です。
今回は時間がないのでここと小泉八雲記念館は入場せず、自転車で素通り。
玄関だけを見学。 -
次は稲荷橋を渡って、お堀の中へ入っていきます。
ここは城山稲荷神社。 -
ここは、松江護国神社です。
大勝利祈願の旗が立っているので勝負の神様かな? -
そしていよいよ、松江城。
このように石垣を入れて撮影するととても絵になります。 -
松江城の一ノ門横にある松江神社です。
ここの御祭神は、松平藩初代藩主の松平直正や松江開府の祖の堀尾吉春(茂助)など松江の繁栄に貢献した人々だそうです・ -
これは松江神社の狛犬です。
尻尾が蛙のように見えます。 -
これは松江神社の横にある興雲閣です。
洋風(ロシア宮殿風)な建物で、元は山陰地方に明治天皇をお迎えしようとして明治38年に建てられたそうですが、日露戦争が起こり天皇の御幸は実現されなかったそうです。
現在は閉館中で、中は見学できません。 -
そしていよいよ松江城へ。このお城は別名「千鳥城」といわれています。
ちなみにこのお城は、全国で現存する12天守の一つで、国の重要文化財です。 -
松江市内観光をレンタサイクルで駆け足で回って、帰る途中に見かけた竹島資料室です。
そういえば竹島は島根県の管轄。
早く返してもらいたいものです。
その後、ホテルに戻り、車で本来の目的の山口の田舎に向かいました。
松江から岩国までは高速道路ができとても便利。約3時間弱で移動できます。
山口(岩国)には、ちょうど昼ごろに到着したため、腹ごしらえということで広島焼きをいただきました。関西風のお好み焼も美味しいけれど、私はやっぱり広島焼きのほうが好きです。
昼食後、墓参りをし、親せきの家に立ち寄って挨拶をして、山陽自動車道で17時30分に無事帰宅できました。
今回は結構ハードな旅行でしたが、楽しい旅行でした。翌4日が日曜日のため英気を養い、出雲でもらったパワーで明日から頑張って働こうと思います。
この日の車の移動距離は、500km。結構走りました。
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