2013/04/13 - 2013/04/13
90位(同エリア142件中)
旅好き長さんさん
- 旅好き長さんさんTOP
- 旅行記462冊
- クチコミ227件
- Q&A回答2件
- 832,565アクセス
- フォロワー43人
本当は、日本海で鯛釣りの予定が船頭から天気は良いものの、波が高くやめたほうがよいとの電話を前日にもらい急遽予定を変更。
せっかくの好天気の様なため、最後の桜を見に行こうと思い、インターネットで調べると、近畿・中国地方の桜はほとんどが散り初めか葉桜状態。どこかないかと探していくと、岡山県の北側に位置する新庄村のがいせん桜が7〜8分咲きとのこと。そのそばの美甘宿場(みかもしゅくば)の桜も同様とのことで、桜の花見と宿場町の古い街並みの見学に13日の土曜日に出かけてきました。
今回 回ったのは、新庄村のがいせん桜、美甘(みかも)宿場町の桜、醍醐桜と城下町の勝山の古い街並みの4か所です。
何れも素敵な所でした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
出雲地方は古代より鉄の産地で、出雲街道は都に続く「鉄の道」として開かれた交通の要だったそうです。今回一番初めに訪れた新庄宿は、後醍醐天皇、後鳥羽上皇が隠岐に配流の際に立ち寄られた所で、江戸時代には参勤交代の際の宿場町として栄えたところだそうです。
また、ここで有名ながいせん(凱旋)桜は、明治39年、宿場町の街道の両側に日露戦争での戦勝を記念して桜を植えたとのことです。
当日は、朝8時30分に出発し、中国自動車道を走って現地に着いたのが11時。
この日は天気も良く、桜見学の観光客がたくさん訪れていました。
この写真は、宿場町のがいせん桜です。 -
この看板は、新庄宿のいわれが書かれた観光案内板です。
この日はとてもよい天気でしたが、前日は4月にもかかわらず雪が降ったそうです。 -
街道の両脇にはたくさんの桜が植えられ、満開になると桜のアーチの下をくぐるようになります。
この日は、前日の雪のせいか、桜は6分から8分咲きの状態でした。
満開になると本当にきれいだと思います。
ここには、5.5mおきに137本の桜が植えられ桜並木のトンネルは、新庄村の春を代表する景色とのことです。
-
また、街道の両脇にはこの写真のように小川が流れており、とても風情を感じます。この小川を流れるやさしい音色は「日本の音風景百選」にも選ばれているそうです。
-
これは、脇本陣の木代邸です。
とてもいい感じの景色ですが、電柱があるのが残念。
できればこのような古い街並みは電柱をやめて、地下に電線をはしらせてもらいたいものです。 -
これは脇本陣の観光案内板です。
この後、中に入りましたが、トイレやお風呂にも刀掛けがあり、興味深く見学できます。(無料で邸内を見学できます) -
脇本陣の邸内に入るとこのような囲炉裏があり、とても懐かしく感じます。
-
これも邸内にあった醤油樽です。
大きさは高さが2mくらいある、とても大きな醤油樽でした。 -
邸内の庭に出た所にある洗い場には、昨日降った雪がまだ残っていました。
この雪を見ると結構雪が降って積もったようです。 -
宿場町の古い街並みを通り抜け、新庄川に出ると堤防わきの桜はこのようにまだつぼみの状態でした。
-
新庄川に架かる宝田橋から眺めた宿場町です。
すごくのどかな感じがします。
この日は天気がとてもよく、ちょっと冷たい風が顔にあたってとても気持ちよかったです。 -
この写真は、新庄宿のそばにある道の駅「メルヘンの里新庄」です。この日は観光客が非常に多く、駐車場内は車両進入禁止になっていました。
道の駅のはずなのに車が入れないなんて、なんか不思議な感じがします。 -
道の駅にも昨日降った雪が残っています。
ここのレストランで暖かいうどんをいただきました。
寒いときには、暖かいうどんが一番です。(値段も安いし・・・) -
この看板は宝田橋のたもとにあった出雲街道の観光案内板です。
この看板によると出雲街道は、姫路から松江までの約220kmの街道だそうです。 -
道の駅で昼食後、再度新庄宿の古い街並みを散策。
このあたりの桜は、まだ4分咲きのようです。 -
ぼんぼりと桜、それと古い街並み。
結構絵になります。 -
街道わきの小川では、地元の子供たちが水遊びをしていました。
-
新庄宿を通り抜け、反対側のえのき橋から眺めた宿場町です。
新庄川のほとりでは、お弁当を食べている方も結構いました。
新庄宿では、4月21日(日)の10時からがいせん桜祭りが開かれるようです。
その頃になると桜も満開になりとてもきれいだと思います。 -
その後、車で10分程度移動して向かったのが、美甘宿場(みかもしゅくば)の桜です。
この民家の軒下に吊られている手まりがわかりますか? -
美甘宿場の民家の軒下にはこの写真のようなきれいな手まりがたくさん吊られています。
-
4月20日(土)、21日(日)にはここで創作てまりの作品展が開かれるようです。
-
軒下にはこのようにたくさんの手まりが吊られています。
-
手まりにはこの写真のように、大きさやデザインでいろいろなものがあるようです。
何れもとてもきれいです。 -
街並みを抜けて堤防わきに出ると見事な桜並木が現れます。
ここの桜は、旧出雲街道美甘宿の町裏、新庄川の堤防沿いに咲く桜並木で、約600mの間に約50本の桜が植えられ、河川敷から見上げるとまるで桜のトンネルの様に見えます。 -
このように堤防わきにずーと桜並木が続きます。
桜並木はほぼ満開状態で今が見ごろです。 -
イチオシ
橋の上から眺めた桜並木です。
この写真のようにほぼ満開状態でとてもきれいな桜です。
ここは先ほどの新庄宿と違い観光客が少なく、このようなきれいな桜を独り占めできました。 -
来週の独創手まりの展示会会場前にはこのように花が飾られとてもきれいです。
-
これもそうです。
-
桜の花もこのようにほぼ満開状態でとてもきれい。
-
下流側から眺めた桜並木です。
ここにお弁当とお酒を持ってきて花見をしたいものです。
今回は車の運転があるので断念。・・・・残念。 -
ここ美甘宿場桜も4月21日(日)に桜祭りが行われるようです。
ただ、来週だと葉桜になっているかも・・・。
花見に行かれるのであれば、早めに出かけたほうがよいと思います。 -
その後、醍醐の桜を見学するために国道181号線を走らせていた所、川沿いに咲いていた桜を発見したので、車を止めて撮った写真です。
川原の土手の大きな一本の桜が満開状態で、存在感を感じます。 -
近くによって見ると、とてもきれいです。
ひょっとして名前のある有名な桜かも知れませんが、とてもきれいです。 -
その後、車を約30分走らせ醍醐の桜に到着。
ここの桜は山の上にあるため、大型バスはふもとの駐車場に止め、約2kmの山道を歩いて登っていかなければならないようです。自家用車だと、そばまで行くことができます。ただ駐車場代が500円必要です。ただ500円で山道を登らなくてもよいのならばとっても安いと思います。
醍醐の桜は、後醍醐天皇が隠岐遷幸の際、この地に立ち寄り賞賛した言われる樹齢700年の桜です。ここの桜は、この写真のように残念ながら葉桜に近い状態でした。 -
ただ近よって見ると、まだ少し花が残っていました。
地元の方に聞くと、気候の関係か今年の醍醐の桜の花はあまりきれいではなかったそうです。 -
この醍醐の桜のそばには、この写真の2代目の醍醐の桜があります。
ただ枝ぶりや幹の大きさを見るとやはり見劣りがします。 -
やはり、元祖 醍醐の桜のほうが存在感を感じます。
満開だったら本当にきれいだと思います。
(本当に残念・・・。) -
これは醍醐の桜のそばの売店です。
茅葺屋根の民家がとても素敵です。 -
イチオシ
醍醐の桜のそばから眺めた民家です。
山の斜面の民家がとても素敵です。
ただここで生活するのは大変だなー・・。 -
その後、最後の目的地、勝山の城下町に出かけました。
当初、ここに立ち寄る予定ではなかったのですが、がいせん桜に向かう際、カーナビに新庄村役場をセットした所、この写真の道を走らされました。この写真のように車一台が通るのが精いっぱいの道で、あとで標識を見ると昼間は車両通行禁止の道でした。ただこの道を通り抜けた所の街並みがとても素敵だったので急遽予定を変更して立ち寄りました。
いつもながら私の車のカーナビは、いつもとんでもない場所を走らせます。
(カーナビは本当に信用できない・・・。) -
この写真が勝山の街並み保存地区の街並みです。
この写真のように、古い街並みが保存状態も良く、古い建物が続いています。 -
とてもいい感じです。
今までいろいろな古い街並みを回ってきましたが、保存状態がとてもいいです。 -
この古い街並みの中の自動車修理屋さんです。
古い建物の中に車の修理屋があるなんて不思議な感じです。
またそれぞれの古い街並みの家には、その家の職業に合ったデザインののれんがあります。ここでは車屋さんですので車のデザインののれんがかかっています。 -
これもユニークなのれんです。
でもこれいったい何屋さんかな? -
ここは、造り酒屋の御前酒 蔵元です。
ここの街並み保存地区は、行ってみたい、歩いてみたい日本の百か所「遊歩百選の町」で、平成21年度都市景観大賞「美しい街並み大賞」を受賞した所です。その名の通り、古い街並みがきれいに保存され、昔にタイムスリップした感じになります -
ここの酒蔵では、蔵元限定の蔵元探訪というお酒を購入しました。
720mlで1本 1500円と少し高いけれど、アルコール度数が18度もあり、冷やして飲むととてもおいしいお酒だそうです。
まだ冷蔵庫に入っており、飲んでいません。 -
またここの酒蔵では、男はつらいよの寅さんが1995年にロケしたところで、その当時の碑がありました。
寅さんも日本中いろいろな所に出かけたものです。 -
この写真がその時の撮影時のものです。
渥美清さんが亡くなられ、このシリーズが終わったのが本当に残念です。 -
蔵元の土蔵です。
何かいい感じです。 -
その土蔵の窓には竜や獅子のデザインがされ凝った造りになっています。
-
ここの街並みには、この写真のように白壁や格子窓の商家や民家、なまこ壁の土蔵といった伝統的な建造物が並び、城下町のたたずまいを残しています。
-
この写真は旭川に架かる神橋の上から撮ったもので、高瀬船の発着場跡だそうです。
それぞれの民家から川辺に降りる階段があり、昔はここで炊事や洗濯などをしていたのかもしれません。 -
ここ街並み保存地区は、1時間程度で見学でき、ところどころに観光客用の無料駐車場が整備されているため観光にとても便利です。
-
城下町勝山の観光案内板です。
結構見どころがあります。 -
ここには井戸があり、貴重な水源のせいか神棚もありました。
-
ここは、先ほどの街並み保存地区の通りより少し上にある武家屋敷館です。
この武家屋敷は、明和元年(1764年)に建てられた渡辺氏の屋敷です。
敷地内には長屋門、母屋、土蔵、井戸などがあり、この写真の土蔵内には鎧や鉄砲などの武器や道具類などが展示されています。
ちなみに入場料は200円です。 -
ここは、駐車場のそばにあった安養寺です。
立派な山門があります。 -
勝山城下町を見学後、帰宅しようと車を走らせていた際、たまたまJR中国勝山駅の前で信号待ちとなったため撮った駅舎です。
結構風情のある駅舎でした。 -
そのまま帰宅しようと久世ICに行く際左手を見ると古い建物。何かなと車を止めてみると旧遷喬尋常小学校(国指定重要文化財)でした。
この尋常小学校は、明治7年に久世村にあった御蔵を転用して開学したのだそうです。
建物は、木造二階建てで中央部を大きく造り、東西両翼棟が左右対称になっています。
それにしても立派な建物で、デザインもとても素敵です。。 -
これは中央の部分で、正面の屋根窓に描かれている校章は、高瀬船をデザインしたもので「久世」の文字が織り込まれているそうです。
今回訪れた宿場町や城下町は、古き良き日本の田舎町の雰囲気をたっぷり堪能することができます。
皆さん方も出かけられたらと思います。大阪からだと車で3時間半でいけますので日帰り可能です。
今回は日帰りで行ってきましたが、ここのそばには湯原温泉もありますので、温泉と宿場町めぐりも楽しいと思います。
結局この日は、朝8時30分に家を出て、帰宅したのが17時でした。今年最後(たぶん・・)の桜も堪能したし、古い宿場町なども観光でき、とっても楽しい一日でした。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
島根・鳥取県の観光
-
出雲街道の宿場町と桜めぐり
2013/04/13~
真庭・新庄
-
鳥取 倉吉市の白壁土蔵めぐり
2013/05/05~
倉吉
-
出雲地方の神々を訪ねる旅
2013/08/02~
出雲市
-
石見銀山と木綿街道を巡る旅
2013/09/22~
大田・石見銀山
-
冬はやっぱり温泉。三朝温泉に行ってきました。
2016/03/12~
三朝温泉
-
冬の岡山、鳥取に出かけてきました(1日目)
2019/02/15~
津山
-
冬の岡山、鳥取に出かけてきました(2日目)
2019/02/15~
米子
-
卵かけご飯を食べに大江の郷自然牧場に出かけてきました
2019/04/26~
八頭・若桜・智頭
-
県境を越えた移動自粛が解除されたので鳥取県に出かけて来ました
2020/06/20~
鳥取市
-
倉吉の白壁土蔵と中国庭園のような燕趙園に出かけてきました
2020/07/18~
倉吉
-
山陰の美味しいものをいただきに出かけて来ました(兵庫編)1
2021/04/23~
竹野
-
山陰の美味しいものをいただきに出かけて来ました(鳥取編)2
2021/04/23~
鳥取市
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 島根・鳥取県の観光
0
60