卵かけご飯を食べに大江の郷自然牧場に出かけてきました

2019/04/26 - 2019/04/26

前から行きたかった、鳥取県にある『大江の郷自然牧場』の天美卵を使った卵かけご飯とパンケーキをいただきに、出かけてきました。
ここはテレビでよく紹介されているところで、休日には行列の出来るところです。
特にパンケーキは、注文を受けてから２０分くらいかけて焼くため、できたてのふわふわのパンケーキがいただけます。
ゴールデンウィークに入ると大行列になると思い、その前日の２６日に一足早く出かけてきました。
味は噂通りで、卵かけご飯にパンケーキをとても美味しくいただきました。
食事後は、天気があまり良くなかったので鳥取市内の観光はやめて、そばにある用瀬流しびなの館と智頭宿を見学して帰宅しました。
たぶんゴールデンウイークに入ると、ここの広い駐車場は全国各地からの観光客でいっぱいになるのだと思います。

エリア 八頭・若桜・智頭(鳥取)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

中国道、鳥取自動車道を乗り継ぎ、用瀬ＩＣを下りて１１時前に大江の郷自然牧場に到着。
今回の目的は、このココガーデンでパンケーキと卵かけご飯をいただくことです。
皆さんの旅行記を見ると、これをいただくために行列待ちしなければならないとのことで、事前にインターネットから予約して出かけました。
ただこの日は、連休前でしかも天気が良くなかったせいか、ココガーデンのカフェは空いていて、予約無しでも席に着けました。

１日３０食限定の卵かけご飯は、１１時３０分にならないとご飯が炊きあがらないとのことで、まずはこのパンケーキをいただきます。
この写真では写っていませんが、今回はパンケーキセットを注文したので、有機栽培豆の美味しいオリジナルコーヒーとともにいただきました。
ここのパンケーキは、この牧場でその日に獲れた天美卵を沢山使ったもので、注文してから焼き上がるまで約２０分待たなければなりません。
しかも賞味期限は焼き上げから１０分。
この１０分間にカナダ産のメイプルシロップをかけていただくと、ふわふわの状態でいただけます。
味はもちろん絶品です。

先ほどのパンケーキを食べ終わるとちょうどご飯が炊きあがったようで、この卵かけご飯セットが出てきました。
この卵かけご飯セットは、冷凍のご飯を電子レンジでチンするので良かったら１１時からでもいただけるとのことでしたが、炊きたてご飯のほうが美味しいので１１時３０分まで待ちました。
味は卵かけご飯専用の醤油の味も良く、美味しくいただきました。
ただご飯の量がちょっと少ないのと、卵スープがインスタントだったのが残念です。
このセットはお土産用としても販売しています。

これが卵かけご飯のお品書きです。
それぞれの食材は地元産にこだわった逸品です。
美味しいはずです。
ちなみに値段はパンケーキセットが１０５０円、卵かけセットが５４０円くらいでした。

昼食後、隣接する大江の郷ヴィレッジに向かいます。

こちらの建物は２階建てになっていて、１階は天美卵を使ったパンやおみやげ屋さんがあり、２階はレストランになっています。

こちらは１階のおみやげ屋さん。
ここでは先ほどいただいた卵かけご飯を家でもいただけるように、それらのセットも販売しています。

そしてこちらは、うどん屋さん。
卵にうどんというのもちょっと意外ですが、国産小麦で打ったコシのある自家製麺を半熟の天美卵でいただくようです。

そのメニューがこちらです。
これ以外にもＹＡＺＵバーガーや天美卵を使った、だし巻き卵や各種のパン・ケーキ類がいただけます。

ここではまずはこの自家製酵母と天美卵が練り込まれたこのパンを購入。
値段は６００円くらいだったかな？

そしてこの天美卵が１０個入ったパックと卵かけ専用の醤油をお土産に買いました。
今回はバラで買いましたが、先ほどいただいた卵かけご飯と同様の天美卵と専用醤油にインスタントの吸い物のセットも売っていました。

大江の郷自然牧場での食事後どこに行こうか迷っていると、そばに日本で一番神様の多い神社があるとのことで、徒歩で行くことにしました。

それがこの大江神社。
この神社ではこの写真で紹介されている６１の神様が祀られています。
ちなみに先ほどの大江の郷自然牧場から徒歩で１０分足らずで行けます。

立派な鳥居です。

この奥に本殿が有り、平成最後のお参りをしました。
６１もの神様が祀られているので御利益もかなえられるかな？
本来は大江の郷自然牧場で昼食後、鳥取市内にある仁風閣に行こうと思ったのですが、天気があまり良くないのでこの周辺を観光して帰宅することにしました。

と言うことで立ち寄ったのが、用瀬（もちがせ）にあるこの『流しびなの館』
先ほどの大江の郷自然牧場から車で２０分くらいで到着します。
この建物は室町時代の京都金閣寺をモチーフにした大型木造建築です。

入館料の３００円を払って中に入ると江戸時代からのいろいろなひな人形が展示されています。

ひな人形の顔や髪飾り、着物を見ると時代ごとに異なり、結構興味深かったです。
ちなみにここでは、ひな人形、ひな飾り、加茂人形、御所人形など約１０００体が展示されています。

そしてこちらは用瀬で有名な流しひなの写真です。
ここでは旧暦の３月３日に、もちがせ流しびなが行われていて、今年は４月７日に実施されたそうです。
私の好きな作家の内田康夫さん　ミステリーシリーズの『鳥取送り雛殺人事件』の舞台がここ、用瀬（もちがせ）です。

流しびなの館の３階展望室からは用瀬の街並みが一望できます。
ただこの日は天気が悪かったので眺めも今一です。

流しびなの館の隣には、この『池泉回遊式庭園』があります。

この赤い橋は『ひいな橋』で歩行者専用の橋になっていて、流しびなはこの橋の下を流れる千代川で行われます。

これがその様子で、『さん俵』の流しびなをここから流します。

その次に向かったのがこの『智頭宿』
智頭宿は、鳥取藩主が江戸へと参勤交代で向かう際の『智頭往来』の宿場町だったところです。
特にここは最初の止め宿だったため、藩主の宿舎や休憩の場となる御茶屋や奉行所、制札所が置かれていた要所です。

これがその案内板です。

こちらは最近のお宅ですが、とてもきれいな玄関です。
お店のように見えますが一般のご家庭のようです。

こちらが旧街道筋で、両側には古い立派なお屋敷が並んでいます。

このお宅は庭に大きな土蔵もある、昔ながらの旧家です。

それらの家の玄関にはこのような杉玉が飾られています。
一般的にこの杉玉は、造り酒屋などが新酒ができたことを知らせるのですが、ここでは別の意味があるのかな？

そしてこちらが国指定重要文化財の『石谷家住宅』です。

『石谷家住宅』はこの重厚な大門で人々を迎え、中には３０００坪もの広大な敷地に４０以上もの部屋がある邸宅です。
さらに７棟もの蔵と美しい庭園もあります。

その他のお宅も玄関には杉玉が飾られ、『砂や』の表示もあります。
この『砂や』は昔の屋号かな？

そしてこちらでは杉玉作りの工房のようです。

玄関には先ほどの杉玉以外にこのようなフクロウも飾られています。

こちらのフクロウも可愛い・・。
ちょっと癒やされます。

その後トイレ休憩に立ち寄ったのがこの道の駅『あわくらんど』
よく観光バスツアーで立ち寄るところです。
ちなみにここは岡山県の北部になります。

あわくらんどの横には吉野川が流れていて、夏には川遊びやクワガタ捕りなどが出来るそうです。
この頃になると一気に青空が広がり、良い天気になっています。

道の駅の建物の壁には一面に風車が並んでいて、川風で回っていました。

また建物の入り口には、このような小さな人形が一面に飾られています。

アップで見るとこのような可愛いウサギの人形でした。
その後、来た道を引き返して帰宅しました。
鳥取は鳥取自動車が出来、関西からも近くなりました。
しかも高速料金が無料ですのでお財布にも優しい。
また天気の良い日に出かけたいと思います。
それにしても大江の郷自然牧場のパンケーキと卵かけご飯は美味しかった。
お土産で買った天美卵を自宅でも卵かけご飯にしていただきたいと思います。