上海の宣昌路消防署

2013/06/20 - 2013/06/20

上海市街区の北西部、蘇州河の河辺につづく宣昌路に、宣昌路消防署があります。１９３２年に建てられた「消防瞭望台」（消防タワー）が建っています。これは古い消防タワーの中では、もっとも高く３０ｍあります。この周辺には日本の内外綿紡を始め多くの紡績工場がありました。工場の財産を守る為民間で結成された消防署でした。工場の周辺にはバラックも多くあったそうでバラックの火事は消さなかったそうです。但し火が工場に延焼する場合のみ消火にあたったそうです。現在は周りに高層ビルが建ち消防タワーは役に立たず閉鎖されています。蘇州河の川辺に建つ消防瞭望台は今でも上海の街を見守っているようです。

エリア 上海(中国)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

蘇州河の畔に建つ宣昌路消防署 。

今も現役の消防署です。

建物は古いが最新のベンツの消防車。

人民の為に奉献します。

奥行きのある建物。

上海優秀歴史建築。宣昌路２１６号。元宣昌路救火会。鉄筋コンクリート。１９３２年建。現代派風格。塔高３０ｍ。頂部八角廠亭。

消防署脇の宣昌路。

塔高３０ｍの消防タワー。