上海の国際飯店

2012/11/27 - 2012/11/27

人民広場の北端の南京西路に面して建っている国際飯店（パークホテル）は１９３３年竣工。競馬場に来る外国人相手に１９３４年開業しました。外国からの要人宿泊、様々なメインイベントをこのホテルで開催いたしました。２４階建て、高さ８３.３ｍ。当時はアジア一の高さを誇っていました。一階と二階は吹き抜けで国際飯店文史館になっており、飯店の歴史は上海の歴史でもあります。１９９７年のリニューアルで開業時のアールデコ調の内装に忠実に復原いたしました。場所は上海の中心地。外灘、南京東路、南京西路、美術館、博物館など歩いて行く事ができます。
「全国重点文物保護単位」に認定されています。

エリア 上海(中国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

地下鉄１、２、８号線が交差する人民広場駅９号出口が目の前です。

南京西路に面する黒いビル。今でも堂々と立っています。
南京西路１７０号。

正面入り口、左の路は小吃の店が並ぶ黄河路。

正面入り口の回転ドア。

クラッシックな調度品が並ぶ。

一階、二階は吹き抜けと成っていて国際飯店文史館と成っています。

一階、二階は吹き抜け。周りが国際飯店文史館。

国際飯店の歴史が語られています。建築途中の現場写真。

開店当時の蓄音機、タイプライター。

各種の備品が展示されています。

正面の壁に設計を担当したヒューデックの写真があります。
ヒューデックは1930年代における大型建築物設計の第一人者です。
彼の手掛けた建築物が現在まで多く残っています。

上海の歴史が解る展示物。

開店当時のアジア一の高さを誇るビル。前の人民広場は競馬場。

地上２２階、地下２階、高さ８３.８ｍ、遠東一の高さ。

二階から一階を見ました。床の模様が素敵です。

一階の受付。

一階には喫茶室もあります。

壁の文様も素敵です。

螺旋階段。

昔ながらの雰囲気が楽しめます。

天井の文様。

１９５０年１１月上海の平面図を統一するため、当時の上海市は全市を対照に測量を行った。測量は国際飯店（Ｐａｒｋ　Ｈｏｔｅｌ）のビルの頂上の真中にある旗を原点として測量を行い、これにより上海市の平面図が出来上りました。また、１９９７年１０月国際飯店の内装を行った際、ロビーに上海市」の平面図座標の原点であることを示したマークを造り、ホテルに訪れた人々や観光旅行に来られた人に見物してもらっております。

平面図座標。

ホテルの受付。

近くにある優秀歴史建築。

南京西路７２２号。

目の前は人民公園です。