2013/04/06 - 2013/04/07
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Halonさん
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グジャラート州カッチ地方にあるブージの街に3泊滞在。
3日目は東へ9キロのブジョディ村に行ってみる。
夜は近くの寺院を見学。祈りの際に歌われる曲は様々。踊りながら繰り返すもの、小さなシンバルががちゃがちゃと賑やかなもの。これをじっくり鑑賞するのも一興。
翌日のカッチミュージアムは見ごたえ十分。夕方には予定外だった祭りのパレードを見ることができた。
11日目
Bhuj 7:00 ⇒ Bhujodi 7:20(バス 9km,Rs12)
【ブジョディ村】
Bhujodi ⇒ Bhuj (乗合リキシャ Rs10)
【スワミナラヤン寺院】【ジュビリーグラウンド】
12日目
【カッチミュージアム】【スワミナラヤン寺院】
バススタンド ⇒ Bhuj駅 (乗合リキシャ Rs10)
Bhuj 22:15 ⇒ Ahmedabad 5:05(19116 SL 359km,Rs202)12分延着
21泊22日の旅も後半に入った。
この日のブージの気温:26~36℃ 1ルピー≒1.8円
旅全体のルート地図→http://goo.gl/maps/P73PI
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.0
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今朝もマンゴーだけ食べて下痢止めを飲む。
今日はバスで東へ8キロのブジョディという村へ出かける。フォートのある丘の南側を通ってバスは走る。
ブージでの行動マップ
http://goo.gl/maps/B5n44 -
降ろされた幹線沿いにHandicraftとBhujodiの看板を見つけて一本道を進む。
まだ7時半なので、日陰を探す必要はない。 -
村の入口まで来ると早速機織りの並んだ家を見つけて見学。
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ここは村中に機織りがあった。
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付属の売店にて。赤い敷物は製作期間3ヶ月。
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こちらでは道の端から端まで糸を引っ張って下準備をしていた。
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素材はインド綿やオーストラリアのメリノウール。
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オーガニック・コットンをうたっている家もある。
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表ではブラッシングが始まっていた。
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一軒のお宅でチャイをご馳走になる。
おじいさんの膝の上の孫娘はソロでダンスしたそうで、成行きでそのビデオを見ることになる。 -
お宅に入ってパソコンの前。
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刺繍中なのはお母さんかな。三世代のようだ。
お婆さんの衣装はラバリ族のもののようだ。 -
村の履物工房。
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また別のお宅にて。
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学校に立ち寄ってみたが、いつもうまく交流できるとは限らない。偶然まかせ。
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ロバの荷車に遭遇。カメラを向けたら停まってくれた。
このとき10時。日なたには10秒以上いたくない。 -
幹線道路まで戻り、次にブロックプリントの村アジェラクプルを目指すが、数台バスを止めて聞いても全て行き先が違っていた。
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ブージ方向の乗合ジープに乗る。
後ろに付いたバイクのカップルとカメラ越しに交流。 -
バススタンドの近くで降ろされたので、宿まで歩いて帰る。
途中、待合所ヨコの木陰にはいつも物売りがいて、村から出てきた女性たちがその周りの地べたに座っていた。 -
大きな銀の首飾りをはめているのはメグワル族だと思う。
12時から3時までは部屋で昼寝。外は暑いが部屋の中はまだ西日があたってないので涼しい。 -
3時半から午後の活動開始。グーグルマップでは宿の南にネットカフェがあったが実際は見つからなかった。
リキシャーに乗った子供達を撮る。 -
更に南へ行くとハンディクラフト工房らしきものがマップ上にあったが、実際は住宅地に事務所らしき家があるだけだった。
ジュビリーグラウンドの近くまで目的もなく行ってみると、今夜8時からここで地元のクリケットチームによる試合があることを聞きつけた。 -
路上の貴婦人に出会った。
鼻飾りがチャーミング。
額のティカがやたら凝っている。 -
服の露店を営む親子は写りたがりだった。
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宿の斜め向かいのチャイ屋は、屋台とは違う専門店の雰囲気。
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味はほろ苦く、マサラ風味は強くなくシンプルで深い味。
これでフルが10ルピーなら納得感あり。カットだと6ルピー。 -
夜7時半、陽が暮れるのを待ってクリケットを見に出かけたのだが、
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途中の寺では祈りの歌を捧げていて、こちらを見るのがメインになった。
シーラン・ケーラン・ケーケーラーン♪
祈りを済ませて後から入ってくるチェックのシャツおじさんの奔放な合いの手が聴きどころ。これはもう譜面化は不可能。口頭伝承に頼るしかない。
動画↓
http://www.youtube.com/watch?v=WnXrU1aR8eI -
ナラヤナ・ハジヒタリ♪
左側で踊っている男は心配いらない。
気になるのはメガネのお父さん。公務員を退職後、無類の信仰心から寺の踊り手当番を引き受けたものの未だに馴染めていないのだ。お父さん、自尊心は保てていますか?
そんな物語が出来そうな場面であった。
動画↓
http://www.youtube.com/watch?v=zNSd909pwbU -
土曜の夜とあってバイクが列をなして走っている。歩行者の流れについて歩くと湖沿いの公園に行き着いた。風が涼しい。
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夜のスワミナラヤン寺院はすごいことになっていた。
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門の前では光物の露店が稼いでいる。
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寺院内では複数カ所から歌が流れてきた。
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手前から順に覗いていく。ここは高僧の歌に続いて皆が歌っていた。
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テラスでガチャガチャと音を立てる集団。
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ご本尊の前は男女が別れて祈りの歌を捧げる。オム・ジェイ・ラクシュミーマーターの歌が聞こえてくる。
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赤い衣装の女たちが多い。
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自動化された打楽器演奏機は各地の寺で見かける。
自動化すべきは他にありそうな気がするが。
寺院内での各祈りと自動演奏機↓
http://www.youtube.com/watch?v=zQXi57EXqRc -
宗教の力はすごい。暗いインドの夜に突出している。
これなら飛行機からもよく見えるだろう。 -
寺を出て5分ほど歩くと、
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ホールの中でも別の集会が始まっていた。
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9時過ぎにジュビリーグラウンド到着。
鉄格子の門の隙間から中へ入れてもらう。 -
クリケットも野球と同じくノーバウンドで捕球すればアウトだったり、柵越えの当たりで得点できたりするらしいが、ひじを延ばして投球したり、ファイルはなくて360度に打ってよかったりするようだ。
帰り道で気付かずに犬に接近してしまい吠えられる。 -
アイスクリーム屋の前で営業しているアイスの屋台は無関係な店だと思うが、だとするといい度胸をしている。
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4月7日(日)
この日のブージの気温:24〜34℃
このゲストハウスは24時間制なので3日前にチェックインした10時40分までに出なければいけない。その後も荷物は預かってくれる。
部屋でだらだら過ごし、チェックアウト後に近くのカッチミュージアムに出かけた(外国人50ルピー)。カメラ持込みは別途いくらか取られるので「カメラは使わない」と申し出て袋に仕舞う。よって内部の写真は無いが、ここは見ごたえがあった。一階はカッチ周辺の10民族を家と人形で紹介してある。
二階は各工芸品が展示してあり、ニローナ村で見たローガンペイントなどもあった。ほかにバンニ地方のミラーワーク、金メッキや銀をあしらったザルドジワーク、アヒール族のビーズ刺繍、バーバリアのクロスステッチ、マチのチェーンステッチなど。どれも花、孔雀、馬、人などをモチーフに密度の高い作品になっている。
象牙の工芸品では櫛やハサミが特に細かく飾りだとは思うが見事だった。銃器、石仏の展示もあり。 -
12時過ぎに三度目となるスワミナラヤン寺院を訪れた。
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集会は昼休みに入っており、裏手にある食堂の椅子に座って休憩していたら、目の前に食べ物が次々と支給されていった。
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お腹は回復してきたところなので、美味しく頂く。
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講堂の床には布団が敷き詰められていたので、空いているところで寝る。
日中はこれが一番。 -
2時過ぎに宿に戻り、踊り場にある長椅子で横になっていたら、口ひげのフロントマンが「空いているから使っていいよ」と53号室のカギを渡してくれた。なんて優しいんだ!ありがたくご厚意を受け、部屋の掛け布団はずらさないようにして寝る。
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5時ごろ外がうるさいので屋上から見下ろすと、祭りのパレードをやっていた。
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ラッキーな日に居合わせた。それに暇なのでちょうどいい。
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フロントマンに礼を言ってカギを返し、表に出かける。
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ヤグラの上には長老たちが並んで座っているが、屋根がないから暑そうだ。
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屋根付きヤグラのほうも真正面から西日を浴びて眩しそう。
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沿道の観客めがけて棟上のときのように飴を投げ始めた。
ピーチ飴がなかなかウマい。 -
噴霧機でパレードに向かって水を撒いている。
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飾り馬が音楽に合わせてステップを踏まされている。動物虐待だな。
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沿道の塀やら高いところは全て観客に埋め尽くされている。
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パレードを祈りで迎える信者も。
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そしてパレードのゴールはスワミナラヤン寺院だ。
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ひとつの寺を4回訪れるのも珍しい。
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講堂に整然と座る信者たち。
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ここでも男が前、女が後ろ。
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袋で手を覆っている人がちらほら。
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扇風機にも噴霧機が付けられている。
乾燥地帯だとこれが気持ちいい。 -
ご本尊から少し離れた床に座り祈る女性たち。
ここには世界中で暮らすインド人が集まってくるようで、たまたま喋った男たちはケニアのナイロビから来ていた。「グジャラート人はジャガイモのように世界中に広がっているんだ」と話してくれた。 -
ガネーシャが字を書いたり、ネズミを飼ったり、三叉で相手をやっつけたりしている浮彫り。
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パレードの終わりを見届けたあと宿に戻る。
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宿の前の屋台でパリパリ麺と米のポン菓子にジャガイモ、玉ネギ、ライムを混ぜて計り売りしていた(ベルプリの一種?)。人気があり引っ切り無しに客が訪れている。10ルピー分だけ貰って食べたら、これがウマい。
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GOPIアイスクリーム店で最後にチョコクラッチ・サンデーを食べる(35ルピー)。上にかかっているチョコがパンに塗るチョコクリームの味だったのでちょっと失敗。一昨日カップルに勧められたGOPIスペシャルかブラックドッグにしておけばよかった。
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店内は自分も含めて男ばかり。平和だ。
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8時過ぎ、預けていた荷物を抱えて駅へ向かう。
駅行きの乗合リキシャーを探すがどれもチャーターを誘ってくる。
バススタンドの正面に一台だけ乗合がいて、今夜の夜行に乗る客が数人集まってきた。
駅まで10ルピー。 -
9時前に駅に到着。
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ホームでは野良犬の4匹家族が女性から餌を貰っていた。
既に入線している暗い寝台車に乗り込み、上段寝台に登り発車前から寝る。
次はアーメダバード経由でアンバジへ移動。
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この旅行記へのコメント (4)
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- オークンさん 2013/07/13 11:52:53
- 宗教ソング
- Halonさん こんにちは
Hindi Religious Songの動画楽しかったです。
私も昔インドに行った時、町の小さな寺院から聞こえてくるお祈りの歌声にとても惹かれるものがあり、当時今度インドに来る時はビデオは高価だし荷物になるので録音機能付のウォークマンを持ってこようなんて思ってました(笑)
それが今や小さなカメラでも動画撮影できたり、YouTubeで誰でも楽しめる時代になちゃったんですね。
オークン
- Halonさん からの返信 2013/07/13 20:30:01
- RE: 宗教ソング
- オークンさん こんにちは
動画まで見ていただき、ありがとうございました。
私がウォークマンを使って旅の記録をしていたのは、87年にバリ島に行った頃です。
街の喧騒や波の音をステレオで録音して楽しんでいました。
途中に挿入歌を入れて編集して、旅の話を分かってもらえる限られた友人だけに聴かせていました。
今やYouTubeで公開できて全世界からアクセスしてもらえるのだからすばらしいですね。
ただしアクセス数はなかなか思うようには伸びません。
4トラベル経由でのアクセスとなると、更にその内10%も無いほどです。
旅行記の中のリンクに飛んでもらうのは難しいなと痛感しているところです。
作ったときは我ながら大ヒット間違いなしと思ったのですが(笑)
-
- ishicameraさん 2013/05/24 19:33:08
- 極彩色!!
- 自動化も、
パレードも、
パリパリ麺も、
極彩色!!
織物も鮮やかなのが頷けますね。
インドのパワフルカラーにやられました。
とどめの犬も最高です。
- Halonさん からの返信 2013/05/24 23:40:59
- RE: 極彩色!!
- インドは荒野に行けば行くほど、殺伐さに対抗して極彩色がこれでもかと出てきますねえ。
きっと色飽和とかしてるんだよなあ。
でも素人だからしてるかどうかもよう分からん。
という訳で〜パラメーター全部MAXにしてありま〜す!
イシカメさんの高精細な砂漠のお写真を見て
「カッチョイ〜とがってる〜」とやられてます。
チュンタとエサくれペリカンにもよろしく〜
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