米東海岸わがまま歩き(13)　NY最後の夜は2階建てバスの夜景ツアーに乗ってみた

2012/07/04 - 2012/07/08

2012年7月2〜13日の間、北米東海岸を夫婦で個人旅行しました
半年前から計画準備したおかげで見たいところも見られ概ね満足の旅でした

本編はそのうちニューヨーク（以下NY)編です
以下時系列的に書いていく予定です

いつも昼の長い初夏に海外旅行している関係で今まで夜景を楽しむことはありませんでしたが今回は夜景が有名なマンハッタン、事前に夜景ツアーに申し込んで「NYの夜景三昧」を計画しました

この様子は「米東海岸わがまま歩き(9)　100万ドルのニューヨークの夜景を満喫する」に書きました

NYの観光の足としてGray Line の２階建てバスツアー（乗り降り自由・72時間有効）を利用しましたが、同ツアーにも Night Tour が付いています

そこでこのツアーに試乗してどういった内容か体験してきました　　さすがに下車観光がないので「100万ドルの夜景」とまでは行きませんが1万ドルくらいの値打ちはあるかも知れません

皆様のご参考になることがありましたら幸いです



なお旅行の全日程は以下のとおりです
10泊12日・・・ワシントン：2泊、ニューヨーク：4泊、ナイアガラ：1泊、トロント：3泊

7月01日（日）　成田に前泊
7月02日（月）　ワシントンＤＣにANA機で移動、着後市内観光
7月03日（火）　ＤＣ市内観光
7月04日（水）　独立記念日、パレード見学後鉄道にてニューヨークへ
7月05日（木）　ニューヨーク市内観光、夜景ツアー
7月06日（金）　ニューヨーク市内観光、TORにて夜景鑑賞
7月07日（土）　ニューヨーク市内観光、バスにて夕景鑑賞
7月08日（日）　ナイアガラに飛行機にて移動、着後市内観光
7月09日（月）　午前中市内観光、夕方鉄道にてトロントへ
7月10日（火）　トロント市内観光
7月11日（水）　トロント市内観光
7月12日（木）　シカゴ乗り継ぎ成田へ
7月13日（金）　成田着

エリア ニューヨーク(アメリカ)

Gray Line の Night Tour はタイムズ・スクエアと同社の Visitor Center の2ヶ所からスタートする

自分はホテルから近いタイムズ・スクエアを選択した　　発車時間は19時〜20:30の間30分おき

写真はいつも賑やかな（おそらく世界中で一番賑やかな街か？）タイムズ・スクエア

19:30発に乗ったが思った以上にツアー客は多く、次から次へと満員のバスが発車する

乗車するバスは昼間のツアー同様の2階建てフルオープントップのバス

7月7日（土）に乗車したので昼も長く乗車直後は昼間のツアーとあまり変わらない

ロワー･マンハッタンに入りフリーダムタワーが見えてきた

詳細場所は不明だがロワー･マンハッタンには落書きがあった　　少しアートなものもあった

さすがに20時を過ぎると夕暮れが近づいた　　マンハッタンの摩天楼に夕陽が沈む

昆虫の触覚のように摩天楼の屋上にはクレーンが生えていた

やがてバスはマンハッタン・ブリッジを渡った　　
吊り橋なのでハンガーロープが一定間隔であるのでタイミングによっては写真のように写りこむので具合が悪い　　

夕暮れ時のブルックリンブリッジ　　遠くに自由の女神が見える

遠くのクレーンも女神に倣って腕を挙げているように見えるのが面白い

やがてさすがの夕陽も摩天楼の谷間に周りを赤く染めながら沈んでいった

工事中のブルックリンブリッジの欄干に掛けられた白い布も赤く染まっていた

夕陽はイーストリバーの川面も赤く染めた　　細かく波立って縮緬のような川面がキラキラと輝いていた

主塔の上の星条旗が風にたなびいていた

バスはマンハッタン・ブリッジを渡りきり、、、

有名な夜景スポット、ブルックリン･ブリッジの袂にやってきた

後ろにも満員の2階建てバスが続いていた

NYの暮れ行く光景をカメラで写そうとしているツアー客

残念ながらこの地域は駐車禁止なのだろう、Night Tour には一切下車時間はない　　従って撮影ポイントを選ぶわけにも行かない　　これがこのツアーの限界だろう

写真のようにゴミ置き場が写り込む

バスが一時停車したのでシャッターチャンスとばかり一斉に立ち上がり撮影に余念がないツアー客

*走行中立ち上がることは危険なので厳禁です！

光球をクッキリ見せながら夕陽が沈んでいった

ブルックリン地区には落書きが多いように感じた

マンハッタン・ブリッジを渡りマンハッタンに戻る

橋の上からイルミが点灯したばかりのエンパイヤー･ステート･ビルの姿が確認できた

ウィリアムズバーグ・ブリッジのメインケーブルに付けられたイルミが美しい懸垂曲線を描いて点灯していた

マンハッタンに戻ると夕映えの空にエンパイヤー・ステート・ビルなどの摩天楼がそれぞれ個性のあるイルミで自己主張し始めていた

ワシントン・スクエアだったろうか、日本の原発再稼動に抗議の集会をやっていた

何度もその姿を見てすっかりお馴染みになったエンパイヤー・ストテート・ビルの下に来た　　さあもうすぐ終点のタイムズ・スクエアだ

通りがかったビルの時計を見ると午後8:52、気温86F（＝30℃）と表示されていた　　まだまだ暑い

昼間でもネオンがギラギラのタイムズ・スクエアだが夜は更にギンギン･ギラギラだ

ここのはNYPD（ニューヨーク市警）の駐在所があって厳しく監視している

おかげで夜でも恐ろしい思いをしたことはなかった

ひときわ多くの人だかりがあるので行って見るとテレビカメラが群集を写していて、それに映りこもうとしている人々の姿だった

こんな過激ファッションの人もいました

ネオンが手招きする繁華街には目もくれず、、、

ずっと滞在していて馴染んだ懐かしいホテルに急いだ

さて Night Tour を体験しての感想ですが48HR、あるいは72HRの All Loop Tour はこのNight Tour も付いています

「のりあい観光 New York」のツアー「ニューヨークの夜景をこころゆくまで」とは異なり、自分で日没時間を考慮してスタート時間を決めなければいけません

また下車観光がないので夜景撮影は困難ですし、撮影ポイントも劣ります（周囲の景観が汚いところもある）

あくまで「おまけ」と考えればそれなりに楽しめます