2012/07/01 - 2012/07/04
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deracineさん
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この旅行記のスケジュール
2012/07/03
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バスでの移動
二階建てオープンバスで移動
この旅行記スケジュールを元に
2012年7月2〜13日の間、北米東海岸を夫婦で個人旅行しました
半年前から計画準備したおかげで見たいところも見られ概ね満足の旅でした
本編はそのうちワシントンDC編です 以降時系列的に書く予定です
ミュージアムでは妻のリクエストでスミソニアンの国立自然史博物館にあるホープダイヤモンドを見ることにしました
「呪いのダイヤ」と言われ数奇な運命を辿ったこの怪しくブルーに輝くダイヤは宝石など全く興味のなかった私にも十分魅力的でした
4、5歳の幼い女の子までがケータイカメラで写真を撮りながら「マミー、あの宝石欲しい!」と言っていたのが印象的でした
この高価なダイヤがタダでじっくり眺められるだけでも十分にワシントンに来る価値があるかも、、、
なお同ダイヤをビデオでも撮影しています ビデオのほうが展示の様子や輝き具合がは写真よりもよく分かります 是非ご覧下さい
http://www.youtube.com/watch?v=nKUEYCfc1P8
いずれにしてもその美しさは実物をじっくり見ていただくほかはないようです 是非一度実物をご覧下さい
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
なお旅行の全日程は以下のとおりです
10泊12日・・・ワシントン:2泊、ニューヨーク:4泊、ナイアガラ:1泊、トロント:3泊
7月01日(日) 成田に前泊
7月02日(月) ワシントンDCにANA機で移動、着後市内観光
7月03日(火) DC市内観光
7月04日(水) 独立記念日、パレード見学後鉄道にてニューヨークへ
7月05日(木) ニューヨーク市内観光、夜景ツアー
7月06日(金) ニューヨーク市内観光、TORにて夜景鑑賞
7月07日(土) ニューヨーク市内観光、バスにて夕景鑑賞
7月08日(日) ナイアガラに飛行機にて移動、着後市内観光
7月09日(月) 午前中市内観光、夕方鉄道にてトロントへ
7月10日(火) トロント市内観光
7月11日(水) トロント市内観光
7月12日(木) シカゴ乗り継ぎ成田へ
7月13日(金) 成田着
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 観光バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- ユナイテッド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ここが「呪いのブルーダイヤ」と言われるホープダイヤモンドを展示しているアメリカ自然史博物館
-
モール側入口の広い吹き抜けホールにはアフリカ象の大きな剥製がドーンと展示してあった
-
トーテムポールを取り囲む周り階段を上って一目散に展示室のある2階へ
-
階段にあった案内表示
-
時間の関係で他の貴重な展示には目もくれず、ホープダイヤモンドにを求めて2階の鉱物と宝石フロアーに
写真が鉱物と宝石フロアーの入口で目指すホープダイヤは一番奥にあった(出口には近い) もちろん警備員が厳重に警戒している
なお以下の展示物の説明にあたっては同ミュージアムのHPを参考にした
http://geogallery.si.edu/index.php/en/gems/exhibit -
まずはあの悲劇の王妃マリーアントワネットが着けていたと言われるイヤリング 横の説明文によると夫であるルイ16世から贈られたもので、1791年のフランス革命で囚われの身になった際身につけていたという
哀れ、マリーアントワネット! -
大きい方は20.34、小さい方は14.25カラットもある アントワネット亡き後はナポレオン三世の妻である皇后ウジェニーが着けたとも言われている
-
イチオシ
これはナポレオンが2番目の妻マリー・ルイーズに贈ったティアラとネックレス
-
ナポレオンのダイヤモンド・ネックレス このネックレスは最初の男子誕生を祝ってナポレオンが妻マリー・ルイーズに1811年プレゼントしたもの 234個-260ctのダイヤが使われている
-
マリー・ルイーズのティアラ 1810年、結婚に際しナポレオンが贈った
最初はエメラルドが入っていたが後にトルコ石に変更された
79個540ctのトルコ石と1006個700ctのダイヤが金と銀の細工で埋め込まれている -
イチオシ
ジャーン! お待たせしました これが伝説のホープダイヤモンド(45.52ct)です スミソニアン・ミュージアムでも圧倒的人気で、一番よく見られている展示品
このダイヤとしては珍しいブルーは微量のボロンが不純物として混入、ダイヤの炭素原子と置き換わり、これと光との相互作用で発色するといわれている*
*同ミュージアムのHPにあった資料を翻訳しました
なお同ダイヤはビデオでも撮影しています ビデオでも到底その美しさはお伝えできませんが展示の様子、輝きは写真よりもよく分かります 是非ご覧下さい
http://www.youtube.com/watch?v=nKUEYCfc1P8
写真& -
この展示だけは人が群がっているのですぐ分かる
-
イチオシ
これだけは独立したケースに展示されていました クルクルと一定時間間隔で回転する台の上に置かれていました
ファッションモデルのように時々自慢げに回転をやめてポーズし、そしてまたまた人を誘惑する怪しい光を四方八方に放って回転をします
幼い子供までがケータイのカメラで一生懸命その姿を写そうとしているのが微笑ましかった -
後姿も美しい チェーンもダイヤです
-
他にも貴重な宝石がいっぱいあった
これは「鳩の血の色」と称される深い赤色のビルマ産ルビーが31個埋め込まれたブレスレット -
「異端尋問のネックレス」と呼ばれるエメラルドのネックレス 374個のダイヤと15個のエメラルドがあり、中央の大きなエメラルドは45ct
豊かな色と類稀な透明度のため世界でも有数の素晴らしいエメラルドである
なお何故そのような名前が付いたかは不明だがある部分の類似品がスペイン王室で使われていて、後にフランス宮廷の貴婦人に着用された -
カルメン・ルチア・ルビーという際立った透明度のルビー(23.1ct) 1930年代ビルマで産出
-
ローガン・サファイヤのブローチ(423ct) スリランカ産出
20個合計16カラットのダイヤで縁取られている
各宝石には写真のように英語で簡単な説明が述べられている -
ローガン・サファイヤ・ブローチのアップ写真
-
左の美しいネックレスはスリランカ産の36個-195ctのサファイヤを使用
その濃いスカイブルーの色は周りを取り囲む435個84カラットのダイヤと良いコントラストを作っています
右はカルチエがデザインしたビスマルク・サファイヤ・ネックレスで中央のサファイヤは98.6ct -
Hooker エメラルド・ブローチ
ティファニーのデザインでコロンビア産の75.47ctのエメラルドと129個合計13ctのダイヤで構成されている -
このネックレスは50個のイエローダイヤ(合計244.1ct)を散りばめた
逸品でカルチエのデザインになるもの
写真中央のイアリングは25ctのイエローダイヤと40個のダイヤでできている -
写真右はマッケイ(Mackay)エメラルド・ネックレス コロンビア産出、168ct
カルチエによってデザインされたアールデコでプラチナとダイヤで装飾されてペンダントに仕立てられた
Clarence Mackay 氏が妻でありNYメトロポリタン・オペラのプリマ・ドンナだった Anna Case に贈ったもの
左はインディアン・エメラルド・ネクレスで24個のエメラルドが微小なダイヤを散りばめたプラチナのチェーンで結ばれている -
マルキーズ(Marquise)ダイヤモンド・リング 29.3ct
アール・デコの時代にカルチエによって作られた -
ここのコレクション中最大のダイヤであるポルトガル・ダイヤモンド(127.01ct)
紫外線を当てると蛍光として明るいブルーを発する 昼光あるいは白熱灯下で曇って見えるのはこの蛍光のせいで、もしこれがなければこのダイヤは少し黄色かかった色に見えるだろう -
ブルー・ハート・ダイヤモンド(30.62カラット) 南アフリカ産出
ハート型のブルーダイヤを25個(合計1.63カラット)のダイヤが取り囲んでいる -
非常に珍しいピンクのダイヤ、DeYoung Pink Diamond 2.86ct
完全に無色のダイヤは少なく、結晶が形成されるとき炭素原子のいくらかが窒素原子に置換されて大半は幾分黄色あるいは褐色を帯びる
珍しいピンクや赤のダイヤは結晶構造にある種の欠陥があると光との相互作用で発色する
暗くて小さいので非常に撮影が難しかった(ピンボケあるいはカメラぶれの写真ばかり) -
スミソニアンで高価な宝石ばかりを見た妻はすっかり目が肥えてNY五番街のティファニーに行っても何ら興味を示さなかった しめしめ見事に作戦成功!
*ご婦人によっては火に油を注ぐ結果になることもあり得ますのでご注意!
写真はティファニーのエントランスだが道路向こうのルイ・ヴィトンビルが窓に写りこんでいる
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