2012/06/09 - 2012/06/09
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ジェラードさん
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2010年に行われた瀬戸内国際芸術祭の作品が一部残っているということで、高松港からフェリーに乗り、男木島と女木島に行ってきました。
芸術祭が終わり、観光客の姿は少なかったですが、いまだに不思議な現代アートの数々を楽しめました。
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今回の目的の男木島と女木島までは高松からフェリーで行きます。
女木島までは20分、男木島までは40分の船旅となります。 -
まずは、男木島に上陸。
世界各国の言葉が書かれた屋根が印象的なこの作品は、フェリーの待合室兼観光案内スペースになります。 -
中はこんな感じ。
なんだか空港の中みたいな開放的な雰囲気です。 -
先ほどのスペースでレンタサイクル(500円)を借り、灯台を目指します。
灯台までの道はかなり狭くて、車ではちょっときびしいかなって感じです。
なんだかジャングルの中を進んでいるような気分。 -
港から1.5キロほど行くと、海が大きく見えてきます。
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そして、男木島に到着!
御影石が積み上げられた、洋風な雰囲気です。 -
海に打ち寄せられた漂流ガラスで施されていました。
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まさしく、明治時代の匂いがします。
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灯台のすぐ下は、海!!
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島の中心に戻り、散策を開始。
集落の大半は高台にあり、狭い路地道を歩くことになります。 -
まず見えてくるのは、「オンバ・ファクトリー」です。
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ここでは、島民が所有するオンバ(乳母車)を作成・修理などをする作業場があり、島民の交流スペースにもなっています。
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実際に、島民が集まっていました。
なんだか、島の未来を語るまじめな話が聞こえてきたのは、ここだけの話! -
個性豊かなオンバがたくさん!
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これはなんと家の形をしています。
少し驚いたのは、中は畳や窓まで精巧に再現されていました。 -
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海を見ながら、カフェするのもいいですね。
高台にあるので、瀬戸内海がしっかりと見えます。 -
せっかくなので、自家製のチーズケーキとコーヒーで一息休憩。
民家をそのまま利用したカフェは、なんだか落ち着けます。 -
こちらはちょっとかわいらしいオンバ。
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島を再び歩きだせば、民家にふつうにオンバがありました。
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これは壁画プロジェクトですね。
こんなカラフルな壁画が島の何箇所かにあります。 -
川島猛&ドリームフレンズギャラリー
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ダンベル??
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民家の中は異次元の空間。
白色の和紙で囲まれた空間に、カラフルな展示品がたくさんあり、色彩を楽しめます。 -
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ここもカフェスペースがあるので、のんびりするには良さそう。
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またまたカラフルな壁画だ。
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と思ったら昔ながらの家が存在感たっぷり。
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??
声を出してみると、響き渡ります。 -
続いては、「SEA VINE」という作品を見るために、またまた民家に。
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昔の普通のキッチンそのものです。
今でも誰かが生活しているような雰囲気だ。 -
そろばんがなぜか台所にたてられていました。
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作品はこちら
奥に見えるのが瀬戸内海で、手前の陶磁器が波を表しているとボランティアの方が言ってました。 -
良く見ると、陶磁器の花びら一つ一つに瀬戸内海や瀬戸大橋などの地元の画が描かれています。
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窓の枠の外は、瀬戸内海!
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「オルガン」
たくさんのパイプ管があって、いろんな音が聞こえてきそう。 -
さっきのパイプはここにつながるんだね。納得!
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望遠鏡をのぞくとこんな感じ。
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続いては、「漆の家」です。
最初に案内されたのが、「黒い部屋」で、全体が黒漆で囲まれています。
ただ、何層にも重ね塗りされており、良く見ると、白や青や紫などの模様が浮かび上がってきて、まるで夜空にいるよう。 -
お隣が「白い部屋」で、こちらは開放的な雰囲気!
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障子をあけると、緻密な讃岐漆芸が!お見事!
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ここからも窓枠から見る瀬戸内海が印象的です。
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母屋は、漆作品の制作場所となっていますが、ここでもやはり漆使用!緑色の漆はとても色鮮やかに見えますね。
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続いては、女木島へ移動。
レアンドロ・エルリッヒの「不存の存在」という作品を見ることに。
ちなみにこのアルゼンチン出身の作家は、あの有名な金沢21世紀美術館のトリック・プールも手掛けたようです。 -
民家の上品な「和」の風景の中で、まずは腹ごしらえです。
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パエリヤとコーヒーのセット(1000円)
パエリヤはしっかりと魚介のだしが効いていて、美味しかったです。 -
この中庭が作品になります。
「無」の音の空間の中に、時々「ザク、ザク・・・」と音が響きます。 -
よく見てみると誰もいないはずなのみ、突如、足音がついていきます。
まさか、透明人間??
作品の名前の由来が分かってきました。 -
本当に静かでいい空間。
ちょうど誰もいない時間に立ち寄ったので、不思議な時間を味わえました。 -
なぜかこんなスペースがありました。
ゆっくり、芸術やアルゼンチンに関する本の読書するのもいいかも。 -
かまどは使われていたんでしょうか?
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続いては、行武治美の「均衡」です。
小さな鏡が貼り合わされた空間、鏡に囲まれた感覚・・・不思議です。 -
普通の民家を利用しているので、昔の生活の痕跡がありました。
五右衛門風呂?? -
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愛知芸大の瀬戸内アートプロジェクト
何も考えずに、石の庭を見ているとついつい時間を忘れてしまいそうです。 -
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漆の床の先にあるピアノ・・・
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港に戻ってきて、ちょっと休憩。
モアイはゆかりがあるのでしょうかね。 -
「かもめの駐車場」
港の岸壁沿いに、たくさん並んでいて、風が吹けば、すべてがからから回り、不思議な光景になります。 -
「20世紀回想」は工事中のため、遠景のみ。
大工さんたちの休憩スペースになっていました。 -
そういえば、鬼が島の島でしたよね。
鬼が見張っています! -
島を守る昔の堤防といったとこでしょうか。
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フェリー乗り場は「おにの館」となっています。
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