2011/10/08 - 2011/10/09
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ジェラードさん
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通算直島5回目になりますが、今回が初めての1泊の旅。いつもはついつい急ぎ足になりますが、今回はいつもよりのんびり旅です。豊島は少し急ぎ足になりましたが、直島・豊島・犬島の現代アートを満喫した旅となりました。
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まずは、豊島を目指すため、高松港からの高速船に乗船。
[HP情報]
http://t-ferry.com/ -
天気も良く快適な瀬戸内の船旅が味わえます。
ただし、高速船なので、風が思いっきり強かったですが。 -
35分ほどで豊島に到着!
ちょっとした南国ムードがフェリー港に漂っています。 -
フェリーターミナルにあるレンタサイクルは9時からですが、職員の御好意で早めに使わせてくれました。
電動タイプなので、坂もすいすい。 -
途中の道でこんなにきれいなコスモスの大群と遭遇しました。
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「遠い記憶」塩田 千春
もともとは公民館だった建物を再利用。公民館の中央部に、家の扉や窓の廃材で作ったトンネルがあり、かつてそこに暮らしていた人々が見つめていた風景の記憶を表現するということだ。 -
トンネルの中はこんな感じ
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公民館としての名残がトンネルの両脇のスペースから感じとれます。
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昔は使われていただろう遊具もそのまま保存されています。
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公民館の周りののどかな棚田が印象的です。
段々と何段もの田が重なり合うようにして続いています。 -
作品のある甲生地区からは、100Mほど上り坂が続き、登りきると、眼下に瀬戸内海がきれいに見えます。
あと、温暖な土地柄でしょうか、みかんやオリーブの木がたくさん生えています。 -
みかん畑の中にあった昔は使われていたバス。
農道の入り口に「休憩所としてご利用ください」という看板がありましたが、車内ではなんだか落ち着かないですね。 -
唐櫃岡地区まで自転車で降りてくると、牛の放牧風景がありました。
うーん、のどかだな。 -
唐櫃浜地区まではさらに急な坂がありました。
まるで、道路の先には何もないみたい。 -
ここにもきれいな棚田の風景がありました。
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「心臓音のアーカイブ」 クリスチャン・ボルタンスキー
世界中の人々の心臓音を集めて心臓の鼓動に連動して電球が明滅するインスタレーションにより、「一人一人の人間存在に固有性はありがらも、死とともに消滅してしまう」という生と死の対照性をあらわしています。(公式HPより)
[公式HP]
http://www.benesse-artsite.jp/boltanski/index.html -
受付近くにある窓から見る砂浜海岸。
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今度は急な坂を上り、豊島美術館へ。
[公式HP]
http://www.benesse-artsite.jp/teshima-artmuseum/index.html -
瀬戸内海の島を一望するには最高のイスが3脚。
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受付を済ますと、まずは散策路を歩くようなコースとなっています。
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これがメインの建物。中は独特の空間があり、水滴の移動と風を感じながら、ついつい時間を忘れて佇んでしまいます。
天井にある2箇所の開口部から、周囲の風、音、光を内部に直接取り込み、自然と建物が呼応する有機的な空間です。内部空間では、一日を通して「泉」が誕生します。その風景は、季節の移り変わりや時間の流れとともに、無限の表情を伝えます。(公式HPより) -
こちらは、建築家・西沢立衛が空間をデザインした豊島美術館に隣接するカフェ&ショップスペースで、豊島の棚田で作られたお米のおにぎりやいちごサイダーなどが味わえます。
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「島キッチン」 安部 良
[公式HP]
http://shimakitchen.com/ -
おいしそうなメニューがずらり。ちょうど昼時だったので、ここで昼食をとることにしました。
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建物に入ると、オープン空間であるキッチンが目に入ってきます。
島民スタッフの元気のある声と活気が響き渡っていました。 -
客席はこんな感じで、古い民家を改装したようですが、天井が低いため隠れ家的な雰囲気があります。
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古い時計はもともと使われていたものでしょうか?
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島キッチンセット(1500円)
お魚の唐揚げが豪快に乗っかっていました。 -
キーマカレーセット(1200円)
前菜だけでも、島で取れた魚などを使った料理がたくさん。 -
メインのカレーは野菜の天ぷらたっぷり乗っていて、とても食べ応えがありました。
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島の外にはイベントスペースが設けられていました。
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「空の粒子/唐櫃」 青木 野枝
神社の広場にある貯水タンクの周りに鉄のワッカみたいなものがあり、耳をすますと、微かに水が流れる音が響く感じがします。 -
13時前のフェリーに乗り、豊島から犬島へ移動。
フェリー到着場のすぐ近くに、美術館やフェリーのチケット売り場兼お土産屋の建物が建っています。 -
精錬所の門までは3分ほど歩きます。
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精錬所の入り口。これから冒険に出かけるような感じですね。
犬島に残る銅製錬所の遺構を保存・再生した美術館です。「在るものを活かし、無いものを創る」というコンセプトのもと作られた「精錬所」は既存の煙突やカラミ煉瓦、太陽や地熱などの自然エネルギーを利用した環境に負荷を与えない三分一博志の建築と、日本の近代化に警鐘をならした三島由紀夫をモチーフにした柳幸典の作品、また植物の力を利用した高度な水質浄化システムを導入しています。(公式HPより)
[公式HP]
http://www.benesse-artsite.jp/seirensho/index.html -
鏡を使ったトリックアート、風を冷やしたり温めたりするからくり・・・など結構面白かったです。
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ジンジャーサイダーと犬島サンドで一息休憩
カフェでは元気なおばあちゃんが働いていました。地元の雇用の場所としても重要な役割をこの美術館や家プロジェクトが担っているということですね。 -
精錬所の遺構群
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まるで戦場に来たみたい
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昔使われていた橋??
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発電所跡
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犬島から瀬戸内海を眺める。
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今夜のお宿がある直島へ移動。
本村地区の「おおみやけ」というお宿に泊まらせていただきました。なんと建物は登録有形重要文化財にしていされています。
[公式HP]
http://oomiyake.jp/ -
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和の雰囲気の中に突如イングランドのような雰囲気が同居する庭園
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オーナーのペットのようです。
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母屋屋敷
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母屋屋敷の内部はこんな感じで、とても趣きがある雰囲気となっています。
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「和」そのもの
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昔の世界地図だけど、いつの時代のものだろう?
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夕方の本村港の風景
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ちょうどフェリーが入ってきました。
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宿の夕食は、直島近海で取れたお魚や海藻が使われた素朴な家庭料理でした。味付けが控えめでとても美味しかったです。
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フランスの何とか風ハンバーグ
オーナーがフランスに住んでいたこともあるらしく、チーズ、白ワイン、ピクルスなどが効いた濃厚な感じでした。
ちなみに、オーナーはモロッコに長く住んでいたこともあるようで、日によってはモロッコ料理も出てくるとか。 -
早朝の本村地区の風景
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猫がこの町には似合います。
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朝焼けの風景の中を散歩中
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「南瓜」 草間彌生
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堤防の先にある黄色かぼちゃは、本当に瀬戸内海との相性がばっちりです。
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「かえると猫」 カレル・アペル
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「腰掛」 ニキ・ド・サン・ファール
このようなカラフルな作品がベネッセアートサイト周辺には多くて、ちょっと歩くだけでも本当に面白いです。 -
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地中美術館の近くにある「睡蓮の庭」。
本家もびっくりの出来上がり具合だ。 -
直島銭湯「I?湯」
[公式HP]
http://www.naoshimasento.jp/ -
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島の北部は三菱マテリアルや吉野石膏などの工場が立ち並び、また違った雰囲気があります。
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宿に戻って朝食。
ガーデンの中でとる朝食は特に美味しく感じられます。 -
路線バスに乗り、ベネッセハウスミュージアムへ。
[公式HP]
http://www.benesse-artsite.jp/benessehouse-museum/index.html -
館内は撮影禁止ですが、シュールな作品が多くあって、とても面白いです。
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「赤かぼちゃ」 草間彌生
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今日は秋祭りの日
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子供が4人仲良く並んで・・・。
ちょっと緊張気味?? -
直島とはこれでお別れです。
また、来るからね! -
高松に戻り、最後は「宮武うどん」のうどんで締めました。
いりこが効いた出しが美味しかったです。
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