「誘遊四国」（1）栗林公園訪問　金刀比羅宮・本宮まで785段歩き　＆ご存知讃岐うどん

2006/12/12 - 2006/12/12

「旅の記録」（25)・・四国周遊の旅・高松栗林公園

　ＡＮＡ誘遊四国号Ｂルートに乗って「四国周遊」旅の記録です。

　最初の訪問地である「栗林公園」を　帰京後WEBアルバムでさらりと軽めに紹介したところ　そのアルバムに「香川県高松市観光課」より　15行びっしりと補足説明の書き込みがあり、びっくりしました。

「紫雲山を借景として6つの池と13の築山を巧妙に配した大名庭園で、回遊式庭園の南庭と近代的に整備された準洋式の北庭からなっている。面積は約75ヘクタールと特別名勝に指定されている庭園の中では最大の広さである。・・・・・」長いので省略しますが。「香川県高松市」観光課の方はしっかり仕事をされているんですね。

　「栗林公園」の次に金刀比羅宮へ、俗に言うこんぴらさん。参道の長い石段は有名で、本宮まで785段、奥社までの合計は1368段にも及びます。785段ってのは口では簡単にいえるのですが、実際に歩くと、これはもうタフなことこの上なし。

　時間不足で奥の1368段には辿り着けなかったものの、これを歩ければ、もう後は怖いもの無しです。


注）　このブログ記事中　栗林公園と金刀比羅宮に関する記述はフリー百科ウィキペディアなどから抜粋し一部加筆したものです。

エリア 高松(香川)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 観光バス ANAグループ
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

強い雨の中を　高松に向かいます。

出発時の羽田は気温８度Ｃ　高松は１５度Ｃ　

高松からは【ANA誘遊四国Ｂルート乗車】

四国といえば　これが　ご存知　讃岐うどん

取り合わせから言って　B級グルメ満喫

ANA誘遊四国Ｂルート最初の立ち寄り先です。

▼栗林公園
約370年前に高松藩主生駒高俊公が築庭し、水戸光圀の実兄松平頼重公に引き継がれ、約100年の歳月を経て完成したお庭の国宝ともいうべき特別名勝。

栗林公園（りつりんこうえん）は、国指の特別名勝に指定されています。

高松歴史文化道に指定。2009年3月16日発売の『ミシュラン観光ガイド』に「わざわざ訪れる価値のある場所」として最高評価3つ星に選定されました。

また2012年には、米国の庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」の「2011年日本庭園ランキング」で、足立美術館（島根県）、桂離宮（京都府）に続く3位を獲得しました。

　紫雲山を借景として6つの池と13の築山を巧妙に配した大名庭園で、回遊式庭園の南庭と近代的に整備された準洋式の北庭からなっています。面積は約75ヘクタールと特別名勝に指定されている庭園の中では最大の広さです。

1625年頃、讃岐領主生駒高俊によって、南湖一帯が造営され、1642年入封した松平頼重に引き継がれ、以後高松松平家5代約100年をかけて完成しました。明治政府の管理下におかれた後、1875年に県立公園になり一般に公開されました。1953年には特別名勝に指定されました。

園内には、茶亭や香川県の民芸品を展示している讃岐民芸館や、特産品を展示即売する商工奨励館もあります。

名は栗林ですが、当初から松を中心とした庭園です。名の由来となった栗林は、かつては北門付近に存在していましたが、伐採されました（鴨猟の邪魔になるためとも言われています）。

英語表記は「Ritsurin Park」だったものが、外国人観光客の増加に伴い「実態と合っていない」という指摘が多くなされていました。このため2009年3月以降は「Ritsurin Garden」に改めることとなりました。

イメージキャラクターは「りんちゃん」。2011年11月にデザインを一般公募で応募された中から決定した後、12月に名前も一般公募により決定しました。

栗林公園を代表する松の葉などをあしらった女の子のキャラであり、子供向けパンフレットなどに使用されます。香川県下のほとんどの小学校あるいは中学校が、1度は遠足の対象としている場所でもあります。

公園内の北庭と南庭には桜が植えられており、春には一帯が花見の名所となっています。また、秋にも園内の木々に加えて借景である紫雲山の紅葉が美しく、栗林公園ではこれら二季の季節イベントが堪能できます。

どちらとも日中に加えて夜間にも入園ができ、その際は桜や紅葉した木々がライトアップされます。このライトアップは桜が2002年から、紅葉が2001年から行われているもので、その幻想的な美しさから人気が高く、2007年の紅葉ライトアップでは期間中10日間の入園者が夜間だけで1万1284人に達したそうです。

金刀比羅宮参拝前に　まず腹ごしらえ、ランチタイムなので　オプションがいっぱい。

腹ごしらえが整うと　一気に金刀比羅宮へ・・。

金刀比羅宮（ことひらぐう）は、香川県仲多度郡琴平町の象頭山中腹に鎮座する神社です。こんぴらさんとも呼ばれて親しまれており、金毘羅宮、まれに琴平宮とも書かれます。

明治維新の神仏分離・廃仏毀釈が実施される以前は真言宗の象頭山松尾寺金光院であり、神仏習合で象頭山金毘羅大権現と呼ばれました。

現在は神社本庁包括に属する別表神社、宗教法人金刀比羅本教の総本部であり、全国の金刀比羅神社・琴平神社・金比羅神社の総本宮でもあります。

長く続く参道の石段が有名で、奥社まで登ると1368段にもなります。例大祭に合わせて毎年、これをメインに「こんぴら石段マラソン」が開かれています。

この日は時間的制約もあり　785段で折り返しましたが、参拝後の帰路は一部石段ではなく　軽い坂道もあります。

時代を超えた海上武人の信仰も篤く、戦前の大日本帝国海軍の慰霊祭だけではなく、戦後の朝鮮戦争における海上自衛隊の掃海殉職者慰霊祭も毎年、金刀比羅宮で開かれます。

境内の絵馬殿には航海の安全を祈願した多くの絵馬が見られます。

金毘羅講に代表されるように古くから参拝者を広く集め、参道には当時を偲ばせる燈篭などが今も多く残っています。

海上交通の守り神として信仰されており、漁師、船員など海事関係者の崇敬を集めています。神徳は極めて高いとされ、海上交通のみならず、交通安全に関しては日本でも随一の功徳を誇るとする声もあるほどです。

こちらは　表参道　

785段を　昇り終えると快適空間を　見渡せるはずが　この日はガスがかかっていて・・・。

境内は　どこか厳粛というより　親しみの持てる神社でした。

松竹大歌舞伎のポスターやら　四国は歌舞伎や芝居が大好きな土地柄です。

こんぴらさんの　お膝元　琴平町をあとにして　香川県から　徳島県へ向かいます。