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芭蕉達は高岡の宿から倶梨伽羅峠の登り口にほど近い埴生(護国)八幡宮に直行しているが、我々の旅はもう少し道草を楽んだ後、埴生(護国)八幡宮で芭蕉達の旅と合流することになる。<br /><br />我々の旅では瑞龍寺参詣後に放生津八幡宮に向かったのだが、放生津八幡宮は芭蕉達の旅のルートに則って”18歌枕”奈呉浦”に建つ大伴家持所縁の放生津八幡宮”で取り上げ済み。<br /><br />放生津八幡宮を発ったバスは庄川の鉄橋を渡り、更に小矢部川を越え、氷見街道(国道6号線)を北上し、芭蕉に成り替わって氷見市に建つ藤波神社参拝に向かう。<br /><br />急な石段下の一の鳥居の脇の石塔には”田子浦藤波神社”と刻まれていた。<br /><br />急な石段に覆い被さる様に、大きな藤の古木が絡み合う。<br /><br />ここは女性姿の美しい藤の花の妖精が舞う、謡曲「藤」の舞台との事。<br /><br />藤の花の頃に見てみたいものだ。<br /><br />石段の上の小さな拝殿の左奥に、北の日本海と向き合った大伴家持の歌碑が建っていた。<br /><br />   藤波の 影なす海の 底清み<br />      沈着(しず)く石をも  珠とぞ吾が見る    大伴家持<br /><br />現在は拝殿の前にも、藤の古木が絡んだ木々が生い茂り、芭蕉の詠んだ”有磯海”は望むべくもない。<br />

奥の細道を訪ねて第14回24大伴家持の歌碑が富山湾を望んで鎮座する藤波神社 in 氷見市

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2011/12/15 - 2011/12/15

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WT信

WT信さん

芭蕉達は高岡の宿から倶梨伽羅峠の登り口にほど近い埴生(護国)八幡宮に直行しているが、我々の旅はもう少し道草を楽んだ後、埴生(護国)八幡宮で芭蕉達の旅と合流することになる。

我々の旅では瑞龍寺参詣後に放生津八幡宮に向かったのだが、放生津八幡宮は芭蕉達の旅のルートに則って”18歌枕”奈呉浦”に建つ大伴家持所縁の放生津八幡宮”で取り上げ済み。

放生津八幡宮を発ったバスは庄川の鉄橋を渡り、更に小矢部川を越え、氷見街道(国道6号線)を北上し、芭蕉に成り替わって氷見市に建つ藤波神社参拝に向かう。

急な石段下の一の鳥居の脇の石塔には”田子浦藤波神社”と刻まれていた。

急な石段に覆い被さる様に、大きな藤の古木が絡み合う。

ここは女性姿の美しい藤の花の妖精が舞う、謡曲「藤」の舞台との事。

藤の花の頃に見てみたいものだ。

石段の上の小さな拝殿の左奥に、北の日本海と向き合った大伴家持の歌碑が建っていた。

   藤波の 影なす海の 底清み
      沈着(しず)く石をも  珠とぞ吾が見る    大伴家持

現在は拝殿の前にも、藤の古木が絡んだ木々が生い茂り、芭蕉の詠んだ”有磯海”は望むべくもない。

同行者
一人旅
交通手段
観光バス 新幹線
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)

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