上越・直江津旅行記(ブログ) 一覧に戻る
我々の直江津の最初の訪問地は五智国分寺であったが、芭蕉は高田城下在の医師細川春庵の招きで高田を訪れ、そこで3泊した後能生に出発する途上で五智国分寺を訪れる。<br /><br />この旅行記もわれわれの実際の旅行順序とは離れ、出来るだけ芭蕉の足跡の順を追うこととする。<br /><br />芭蕉達が紹介状を貰って宿泊を予定していた聴信寺は、渡し船で今市に渡った関川の川縁近くにあり、その足でに聴信寺に出向いたが、葬儀の最中だったので芭蕉達は泊まるのを遠慮した。<br /><br />しかし芭蕉を知る者がおり、芭蕉達を追い聴信寺の宿泊を再三勧めたが、芭蕉達はこれを断わり、旅籠古川市左衛門宅に宿泊することとなった。<br /><br />旅籠古川市左衛門宅跡は取り壊され、現在は駐車場。<br /><br />その夜聴信寺を借り、歌仙が興行され、芭蕉の発句で句会が開かれた。<br /><br />   文月や 六日も常の夜には似ず   芭蕉<br /><br />この句の句碑が聴信寺にほど近い、関川の河口に建つ琴平神社の境内にある。<br /><br />琴平神社の脇には、安寿と厨子王の供養塔があった。<br /><br />翌日は知人の俳人佐藤右雪宅に宿泊。

奥の細道を訪ねて第14回03喪中であった為芭蕉が泊まるのを遠慮した聴信寺 in 直江津

2いいね!

2011/12/13 - 2011/12/13

508位(同エリア611件中)

WT信

WT信さん

我々の直江津の最初の訪問地は五智国分寺であったが、芭蕉は高田城下在の医師細川春庵の招きで高田を訪れ、そこで3泊した後能生に出発する途上で五智国分寺を訪れる。

この旅行記もわれわれの実際の旅行順序とは離れ、出来るだけ芭蕉の足跡の順を追うこととする。

芭蕉達が紹介状を貰って宿泊を予定していた聴信寺は、渡し船で今市に渡った関川の川縁近くにあり、その足でに聴信寺に出向いたが、葬儀の最中だったので芭蕉達は泊まるのを遠慮した。

しかし芭蕉を知る者がおり、芭蕉達を追い聴信寺の宿泊を再三勧めたが、芭蕉達はこれを断わり、旅籠古川市左衛門宅に宿泊することとなった。

旅籠古川市左衛門宅跡は取り壊され、現在は駐車場。

その夜聴信寺を借り、歌仙が興行され、芭蕉の発句で句会が開かれた。

   文月や 六日も常の夜には似ず   芭蕉

この句の句碑が聴信寺にほど近い、関川の河口に建つ琴平神社の境内にある。

琴平神社の脇には、安寿と厨子王の供養塔があった。

翌日は知人の俳人佐藤右雪宅に宿泊。

同行者
一人旅
交通手段
観光バス 新幹線 JRローカル
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)

この旅行記のタグ

関連タグ

2いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

価格.com旅行・トラベルホテル・旅館を比較

PAGE TOP