奥の細道を訪ねて第14回23国宝・加賀藩前田家の菩提寺・瑞龍寺堂内の景観　in 高岡市

2011/12/15 - 2011/12/15

瑞龍寺堂内の景観の写真。

写真の順序

①仏殿から堂内に入る。本尊は釈迦、文殊、普賢の三尊。独特な天井装飾。
②正面に二代藩主前田利長の位牌が安置されている法殿。天井の照明が見事。
③法殿入り口から左右に延び、仏殿を取り囲む回廊と回廊西面の禅堂。
④回廊西外庭に並ぶ石廟と竹藪に佇む茶室。


加賀100万石の第2代藩主前田利長は、ここ高岡が気に入り、城を築き、隠居所的にも使用し、高岡城で没した。

利長から加賀100万石を譲られた第３代藩主前田利常は、利長とは義弟の関係であった事もあり、利長に対する己の感謝の意を内外にアピールし、併せて加賀100万石の威光を世間に表す手段として、金沢でなく利長が愛したここ高岡に大伽藍を建設。

前田利長墓所と合わせ、加賀100万石の凄さは武力だけでない事を示さんとした、前田利常の意気込みを強く感じさせられた。

エリア 高岡(富山)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 新幹線 JRローカル
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）