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五智国分寺は直江津駅から1.2k 西に建つ。<br /><br />我々の旅のルートは直江津での最初の訪問地が五智国分寺であったが、芭蕉は高田の医師細川春庵の招きで高田に3日逗留した後、高田を北へ向かい、現北陸自動車道の手前の木田新田で左折れし、斜めに現北陸自動車道を潜る様に進み、春日城近くの中屋敷で再び北上、北陸道(加賀海道)に出る山道を辿る。<br /><br />五智国分寺には北陸道に出る手前で、近くの居多神社と共に参拝に立ち寄っている。<br /><br />天平年間、聖武天皇が詔勅を発し、各国毎に国分寺が建立されたそうだが、五智国分寺はその際建てられた越後国分寺を文祀したもので、五智とはここの本堂に祀られている、大日・薬師・宝生・釈迦・阿弥陀の五如来を指す。(資料)<br /><br />創建当初の場所は不明だが、現在の国分寺は室町時代に、上杉謙信が臨済宗円通寺跡に再興。<br />境域19,000?を誇る。(資料)<br /><br />仁王門を潜ると正面に端正な本堂が鎮座する。<br /><br />本堂は1988年火災で焼失し、現在の本堂は10年後の1998年再建された総木造。<br /><br />本堂の右手前には木々で囲まれた、県の指定文化財に登録されている見事な三重塔が建つ。<br /><br />1865年一応竣工したが、その後も手が加えられ、現在の姿は1877年(明治10年)完成したものだが、まだ手直しは継続されているらしい。<br /><br />五智国分寺では親鸞聖人は切り離せない。<br /><br />越後に流された親鸞が、五智国分寺住職の計らいで、8か月程、頸城郡郡司の荻原民部少輔年景の館内にあった竹之内草庵に寄遇したとされ、ここが最初の配所。<br />再建されたその草庵跡が境内の一角に残っている。<br /><br />参道の右手前に大きな旅姿の親鸞像がある。<br /><br />我々が目指す芭蕉句碑もあるが、ここでは親鸞に押され、やや影が薄い。<br />刻まれている句も高田の細川草庵を訪れた時の句で、芭蕉の五智国分寺に係る記述は見当たらないようだ。<br /><br />   薬蘭(やくらん)に いづれの花を草枕    芭蕉<br /><br />ここの境内の小さな池の脇にもう1つ句碑が建ち、字が明瞭でない事もあり、周囲の景情から有名な芭蕉の句碑とつい誤認してしまうので、念の為掲載しておきます。<br /><br />  いたいけに蝦(かはづ)つくばふ浮葉哉    仙化<br /><br />仙化は江戸の芭蕉の門人。「蛙合(かわずあわせ)」を編み、同句集中この句が有る。<br />

奥の細道を訪ねて第14回07シンボルの三重の塔が美しい五智国分寺 in 直江津

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2011/12/13 - 2011/12/13

508位(同エリア611件中)

WT信

WT信さん

五智国分寺は直江津駅から1.2k 西に建つ。

我々の旅のルートは直江津での最初の訪問地が五智国分寺であったが、芭蕉は高田の医師細川春庵の招きで高田に3日逗留した後、高田を北へ向かい、現北陸自動車道の手前の木田新田で左折れし、斜めに現北陸自動車道を潜る様に進み、春日城近くの中屋敷で再び北上、北陸道(加賀海道)に出る山道を辿る。

五智国分寺には北陸道に出る手前で、近くの居多神社と共に参拝に立ち寄っている。

天平年間、聖武天皇が詔勅を発し、各国毎に国分寺が建立されたそうだが、五智国分寺はその際建てられた越後国分寺を文祀したもので、五智とはここの本堂に祀られている、大日・薬師・宝生・釈迦・阿弥陀の五如来を指す。(資料)

創建当初の場所は不明だが、現在の国分寺は室町時代に、上杉謙信が臨済宗円通寺跡に再興。
境域19,000?を誇る。(資料)

仁王門を潜ると正面に端正な本堂が鎮座する。

本堂は1988年火災で焼失し、現在の本堂は10年後の1998年再建された総木造。

本堂の右手前には木々で囲まれた、県の指定文化財に登録されている見事な三重塔が建つ。

1865年一応竣工したが、その後も手が加えられ、現在の姿は1877年(明治10年)完成したものだが、まだ手直しは継続されているらしい。

五智国分寺では親鸞聖人は切り離せない。

越後に流された親鸞が、五智国分寺住職の計らいで、8か月程、頸城郡郡司の荻原民部少輔年景の館内にあった竹之内草庵に寄遇したとされ、ここが最初の配所。
再建されたその草庵跡が境内の一角に残っている。

参道の右手前に大きな旅姿の親鸞像がある。

我々が目指す芭蕉句碑もあるが、ここでは親鸞に押され、やや影が薄い。
刻まれている句も高田の細川草庵を訪れた時の句で、芭蕉の五智国分寺に係る記述は見当たらないようだ。

   薬蘭(やくらん)に いづれの花を草枕 芭蕉

ここの境内の小さな池の脇にもう1つ句碑が建ち、字が明瞭でない事もあり、周囲の景情から有名な芭蕉の句碑とつい誤認してしまうので、念の為掲載しておきます。

  いたいけに蝦(かはづ)つくばふ浮葉哉    仙化

仙化は江戸の芭蕉の門人。「蛙合(かわずあわせ)」を編み、同句集中この句が有る。

同行者
一人旅
交通手段
観光バス 新幹線 JRローカル
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)

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