Japan　青梅丘陵散歩①　～ミツバチばあやの冒険～

2011/04/30 - 2011/04/30

足腰弱った唐辛子爺のトレーニングは続きます。
今回は青梅丘陵を歩いてみました。

エリア 青梅(東京)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩

青梅駅で不思議なふたりに遭遇しました。
いつだったかどこかで見たことのある
アフリカの楽器を演奏し続けるふたり。

シャラシャラと乾いたやうな涼しげなその音色。

シンプルなメロディの繰り返しなのに
まるで陶酔したまま時が止まったかのやうに
または
まるで終えるのがこわいからかのやうに
その音楽はつづきました。

Ｇパンの方の方が
ジンバブエに2ヶ月習いにいったというムビラ。
日本では実近修平という人がムビラの演奏家だそうです。

いつかライブを聞きにいってみたいものだなあ。

ＪＲ青梅線軍畑（いくさばた）駅下車。

線路を少し戻って踏み切りを渡ると
せせらぎ沿いに農家があり

なんと
ウワミズザクラが咲いていました！

え？
これが桜なの？
と思われる方もいらっしゃるかも。

近くで見てもやっぱり桜とは思えない・・・^_^;
http://4travel.jp/traveler/tougarashibaba/pict/22321354/

このせせらぎは

流れがはやい

岩がすべる

ここは

あぶない！

橋の袂に染色塾

お不動さんのお顔を

覚えておいてください。

表紙画像でじっくりと。

地下足袋って洗うんですね。

大変だあ。

ふたごの木の年輪

軍畑から青梅駅へのコースは

登りが結構きつい。

一段一段の高さが高いからなんです。

熊に注意と書いてあるのに

ここからは携帯も通じない。

こわいよ〜。

そうと知ってれば

鈴かラジオでも持ってきたのに。






せせら笑う木苺の花

チゴユリ

野すみれ

長いこと唐辛子婆のお気に入りだった
このつる草はなんと
テイカカズラだったことがわかって
なんだかがっかり。

それにしても山中では
テイカカズラのようには見えませぬ。

「これは結構めずらしいかも。」

唐辛子爺はタイでいっとき

蝶にトチ狂ってました。

ヘビだあ！

斜面には

シャガが植えられてて

「落葉樹の雑木林がいちばん和むなあ。」

唐辛子爺がしみじみ。

左はんぶん常緑樹

右はんぶん落葉樹。

桜の木の姿が見えないのに

花びらが

吹きよせられて。

見晴らしのいいところで

お弁当にして。

おや？

これはセメント工場？

ここは私有地を整備して
ハイキングコースにしてくださってる
そうです。


えっ？
バイキング？

誰かが
わざわざ太いサインペンもってきたのね。


わたしです（タヌキ）
ワタシです（クマ）
私です（イノシシ）

黒田電気に乾杯！！
黒田電気に感謝！！
黒田電気にご褒美！！
黒田電気に土下座！！

トイレは
コースに一ヶ所しかありませぬ。

秋葉山という火伏せの神社

これで
この先結界ちゅんだから
ジャパニーズって面白いねえ。

火伏せのお不動さんは

ウィンクしてる。

表紙のお不動さんも

ウィンクしてる。

どうして？？

コースは青梅駅を目指してますけど

途中の駅に行くこともできます。

不思議な

納骨堂の卒塔婆

このあたりから

私たちの歩く前後を

ひらひらと

蝶々が舞うみたいに

ひとりの女性が

走ったり立ち止まったり。

「論文の確認に来てるんです。

このあたりの碑は
西のほうから移してきたもので。

日清日露の時代の方々や
牛馬をお祀りしてるんです。」

「でも
このあたりの馬は
めったに合格（徴用に）してないという
記録も残っていて。」


いずれにしても
秋本好古の時代のことですよね。


なんだか彼女が神聖な
山の精のように見えたりして。

そうだよ、唐辛子婆さん。

「右近ですね。」

涼しい目元の山の精は

そういってまたひらひらと

どこかへ翔んでいってしまひました。

この旅行記へのコメント （4）

• arfaさん 2011/06/19 16:21:31

  書写寺？

  こんにちは、arfaです。
  
  この播磨の国、書写の写しとなっていますね？
  姫路の書写山にこんな仏像があったかな。
  
  表紙の仁王像は、すごい迫力の仏像ですね。

  唐辛子婆さん からの返信 2011/06/21 01:31:05

  RE: 書写寺？

  arfaさん、こんばんは。
  
  書き込み＆投票ありがとうございます。
  
  > この播磨の国、書写の写しとなっていますね？
  > 姫路の書写山にこんな仏像があったかな。
  
  よくわかりませんが
  そのあたりに写っている女性が論文書くのにその石碑をずいぶん
  詳しく調べてて、西のほうのお寺からもってきたものだとか
  言ってましたよ。
  
  > 表紙の仁王像は、すごい迫力の仏像ですね。
  
  これはこのあたりの石碑とは別に
  軍畑の駅の近くの道にお地蔵様みたいにお祀りしてあったものです。
  
  唐辛子婆

• ElliEさん 2011/06/19 13:34:01

  バイキングコース！　笑

  誰が書いたんでしょうね？！
  ずいぶん古いらしい看板ですが・・・。
  
  軍畑の駅は急な坂道で大変だけど、私はあそこからの景色がとても好きです。
  畑があったり、古い家があったり、遠くの丘陵も見えたり。
  写真のお地蔵様は、どこのお寺でしょうか？軍畑の近くの東光寺？
  
  コメント、待ってますよ〜！

  唐辛子婆さん からの返信 2011/06/21 01:39:41

  RE: バイキングコース！　笑

  hastingsさん、こんばんは♪
  
  > 誰が書いたんでしょうね？！
  
  うふふ、同じ太さのサインペンを持ってきて書いたんですよね（笑）
  
  > 軍畑の駅は急な坂道で大変だけど、私はあそこからの景色がとても好きです。 畑があったり、古い家があったり、遠くの丘陵も見えたり。
  
  そうですね。確かに上りはきつかったです。
  hastingsさんもいらしてたと思うと嬉しくなっちゃいました。
  
  > 写真のお地蔵様は、どこのお寺でしょうか？軍畑の近くの東光寺？
  
  いいえ、青梅の駅に近くなってからです。梅岩寺だったと思います。
  
  > コメント、待ってますよ〜！
  
  このところ忙しかったのでコメントなしの旅行記がたまってて（汗）
  北京の旅行記もはやくお邪魔したいんですけど。
  気長にお待ちくださいね。
  
  唐辛子婆