GREEN TOUR＠カッパドキア～１７日間中東・トルコ旅行！その２２～

2010/08/12 - 2010/08/12

約半月の中東旅行。
ヨルダン・シリア・レバノンと抜け南キプロスへ飛び、北キプロスを抜けてフェリーでトルコへ。
ややあわただしくもとっても充実した旅を送ることができました。

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2010年8月11日
カッパドキアは見所がたくさんある。
有名な気球、レンタサイクルにバギーなどのアクティビティに加え、
見所を抑えて効率よく周るバスツアーがあります。

代表的なものに『レッドツアー』と『グリーンツアー』がありますが、今回はグリーンツアーのほうを申し込みました。

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グリーンツアーの旅程：
１ギョレメ・パノラマ→２デリンクユ地下都市→３ウフララ渓谷→４ベリスリマ村（昼食）→５ヤプラキヒサル・パノラマ→６セリメ修道院→７ピジョンバレー→８みやげ物屋（オニキス）
１人70TLの入場料込み＆食事・バス送迎付。
ガイドはすべて英語。

時間がない旅行者、ガイド付きで効率よく周りたい旅行者にはもってこいの内容。
ウフララ渓谷では軽いハイキングがありますのでご留意ください。
（希望者はハイキングせずに昼食場所まで行くことも可能）

朝から出発、帰りは夕方のフルコース。
大変充実したツアーなのは間違いなし！

エリア カッパドキア(トルコ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 高速・路線バス 観光バス 徒歩
• 航空会社: エミレーツ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

朝9時30分
泊まっていたホステル：トラベラーズケイブに送迎者登場。
ギョレメの中心部までバンで移動し、グリーンツアーとレッドツアーの参加者が分けられます。

バスの表示を見ると、主催はこのHIRO TOURという会社のよう。

こんなマイクロバンで出発。

この日はいろいろな国からのお客さんがいっぱい。
ユーロから、アメリカから。
しかしトルコ全体では、日本人と韓国人の訪問がトップだとのこと。
（ガイドさん談）

最初の目的地：ギョレメパノラマ

雄大な自然の眺め。
5分ほど停車したら、次は地下都市へ。

デリンクユの地下都市です。

地下都市へとつながる縦穴。
これは古代のエレベーターとして使われていた穴だそうです。

ではいよいよ中へと入ります。

中は洞窟状になっていて、複雑に通路が伸びている。

ローマ帝国の迫害を恐れた初期キリスト教徒によって掘り進められたとされているカッパドキアの地下都市。このデリンクユは立ち入れるだけで８層からなっている。本当は１２層くらいあるらしい。

このシェルター状になった地下都市、外部からの進入を阻止するように通路は小さめに出来ています。体の大きさは現在とそこまで大差なかったようで、そのように結論付けられたとのこと。

石のドア。
敵が侵入してきたときに、このような大きな石で通路を防ぎ、進行を食い止めるのです。

ところどころに立ち入り禁止の場所もあり。
ガイドさんなしだと迷ってたなあー。
それだけ広いし、深い。

この上部にある石の凹みは、ろうそくを置いていたそうです。

STABLE＝家畜小屋
こんな地下で家畜が飼われていたとは･･･！

WELL＝井戸
長期間にわたり、地下で暮らせるようにいろいろと工夫されている。

地上へとつながる光。
これはエレベーターの穴だと推測される。
すごいなあー。

ところどころにこのような穴が開いているので、
探索の際には足元に気をつけてください。
本当に暗いし、方向感覚もなくなってくるので・・・。

こんな風に敵をしばって拷問したんだよ、とのこと。
ちなみにこれがガイドさんです。
英語タンノーでイケメン！

さて地上へとあがります。

お次はウフララ（IHLARA）渓谷へ。

この地下都市の近辺には土産物売りの露天があり、
おばちゃんたちが手作り人形を売ってました。
１０TL〜。これは３０TL（150円）くらいでした。

いくつかゲットして日本に持ち帰ったら喜ばれました。

さて次の目的地ウフララ渓谷に到着。
ここから川ぞいの道を軽いハイキング、はじまります。

入り口のところでキリスト教画が描かれた洞窟を見る。

さあ、出発だ！
ガイドさんの後に続いてあるきます。

清流が目にも体にも涼しい。

舗装されていないけど、それなりに歩きやすい道。

道はこんな感じの砂でできている。

途中で小ブレイクポイントもあった。
でも基本はとことこ歩く。

こんな風景や・・・

こんな花が咲いていて、自然を満喫できます。

途中で橋をわたりつつ、さらに歩く。

清流を歩いた先には・・・」

昼食スポットがみえてきたー！

日本でいうとこの『やな』みたいな感じ。

ここが昼食場所、ベリスリマ村。

いい運動になったなー！

ご飯はいくつかの中から選べますが、
やはり川！ということで川魚（マス）のグリルを選びました。

大味だけどまあまあかな。

希望者はエフェスものめるよ！:)

こんな風に半野外なところだったので、
気持ちよかったです。

昼食を食べた後はバスで移動。

ヤプラキヒサル・パノラマ。

これまた絶景！

その後はバスで次の目的地、セリメモナーク（修道院）へ。

こんな感じの岩山の上にある。

目的の洞窟にたどり着くには、この岩山をのぼっていく･･･。
おおおおこわいなあー。

階段状になっているところもあれば・・・

こんな坂道もあったりして（涙
すべらないように要注意！

大分先が見えてきました。

とにかく上ります。

洞窟兼住居が見えてきました。

洞窟内部。
地下に穴が掘られて、お墓だったときがあったらしい。

このように装飾を施されています。
すごいなあ。

別の洞窟に入ります。

内部。
ここにも穴が。

人が住んでいた形跡が見られ、
何の目的で・・・と思いをはせてしまいます。

頂上付近から下界をながめる。

･･･高所恐怖症にはたまりません！！！

さて、実質最後の目的地のビジョンバレーに。
素晴らしい眺めです。

ピジョンバレー＝『鳩の谷』と呼ばれているのは、
この山の形状からきています。

山にあいている穴を『鳩の穴』とよび、そこには文字通り鳩がすんでいる。岩をくりぬき、鳩を呼び寄せ、糞を利用していたそうです。

最後は土産物屋。
なに買わされるんだろう。ドキドキ。

オニキス・デモレーションといって、
オニキスの加工現場と工場の様子を見せてくれる。

この花瓶類が完成品。

その他オニキスを加工した貴金属類も販売してましたが、すべて値札がついていないのが超怖い･･･。あ、無理な押し売りとかはありませんので大丈夫だと思います。
地下にトイレがあり利用可能です。

ここでグリーンツアーは終了。
最後にギョレメの広場まで送迎してくれ、そこからまた各ホテルへと送ってくれます。
9時半〜18時半、所要時間9時間の充実したツアーでした！